飛騨高山の旅館「本陣平野屋 花兆庵」は『華やぎ』『眺』『麻葉』『碧』4タイプの新客室をオープン。急増するインバウンド観光客を見越し日本の伝統建築を活かしつつ、心地よさも実現した新客室にするため日本の伝統建築と岐阜県ならではの「木」を活用し総工費1億8千万円をかけリニューアルした。
最上階 貴賓室『華やぎ』
最上階の部屋の眼下に位置する名所「高山陣屋」のながめを独り占めする圧巻の90平米。
宿泊料金:1名様47,520円~(税込・2名様1室利用時)
人数:2~5名
URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/kihin.html
ジュニアスイートルーム『眺』
最上階から見渡す飛騨高山の町の景色が広がる。60平米の和洋室は、飛騨高山の家具「柏木工」のカウチソファで部屋の名のとおり「眺(ながめ)」を楽しめる。
宿泊料金:1名様42,120円~(税込・2名様1室利用時)
人数:2~5名
URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_nagame.html
ジュニアスイートルーム『麻葉-あさのは-』
3階一番奥にあるまるで隠し部屋のような和洋室「麻葉」。岐阜県特産のモザイクタイルをふんだんに使ったお風呂はジャグジー付きで、しかも24時間入浴可能という贅沢さがうれしい。
宿泊料金:1名様42,120円~(税込・2名様1室利用時)
人数:2~5名
URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_asanoha.html
ジュニアスイートルーム『碧』
「碧(あお)」という部屋の名前のイメージの和洋室。浴室にはステンドガラスがあしらわれており、バスタイムを楽しめる。
宿泊料金:1名様39,960円~(税込・2名様1室利用時)
人数:2~5名
URL:https://ssl.honjinhiranoya.com/guestroom/jr_ao.html
自然あふれる高山の街中に位置する花兆庵で贅沢な時間を過ごそう。
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京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年10月1日(土)~10月31日(月)の期間中に、月の名所・嵐山で雅楽の音色に包まれ、秋の月を愛でる「観月の夜奏会」を開催する。空に光り輝く月の下、雅楽の演奏に耳を傾けながら月見酒を味わうアクティビティとなっている。
嵐山は平安貴族が別荘を構えて自然を愛でた風光明媚(ふうこうめいび)な場所。かつて平安貴族は美しい秋の月を眺めながら酒を酌み交わし、管弦楽に興じながら秋の夜長を楽しんでいた。 古くから嵐山は月の名所とされ、嵐山の名所「渡月橋(とげつきょう)」は、鎌倉時代に亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る(「曇りのない夜空に、満月が橋を渡っていくようだ」の意味)」と述べたことが名前の由来。星のや京都が位置する奥嵐山は街の光が届かない場所にあるため、昔から変わらない月明かりを眺めることができる。 「観月の夜奏会」では、月を眺めながら雅楽の生演奏を楽しむことができる。雅楽は平安時代に確立し、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている日本の伝統文化で、古くから宮中の儀式などで演奏されてきた。本アクティビティで奏でられる龍笛(りゅうてき)は、軽やかで透き通るような音色を持つ横笛だ。平安貴族がかつて月を愛でながら管弦楽に興じていた風情そのままに、奥嵐山の静かな渓谷にこだまする龍笛の音色に耳を傾けてみよう。 月見酒は「月賞(げっしょう)」という日本酒で、京都市嵯峨地域で栽培された酒米「祝(いわい)」でつくられた純米大吟醸酒。月賞という名前は、平安貴族が嵐山の地で月を鑑賞しながら酒を酌み交わしていたことに由来している。静かな奥嵐山の月明りの下、月見酒を味わうことで、平安貴族さながらに優雅な時間を過ごしてみてはいかが? Information
観月の夜奏会
期間:2022年10月1日(土)~10月31日(月)
時間:20:00~21:00
料金:無料
予約:不要対象:宿泊者
Official Site:https://hoshinoya.com/kyoto/
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京都府亀岡市・湯の花温泉の宿「すみや亀峰菴」は、世界的に活躍する現代美術家・柳 幸典(やなぎ・ゆきのり)氏の構想に基づき大規模なリノベーションを行い「現代アートの中に泊まれる」客室を2022年4月28日(木)にオープンした。アートルームプロジェクトとして新たに誕生した客室の名称は「呼風(こふう)」。
天と地をつなぐイカロスの回廊
夕暮れとともに虹があらわれる天の風呂
久住氏の左官技と石井氏の織部釉の陶板による地の風呂
柳氏によるアートルームプロジェクトのコンセプトドローイング
アートルーム「呼風」は、現代美術家・柳幸典氏の作品世界を一晩滞在しながら体験できる、露天風呂付きスイートルーム。昨年4月にリニューアルオープンしたロビー兼ギャラリーと共通する鉄製の扉を入ると、柳作品の象徴とも言える回廊が出迎え、その先にはベッドルームやダイニングルーム、そして2つの独創的な露天風呂が広がる。陶芸家・石井直人氏、帯匠十代目・山口源兵衛氏、左官職人・久住章氏、和紙職人・ハタノワタル氏ら、京都・丹波を拠点に伝統の技を振るう作家・職人たちと、柳氏との協働によってつくりあげられた現代アート作品としての空間では、料理長・細井久仁彦による料理とともに、唯一無二の宿泊体験を愉しむことができる。 アートと一体化できる「呼風」で至福のひと時を過ごしてみてはいかが?Information
すみや亀峰菴
所在地 : 〒621-0036 京都府亀岡市稗田野町柿花宮ノ奥25番地
「呼風」詳細: https://hakutai.sumiya.ne.jp/artroom-kohoo/「呼風」宿泊予約: https://reserve.489ban.net/client/sumiya/0/plan/id/119287/stay?noSearch=1
Official Site: https://www.sumiya.ne.jp/
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栃木県鬼怒川温泉にある温泉旅館「界 鬼怒川」は、2022年1月10日(月)から3月28日(月)までの期間限定で「200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー」を開催する。栃木県伝統工芸品「黒羽藍染」の技を今に伝える若手職人・小沼 雄大(おぬま ゆうた)氏の案内のもと、工房を見学。デザインから型紙制作、染め上げまでの全工程を担う、小沼氏の技や使い込まれた道具、200年引き継がれてきた藍甕(染料の藍汁をためておくかめ)を見ることができる。また、老舗紺屋(江戸時代に染物屋を指した言葉、またはその主人のこと)ならではの伝統的な模様から、小沼氏が生み出したオリジナルのものなど、約6000種もある模様の中から生まれた作品や、その元となる型紙を見学できるのも魅力だ。
黒羽藍染職人・小沼 雄大氏と藍甕
黒羽藍染とは栃木県伝統工芸品に指定されている藍染め。初代、紺屋新兵衛が舟運が盛んだった野州黒羽の地(現在の大田原市黒羽地区)に藍甕を埋め込み、材木商の印半纏(背・えりなどに家号・氏名などを染め抜いた、はんてん)を染めていたのがその始まり。豆汁に松の根を燃やして作る良質なすす(松煙墨(しょうえんずみ))を混ぜて、下染めする技法を用いており、藍の色合いが濃く、色褪せにくくなるのが特徴的となっている。型紙を彫る様子
工房では、小沼氏から黒羽藍染の特徴や歴史の説明を受けた後、実際に小沼氏が使っている型紙や道具、藍甕を見学しながら、「型染め」と呼ばれる伝統技法のプロセスを教わることができる。デザイン考案から、染めるための型紙づくり、糊付け、染色、洗い、乾燥など、多くの工程が職人一人の手で行われていることを知ることができ、一見、深い茶色に見える藍甕の液を通した布がなぜ、鮮やかな藍色になるのか、どのように濃淡をつけるか、その秘密を代々引き継がれてきた藍場(藍甕が並ぶ場所)を見ながら解説する。多彩な模様が特徴の小沼氏の作品
工房に併設されているギャラリーには、小沼氏が手がけた作品が並ぶ。市松模様や麻の葉模様など、老舗紺屋ならではの古典模様から、小沼氏自らがあみ出したオリジナルのものまで、約6000種類の模様を駆使して多彩な作品が生み出されている。作品を見るだけでも楽しめるが、模様に込められた縁起担ぎの意味合いや当時の文化を作り手から教わることで、より黒羽藍染の奥深さを知ることができる。また、型紙を使わない、小沼氏オリジナルのモダンな模様や、マスクやスニーカーなど現代の生活にも取り入れやすい作品も見どころだ。黒羽藍染をしつらえた客室 「ご当地部屋 とちぎ民藝の間」
黒羽藍染の灯籠
オリジナルのバック
界 鬼怒川のいたる所で黒羽藍染に触れることができる。客室には小沼氏が手がけたベッドライナーや障子、クッションなどを設えている。中庭を囲む通路には麻の葉模様が施された藍染めの灯籠が並び、夕暮れ時になると暖かい光が足元を照らす。また、ツアー参加者の特典として、小沼氏が今回のために制作したオリジナルのバックをプレゼント。型染めで染め上げられた菊の柄と小沼氏オリジナルの模様の2種から選べぶことができ、館内を移動する際の小物入れにもぴったり。黒羽藍染の団扇が並ぶ湯上がり処
黒羽藍染の200年の歴史に触れることができる工房ツアーに参加してみては?Information
200年の歴史を継ぐ黒羽藍染の若手職人による工房ツアー
期間:2022年1月10日、2月7日、14日、21日、28日、3月7、14、21、28日
時間:宿泊翌日13:00~15:00
場所:「黒羽藍染紺屋」 栃木県大田原市黒羽向町88(現地集合解散)
詳細・受付:https://www.hoshinoresorts.com/sp/tewaza/にて4日前まで受付 -
北アルプスの麓にたたずむ温泉旅館「界 アルプス」は、2022年2月1日(火)に、竹あかりに包まれる「信州かまくら体験」を販売開始する。「界 アルプス」が位置する大町市は、信州の中でも雪が多く降る地域で、厳しい冬と共に暮らす知恵が根付いている。 長野県は「宇宙県」と呼ばれるほど星を綺麗に観ることができる。かまくらの中に、信州の星空をイメージしたデザインの竹灯籠を設え、かまくらのまわりには安曇野市の穂高神社で開催されている安曇野神竹灯を模した竹灯籠が並ぶ。真っ白な雪景色の中に、竹の中で揺れるあたたかい光が広がり、優しい灯りに包まれることができる。
このアクティビティでは、かまくらの中でゆっくりと過ごせるように、こたつと信州ならではの装いである「猫半纏」が用意されている。猫半纏とは、南木曾ねこの愛称で知られ、現在も日常的に使用されている防寒具。「猫」と呼ばれるようになったのは、「ねんねこ半纏から」「作業をしている姿が猫背だから」「猫のように温かい」など諸説ある。また、大町市の酒蔵「北安酒蔵」で作られている甘酒と信州名物の野沢菜漬けのおやきが提供される。猫半纏を身に付け、温まりながらゆっくりとかまくらで甘酒とおやきを堪能してみては? 信州ならでは冬の過ごし方を体験できるアクティビティをお見逃しなく! Information
信州かまくら体験
期間:2022年2月1日(火)~2月28日(月)
料金:1名2,000円(税込・サービス料込)
予約:公式サイトにて7日前までに要予約
定員:各回1組 *1組2~4名
場所:界 アルプス
時間:19:00~19:45/20:00~20:45
対象:宿泊者限定
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaialps/ -
家で過ごす時間が増えて、外出することが減ってしまった今日この頃。しかし、時には外出して気分転換したい時もあるはず。そこで、安全にゆったり充実した一日を楽しめる個性的なカフェをご紹介しよう。 【埼玉県】おふろcafe bivouacおふろ上がりの快適さを追及したカフェ。充実のおふろ・サウナ、採れたて野菜たっぷりのヘルシーな料理を楽しむことができる。
詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/497169 【岐阜県】体験カフェ高山善光寺岐阜県高山市の街中にある宿坊「Temple Hotel善光寺」がオープンした、文化、仏教体験ができるお寺カフェ。 詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/484250 【東京都】HANARIDA毎週日曜日はスマホ・PCの使用はNGの、デジタルデトックスカフェ。店内に飾られた花や木々に癒される空間が広がる大人の秘密基地では、ドライフルーツティーを始めとするスペシャルドリンクがラインアップする。 詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/493590 TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON) -
宿泊施設やレストランなどを手掛けるSaikaが、広々とした館内に全6室という贅沢なスモールラグジュアリーをうたった高級旅館「ICHIJO」を2021年9月22日(水)にグランドオープンした。
食事処 物見遊山
ICHIJO 地獄蒸し
ICHIJO「地獄蒸し 松葉蟹」
客室「雅」
客室「楚々」
貸切風呂「山景」
貸切風呂「海」
オープンラウンジ「漁火 ISARIBI」
瞑想室「無 MU」
スムージー&スープショップ「mellow」
食事は漁師町であり、仲買人でもあるSaikaの強みを生かして、自らが目利きした鮮度抜群の旬の魚介類や、但馬牛、八鹿豚、地元の野菜をふんだんに使用した豪華な料理をビュッフェ形式で好きなだけ味わうことができる。さらに、秋や冬には地元のブランドガニである香住ガニや松葉ガニも登場する。季節ごとの出汁がしみ出た「炊き込み漁師飯」、新鮮なお刺身、自家製干物の炭火焼きが楽しめる他、ゲストが自ら選んだ食材を大型の蒸し器で目の前で蒸しあげて提供する「ICHIJO 地獄蒸し」では、大量の蒸気が立ち上がる非日常の演出も魅了の一つ。食事時間以外では、ラウンジ、ワークスペース、ブックスペースとしても活用することができる。また、館内はオールインクルーシブで、追加料金は一切かからず地酒や生ビール、ソフトドリンク、おつまみ等を好きなだけ楽しめるのも嬉しい。 2室ある天然香住温泉を源泉とした貸切風呂も充実しており、「海 KAI」には遠赤外線サウナ、「山景 SANKEI」にはミストサウナが設置され、温泉と共にサウナを楽しみつつリラックスすることができる。また、隣接する姉妹宿の「さだ助」の大浴場(露天風呂付き)も利用可能という嬉しいサービスも。さらに、癒しを体だけでなく心からもという想いから、瞑想室での瞑想も体験可能となっている。 ICHIJOの店内に、スムージー&スープショップ「mellow(メロー)」も同時オープン。ICHIJO宿泊のゲストは店内から、宿泊しない一般のゲストもテイクアウト窓口から購入可能。農業も営むSaikaが育てた果物や野菜、山陰地方で育てられた美味しい素材を使ったこだわりのスムージーやスープは絶品なのでこちらもお楽しみに。 贅沢な時間をICHIJOで堪能し、心も体もリラックスしてみては?