神田祭とは、東京都千代田区の神社、神田明神の祭りで、京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本の三大祭りの1つ。見どころは、平安時代の衣装をまとった500人ほどの行列「神幸祭(しんこうさい)」です。近代的な街並みを平安装束を来た人々が歩く様子はとくに印象的。神田祭の見どころやアクセスをご紹介します。
神田祭(かんだまつり)とは
© (公財)東京観光財団
神田祭とは、東京都千代田区の神社、神田明神の祭り。京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本の三大祭りの1つとされています。神田祭には、奇数の年に行われる「本祭(ほんまつり)」と、偶数の年に行われる「蔭祭(かげまつり)」の2つがありますが、一般に神田祭というと賑やかな本祭を指します。
別名「天下祭(Unification Festibal)」とも呼ばれる神田祭。その由縁は、徳川幕府(※1)を開いた徳川家康(とくがわ いえやす)にあります。ほかの武将との戦争の前には、必ず家来(けらい、Servant)に神田明神で戦勝を祈らせたそう。その後、徳川家康は見事天下統一を果たし、神田明神に感謝して立派な社殿や神輿を寄進。家康の支援により、神社で行われる祭りは現在のような盛大なものになりました。
神田祭の見どころは、平安時代の衣装をまとった500人ほどの行列「神幸祭(しんこうさい)」。神幸祭は神田明神を出発し、秋葉原の電気街や丸の内・大手町のオフィス街を通って、また神田明神へと戻ります。近代的な街並みを平安装束を来た人々が歩く様子はとくに印象的です。また、神幸祭の翌日には、神田明神周辺の町々から神輿が出されます。
神田祭の見どころやアクセスをまとめました。
※1:江戸幕府(Edo shogunate)……1603〜1867年の徳川家が治世を行った時代。江戸時代とも言われる。初代将軍・徳川家康が開き、15代目将軍・徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が明治天皇に政権を還すまで続いた。
神田祭の日程(2017年版)
2017年は、本祭の年です。祭りの日程は以下の通り。
神幸祭:5月13日(土)終日
神輿宮入:5月14日(日)終日
神田祭の会場と駅からのアクセス
神幸祭や翌日の神輿宮入は、神田明神の周辺で見ることができます。ここでは祭りの要所となる神田明神へのアクセスを紹介します。
神田明神の最寄駅は、秋葉原駅です。東京駅から行く場合、JR山手線・内回りに乗り、秋葉原駅で降りましょう。所要時間は3~4分、料金は140円です。秋葉原駅の電気街口から徒歩7分で神田明神に到着します。
神田明神
住所:東京都千代田区外神田2-16-2
神田祭の見どころ
神幸祭
© (公財)東京観光財団
神幸祭は、神田明神の周辺地域を守る神々が3つの神輿「一の宮鳳輦(いちのみやほうれん)」、「二の宮神輿(にのみやみこし)」、「三の宮鳳輦(さんのみやほうれん)」に乗って、町々を祓い清めるという趣旨で行われます。平安時代の衣装の人々は、神々の付き添いです。
この神幸祭の見どころの1つに、大きな曳き物(※2)があります。神田祭の曳き物には、鬼の首や地震を起こすと信じられている巨大ナマズを模したものなどユニークなものも。曳き物をひく人々の一団は、附け祭(つけまつり)と呼ばれています。登場する曳き物と附け祭は年によって異なります。
※2:曳き物(ひきもの)……日本の祭りでおもに男性たちが担いだり、引いたりする大きな車のようなもの。曳山(ひきやま)や屋台(やたい)、だんじりとも呼ばれる。
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東京都中央区にある築地市場は、世界最大級の魚市場として有名です。毎日、新鮮な魚介類が取引されるため、築地市場では美味しい寿司や海鮮丼を食べることができます。
しかし、築地にはたくさんの寿司屋や海鮮丼屋が立ち並ぶため、一体どの店に行けばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか。
今回は、外国語メニューが用意されているお店や、9カ国語を話せるという店主のいるお店など、訪日観光客に来店をオススメしたい店舗をご紹介します。
店名の後に書いてある「場内」「場外」とは、お店のある大まかな場所を示しています。場内場外の違いについては、MATCHAの記事を参考にしてください。
参考記事:初心者向け 築地市場の「場内」と「場外」の違いとは
1. 海鮮丼大江戸(場内)
まずご紹介するのが、場内にある「海鮮丼大江戸」です。こちらの魅力はなんと言っても、常に150種類以上のメニューがあり、自分好みの魚介類を食べられる点。マグロ、サーモン、ホタテ、カニ、ウニ、エビなどたくさんの種類の魚介をそれぞれ組み合わせた丼があります。
例えば、お店いち押しの函館丼(※1)には、函館名物のサーモン・ウニ・イクラ・マグロが盛りつけられています。小樽丼(※2)には、小樽名物のイクラ・大エビ・カニのツメ・イカ・ホタテが乗っています。このように自分の好みに合った組み合わせのどんぶりを見つけることができます。
英語での対応が可能なスタッフがいるので、日本語がわからない訪日旅行者の方でも、英語で魚の種類や味をたずねることができます。また海鮮丼大江戸では、その日の早朝にせりで落札されたマグロを仕様しているため、新鮮でおいしいマグロを召し上がることができます。
※1函館…はこだて。北海道の地名。
※2小樽…おたる。北海道の地名。2. うまい鮨勘(場内)
次にご紹介するのが、「うまい鮨勘(すしかん)」という寿司屋です。
場内の寿司屋や海鮮丼屋は、席数10席程度の小規模な店舗が多いのですが、こちらは42席と場内では広めのお店です。家族連れで来ている方や、行列に長く並びたくないという方にオススメです。「うまい鮨勘」では、秋にはサンマの寿司がメニューに追加されたりと、季節の旬の寿司ネタやセットが用意されてるので、何度来ても楽しむことができます。
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疲れた旅人を癒す町、小田原
「海外の方と話すうえで大切なことは、その人の立場に立って伝える思いやり」
そう語るオーナーの阿部さん(あべさん:左)とスタッフの小澤さん(おざわさん:右)。そんな思いを込めたホスピタリティーが評価され、侍御宿はBooking.comで8.8という高い評価を得ています(2017年3月現在)。
ゲストハウスを始めるきっかけとなったのは、イベントで訪れた海外の方がレトロな建物に喜んでいる姿を見たことだったそう。そこで、「旅籠(はたご)の復活。」をコンセプトにオープンしたのがこの「侍御宿」なのです。
旅籠とは、300年以上昔の日本に存在した、侍や当時の人々を宿泊させていた宿のこと。そのコンセプトの通り、侍御宿には長旅の疲れを癒すポイントがたくさんあります。
癒やしのポイント1.旅行者を出迎えてくれる、看板猫「ごろ吉」
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多くの鉄道路線が乗り入れ高速バスも発着する新宿は、空港や都内の各都市へのアクセスに適した、東京観光のハブとなる都市です。そのため新宿駅周辺には大型のホテルが集まり、連日多くの訪日旅行者がやって来ます。
一方、気軽に宿泊できる手頃なゲストハウスは、まだまだ数が多くありません。
本記事では2015年11月にオープンした「IMANO TOKYO HOSTEL」をご紹介します。
JR新宿駅から歩いて10分、東京メトロ新宿3丁目駅から歩いて3分、新宿の守り神として知られる花園神社のすぐそばにIMANO TOKYO HOSTELはあります。
おしゃれなバーのような外観で、一般的なゲストハウスを想像していると見逃してしまうかもしれません。
お部屋紹介
建物は5フロアからなり、2F〜5Fが宿泊施設となっています。IMANO TOKYO HOSTELでは利用者の要望に合わせ、プライベートルームやドミトリーなど数種類の宿泊部屋を用意しています。
ドミトリー
1名から利用できるドミトリー形式の部屋です。最も安価で宿泊料は3,500円から。
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世界各国から訪れる旅行者がショッピングを楽しむ街として人気の「銀座」。
その銀座に2016年春「東急プラザ銀座」がオープンしました。銀座エリアで最大級の規模を誇るこの商業施設には、訪日観光客にフォーカスした日本や東京を感じられるお店が盛りだくさん。今回は、東京みやげにぴったりなアイテムを揃える5つのショップをご紹介します。
ツーリストフレンドリーな東急プラザ銀座
東急プラザ銀座は銀座駅と有楽町駅から徒歩すぐの場所にある商業施設です。銀座の地下道から直結しているので、地下鉄から雨に濡れずに訪れることができます。
建物は日本の伝統的なガラス工芸、切子をモチーフにデザインされています。地下2階、地上11階建ての13フロアには合計125の店舗が揃っています。中でも訪日観光客に嬉しい免税店やメイドインジャパンにこだわった製品を販売するお店が多数あります。
1.「東急ハンズ」のJAPANなスーベニアショップ
「HANDS EXPO」は、何でも揃うバラエティショップ東急ハンズのプロデュース。7Fの広いスペースにはユニークな製品が所狭しと並んでいます。
他の東急ハンズとの違いは日本や東京を感じられるおみやげにぴったりなグッズが豊富に揃っているところ。世界遺産登録で注目を浴びる富士山のグッズは、デザイン性も高く日本好きでなくても喜ばれそうです。
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寿司は日本の国民食として、世界中で有名です。訪日旅行客の中には、本格的な寿司を目当てに日本を訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
東京の銀座には、寿司屋の名店が多数集まっています。しかし、名店と呼ばれるだけあって値段の高い高級店がほとんど。ディナーでひとり数万円必要なことも珍しくありません。
せっかく目の前に寿司の名店があるのに、予算の都合で食べられないのはもったいない。そこで今回は予算が限られていても、一流店の味が楽しむことができる方法をご紹介します。
その方法とは、比較的安いランチを提供している一流店を狙うことです。そうすることで、銀座の寿司屋ならではの江戸前寿司(※1)を体験することができます。
※1……江戸前寿司(えどまえずし:東京湾で採れる「旬」な海産物を使い、職人が素材に合わせて伝統的な調理技法を施した寿司のこと。約200年前の江戸前寿司が生まれた当時、海産物を新鮮な状態で提供することが難しかったため、青魚の生臭味を取るために酢でしめたり、マグロを醤油ダレで漬け込むなど、寿司職人たちが工夫したことが伝統技法の始まり)
1. 銀座 凛
「銀座 凛(ぎんざ りん)」は東京メトロ銀座駅A13出口から徒歩3分のところにあります。こちらの店では和の雰囲気漂うくつろぎの空間で寿司と和食をいただくことができます。ディナーでは平均6,000円する寿司ですが、ランチなら2,600円〜。寿司8貫に加えて、巻物や茶碗蒸しもセットになっていてお得です。
茶碗蒸しは、玉子とだしを合わせたものに、ギンナンなどの具を入れて蒸した料理です。出汁が上品で美味しいと、訪れる人の多くが賛辞をおくる逸品です。
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桜とは
海外からの観光客が日本にもっとも多く訪れるのが、春(4月)。目的は、全国各地で見ることができる桜です。
桜はバラ科の落葉樹で、東アジア・ヨーロッパ・北アメリカ大陸など、北半球の温帯に広く普及しています。春になると開くピンクや白色の花が特徴で、観賞用として植え付けされる場合が多いようです。
桜は平安時代から春の代名詞として親しまれ、文化的にも馴染みの深い花とされてきました。また桜の見頃が4月前後と日本の年度開始月に重なるため、入学や卒業、就職など人生の門出の象徴とされることも。日本人にとっても特別な花なのです。
現在日本には600を超える桜の品種が確認されていますが、その中でも明治時代以降に全国に広まったソメイヨシノが1番多く植えられている品種です。日本各地の桜を巡り、その違いを探してみるのも面白そうですね。
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ウーロン茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物は、どこでも簡単に飲むことができますが、日本茶はどうでしょうか? 意外とおいしい日本茶を味わえる場所は、日本でも少ないかもしれません。
東京・表参道に、こだわりの日本茶を提供する専門店「茶茶の間」がオープンしました。こちらではお茶を楽しむだけでなく、抹茶のデザートもいただくことができます。こちらでお茶をいただくと、デザートにはコーヒーという固定観念が崩れるかもしれませんよ。
「茶茶の間」の店主とお茶との関係
家でお茶を飲む習慣があったものの、当時は日本茶よりも紅茶や中国茶が好きだったという店主の和多田さん。
大学時代に美味しい日本茶を飲む機会が何度かあり、そのときに、日本人なのに自分の国のお茶文化を全く知らないということを恥ずかしく思ったそう。それがきっかけとなって日本茶インストラクターの資格を取得。現在では多くの人に日本茶文化を広めています。
お茶の種類とこだわり
日本で現在流通している日本茶は、さまざまな農園の茶葉や品種をブレンドしたものお茶が主流となっています。しかし「茶茶の間」では単一農園・単一品種をこだわりとしているそう。
こうすることでそのお茶がもつ本来の香りや味をを楽しむことができ、自然の味わいをも感じることができるのです。
店内には静岡県産を中心に約30種類のお茶が置かれ、限定の茶葉が販売されることもあります。
お店では全てのお茶のイメージに合わせて名前をつけているので、日本茶が分からない人でもその名前からどのようなお茶か想像することができますよ。
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どんなルームシューズだったら部屋で使うだけではもったいなく、旅行に持っていきたいと思えるでしょうか?両国の江戸東京博物館近くの手作りルームシューズのお店「MERIKOTI」ではデザインの可愛らしさはもちろん、日本風で伝統的な編み方をしたシューズを扱っています。
読者のみなさんは、どんなルームシューズだったら部屋で使うだけでなく、旅行に持っていきたいと思いますか? 両国の江戸東京博物館近くにある「MERIKOTI」では、日本風の伝統的な編み方をしたカワイイ手作りルームシューズを取り扱っています。外国人からも賞賛されていて、成田空港にも出店している人気のお店。今回はその鮮やかで暖かいお店を覗きに行きましょう!
ルームシューズを作り始めた理由
もともとこちらは靴を作るための素材を販売する会社でした。しかしある時、素材探しをしていた青森の草履職人(※1)と出会い、運命が変わります。
職人の作った布製の草履がとても履き心地がよかったため、これを商品化しようと考えるようになったのです。これが「MERIKOTI」の始まりです。こうして、伝統的な製法を用いつつ現代にマッチするデザインの、鮮やかな作品が作られるようになりました。
※1:草履(ぞうり)……藁などを編み込んで作る履物。
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英語で和食作りを学べる「TSUKIJI COOKING」では、料理教室だけでなく築地市場の場内・場外を回る「築地市場ツアー」も開催しています。本記事ではこの「築地市場ツアー」をピックアップして紹介します。
日本最大の魚市場がある「築地(つきじ)」。毎日たくさんの新鮮な魚介類が並ぶ、活気あふれる市場です。最近では魚市場自体が観光名所として知られるようになり、世界中から注目を集めています。
そんな築地市場で訪日観光客向けに英語対応の和食料理教室が開催されていることをご存知でしょうか。「TSUKIJI COOKING」は、寿司をはじめとする日本の伝統的な家庭料理を学ぶことのできる、和食好きにオススメのサービスです。
そしてなんと、「TSUKIJI COOKING」では料理教室だけでなく築地市場の場内・場外を回る「築地市場ツアー」も開催しています。本記事ではこの「築地市場ツアー」をピックアップして紹介します。
料理教室前の楽しい食材探し、築地市場ツアー
ツアーは約1時間。たっぷり時間をかけてスタッフと一緒に市場を巡ります。このツアーは料理教室の前に行われます。ツアーのみの参加はできません。
一番の醍醐味は、実際に築地市場でスタッフが魚介類を購入してくれるという点。のちほどその新鮮な食材を使い、料理教室で調理が行われます。買ったばかりの新鮮な食材で作る和食は絶品です!
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海外でも高い評価を受ける日本人建築家・隈研吾氏。東京大学の教授としても活動する氏が、東京大学キャンパス内のカフェをデザインしていることをご存知ですか? それが「廚菓子 くろぎ」。ミシュランで星を獲得している和食料理人・黒木純氏がメニューをてがける和カフェです。
留学生の集まるキャンパスで、和菓子の魅力を世界に発信
お店の建っている場所には、もともと学術研究館用の建物がありました。
東大のキャンパス内に和風カフェを作る計画を黒木氏が耳にし、「世界各国から留学生と教授が集まる東京大学ならば、和菓子の魅力をもっと海外に発信できる」と考え参加を決めたそうです。
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東京・新宿の紀伊国屋書店の1F”Books on Japan”では、2017年3月13日〜31日の期間限定で、訪日外国人旅行者向けのブースを設置し、日本の観光情報を提供。高円寺や奥渋谷、両国など個性的な街を紹介するポストカードをアンケートに答えた方に無料で配布します。意外な旅先が見つかるイベントの詳細をレポート。
東京観光で時間が余った。そんなときは書店に行こう
憧れの東京旅行。しっかりプランを立ててきたのはいいものの、予想以上に時間が余ってしまった、なんてことはありませんか?
旅行サイトで情報を探すのもいいけれど、オススメは書店。東京・紀伊國屋書店新宿本店の1F”Books on Japan”では、1年を通じて、訪日外国人旅行者向けの和洋書、英訳漫画、雑貨等など、様々な日本の姿を味わえる商品を展開しています。さらに2017年3月13日〜31日の期間限定で、訪日外国人旅行者向けのイベントを開催。新宿から日帰りで行ける隠れた見どころ、地元の雰囲気が味わえるスポットを紹介しています。また、そのスポットの雰囲気をより味わうための書籍や雑貨も合わせて置くことで、訪日外国人旅行者への観光情報を提供しています。
相撲、アート、おしゃれなバー。都内の穴場が見つかるイベント
これは、紀伊國屋書店と日本政府観光局(JNTO)、訪日外国人旅行者向けのアプリを開発するNAVITIME JAPANと訪日外国人旅行者向けメディアMATCHAのコラボイベント。特設ブースでは、都内のさまざまな場所を写したポストカードを無料で配布しています(ポストカードは、アンケートに答えるともらえます)。
ポストカードには、両国や高円寺、アメ横、奥渋谷といった都内の魅力的なスポットが。ポストカードの裏にあるQRコードを読み込むとMATCHAの記事に飛ぶ仕組みで、各スポットの詳細情報を知ることができます。
これならイベントに来たその場で旅先を決めて、すぐに出かけられそうです。
ポストカードの種類は12種類。いずれも書店員さんがそれぞれの視点で選んだ、他とは違う「ローカルな日本」に出会える土地ばかり。たとえば、以下のようなスポットを取り上げています。
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とんかつにみそだれをかけて食べる名古屋名物「みそかつ」を、東京・銀座で食べられるって知っていますか? ソースをかける普通のトンカツとは一味違う魅力をもった"みそかつ”。その発祥の店「矢場とん」の人気メニューと、人気の理由をご紹介します。
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とんかつ(※1)にはソースをかけるのが日本では定番ですが、みそかつはとんかつにみそだれをかけて食べる愛知県・名古屋地方のご当地グルメ。名古屋ではさまざまな料理に豆味噌から作るみそだれをかけて食べる風習があります。とんかつと甘めのみそだれが非常にマッチする、名古屋を代表する人気メニューです。
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「矢場とん」は愛知県名古屋市に本店をもつ“みそかつ”の専門店。「矢場とん」の初代店主が、串かつ(※2)を、豆味噌でもつを煮込んだどて鍋に浸して食べてみたらおいしかったことから、みそかつは生まれたといいます(※みそかつの発祥には諸説あります)。
※2:一口大の豚肉を串に刺して揚げたフライ