カワイイ文化の先駆者として国内外で活動し、国籍・性別・世代を問わず支持を集めるアートディレクター・増田セバスチャン。彼による著書「世界にひとつだけの「カワイイ」の見つけ方」が2018年6月11日(月)に発売される。
増田セバスチャンは、原宿で熱狂的なファンを持つコンセプトショップ「6%DOKIDOKI」のプロデューサー。また、きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」のMV美術を手がけたことで世界的に注目を集めた。2014年にニューヨークで開催した個展を機に海外でのアーティスト活動を本格化。現在は広告や商品のアートディレクション、映画監督、コンセプトレストラン「KAWAII MONSTER CAFE」のプロデュースなどを手掛けている。さらに、世界各地で講演会やワークショップを行っている。
本書では、これまで自身のアイデンティティを貫き、その活動が世間に広く認められるようになった増田セバスチャンが、数々の苦難を乗り越えてたどり着いた「自分らしく生きる」ための秘訣をたっぷり紹介。女子高生からサラリーマンまで、誰もが「自分に素直に生きられる」ヒントが詰まっている。
「自分らしく生きる」増田セバスチャンから「自分らしさ」とは何なのか、考えるきっかけを与えてくれる一冊になりそうだ。
■Information
増田セバスチャン 「世界にひとつだけの「カワイイ」の見つけ方」
発売日:2018年6月11日(月)
価格:本体1,300円+税
TALENT PROFILE
増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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アーティスト・増田セバスチャンがクリエイティブディレクションを務める新たな寿司レストラン「SUSHIDELIC」(スシデリック)が、米ニューヨーク・ソーホーに2023年6月28日にオープンする。
世界のセレブに愛された原宿「KAWAII MONSTER CAFE」を生み出した “King of Kawaii”増田セバスチャンが、米ニューヨークで新コンセプトの寿司レストランをディレクション
独特な色彩感覚からアート、ファッション、エンターテインメントの垣根を越えて作品を制作するアーティスト・増田セバスチャン。彼が全面プロデュースしたコンセプトレストラン「KAWAII MONSTER CAFE」(以下、KMC)は、2015年8月に原宿にオープンするやいなや、BLACK PINKのジェニーやケイティ・ペリー、アリアナ・グランデなど世界のセレブも来店するなど、一躍東京の人気スポットとなった。世界にKawaii文化を発信しつづける彼が次に手掛ける作品の舞台は、現在の活動拠点であるアメリカ・ニューヨーク。アメリカで一番人気の日本食であり、すでにライフスタイルに溶け込んでいる「寿司」を、全く新しい視点でアップデートさせた寿司レストランが誕生する。
「Immersive Kawaii Experience」を提供
テーマは「Immersive Kawaii Experience」。店内に一歩入るとまるで異世界に迷い込んだようなサイケデリックでアイコニックな空間が広がる。ゲストを案内するのはカラフルなオーダーメイドの衣装を身に纏ったキャストたち。天井には、3匹の猫のアートが展示され、回転すると正面からは想像できない秘密のヴィジュアルが現れる。カウンター席から楽しめる回転寿司レーンは、ピンク色の特注品。流れてくるのは寿司だけではない⁉︎増田セバスチャンの”Kawaii”を見て触れて食べる、単なるレストランでの食事を越えた「没入型のカワイイ食体験(Immersive Kawaii Experiences)」が提供される。
日本人シェフとAUTEC, Incがメニュー開発をバックアップ
オリジナルメニュー開発にあたり、日本人シェフとAUTEC社が全面的にバックアップ。独創性溢れるメニューを今回増田セバスチャンと一緒に考案したのは、日本人シェフのHiroki Abe氏。2001年に渡米後、ニューヨークの日本食レストラン「EN Japanese Brasserie」などでエグゼクティブシェフを務め、現在はアメリカ現地の企業イベントやホームパーティにひっぱりだこの人気プライベートシェフとして活躍している。また、技術面では、北米にて自動寿司マシンのシェアナンバーワンを誇るAUTEC社がサポート。日本人シェフ、日本のフードテックが「Kawaii」と融合し、美味しくて新しい日本の寿司が提供される。
KMCに続き音楽プロデューサーRAM RIDERが店内BGMを担当
没入体験に欠かせない店内BGMは、KMCに引き続き音楽プロデューサーのRAM RIDERが担当。SUSHIDELICの世界観を表現したアンビエントな楽曲は、このために書き下ろされた全編70分にわたる完全なる新曲。ゲストの体験をさらに豊かなものへと導く。
プレオープンには多くのニューヨーカーが来店!SNSですでに話題に
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最新ファッションとトレンドが集まる街、NYソーホーにオープン
最先端のファッションとトレンドが生まれるニューヨーク・マンハッタンの中でも、多くのファッションブランドが路面店を構えるなど特に感度の高い人々が集まるソーホー地区。SUSHIDELICはそんなソーホーエリアの中心地、177 Lafayette St.にオープンされる。
最新情報は今後も随時公開予定とのこと。日本が誇る2大カルチャー「Sushi」と「Kawaii」のケミストリーに、期待しよう。
増田セバスチャン
Information
店舗概要
店名:SUSHIDELIC(読み:スシデリック)
オープン日:2023年6月28日
住所:177 Lafayette St, New York, NY 10013
ウェブサイト: https://www.sushidelic.net
Instagram: @sushidelic.nycTALENT PROFILE
増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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アーティスト・増田セバスチャンによる参加型ライブパフォーマンス作品「Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ捨てる-」が、2022年9月30日(金)から10月2日(日)までの3日間、大阪・北加賀屋のkagooで開催される。ニューヨークに拠点を移した増田が一時帰国して発表する本作は、自身の原点とも言える90年代の演劇やストリートの空気感をまとった、カラフルで実験的な参加型ライブパフォーマンス。タイトルは「多色性の皮膚」という意味で、ジェンダーに代表される自由と平和の前に立ちはだかる無意識下の固定観念を突き破る・解放するための作品シリーズで。本作は六本木アートナイト2022に展示する「Polychromatic Skin -Gender Tower-」「Polychromatic Skin -Gender Wall-」の連作に続く第2弾となる。
作品のテーマは「身につけることで脱ぎ棄てる」。ライブパフォーマンス参加者である観客は、アンドロギュノス(人間が二つの性に分かれる以前の体)をモチーフにしたマスク、トップス、ボトムスを身に付けて作品に参加。Polychromatic Skin -Gender Tower-が展示された空間に入ると、ドラムやヴァイオリンなどの生演奏と映像によって様々な事象が生み出され、それに個々が反応していくことで、その場限りのライブパフォーマンスを完成させる。各回の所要時間は60分で、ライブパフォーマンスへの参加は事前予約制。パフォーマンスに参加せずに作品を鑑賞する鑑賞券は当日会場で販売される。会場は大阪のアートエリア・北加賀屋にある元倉庫のスペースkagoo。エントランスの無料エリアでは、増田セバスチャンのアートグッズブランド「Sebastian Masuda Art」と、1995年に原宿でオープンしてから今年27周年を迎えるアパレルブランド「6%DOKIDOKI」のポップアップショップが同時開催されるのでお楽しみに。 <増田セバスチャンコメント> 「2018年のニューヨーク・ブルックリン。とあるクラブでトイレに入ろうとすると、2つのドアにある男性・女性を意味するサインは潰され、『non-gender』という張り紙が。予想外の指示に困惑しつついつも通りの色のドアを開けると、普段とは全く違う光景があり、また違う困惑を覚えました。自分の中に無自覚に眠る固定観念があることに気づき、ショックを受けながらフロアに戻ると、そこには変わらず楽しい空間が広がっています。それからというもの、この自分の中の固定観念をどうにか壊すことはできないのか?と、ずっと考えています。壁を取りのぞくことだけが近道なのか。 正解は自分の中にあるに違いない。 身につけることで見えてくることもある。 自己をかなぐり捨てよ、脱ぎ棄てよ。」 Information
Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ棄てる-
会期:2022年9月30日(金)-10月2日(日)
会場:kagoo
住所:⼤阪市住之江区北加賀屋5-4-19アーティスト:増田セバスチャン
音楽:波多野敦子
演奏:
9/30(金)、10/1(土):ワタンベ(dr)、イガキアキコ(vln)
10/2(日):楯川陽二郎 (dr), 稲田誠 (cb)
*dr=ドラム、vln=ヴァイオリン、cb=コントラバス【開催時間】
9月30日(金)①17:00 ②19:30
10月1日(土)①14:30 ②17:00 ③19:30
10月2日(日)①12:00 ②14:30 ③17:00
*各回60分。開催時間30分前に各回受付を開始。【チケット】
ライブパフォーマンス参加券:2,500円
鑑賞券:1,500円
ライブパフォーマンス参加券は下記ページから申し込みをお願いします。
https://skin-osaka.peatix.com/【鑑賞券の購入方法】
各回開催時間30分前から会場内の受付で販売します。当日券のみ、事前予約無し。未就学児不可。
*満席の場合は増田セバスチャンのTwitterアカウント(@sebastea)でお知らせします。主催:有限会社シックスパーセント
協力:ASOBISYSTEM、千島土地株式会社、京都芸術大学ウルトラファクトリー、大阪芸術大学舞台芸術学科、横浜美術大学 Y×MTALENT PROFILE
増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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日本のKawaii(カワイイ)文化を牽引するアーティスト・増田セバスチャンが、2022年からアメリカ・ニューヨークへ移住し、ニューヨークと東京の2拠点での活動をスタートさせた。 移住後初となるプロジェクトとして、7月29日(金)から7月31日(日)までチャリティアート展「COLORS FOR PEACE」をマンハッタン・ローワーイーストサイドにあるギャラリー「Mizuma & Kips」で開催する。作品販売による利益の一部と寄付箱に集まった金額はUkrainian National Women's League of America (全米ウクライナ女性協会)や、戦争で傷ついた人々を支援する人権団体に寄付される。 「COLORS FOR PEACE」は「平和を考える」をテーマに、平和のための4つの色(青、黄、緑、ピンク)をフィーチャーした作品を展示。 アーティスト自身が愛用するヴィンテージシーツを使用したペイント作品やリトグラフの他、自由に寝そべることが出来るベッドのインスタレーションとドネーションボックスも設置。来場者は会場に訪れることによって、未だ収束しない戦争によって平和な日常生活を脅かされている人々に想いを寄せ、アートを通してサポートをすることができる。 初日7月29日の夜にはオープニングレセプションも開催され、現在Eventbriteのページで予約受付中。アーティスト在廊時間などの最新情報はアーティスト本人のSNSで告知される。
増田セバスチャン コメント
「COLORS FOR PEACE」は、「平和を考える」という一見シンプルなテーマのイベントです。しかし、目を閉じて想像してください。そして、知ってください。あなたが今夜自宅のベッドで眠れることが、いかに素晴らしいかを。自分の匂いがついたシーツで眠れることが、どれだけの安らぎをあたえるかを。長年活動を続ける中で、Kawaiiはお互いの価値観を認め合う平和のアクションのひとつであり、カラフルな色彩は人をハッピーな気持ちにするということを、日本でも海外でも同じように実感しています。人種・宗教・年齢・性別・国境、ありとあらゆるボーダーを飛び越え、「COLORS FOR PEACE」の会場がたくさんの笑顔で溢れることを願っています。Information
COLORS FOR PEACE
会期:2022年7月29日(金)〜31日(日)
会場:Mizuma & Kips
住所:324 Grand St, New York
入場料:無料
時間:
7月29日(金) 午後12:00-午後6時
7月30日(土) 午後12:00-午後6時
7月31日(日) 午後12:00-午後5時
オープニングレセプション:
2022年7月29日(金) 午後6時〜午後8時
レセプション来場予約: https://www.eventbrite.com/preview?eid=367935463877/Official site: https://sebastianmasuda.com/exhibition/colors-for-peace/
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増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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フェリシモが展開するアーティスト・増田セバスチャンとの取り組み、KAWAIIでみんなをHAPPYにするプロジェクト「KAWAII COMPANY(カワイイカンパニー)」が、奈良・三輪そうめんの老舗「池利」とコラボレーションした、「KAWAII COMPANY 170年の技術が輝く 5つの味のカワイイ 三輪そうめん」を、2022年6月15日(水)より9月30日(金)9時59分までの期間限定で「池利」にてオンライン販売する。
紫いも、うめ、かぼす、青しそ、あお(プレーン)の5つの香りと味のセットで、リユースしたくなるカワイイそうめん箱は、KAWAII COMPANYのために制作されたキービジュアル作品「berry」を5面プリントしている。 「5つの味のカワイイ 三輪そうめん」は、奈良県で創業170年以上の歴史を持つ老舗「池利」で作られる三輪そうめんが、カワイく進化した逸品。KAWAII COMPANYが行う活動、日本の中で古くから続く素敵ないろいろとの出会いをカワイく紹介する「KAWAII探訪」から生まれたコラボアイテム。一本一本手のべ式で作られる「池利」の細く美しいそうめんは、ゆでると宝石のように輝き、5つの味と香りをふわりと感じることができる。パフェのように重ねて“萌え断(萌える断面)”を楽しんだり、いろいろなアレンジにトライしてみたり、KAWAIIアレンジそうめん、KAWAIIにゅうめんといった、創作を楽しむ幅が広がる。見た目だけでなく、味や伝統にもこだわりを追求する、大人の夏の贈り物にぴったり。美しくカワイイ木箱も、印刷から箔押し、組み立てまで奈良県の木箱の職人による手作りで、中央には金色の箔押しでロゴが入っている。 夏を彩る「5つの味のカワイイ 三輪そうめん」を、大切な人への贈り物や、自分へのご褒美にいかが? Information
5つの味のカワイイ 三輪そうめん
販売期間:2022年6月15日(水)〜9月30日(金)9時59分
購入方法:池利オンラインストア https://ikerishop.com/SHOP/kcks.htmlOfficial Site:https://feli.jp/s/pr220621/1/
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増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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KAWAII とは、あなたにとって一体どんな意味があるだろうか。見た目が可愛らしい、または、奇抜でカラフルな物やビジュアルを評価し、それを表現する日本の美意識だと認識している人が多いのではないだろうか。しかし、今、KAWAII は言葉や国境、意識をも超え、人々の生きる原動力になり、人々を優しく包み込む哲学となった。一体、世界の人々の心を突き動かすKAWAII のパワーは何なのか。KAWAII の牽引者である増田セバスチャンが現在、神田明神にて2021年12月12日(日)までの期間限定で開催中の「YES, KAWAII IS ART in 神田明神」では、そんなKAWAII の哲学に触れながら、KAWAII の無限な可能性を紐解くことができる。
京都芸術大学の学生達と行ったKAWAII 文化に関するリサーチを行った「KAWAII アーカイバル・リサーチ」では戦後から今までのKAWAII 相関図が展示されている他、世界に広がるKAWAII コミュニティーとの交流を通してKAWAII の哲学や知られざるその影響力を発見し、紹介している。 2020年に増田氏は、コロナ禍でやり場の無い心の沈みを抱える人々を勇気付けるために「#KAWAIITRIBE(カワイイトライブ)」を発表し、フォロワーに「色」を使って多様な世界を肯定するムーブメントを呼びかけた。それは、ありのままの自分を表現し、愛することに繋がっていると言っても過言ではない。#KAWAIITRIBE は瞬く間にKAWAII コミュニティーで広がり、KAWAII を愛する人々が繋がるきっかけとなった。それは、お互いそれぞれの場所でKAWAII を表現していた、‘見えなかった’仲間たちとの出会いと言えるだろう。そして、増田氏は、世界各国のKAWAII を愛する人々を対象に、ハッシュタグ「#SPEAKUP(スピークアップ)」を作り、彼らに質問を投げかけデータリサーチを行った。質問の内容は、パーソナルなものを中心に一人一人と歩み寄ったものとなっており、KAWAII を愛する仲間の趣味嗜好や、物事に対する意見を知ることができた。12日間で集められたデータは意味深く増田氏にとっても新たな発見となった。 まず初めに、それぞれの国によってカワイイの種類や表現が違ったという。ある国は、アニメや漫画のカワイイから影響を受けている人が多いのに比べて、ある国はファッションを通して、またある国は音楽を通してカワイイを表現する人々が多かった。それはKAWAII の多様性と、さらなる可能性を証明するものになった。さらに、増田セバスチャンは世界各国のKAWAII コミュニティの人々とズームミーティングを行い、どのようにしてKAWAII と個々が出会ったのか、何に惹かれたのか。また、それが精神的に彼らをどのように支え、希望をもたらしたのかを彼らに投げかけた。すると、彼らはパーソナルな思いをシェアした。KAWAII を通して、内面的な成長を助けてくれたと語る人や、精神的に助けられた、自分の持って生まれたポテンシャルを最大限に活かすことができたと語る人など、今まではビジュアルで会話するツールだけだったかもしれないKAWAII は自分自身が自己と対話するツールとなり、それがヒーリングに繋がっているのだ。もしかすると、それは人々の心に歩み寄り癒してくれる居場所となり、ある種のセラピーと言っても過言ではないと考える。KAWAII のイメージの一つでもあるカラフルというKAWAII の個性は、実際に人々の人生に色という勇気を与え、彼ら自身を人生の主人公へと導いてくれたのではないだろうか。きっとそれは、他の誰かではない、ありのままの自分を、自分のために愛し楽しむということを、増田セバスチャン率いるKAWAII カルチャーは提言してくれたのだろう。それは、心のうちに秘められた葛藤や思いを原動力に、色で彼らを守り、世間に立ち向かう勇気を生まれ持った個々の背中を押した。 ズームミーティングでは、お互い初めて出会う人々も大勢参加していて、ミーティングが終わった後も、コミュニケーションをとる場になって欲しいとの増田氏の思いでしばらくの間、ミーティングルームはそのままオープンにされた。そこからまた、コミュニティーの輪が広がり、その後FACEBOOK で、KAWAII を愛する人が集まることができるグループを作った人もいるとか。コロナ禍の中、もがき苦しんだこの時代を忘れてしまう前に、何を思いながら過ごしたか、またこれからどうやって乗り越えていくかを語り合う場として設けられたこのリサーチはKAWAII の哲学を身に持って知ることができる機会を与えてくれたのだ。 NY、ミラノ、アムステルダムなど世界中を旅した増田セバスチャンの代表作、部屋型作品「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」は、2013年に増田セバスチャンがマンハッタンで経験した自身の葛藤や期待からインスピレーションを得て誕生した作品。今回神田明神では、表参道の甘酒屋の地下にある甘酒を発酵する室(ムロ)にインスピレーションを受けて構成された特別な展示となっている。その室は戦時中には身を守る防空壕として使用されたとのこと。鮮やかに色とりどりに光る増田氏の作品部屋へと続く、暗く照らされた道を歩きながら、ふと、戦時中に防空壕へと避難した人々が迎う先が、真っ暗で恐怖に怯える部屋ではなく、このカラフルで希望に溢れた部屋であればどんなに良かっただろうか。自身の葛藤と向き合い誕生したこの作品は、KAWAII カルチャーの哲学を築き、同じく葛藤する人々を救っていると言っても過言ではない。 2014年にスタートした、世界12都市で開催された未来をシェアするプロジェクト「Time After Time Capsule」は、世界各国で集めた未来へのメッセージや思いの詰まったものを載せたタイムカプセル。世界の子供たちから愛されるモチーフで制作された透明のキティのタイムカプセルは段々と色づき未来への希望で詰まっている。当初2020年東京オリンピックでの展示を目指しこのプロジェクトが進行されていたが、残念ながらコロナにより機会を失い、今回日本での展示は初となる。コロナ禍前の人々の未来への希望が詰まったタイムカプセルは、これからも未来への希望の象徴としてあり続けてくれるだろう。 さらに、原宿の名所として有名だった「世界時計」が再生され、神田明神の伝統的な神楽殿に設置されており、それはまさに現在と過去の文化と時間軸が共鳴し交差する感慨深い展示となっている。 「YES, KAWAII IS ART in 神田明神」は、KAWAII 文化が世界でどのように認知され、またそれがどのように人々の心の支えとなっているのかを肌で感じることができる、エモーショナルでパーソナルな、生きる希望が湧いてくる展示会となっている。増田セバスチャン率いるKAWAIIカルチャーはこれからも人々を癒し、ありのままの自分でいる喜びを共に分かちあってくれるだろう。さらに、2021年12月11日(土)から2022年1月10日(月・祝)まので期間限定で、増田セバスチャン個展「Primal Pop」が六本木ヒルズA/D ギャラリーにて開催されるので是非足を運んでみてほしい。増田セバスチャンのポップでKAWAII 世界が広がる空間であなただけのKAWAII が見つかるかもしれない。 TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON) Information
YES, KAWAII IS ART in 神田明神
開催期間:2021年12月12日(日)まで
開催地:神田明神
詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/527783
Primal Pop
開催期間:2021年12月11日(土)〜2022年1月10日(月・祝)
開催地:六本木ヒルズA/D ギャラリー
Official Site:https://sebastianmasuda.com
TALENT PROFILE
増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。
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アーティスト・増田セバスチャンの展覧会『「Yes, Kawaii Is Art」 in 神田明神』がいよいよ2021年12月4日(土)からスタート。1300年の歴史を誇り江戸の総鎮守と称えられてきた「神田明神」の敷地内に増田セバスチャンの代表作の数々が展示される。
作品「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」
会場となる神田明神
メイン会場となる祭務所地下参集所には、2014年からニューヨーク、ミラノ、アムステルダムなど海外を巡回したインスタレーション作品「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」を展示。本作が神田明神で展示される意味を踏まえ、「神社の地下に極めて個人的な祠(自分だけの小宇宙)を作る試み」という新たな展示形式で公開する。 さらに同会場には、「Kawaiiアーカイブル・リサーチ」として京都芸術大学ウルトラファクトリーと共同で行ったKawaii文化についてのリサーチの一部も展示される。Kawaiiがどこから来てどこへ向かうのか考えるきっかけとなる展示物が並ぶ予定。
作品「Colorful Rebellion -WORLD TIME CLOCK-」
アートプロジェクト「Time After Time Capsule」
「Kawaiiアーカイバル・リサーチ」
また、神田明神の入り口にほど近い神楽殿には、ハレの色彩を纏い世界の観光客から原宿のシンボルとして有名になった世界時計作品「Colorful Rebellion -WORLD TIME CLOCK-」、境内には世界12都市で開催した都市型・参加型のアートプロジェクト「Time After Time Capsule」より、2015年にニューヨークのDag Hammerskjold Plazaに約5ヶ月間展示されたハローキティ型のタイムカプセルが登場。未来をシェアすることを目的とした平和を象徴する作品で、来場者を出迎える。 兼ねてから、日本発祥の文化「Kawaii」が見せるカラフルな未来像と、日本人の心の根底に流れる「ハレ」と「祝祭」の色彩をキーワードに作られている増田のアート作品が、神田明神に集結する機会となる『「Yes, Kawaii Is Art」 in 神田明神』。過去と未来を越え重なり合う、ここでしか見ることのできない"Kawaii"の世界をぜひ体験してほしい。 ―「Yes, Kawaii Is Art」とは?― 増田セバスチャンのアート作品と共に、世界に影響を与えた“Kawaii”の現在地を探る展覧会。2020年以降、増田はコロナ禍で沈む心に色彩で希望を灯すために、世界中に広がるKawaiiコミュニティと対話を続けてきた。Kawaiiとは何なのか? なぜ国境や世代、性別を超えて価値観が伝播し、コミュニティが継続していくのか? 増田の作品と活動を通して、その核心であるKawaiiが持つ奥の深さと新たな可能性を体感する試み。Information
増田セバスチャン展 「Yes, Kawaii Is Art」in 神田明神
日程:2021年12月4日(土)〜12月12日(日)
時間:12:00〜18:00(最終入場17:30)
会場:神田明神(祭務所地下参集所、神楽殿、境内)
住所:東京都千代田区外神田2-16-2
金額:入場無料、「Colorful Rebellion -Seventh Nightmare-」のみ鑑賞料500円
https://sebastianmasuda.com/works/tokyo/本展について、最新情報は増田セバスチャン公式Twitter(https://twitter.com/sebastea)をご覧ください。
TALENT PROFILE
増田セバスチャン
1995年に”Sensational Kawaii”がコンセプトのショップ「6%DOKIDOKI」を原宿にオープン。2009年より原宿文化を世界に発信するワールドツアー「Harajuku”Kawaii”Experience」を開催。2011年きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」MVの美術で世界的に注目され、六本木ヒルズ「天空のクリスマス2013」のクリスマスツリーや、原宿の観光案内所「MOSHI MOSHI BOX」の世界時計のモニュメントなどを制作。 2014年に初の個展である「Colorful Rebellion ‒Seventh Nightmare-」をニューヨークで開催し、国内外での知名度を高める一方で、11月には1979年に制作された実写人形アニメーション映画をCGや3D加工、色彩処理した『くるみ割り人形』が初監督作品として公開される。同作品で、ゆうばり国際映画祭「京楽ピクチャーズPRESENTSニューウェーブアワード」を受賞。