【東京ランチ】ミシュラン星付きのレストランや、肉自慢のお店で食べる絶品ハンバーガー

21.April.2017 | FEATURES / FOOD

この3月にロンジェルスから『UMAMI BURGER』が上陸し、大きな話題を呼んでいるが、日本のハンバーガーも負けていない。最近は、レストランでも専門店顔負けの“本気バーガー”を出す店が急増。肉ブームとカジュアルレストランの流行も後押しし、グルメバーガー人気がますます高まっている。

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なかでも、見逃せないのが、ミシュランの星付きレストランのシェフによるランチ限定ハンバーガー。汐留の『パークホテル東京』内にある『タテル ヨシノ ビズ』には、フレンチの巨匠と言われる吉野 建シェフが考案した極上バーガーが。もともとはホテルのラウンジのメニューだが、その美味しさが評判を呼びランチ時にのみ提供するようになったのだという。

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ハンバーガーはアメリカ料理のイメージが強いが「ベースに忠実にフレンチの技法を加えた」ハンバーガーが吉野流。パティの重量は150gとボリューミィ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタードをお好みで加えるスオールドアメリカンスタイルで肉の旨みを楽しませる。

 

タテル ヨシノ ビズのビズ・バーガー

チェダーチーズとレタス、クリスピーベーコンなど具材はシンプルでもバランス感のよさは秀逸。1日15食限定。1900円

 

タテル ヨシノ ビズ

住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー 25F

 

 

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スターシェフ渾身のハンバーガーと同時に注目したいのが、肉自慢のレストランのハンバーガー。カジュアルな良店が多い三宿に昨年オープンした『ルリイロ』では、土日祝のランチ限定でハンバーガーが登場。

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炭火で焼くパティの美味しさはもちろん、具材のバランス感のよさも抜群。専門店はもちろん、レストランでもこだわりバーガーが食べられるのは、ハンバーガーファンにとって嬉しい限りだ。

 

ルリイロのルリイロバーガー

目玉焼きやスモーキーなベーコンなど具だくさんで食べごたえあり。ほかにラタトゥイユバーガーやアボカドバーガーも人気。1500円

 

ルリイロ

住所:東京都世田谷区池尻3-16-3

 

 

 

小寺慶子(フードライター)

 

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  • 【東京ごはん】インドに行ったことのないシェフが妄想で作ったインドカレー 高円寺「ネグラ」

    15.May.2017 | FEATURES / FOOD

    「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための連載。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き村田倫子ちゃんが、都内のカレー屋さんを訪ねます。今回は高円寺「ネグラ」へ。

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    一度好きになったらもう抜け出せない魅惑の街、高円寺。

    ここ最近、そんな高円寺で飲むと、必ずと言っていいほど話題になるお店があった。「あそこ、行った?」「これから行こうと思ってる!」

    酒の席でこう何度も名前が挙がるお店もそうそうない。

    時を同じくして、倫子ちゃんからカレーの取材でここに行きたい!と連絡が入った。

    “妄想インドカレー”こと「ネグラ」!

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    高円寺駅南口から徒歩2分。エトアール商店街にあるこちらのお店。

    誰もが気になるであろうこのネーミング。

    そう、ここはインドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトなのだ。聞くだけで楽しいこのコンセプトが、店名よりも先に街に定着したという。正式な店名「ネグラ」は、お店は切り盛りする二人の学生時代の溜まり場(店主の実家の離れ)の愛称をそのままお店に付けたのだとか。ワクワクしながらお店を開けると、さらに胸が高鳴った!

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    まさに溜まり場を彷彿させるような、所狭しと並ぶ面白い小物や本。

    壁一面に描かれたカラフルでダイナミックな絵。

    アートディレクションは苦虫ツヨシさん。ロックフェスなどのイベントのデザインも手がけるアーティストだ。

    言われなければインドに行っていないとは到底思えない店主の大澤さん(お写真がないのが残念すぎるほど!)は、物腰が柔らかく、とても優しい人。

    「店主がすごくインドっぽい雰囲気なので、何も言っていないのにインドで修行をしたと思われがちなので、もう店名から妄想って言っておいた方がいいかもと思って・・・」

    その傍らで笑いながら話す可愛い女性、近藤さん。

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    一体どんなカレーが来るのだろう!

    メニューは、季節の素材や同じく旬な妄想を元に日替わりで作られる。今日の妄想メニューは、葉玉葱とトマト、菜の花とアサリのサグの合いがけ(1000円)。トッピングは、金柑と胡椒のチャツネ(200円)。しびれるチャイ(500円)もオーダー!

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    1皿でこの存在感!2種のカレー、トマトにさやえんどう、人参など色とりどりの野菜もかなり贅沢!どこから食べようか迷ってしまう。

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    ガツン!と気持ちいほどスパイシーなチャイも他では味わえません。

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    「お、おいしい!」と声を上げる倫子ちゃん。続けて、「優しい!」と言うその言葉通り、軽やかにスプーンが進む味。

    スパイスと食材の見事なバランス融合!辛過ぎないから素材の味もしっかり、だけど、スパイスの後味はじっくり引く。

    味わいはもちろん、このバランスも初体験!“妄想だからこそ”のインドをしっかり感じました。無限の可能性を秘めたインドと、私たち人間の最大の強み、想像力(妄想力)!そのタッグは最強。

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    お店の遊び心に溢れた店名や内装、2人の柔らかい人柄を見て、ほっこりゆるい雰囲気を感じる人もいるかもしれない。

    でも、それだけじゃない。

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    イマジネーションと自由を以って何かに挑戦するというのは、とても覚悟がいることなのだ。

    そして、答えのないその味で多くの人を喜ばせるなんて、本当にすごいことなのだ。

    31410-170308_ks_00177思い出の溜まり場を店名に、前代未聞の挑戦に乗り出した2人が築いた、「妄想インド」という王国。

    ちなみに、高円寺は度々「日本のインド」などと揶揄される。

    妄想は、最強で最速の旅。

    ここでしか味わえないカレーと空気を堪能しに、“インドの中のインド”に一度来てみてほしい。

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    model:Rinko Murata @rinco1023

    Source:She magazine

     

    ■Information

    ネグラ(妄想インドカレー)

    住所:杉並区高円寺南3-48-3

    営業時間:13:00~21:00

    定休日:月・火曜

    ※ 出店などで営業が不規則になる時もあるため、詳しくは公式FBページを

    https://www.facebook.com/negura.curry/

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