山形で醤油販売業を営むマルセン醤油より、220mlボトル×3本詰のパッケージを「浮世絵」のデザインに、50ml×3本詰を「戦国武将家紋入」の限定パッケージにした商品が発売された。
山形には、昔から「だし醤油」の文化がある。だし醤油は一般的な醤油に、「かつおだし」や「昆布だし」などを加えた、「旨み」と「甘み」のバランスが絶妙な非常に味わい深い醤油。40年前に開発した、かつおだしの良く効いた「だし醤油」“味の大名醤油”は、ベストセラー商品として多くの人に愛されている。
マルセン醤油では、2011年日本で東日本大震災が起きた際に、地元山形からマルセン醤油を使って顧客・地域・そして日本を笑顔にする商品づくりが出来ないものかと考え始めた。地場のこだわりの食材を使うも良し、全国の美味しい食材を使うも良し、「ちょっと贅沢で幸せな気持ち」になり笑顔になってもらうことを第一に商品開発を行っている。
今回の限定パッケージも、その一環とし発売されることが決定した。
浮世絵パッケージ 220ml×3本詰(瓶タイプ)
写楽の浮世絵を大胆にデザインした220mlボトルは、海外へのお土産にも最適。
戦国武将家紋パッケージ 50ml×3本詰め(ペットボトルタイプ)
50mlのミニボトルに戦国三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)の家紋をプリント。味比べはもちろん、海外旅行の携行品、プチギフトなどにも最適。
どちらのパッケージも味は3種類。
味の大名醤油(かつおだし)は、鰹のだしが良く効いた甘みと深みのあるだし醤油。
こんぶ大名醤油(こんぶだし)は、こんぶのだしが良く効く旨味と香りのあるだし醤油。
徳川醤油(本醸造醤油、だし醤油ではありません)は、刺身等に合う「キレ」のある上級醤油となっている。
一度使ったら病みつきになる、こだわりの醤油を試してみて。
■Information浮世絵パッケージ 220ml×3本詰
価格:1,300円(税込)
戦国武将家紋入パッケージ 50ml×3本詰
価格:420円(税込)
限定パッケージ特設サイト:https://www.mrsn.co.jp/ukiyoe/index.html
マルセン醤油ホームページ:https://www.mrsn.co.jp/
RELATED ENTRIES
-
生と死のあわいを描く浮世絵師たちの、ほとばしるエネルギーに刮目せよ!『江戸パンク! 国芳・芳年の幻想劇画』が、2022年11月24日(木)に発売される。
奇想の絵師として国内外から人気を博す歌川国芳。時に狂気的な描写で現代の漫画にまで影響を与えた月岡芳年。日本のポップカルチャーの素地を築いたとも言える2人の師弟と、同時代に活躍した幕末絵師たちの描き出す、残酷ながらも美しい幻想世界を堪能できる一冊。日・英バイリンガルにて刊行される。監修は、 春木晶子。北海道博物館勤務後、2017年より江戸東京博物館学芸員。日本美術史を専門としている。
購入は全国書店またはネット通販にて。
Information
『江戸パンク! 国芳・芳年の幻想劇画』
発売日:2022年11月24日(木)
定価:本体2,400円(税抜)
著者:春木晶子
公式ウェブサイト:https://pie.co.jp/book/i/5414/
-
ドラえもん浮世絵「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」が2022年10月29日(土)12時より予約受付を開始した。
本作品の「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」は、歌川広重の『東海道五拾三次之内』の中で、最も有名な一枚と云われている。
絵師の広重は雨の風景を描くことを得意とし、中でもこの庄野白雨は、広重の渾身の作品だ。
庄野は伊勢国(いせのくに、現在の三重県)の宿場。また、白雨とは夕立(にわか雨)のことを意味する。突然の夕立の中、その坂を必死に登る駕籠かきと旅人達に扮した、ドラえもんたちのコミカルで、生き生きとした姿が描かれている。
ドラえもんとのび太たちにとっては、突然の雨も楽しく感じられる純粋な姿と、こんなご時世だからこそ仲間と一緒なら、どんな困難も乗り越えて行けると言う願いも込めて描かれた作品となっている。本商品は、最高級「生漉奉書和紙」を使用している。伝統が織りなす「生漉奉書和紙」の風合いも、お手に取って感じてほしい。
Information
ドラえもん浮世絵 「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」浮世絵木版画
予約開始:2022年10月29日(土)12時
販売価格: 45,000円 (税別・送料別)
販売数: 300部 「浮世絵工房」先行予約受付和紙(絵):人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
オンラインショップ:http://ukiyoework.com/ -
「現代の浮世」をテーマに。“次世代アーティストが現代の浮世の世界を描く”展示会『NEO UKIYOE EXHIBITION』福岡にて開催
展示会企画、運営を行うICBA JAPAN PROJECTは、日本、海外で活躍する現代アーティストをディレクションし、現代の浮世絵をテーマに作品を展示する『NEO UKIYOE EXHIBITION』を2022年10月15日(土)から10月23日(日)までの期間中に、入場無料で開催する。
「東京と福岡、海外で注目を集める画家8名をキュレーションし、それぞれが制作する浮世の世界を表現したアート作品から、この時代を生きる意味を考えるきっかけになればと考えております」
福岡市西新のアートギャラリー「THE GALLERY 212」にて、午前11時から午後6時までオープン。
10月15日(土)19時からは、オープニングパーティーとしてメインゲストに日本最高峰の凄腕DJ MASTERKEY氏を迎え、音楽とアートで彩られた空間でイベントを開催する。
10月23日(日)19時からは、クロージングパーティーとしてメインゲストにジャパニーズレゲエの第一人者 MOONIN氏を迎え、イベントを開催する。
Information
『NEO UKIYOE EXHIBITION』-現代アーティストが描く浮世の世界-
開催期間:2022年10月15日(土)〜10月23日(日) 11:00〜18:00
会場:THE GALLERY 212
住所:福岡県福岡市早良区西新5-2-35
入場料:無料
-
パレード参加も可能!日本文化の祭典「日の丸フェスティバル2022」が11月に日比谷・銀座エリアで開催決定
日本の文化・伝統、「日の丸」をもっと身近に感じてほしいという思いから始まった「日の丸フェスティバル2022」が、今年も開催が決定した。2022年11月20日(日)に、日比谷・銀座エリアにて行われる。メインイベントは、日の丸を片手にさまざまなパフォーマーが街を練り歩く「日の丸パレード」。日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)を起点に有楽町・銀座エリアと東京・日本橋エリアを通り、 常盤橋公園までの2.9kmを約1時間かけて街を歩くパレードでは、日の丸を掲げる旗手隊、迫力ある和太鼓のライブパフォーマンス、マーチングバンド、阿波おどりなどのパフォーマーがパレードを盛り上げる。一般参加も受け付けており、着物着用で日本文化を満喫しながらパレードに加わることもできる。そのほか、チーム・団体参加も可能。
Information
「日の丸フェスティバル2022」
日程:2022年11月20日(日) 13:00~15:00
主催:日の丸フェスティバル実行委員会
公式ウェブサイト:https://hinomarufes.com
-
各分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため、2020年5月に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、計5作品の受賞を発表した。
元文化庁長官の近藤誠一が陣頭指揮をとり、副代表にユナイテッドアローズ名誉会長 重松理と、400年の歴史を誇る伊場仙14代目当主 吉田誠男が脇を固める一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、国籍居住地、年齢を問わず、和文化に携わる企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして当グランプリを開催。審査委員はシャネル合同会社 会長リシャールコラスや、モデルの秋元梢など、各界で活躍する11名が務め、栄えある5作品を選出した。
グランプリ
塵取り・箒「Chiritori×Houki」
羅琪(ロ チ)
ちりとりは、一本一本を手で松本箒の特別な形と合わせて形を整え、それに徳島の天然染料『藍』で染色したものです。箒は、第三代の職人さんが長年の経験を積み重ねた技術とこだわりをもって、自家栽培したホウキモロコシを材料として作った、世界で一つだけの箒です。箒の取手部分とちりとりを完璧に合わせるため、何度も微調整を繰り返すことで、唯一無二の吊れる松本箒ちりとりセットを生み出しました。
準グランプリ
漆芸「Ether」
佐々木岳人
【講評】
伝統と革新。和文化の精神と本賞のパーパスが形になって現れたような作品である。ファスナーは開かない。表面は革製品に見えて、革ではない。蓋を開けると、艶やかな漆が広がる。思い込みはあっさりと裏切られた。そして触れる人、使う人の想像力を広げるパワーに満ちている。作り手はこの様子を想像して、にんまりしているのではないか。多くの気配りを施しながら、見事な匠の技が軽やかに決まっている。楽しい驚きを受けた。(田中里沙)酒器「和nagomiの酒器」
藤田和
【講評】
アールヌーボーの、植物に対する観察や繊細な造形化を透明なガラスの生命感と重ねていく精神との共通点をもっている。「和なごみ」では植物の線的な表現はよりライトだがそれがいくつものレイヤーや形の重なりあいによって、その場の雰囲気に浸透していくような共鳴を生み出している。漆や箔などの伝統技法をさりげなく幾重にもつかいながら、そこに「植物という生」のいきづかいをもたらす。現代的なエコロジーのとりこみといえる。(長谷川祐子)優秀賞
カウンターテーブル
「Floating Boat Counter -舟のように浮かぶカウンターテーブル-」
児玉理文(一級建築士)石川大樹(一級大工技能士/二級建築士)
【講評】
日本建築の伝統的技術である「舟肘木」をモチーフに、住まいの中心である家族のくつろぎの場所で建築と家具を一体化する実用性と日本の木構造の美しさを現代に生かした優れた作品である。舟肘木は日本の伝統的建築の中で住居系の建築、京都御所清涼殿、園城寺光浄院客殿等で使われ、寺社建築の斗栱とは異なる優美で品格のある構造意匠である。その美しく洗練された舟肘木をモチーフに建築と一体化したテーブルとして立体的に構成し、住まいの中心として家族が楽しく集まる美しい空間を作り出している。(堀越英嗣)
折りたたみ式正座補助椅子
「patol stool SEIZA」平山日用品店 平山和彦・真喜子
【講評】
折りたたみ式の正座補助椅子であり、すぐにでも実用化できそうなコンセプトで、審査員からも好評であった。畳文化を気軽に楽しむのには、うってつけの補助器具で、めっきり正座の機会の減った現代人には強い味方になりそうだ。椅子の高さやサイズ感、それに細かく折りたためる収納あたりが、いい塩梅で、今までにはなかったものである。身体のサイズに対応したバリエーションや蝶番のデザイン性の検討など、さらに美しくなる可能性を秘めた傑作である。(秋元雄史)日本の伝統文化と未来の伝統に繋がるアートワークから目が離せない。
-
持続可能なおだしの魅力を伝えるべく、京都・伏見におだしのテーマパークとして「京都離宮 ~おだしとだしまき~」が2022年8月8日にオープンした。
お店に足を踏み入ると、店内に広がるおだしの香りが臭覚を刺激する。次に視覚に訴えるのは8mものショーケース。そこにはおだしの魅力、料理レシピや和食の魅力など、あらゆる角度からおだしのある生活を紹介。だしパックの魅力を伝える4mのショーケースでは、実際に使用している天然素材が並んでいる。
また、入口横のオブジェには実際に天然素材を手に取って、香りや触感などを楽しめるスペースも用意。コロナ収束後はおだしの試飲も予定しており、おだしを楽しむ体験が詰まった施設となっている。
「だしまき御膳と釜たきごはん」1,980円(税込)
施設内では飲食も可能。
4種類の利きだし(離宮のおだし、京さわら、あご、本枯節)から好みの出汁を選び、選んだ出汁でつくるだしまき御膳を食べることができる。最後の〆はだし茶漬けを提供。(夏季は冷やしだし茶漬)
京都離宮での体験を通じて「おだしの文化」を楽しみ、おだしを取り入れる生活、おだしを意識した生活を始めてみては?
Information
京都離宮
開店日 : 2022年8月8日(月)
所在地 : 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町45
営業時間: 10:00~17:00
定休日 : 火曜(変更する場合がございます。)
アクセス: 京都市営地下鉄線/近鉄線「竹田」駅から車で5分、京都南ICから車で1分
Official site:http://kyotorikyu.com
-
「もしも、うちの猫が人のように話したら?」そんな想像をしたことはあるだろうか?人間以外の何かを人間になぞらえることを擬人化(ぎじんか)とよぶ。
猫の擬人化作品と、それらを描いた浮世絵師の歌川国芳(うたがわくによし)を主軸に据えながら、江戸時代の擬人化表現の面白さに着目した「もしも猫展」が、2022年7月2日(土)より8月21日(日)までの期間限定で名古屋市博物館にて開催する。
歌川国芳 流行猫の曲鞠 個人蔵
歌川国利 新版猫の玉のり 個人蔵
新版玉のり尽 個人蔵
本展では、猫をテーマに据えた浮世絵をはじめとする135件の作品により、江戸時代における擬人化の世界を紹介。浮世絵や猫を愛してやまない人はもちろんのこと、現代の擬人化表現に関心を持つ人も楽しむことができるだろう。ユーモラスで愛嬌ある姿に思わずクスリとすること間違いなし。
大の猫好きとして知られる歌川国芳は、1841年から集中的に、役者を猫にした作品など猫の擬人化作品を次々と発表した。その展開と後世への影響を紹介しながら国芳の魅力を探っていく。機智に富んだアイデア溢れる国芳の作品を堪能しよう。
山東京山作・歌川国芳画『朧月猫の草紙』六編 個人蔵
歌川国芳 流行猫の狂言づくし 個人蔵
また、作品を見くらべることで理解を深める「くらべるクイズ」、「もしも国芳らが描いた猫たちが絵から飛び出してきたら?」を実現した「もしもAR」など、さまざまな切り口から展覧会を楽しむための仕掛けも登場する。
「猫が人だったら、人が猫だったら」。そんな、興味深い世界観に触れることができる「もしも猫展」へ足を運んでみてはいかが?
Information
もしも猫展
会期:2022年7月2日(土)~8月21日(日)
会場:名古屋市博物館
開館時間:9:30~17:00
休館日:7月4日、11日、19日、25日、26日、8月1日、8日
Official Site:https://www.ctv.co.jp/nekoten/
-
⽇本中央競⾺会は、2022年5⽉29⽇(⽇)に開催される第89回東京優駿(⽇本ダービー)に先⽴ち、歌舞伎俳優の尾上松也、尾上右近を起⽤した期間限定コンテンツ「歌舞伎ダービー」を2022年5⽉12⽇(⽊)より特設サイトにて公開した。
今年、第89回を迎え、数ある競馬レースの中でも、頂点に立つと言われる日本ダービー。今回、伝統と格式あるこの一大レースを盛り上げるべく、日本が世界に誇る伝統芸能「歌舞伎」とコラボレーションした。
東京優駿善悪鑑 歌舞伎シュミレーションゲーム
「歌舞伎ダービー」では、尾上松也、尾上右近の2人と一緒に日本ダービーを盛り上げる様々なコンテンツを楽しむことができる。レースゲームなどを楽しめる「東京優駿善悪鑑(とうきょうゆうしゅんぜんあくかがみ)」では、⽇本ダービーのためだけに歌舞伎を取り⼊れたオリジナルストーリーを展開。障害物レースや、⽇本ダービーに関するトリビアクイズが楽しめる。
スペシャル動画 おうち競馬で候!篇
スペシャル動画 ぱぱっと即PAT!篇
スペシャル動画 大入りダービー 篇
また、⽇本ダービーの魅⼒を伝える歌舞伎を取り⼊れたオリジナルムービー「競⾺祭典花姿絵(歌舞伎ダービースペシャル動画)」では、江⼾時代を舞台に尾上松也と尾上右近が兄弟役として登場。⾃宅にいながら⼆⼈が競⾺で運試しをする様⼦を描いた『おうち競⾺で候︕』篇や、インタビュー形式で休⽇の過ごし⽅を語る『ぱぱっと即PAT︕』篇など、エンタメチックに競⾺の楽しさや魅⼒を描いている。
うまどりメーカー
さらに、⾺の画像や、⾃分や友⼈などの顔にオリジナルの隈取を合成できるコンテンツや、⽇本ダービーの結果に応じて賞品が当たるTwitterキャンペーンなども実施!あらゆるコンテンツを楽しみながら、日本ダービーを迎えよう!
Information
歌舞伎ダービー
公開時刻:2022年5月12日(木)
Official site:https://jra-fun.jp/kabuki-derby/ -
東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、茶事になぞらえたアフタヌーンティーを 2022年4月15日(金)より提供を開始した。星のや東京総料理長・浜田統之(はまだのりゆき)が、江戸時代、武士の嗜みの一つであった茶の湯と、免疫力を高めるといわれる発酵食品とフレンチの融合を楽しめるコース料理「Nippon キュイジーヌ 〜発酵〜」の要素をかけあわせた。日本酒と点心、濃茶と主菓子、薄茶と干菓子という茶事の流れをアフタヌーンティーで表現する。日本酒と点心はスパークリング日本酒と押し寿司、濃茶と主菓子はオリジナルブレンドコーヒーと江戸味噌マカロンなどのデザート、薄茶と干菓子は薪火晩茶(まきびばんちゃ)と黒文字茶ショコラサンドなどのミニャルディーズがラインアップ。
江戸時代には徳川幕府は大名を客とし、将軍自ら亭主をつとめる茶会が開かれるなど、武士の間で茶の湯の心得は嗜みの一つだった。江戸四天王の一人、酒井家の上屋敷跡に建つ、星のや東京では、「Nippon キュイジーヌ〜発酵〜」という、発酵や熟成によって栄養価や旨味が増した食品を、旬の食材や日本各地の珍しい食材と組み合わせ、フレンチの技法を用いて調理することで、食材の魅力を引き出し、新たな味わいを生み出すコース料理を提供している。
「Nippon キュイジーヌ 〜発酵〜」アフタヌーンティーの特徴
1 茶事の流れを表現
茶事とは、茶の湯において懐石、濃茶、薄茶をもてなす正式な茶会のこと。
2 茶事をなぞらえたペアリング
星のや東京の畳の間で、スタッフが茶事の流れに合わせて、飲み物を提供する。また、アフタヌーンティーの器は、古代の日本建築を知るうえでも重要な遺品である法隆寺の玉虫厨子をイメージして作成した、星のや東京にしかないオリジナルのお重。お重は、江戸時代の頃から宴席での肴を盛る器として使われていた。
日本文化が融合した新しいアフラヌーンティーを堪能してみては?
Information
「Nippon キュイジーヌ ~発酵~」アフタヌーンティー
期間:2022年4月15日から通年
時間:15:00〜16:00場所:星のや東京2階ロビー畳の間
予約:要予約https://hoshinoya.com/tokyo/ 3日前まで受付
対象者:星のや東京宿泊者 -
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』公開記念浮世絵木版画 限定発売
05.April.2022 | ANIME&GAME / FASHION
世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三は、2022年3月4日に公開された、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』の公開記念 浮世絵木版画を3月30日(水)より発売した。
公開記念浮世絵木版画では、ドラえもんやのび太たちが、ひみつ道具「スモールライト」で小さくなり、ピリカ星のパピのもとへ駆けつけるシーンがデザインされた。「スモールライト」から放たれる光には、江戸模様の七宝柄を施しており、この模様はどちらの方向にも限りなく繋がり伸びていく文様であることから、縁起が良いとされている。
また、映画の中でもキーアイテムとなる、ひみつ道具「スモールライト」のシルエットを切り取った特別製の台紙が特徴で、宇宙の雄大さと星々の瞬きを表現した特別額入りの製品となっている。浮世絵木版画制作の様子
職人による彫り作業
職人による摺り作業
彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。
江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品に注目してほしい。Information
『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』公開記念浮世絵木版画
予約開始:2022年3月30日(水)
販売価格:33.000円 (税別・送料別)
販売数: 300部 「浮世絵工房」先行予約受付和紙(絵):人間国宝 岩野市兵衛 越前生漉奉書
オンラインショップ:浮世絵工房 http://ukiyoework.com/ -
「丸の内ハウス」オープン15周年第1弾 浮世絵展示イベント「UKIYO-E PROJECT in 丸の内ハウス」開催
新丸ビル7階の飲食店ゾーン「丸の内ハウス」は、2022年4月27日(水)にオープン15周年を迎えることを記念し、その第一弾として3月1日(火)~3月31日(木)の期間限定で、現代浮世絵の展示や摺の実演・体験イベント「UKIYO-E PROJECT in 丸の内ハウス」を実施する。
「丸の内ハウス」 15周年記念ロゴ
出火吐暴威変化競 鬼童丸
摺実演の様子
15周年記念特製 オリジナルエコバッグ
本イベントでは、浮世絵の表現方法を現代に活かして活動をするUKIYO-E PROJECTの協力のもと実施。浮世絵の「浮世」には「現代」という意味があり、当時の流行りや文化など、常に時代の最先端を木版画で発信していた最先端のアートだった。それを継承し、現代の新しい感性で描いた浮世絵を、常にトレンドの情報を届けてきた「丸の内ハウス」から新たに発信していく。
また、3月7日(月)より、丸の内ハウス内各店舗にて一人2,000円(税込)以上(レシート合算不可)飲食した人に丸の内ハウスのロゴと15周年の特別ロゴを手掛けた平林奈緒美デザインの「15周年記念 特製オリジナルエコバッグ」(全3色)がプレゼントされる。丸の内エリアでは、今後もアニバーサリーイヤーならではのイベントが展開予定なのでお見逃しなく。
Information
UKIYO-E PROJECT in 丸の内ハウス
開催期間:2022年3月1日(火)~3月31日(木)
開催場所:新丸ビル7階「丸の内ハウス」内 ライブラリースペース
開催時間:11:00~23:00Official Site:https://www.marunouchi.com
-
日本の文化振興に寄与するための事業を手掛ける公益財団法人角川文化振興財団は、角川武蔵野ミュージアムにて開催中の企画展「浮世絵劇場 from Paris」において、声優・茶風林が率いる「酒林堂」とコラボレーションした朗読劇『酒林堂 in 浮世絵劇場<耳なし芳一>』を、2022年1月16日(日)に日本最大級のライブ配信サービス「ニコニコ生放送」で独占生中継する。
「浮世絵劇場 from Paris」の模様
出演者:(上段左から)茶風林、逢坂良太、田村睦心、(下段左から)中原麻衣、鶴岡聡、大峯香風(琵琶奏者)
現在、角川武蔵野ミュージアムのオープン1周年を記念して、同ミュージアムで企画展『浮世絵劇場 from Paris』が開催されている。同企画展の「SPIRIT of JAPAN」は、フランス・パリを拠点とするアーティスト集団「ダニーローズ・スタジオ」が手掛け、浮世絵をモチーフにしたプロジェクションマッピングで、1,100㎡を超える大空間に12幕の異なる映像シーンが音楽と共に映し出される。扇が時を刻み、提灯が宙を舞い、桜の花びらが風に揺れ、荒波がリズムにあわせて頭上を駆け巡り、浮世絵を全身で浴びる没入感のある360度体験型コンテンツとなっている。
その会場を使用し声優が朗読劇を行うという、ある種の異色のコラボレーションとなる今回の『酒林堂in 浮世絵劇場<耳なし芳一>』。その根底に流れるのはジャポニスムだ。フランスのアーティスト集団「ダニーローズ・スタジオ」が浮世絵の世界に見た日本を描いた「SPIRIT of JAPAN」、ギリシャに生まれながら日本文化に触れ小泉八雲として日本国籍を取得・永住したラフカディオ・ハーンが古典から取り上げた「耳なし芳一」(「怪談」より)。海外の目線が映し出した日本の姿を、名優たちと琵琶奏者が1回だけのスペシャルステージにて表現する。
また、会場では終演後、出演者と来場者が交流できるアフターパーティを予定されている。詳細が決まり次第公式サイト内の本イベントページ、公式SNSなどで告知されるのでお楽しみに!*参加する出演者は未定です。アフターパーティの配信はございません。アフターパーティで酒類ご購入の際は、年齢の分かる身分証の確認をいたします。予定が変更となる場合がございます。
Information
酒林堂 in 浮世絵劇場<耳なし芳一>
開催日時:2022年1月16日(日)18時開演(開場:17時30分)
会場:ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム 1階グランドギャラリー住所:埼玉県所沢市東所沢和田3丁目31-3
料金:10,000円(税込)
チケット販売:https://tix.kadcul.com/番組URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv335023330
アーカイブ視聴期間:4月10日(日) 23:59までの予定。/期間中何度でも視聴可能。その他詳細はニコニコのサイトにてご確認ください。
料金:3,000円(税込)
出演:茶風林、逢坂良太、田村睦心、中原麻衣、鶴岡聡、大峯香風(琵琶奏者)酒林堂:http://www.syurindou.com/
浮世絵劇場 from Paris:https://kadcul.com/event/50
角川武蔵野ミュージアム:https://kadcul.com/
Official Site:https://kadcul.com/event/60