まもなく創業140年を迎える、きもの総合加工の有限会社安藤孝染工場は、色無地をスマホ上でカスタムメイドできるサービス「WA TAILOR(ワ テイラー)」を2018年6月1日(金)に提供開始する。着物離れが進む現代に「WA TAILOR」を通じて着物と触れ合う機会を提供し、興味を持ってもらうきっかけを作ることが目的だ。
同サービスでは、自分で寸法を入力し、白生地の種類(10種)を選択。次に、染め色(28色)・長襦袢(5色)・帯(10種)・帯締め(24色)・帯揚げ(24色)を選ぶ。リアルタイムでモデルツールに反映されるため、色の組み合わせを見ながら選ぶことが可能だ。
安心してネットで着物を購入できるよう、希望の人に生地見本を無料配布するサービスも実施。また、購入後には、染め上がり確認用の生地(一部)の送付もされる。
注文後、約10日で染め上がりの生地見本を送付し、最長で2ヶ月で仕立て上がりの商品が納品される。
着物を着たことがない人も、これを機にチャレンジしてみてはいかが?
WA TAILOR(ワテイラー)
提供開始日:2018年6月1日
価格:着物セット158,000円(長襦袢と帯付き)着物単体78,000円
URL:https://watailor.jp/ (6月1日開設)
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グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。 QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。
古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。 伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。 日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。 Information
monopo × 織楽浅野
Official Site:https://obiproject.monopo.net/
映像リンク:https://vimeo.com/724915502 -
日本の文化・伝統、「日の丸」をもっと身近に感じてほしいという思いから始まった「日の丸フェスティバル2022」が、今年も開催が決定した。2022年11月20日(日)に、日比谷・銀座エリアにて行われる。メインイベントは、日の丸を片手にさまざまなパフォーマーが街を練り歩く「日の丸パレード」。日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)を起点に有楽町・銀座エリアと東京・日本橋エリアを通り、 常盤橋公園までの2.9kmを約1時間かけて街を歩くパレードでは、日の丸を掲げる旗手隊、迫力ある和太鼓のライブパフォーマンス、マーチングバンド、阿波おどりなどのパフォーマーがパレードを盛り上げる。一般参加も受け付けており、着物着用で日本文化を満喫しながらパレードに加わることもできる。そのほか、チーム・団体参加も可能。
Information
「日の丸フェスティバル2022」
日程:2022年11月20日(日) 13:00~15:00
主催:日の丸フェスティバル実行委員会
公式ウェブサイト:https://hinomarufes.com
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リユース着物専門店「たんす屋」のアップサイクルプロジェクトとしてSDGs企画から生まれた新ブランド「KimoNoir(キモノアール)」のアンテナショップ2号店舗が青山にオープンした。同ブランドは、絹製の素晴らしい着物であるにも関わらず、シミや色褪せ、あるいは色や柄のデザインがトレンドではないという理由から人気の無くなった製品を、もう一度黒染料で丸ごと染め上げることで新たな価値を与えようという試みから誕生した「黒染め着物」ブランド。金糸、銀糸部分が染まらずに輝いたり、元の柄が漆黒のマテリアルの中にやんわり浮き出るなどして偶然に生まれた独特の風合いが魅力として、注目を集めている。
浅草エキミセ内「MEGAたんす屋」に続くアンテナショップ2店舗目となる青山店では、渋谷駅や表参道駅からも徒歩圏内という好立地に加え、ベテランスタッフが対応してくれるため、相談がしやすいのも魅力、また、ほぼマンツーマンで教えてもらえる着付レッスンが10回無料というのも嬉しい。完璧に計算し尽くされた通常の着物とは異なる、キモノアールならではの黒染め着物の新境地を楽しんでみては。 Information
「KimoNoir」のアンテナショップ2号店 たんす屋青山店
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ103号室
定休日:火曜日
営業時間:10:00~19:00
オフィシャルサイト:https://tansuya.jp/store/tansuya-aoyama/
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aimmeは東京原宿店にて撮影した成人新ビジュアルをリリースした。 aimmeは、記念写真を取り扱うフォトスタジオ。一般の方をプロモデル気分へといざなう、新感覚のシチュエーション提案とディティールにこだわったビジュアルセンス、ヘアメイク力、カウンセリング力を武器に常に最先端をいく。 今回の広告撮影で使用している振袖および帯は全てaimmeオリジナル。 オリジナルの色染めによって実現させた既製品にはない絶妙なカラーリング表現や、シンプルながらも華やかさを感じさせる地模様生地を表現するためのシンプルな背景だ。 朱殷-shuan-
ニュアンスをきかせたアップスタイルは無造作感を残してドライな質感に。メイクはシンプルに赤リップを際立たせた。アイメイクのホワイトラインをさりげないポイントに。 藍花-aihana- ウェットな質感とブルーのアクセントカラーで個性的かつ抜け感のあるメイクに。粋な雰囲気のシニヨンスタイルで髪型を仕上げた。黒のヴィーガンレザーに、色トーンを変えてあしらった総柄はシンプルな中にも目を引くデザイン。 墨鶯-sumiuguisu- タイトなシニヨンにニュアンスを加えて。メイクはイエローグリーンのアイメイクでアクセントを出した。 コーディネートやヘアメイクはもちろん、帯結びにまでこだわってスタイリング。通常、見せるために作られていない裏地は、あえて見せたくなるような配色に仕上げた。帯揚げ・帯締めともリンクさせて、さりげなくスタイリングのアクセントになる。 スタイリストコメント
スタイリングを担当したのは、aimmeブランドマネージャー浅田。「いまを生きる私たちの心が動くもの。作り出す私たちの心が動くかどうかを軸に、たくさんの方の心に届き、意思を持って選んでいただけるオリジナルラインを展開致します。決して派手ではない外見ですが、見て、触れて、感じていただければaimmeとしてこだわり抜いた唯一無二の感じとっていただけるはずです。」 aimme新作のオリジナル振袖に注目しよう! -
株式会社ukitamは、2021年春に⼭形県⽩鷹町の歴史ある旧奥山邸をリノベーションし、着物の世界を起点に地域の魅力を伝える”きものリトリートホテル”をテーマとする宿泊施設「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸」を開業する。
旧奥山邸は米沢藩を救った上杉鷹山と所縁のある建物であり、そこには歴史と物語が紡がれている。その貴重な建物を創業400年の呉服店 株式会社とみひろが引き継ぎ、開業に向け準備を進めている。 「NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸」は、着物の世界から地域・日本文化や身体を考える、リトリート(日常を離れ自分に向き合う休息)施設を目指していく。 “地域の文化・生業” 体験プログラムの提供
施設の利用客が着物文化・白鷹町の文化・当地の生活文化などを体験できるプログラムを展開。地域の農家や商店、事業者等と連携を図りながら、伝統工芸の体験や、田植えや稲刈り、雪かきなどの“暮らし”体験まで、白鷹ならではの貴重な体験の場を創出する。 山形県白鷹町に残る歴史的建物「旧奥山邸」の新しい出発に、乞うご期待。 Information
NIPPONIA 白鷹 旧奥山邸
住所:山形県白鷹町浅立183番地1
アクセス:
山形駅より 車:約50分 ※山形新幹線停車駅
赤湯駅より 車:約30分 ※山形新幹線停車駅
山形空港より 車:約1時間 -
「Relier81」を代表するアイテム・デッドストックの帯を使用した「OBI(帯)スクエアサンダル」を、生地の色や柄を厳選した「UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)」別注アイテムとして、2020年5月7日(木)よりUNITED TOKYO公式オンラインストアにて発売する。
Relier81とは
「Relier81」は京都を拠点に、日本の伝統や文化、職人の技術を永く大切に残していきたいという信念のもとアップサイクルに取り組むブランド。 着物を着る機会が少なくなった現代では、使われることなく眠っている美しい着物や帯が溢れているが、時代の気分に合わせ「カタチ」を変えることでもっと身近に着物取り入れられるのではないかと考え、現在はレディースシューズをメインに商品を展開している。 OBI スクエアサンダル 29,700円(税込)1サイズ(23〜23.5cm)、2サイズ(24〜24.5cm)
今回はそうしたブランドの信念への共感から、MADE IN JAPANに拘る「UNITED TOKYO」とのコラボレーションが実現した。「Relier81」を代表するアイテム「OBI(帯)サンダル」をベースに、「UNITED TOKYO」デザイナーがデッドストックの生地の中から帯を厳選し、別注アイテムとしてサンダルを発売する。OBIスクエアサンダルでは12種類の帯を使用しており、インソールには低反発素材を2種類使用。足への負担を軽減、疲れにくい履き心地を実現している。 桐たんすで着物や帯を保管するという昔からの日本の文化にちなんで、商品は両ブランドのロゴの焼印が入った桐箱に入れて配送。細かい部分にもこだわりが詰まっている。商品の生産は全て日本で行っているが、職人の高齢化にともない後継者不足に悩む企業が多いというのが現状。生産背景にもフォーカスしてほしいという思いから一足の靴が出来上がるまでの工程を生産工場の協力のもと撮影し、「UNITED TOKYO」の公式オンラインストアにて公開する。 今回のコラボレーションアイテムを通して日本の伝統産業に触れてみては?