この3月にロンジェルスから『UMAMI BURGER』が上陸し、大きな話題を呼んでいるが、日本のハンバーガーも負けていない。最近は、レストランでも専門店顔負けの“本気バーガー”を出す店が急増。肉ブームとカジュアルレストランの流行も後押しし、グルメバーガー人気がますます高まっている。
なかでも、見逃せないのが、ミシュランの星付きレストランのシェフによるランチ限定ハンバーガー。汐留の『パークホテル東京』内にある『タテル ヨシノ ビズ』には、フレンチの巨匠と言われる吉野 建シェフが考案した極上バーガーが。もともとはホテルのラウンジのメニューだが、その美味しさが評判を呼びランチ時にのみ提供するようになったのだという。
ハンバーガーはアメリカ料理のイメージが強いが「ベースに忠実にフレンチの技法を加えた」ハンバーガーが吉野流。パティの重量は150gとボリューミィ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタードをお好みで加えるスオールドアメリカンスタイルで肉の旨みを楽しませる。
タテル ヨシノ ビズのビズ・バーガー
チェダーチーズとレタス、クリスピーベーコンなど具材はシンプルでもバランス感のよさは秀逸。1日15食限定。1900円
住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー 25F
スターシェフ渾身のハンバーガーと同時に注目したいのが、肉自慢のレストランのハンバーガー。カジュアルな良店が多い三宿に昨年オープンした『ルリイロ』では、土日祝のランチ限定でハンバーガーが登場。
炭火で焼くパティの美味しさはもちろん、具材のバランス感のよさも抜群。専門店はもちろん、レストランでもこだわりバーガーが食べられるのは、ハンバーガーファンにとって嬉しい限りだ。
ルリイロのルリイロバーガー
目玉焼きやスモーキーなベーコンなど具だくさんで食べごたえあり。ほかにラタトゥイユバーガーやアボカドバーガーも人気。1500円
■ルリイロ
住所:東京都世田谷区池尻3-16-3
小寺慶子(フードライター)
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