秋も深まり、紅葉の季節が近づいていますね。東京でも紅葉が楽しめる場所がたくさんあることを、知っていましたか?今回は、都心からアクセス良好なおすすめスポットを紹介します。
高尾山(見頃:11月中旬〜11月下旬)
高尾山は都心から電車で約1時間で訪れることができる自然の宝庫です。山内には、約1200種の植物・約100種の野鳥・約5000種の昆虫が生息しています。中でも秋のモミジは格別で、山頂のもみじ台や薬王院の周辺・ケーブルカー清滝駅・高尾山駅などは、約1ヶ月にわたって多くの登山者の目を楽しませています。更に、今年は11月の土・日・祝日を中心に、合計9日間(平日2日間、土・日・祝日7日間)の15時以降、高尾山口発新宿行の臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」が運行されるので、こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。
■Information
高尾山
住所:東京都八王子市
アクセス:京王高尾線高尾山口駅下車、ケーブルカー乗り場まで徒歩5分
TEL:042-620-7378
六義園(見頃:11月中旬〜12月上旬)
六義園は、回遊式築山泉水の江戸期を代表する大名庭園です。イロハカエデ約400本のほか、ハゼノキやイチョウなど計約560本が庭園を鮮やかに彩り、山や池が配された園内のいたる所で紅葉が楽しめます。11月17日(土)から12月9日(日)には紅葉と庭園を照らし出すライトアップが実施されます。
■Information
六義園
住所:東京都文京区本駒込6丁目
アクセス:JR駒込駅から徒歩7分
TEL:03-3941-2222
日比谷公園(見頃:11月下旬〜12月上旬)
明治36年開園当時デザインのS字形の園路のイチョウ並木がきれいな黄葉に色づきます。公園内にある雲形池は都市公園等の噴水としては日本で三番目に古いとされる鶴の噴水のある池。都会のオアシスでイチョウやモミジの紅葉を楽しんでみては?
■Information
日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
アクセス:東京メトロ霞ヶ関駅、日比谷駅から徒歩2分またはJR有楽町駅から徒歩8分
TEL:03-3501-6428
芝公園(見頃:11月下旬〜12月上旬)
明治6年に、上野・浅草・深川・飛鳥山と共に日本で初めて公園として指定された歴史ある公園です。例年11月下旬から12月上旬に見頃を迎える、4号地プロムナードの東京タワーを臨むイチョウの紅葉は圧巻です!
■Information
芝公園
住所:東京都港区芝公園4-10-17
アクセス:JR浜松町駅から徒歩12分または都営地下鉄芝公園駅から徒歩2分
TEL:03-3431-4359
明治神宮外苑(見頃:11月下旬〜12月上旬)
約300m続くいちょう並木が有名な明治神宮外苑は、都内を代表する黄葉スポットです。通りの両側には146本ものイチョウが立ち並び、まさに黄金ロードのよう!青山通りから眺めると、まるで絵画のような美しい風景が広がります。
■Information
明治神宮外苑
住所:港区北青山2-1(イチョウ並木)、新宿区霞ヶ丘町2-3
アクセス:東京メトロ・都営地下鉄青山一丁目駅または、東京メトロ外苑前駅徒歩5分。JR信濃町駅または、千駄ヶ谷駅から徒歩10分
TEL:03-3401-0312
代々木公園(見頃:11月下旬〜12月上旬)
園内に点在する広葉樹はケヤキ1000本・イチョウ260本・モミジ100本など約6種。約1300本もの木々が順番に色付いて紅葉散策ができる、都内でも定番の紅葉スポットです。広場や噴水もあり、ベンチも豊富なので腰を下ろしてのんびりと1日中紅葉鑑賞が楽しめます。原宿でのお買い物のあとに散策してみるのもいいですね♩場所がわからなくなってしまった時はもしもしボックスに立ち寄ってみてくださいね。
■Information
代々木公園
住所:東京都渋谷区代々木神園町2-1
アクセス:JR原宿駅から徒歩3分、東京メトロ代々木公園駅から徒歩3分
TEL:03-3469-6081
日本の美しい秋の風景を満喫してみてくださいね!
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高尾山の紅葉シーズンである11月の土・日・祝日を中心に、合計9日間(平日2日間、土・日・祝日7日間)の15時以降、高尾山口発新宿行の臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」が運行される。
高尾山は毎年11月が1年の中で最も来山者数が多く、特に15時から18時の間に帰りの電車を利用する人が集中する。そこで、最も混雑が集中する紅葉シーズンに、高尾登山から快適に帰宅できるよう平日は1日1本・土日祝日は1日2本の臨時座席指定列車を初めて運行することとなった。 「京王ライナー」と同様に5000系車両を使用し、座席はクロスシートで座席指定料金は一律400円。高尾山口駅から新宿駅まで途中駅での乗降は行わずに運行する。 さらに、Mt.TAKAO号に乗車した人全員に木目調のオリジナル乗車記念カードが配布予定。 高尾山から帰宅する際は、便利な「Mt.TAKAO号」をぜひ利用してみて! Information
臨時の京王ライナー運行について
運行日:平日2日間、土日祝日7日間 計9日間
11月:10日・11日・17日・18日・21日・22日・23日・24日・25日※荒天等により、運転を中止する場合があります。
運行区間:高尾山口駅~新宿駅 ※一部の駅では、一旦停車しますが、乗降はできません。
使用車両:5000系車両(10両編成・クロスシート)
座席指定料金:400円 ※別途、乗車券が必要です。
座席数:各列車438席(満席になり次第終了)
購入方法:高尾山口駅にて座席指定券をお買い求めください。
※購入可能時間 運行日の7:00~各列車発車5分前※Web上での購入はできません。
時刻表
平日:高尾山口駅発 15:04新宿駅着15:54
土日祝:高尾山口駅発15:01新宿駅着15:54
高尾山口駅発17:09新宿駅着18:09
乗車特典:Mt.TAKAO号に乗車された方全員に、木目調のオリジナル乗車記念カードを配布します。
京王お客さまセンターTEL:042-357-6161(9:00~19:00) -
世界各地の現地オプショナルツアー専門予約サイト「ベルトラ」は、2018年9月26日(水)より、京都・金戒光明寺の紅葉ライトアップ鑑賞付き拝観プランの販売を開始した。
ベルトラ金戒光明寺 紅葉ライトアップ鑑賞付き拝観プランでは、TVやインターネットで話題の「アフロ地蔵」や、水面に映る紅葉が美しい「紫雲の庭」を彩るライトアップを見ることができる。さらに、一般客より30分早く入場して御用庭師もしくは庭園コンシェルジュに会場を案内してもらえるプランも。そのほか、ベルトラからの予約で、通常拝観の方に「アフロ地蔵のお札」がプレゼントされる。 金戒光明寺は法然上人がはじめて草庵を営まれた地とされ、幕末には京都守護職(会津藩・松平容保)の拠点となり、新選組近藤勇と松平容保が会談を行ったことでも有名なお寺。秋は水面に映る紅葉が有名な「紫雲の庭」をはじめ、境内の紅葉の見どころが南北に渡って鮮やかに彩る。ライトアップされた境内ではお琴の生演奏が楽しめる。 英語サイト・繁体字サイトも用意されおり、インバウンド向けにも販売。世界に誇る京都の秋を満喫できる体験アクティビティを体験してみては? Information
金戒光明寺の紅葉ライトアップ鑑賞付き拝観プラン
催行期間:2018年11月9日(金)~12月2日(日)
日本語サイト:https://www.veltra.com/jp/japan/kyoto/a/157997
英語サイト:https://www.veltra.com/en/asia/japan/kyoto/a/158013
繁体字サイト:https://www.veltra.com/tw/asia/japan/kyoto/a/158019
金戒光明寺
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
TEL:075-771-2204
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六甲高山植物園は、10月19日(金)~11月11日(日)の間、園内の紅葉をライトアップし、夜間の園内を開放する「夜の紅葉散策」を開催する。また、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018の関連企画として、園内に展示されているアート作品のライトアップや夜間のみ観賞できる作品の展示を行う「ザ・ナイトミュージアム」も同時開催する。
紅葉は山から降りてくるといわれ、標高の高い六甲山では京都などの市街地よりも、約1ヶ月早く木々が色づく。園内では様々な種類の紅葉を見ることができ、今年度も10月中旬から11月中旬にかけて変化する木々の彩りを楽しむことができる。美しく色付いた木々をライトアップした様子や、園内各所に点在するアート作品はインスタ映えもばっちりだ。 イロハモミジ、オオモミジをはじめとするカエデ類やブナ・カラマツ・シロモジ・ツツジ類といった様々な種類の紅葉が楽しめる他、チングルマなどの高山植物の紅葉を見ることができるのも六甲高山植物園ならでは。10月中旬より、徐々に広がっていく錦絵のような黄色~紅色の色合いを楽しもう。 赤・黄・橙など様々に色づいた木々のライトアップでは、昼間とは違う幻想的な雰囲気やガイドを通じて夜の植物園と紅葉の魅力を楽しむことができる。また、高橋匡太氏による夜間のみの観賞作品の展示にも期待が高まる。 さらに、園内で採れた木の実やアジサイのドライフラワーなどを使って、世界に一つだけのオリジナルリース作りが楽しめる体験も。道具や材料は全て用意されているので、手ぶらで気軽に参加してみよう。 また、六甲山の爽やかな空の下で開催するフォトセミナーも開催。日本山岳写真協会に所属する専属講師と一緒に園内をまわりながら、小さく可愛らしい山野草の撮影方法を学ぶことができる。毎回好評を博している、沖先生による園内ガイドでは薬草を中心に観察しながら、外見だけでは分からない植物の秘められた魅力を感じられる。 今年の秋は六甲高山植物園で紅葉や植物の新たな魅力に触れてみては? ■Information 夜の紅葉散策 ザ・ナイトミュージアム 期間:10月19日(金)~11月11日(日)※荒天中止 時間:平日/17:00~18:30 土日祝/17:00~19:30 ガイド:17:30~ ※土日祝のみ 30分程度 参加無料 場所:六甲高山植物園 園内(神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150) 参加料:入園料のみ (大人620円、小人310円、シニア割引520円) ※六甲ミーツ・アート芸術散歩2018周遊チケット及び、各種共通券でも入園可能です。 森の手づくりリース体験 期間:10月13日(土)~11月25日(日) 時間:10:00~16:30 (16:00受付終了)※所要時間:約30分 場所:ショップアルピコラ 定員:最大12席 ※予約不要・随時受付 料金:650円~(別途入園料要) フォトセミナー「秋の草花撮影会」 日程:9月23日(日)※雨天時は9月30日(日)に延期 行程: 10:30~11:00 講師による撮影方法講習会 11:00~15:00 園内を自由に散策・撮影 料金:無料(入園料別途要) 定員:30名 ※電話予約受付中 講師: 近藤 嘉彦(日本山岳写真協会関西支部顧問) 浅生 稔(日本山岳写真協会関西支部写真展委員) 沖先生のぶらぶら園内ガイド 日程:10月13日(土)、11月10日(土) 時間:11:00~、14:00~(各回1時間程度) 料金:無料(入園料別途要) 講師:沖 和行 六甲山ポータルサイト:http://www.rokkosan.com
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浄土庭園の紅葉を美しく照らす光の演出とプロジェクションマッピングで甦る極楽浄土の世界「天上界光明」が楽しめる「アミダナイト2022」が、福島県いわき市で2年ぶりに開催される。
「国宝白水阿弥陀堂」とは
藤原清衡の娘・徳姫が、夫・岩城則道公の供養のために建立したといわれる平安時代後期の代表的な阿弥陀堂建築。美しい曲線を描く屋根と浄土式庭園が調和し、優美な姿を見せてくれる。福島県では建造物として唯一、国宝に指定。秋には大イチョウやモミジなどが庭園を美しく彩り、東北の紅葉の名所としても有名で、東日本大震災以後に開始された堂内の紅葉をライトアップするナイトイベント「国宝白水阿弥陀堂 夜間特別拝観」を例年実施していたが、昨年はコロナ禍のため中止、2022年は2年売りの開催となる。「アミダナイト」とは
願成寺 国宝白水阿弥陀堂は、平安後期に建立された福島県唯一の国宝建造物であり、かつて色彩豊かに描かれていた天井の宝相華。2020年に初めて実施したプロジェクションマッピングでは、その宝相華を復活させたことで話題となった。「アミダナイト2022」では、「今宵、天上界へ。」をテーマに投影エリアを拡大し、願成寺 国宝白水阿弥陀堂内全体を演出する。浄土庭園の紅葉を美しく照らす光の演出とプロジェクションマッピングで甦る極楽浄土の世界「天上界光明」を、ぜひこの機会に秋の夜長と共に楽しみたい。Information
国宝白水阿弥陀堂で2年ぶり「アミダナイト2022」開催
期間:2022年11月6日(日)〜2022年11月13日(日)
17:00~20:30 (20:00 最終受付)
場所:願成寺 国宝白水阿弥陀堂(内郷白水町)
Official Site:https://kankou-iwaki.or.jp/event/50938
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富山県と長野県とを結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」では、2022年9月1日(木)~11月上旬、最新紅葉情報をオフィシャルサイトや公式SNSにて公開する。
室堂平周辺の紅葉(9月上旬)
立山黒部アルペンルートとは、中部山岳国立公園・立山にある山岳観光ルート。富山県の立山駅から長野県の扇沢間は、大自然の中を駆け抜ける「立山高原バス」や現在日本で唯一運行しているトロリーバス「立山トンネルトロリーバス」などの様々な乗りものを乗り継いで移動することができ、雲上の絶景を気軽に楽しむことができる。2022年度の営業期間は、2022年4月15日(金)~11月30日(水)まで。立山ロープウェイから見る紅葉(10月上旬)
立山黒部アルペンルート 紅葉の色づき状況
アルペンルートの10カ所のエリアの最新紅葉情報を、9月1日(木)から11月上旬までオフィシャルサイト等で週2回程配信。立山室堂平付近の紅葉は、北海道の大雪山と並んで日本で最も早く、例年9月中旬からスタート。山頂から麓にかけて標高差が1,975mあるため、様々な場所で時期をずらしながら紅葉観賞ができる。
「全国キャンペーンWEBきっぷ」は、全国からの旅行者を対象に、立山駅・扇沢発の乗車予約ができる、お得な割引きっぷ。当日はきっぷ売場に並ぶ必要がなく、スムーズに乗り物を利用することができる。*9月17日(土)~9月25日(日)の期間は利用できません弥陀ヶ原高原の紅葉(9月下旬~10月上旬)
また、立山黒部アルペンルートには宿泊しないと体験できない奇跡の一瞬が数多くある。広大な高原に佇む弥陀ヶ原ホテルでは、可憐な高山植物の鑑賞、雲海に沈む夕陽、満天の星など自然が織りなす絶景を、多彩なアクティビティとともに、ここだけの感動体験として楽しむことができる。各種宿泊プランを用意しているので詳細はホームページをチェックしよう。Information
立山黒部アルペンルート
最新紅葉情報:https://www.alpen-route.com/autumn-leaves/
秋の絶景スポット:https://www.alpen-route.com/enjoy_navi/autumn/
Official site: https://www.alpen-route.com/
立山黒部アルペンルート WEBきっぷ:
https://tateyama-kurobe-webservice.jp/AlpenTour/html/VW001W0010.html
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忍者専門のプロショップが、2022年10月、東京タワーに開業する。日本の三大観光資源として富士山、京都、忍者と言われて久しいが、忍者のための、忍者による、忍者専門プロショップは存在しない。 東京の観光名所「東京タワー」2Fにオープンするのは、世界初の忍者専門ショップ「NINJA TOKYO PRO SHOP」。22年間の忍者業界のノウハウを活かし、忍者に特化した武具、グッズ、菓子、体験などを提供する。
幻のサンリオキャラクターも復活
2016年にサンリオと共同開発したオリジナルブランド「サンリオキャラクターズNINJA」もプロショップと共に新たなデザインのオリジナルグッズとして復活。同キャラクターは、2016年に「NINJA KYOTO」のサンリオコラボ忍者カフェの開業で誕生したが、2017年以降商品展開を休止していた。 「NINJA TOKYO PRO SHOP」では、手裏剣体験グッズ「ニンジャトレーナー」を使用した手裏剣体験や、その場で忍者武具をコーディネートして自分だけの忍者に変身する忍者変身体験など、国内外の観光客だけでなく、忍者マニアやコスプレーヤーも満足できる本格的な武具を用意。また、ここでしか手に入らないオリジナルの刀や鉢がねなどの限定グッズも数多く取り揃える予定となっている。 東京観光に訪れた際は、東京タワーで”プロ忍者”を体験してみて。 -
みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」が、みんなのランキング第32回「野外美術館ランキング」のトップ10を発表した。ランキングは、実際に体感したり触れたりすることができる「野外美術館」を生活ガイド.comが厳選し、その中から「気になる!体感してみたい」と思う「野外美術館」を生活ガイド.com会員に投票してもらい決定。 野外美術館ランキングトップ10
1位:岐阜県白川村「野外博物館 合掌造り民家園」
[caption id="attachment_584231" align="aligncenter" width="1200"]受付棟入口(写真提供:白川郷 合掌造り民家園)[/caption] 今回1位に輝いたのは、岐阜県白川村にある「野外博物館 合掌造り民家園」。移築や離村を理由に合掌造りが失われていくことに危機感をもった白川村が、その文化保存のために開業した施設は、園内はひとつの村のようになっており、昔の文化や暮らしを追体験することができる。 黄菖蒲と中野長次郎家
水車小屋
合掌造り民家園は離村などの止むを得ない事情で使われなくなった合掌造りを移築し保存・公開しており、往時の白川郷が体感できる特別な空間。岐阜県重要文化財指定建造物9棟を含む全25棟の建造物を保存公開しており、園内には神社やお寺の本堂、水車小屋等もあり、2棟の主屋は屋根裏まで見学ができる。 白川村は岐阜県の北西部に位置し、急峻な山々に囲まれ、村の96%が山林、農耕地は0.4%という典型的な山村。豪雪地帯でもあり、冬には積雪が2m以上になることも!かつては秘境と言わたが、1995年には荻町地区が世界文化遺産に登録され、2008年に東海北陸自動車道が全線開通してからは交通の便も良くなり多くの観光客が訪れるようになった。白川村は、世界遺産地区はもちろん、アクティビティやキャンプ、温泉など他にもたくさんの魅力が詰まった観光地となっている。2位:愛知県 犬山市「野外民族博物館 リトルワールド」
2位は世界各国の衣・食・住をはじめとした民族文化を紹介している「リトルワールド」。世界各地から集められた約6000点もの民族資料を展示した展示室や、23か国の家屋が立ち並ぶ野外展示場で構成されている。グルメ食べ歩きや民族衣装、エンタメなど世界の文化を五感で体験でき、1日世界旅行に出かけた気分を味わえる。 第3位(同点):鹿児島県 湧水町「霧島アートの森」
3位になった「霧島アートの森」は、霧島という雄大な景観の中、四季折々の変化を見せる野外展示空間をもつ美術館。造形作家がこの地を訪れ自然・歴史的・文化的な特徴を生かしながら構想した作品たちは、霧島地域の自然と調和した芸術性の高いものばかり。 第3位(同点):東京都 小金井市「江戸東京たてもの園」
同点で3位になった「江戸東京たてもの園」は、1993年に東京都江戸東京博物館の分館として開設された野外美術館。都内に存在した江戸時代前期から昭和中期までの現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築・復元・保存がされている。昔の商家などを通して下町の風情を楽しめるほか、様々な建築様式の建物が見られることも魅力。 第5位:北海道 網走市 「博物館 網走監獄」
5位は「網走監獄」。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館で、敷地面積は東京ドーム約3.5個分の広さ。国の名勝に指定されている天都山の中腹にある網走国定公園の中にある。「五翼放射状平屋舎房」は刑務所施設としては日本最古で、木造行刑建築としては世界最古。 暖かい日が多くなりお出かけ気分が高まる春。ランキングを参考に次の休日に行きたい”お出かけスポット”を探してみては。 Information
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コロナ禍によりおうち時間が増え、旅行に対する価値観が変わった人は多いだろう。遠出をしたくても未だ続くコロナ感染の状況を考えると以前のように気が進まないこともあるはず。しかし、そんな状況でもその地域の魅力と取り組みを発信している日本の各自治体アカウントが数多く存在し新しい旅の仕方を提案している。今回は、その中でも、見た人がいつか必ずその場を訪れたいと思うような臨場感ある写真を投稿し、人々の関心を集めている自治体アカウントをご紹介しよう。
【熊本県観光公式】もっと、もーっと!くまもっと。
【北海道観光公式】GoodDay北海道
【青梅・奥多摩】うめたま
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阪急交通社は「おうちで学ぶ日本のこと!」をテーマに、知っていたようで知らなかった日本に関するいろいろな知識を発信しており、今回は「日本にある世界遺産」について発信する。日本にある全25件の世界遺産の内、世界遺産としてよく知られているのはどこか、行ったことのある人の多い世界遺産はどこかなどのアンケート結果を公開した。 調査概要 有効回答数:524名 調査期間:2021/9/17~2021/9/24 調査対象:全国、20代以上の男女 調査手法:Webアンケート 世界遺産とは、1972年の第17回UNESCO総会で採択された世界遺産条約(正式には「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」)に基づき世界遺産リストに登録されたもの。世界遺産には「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産(文化遺産と自然遺産を兼ね備えたもの)」の3種類がある。 日本は1992年から当条約に参加し、現在までに25件が世界遺産に登録されている。 一番新しいものでは、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」と「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年7月に登録された。 25件もあると、世界遺産だと知らなかったという場所が人によってはたくさん出てくるのではないだろうか。今一度、どのような世界遺産があるのか確認してみよう。 阪急交通社では日本にある世界遺産についての知名度調査を実施。全国500名以上の人を対象に、世界遺産として登録されている全25ヵ所を挙げ、「そこが世界遺産だと知っていたか」を質問した。アンケートの結果を紹介しよう。 以下は、「日本の世界遺産一覧の内、あなたが『ここは(これは)世界遺産だ』と認識していたものを全て選んでください」という質問の結果。
この中で一番知名度が高かったのは「屋久島」で、7割近くもの人が世界遺産だと認識しているという結果となった。 屋久島は1993年、日本で初めて「自然遺産」として世界遺産に登録された。樹齢数千年とも言われる屋久杉の天然林を有すること、植生の垂直分布が顕著に見られること、多くの固有植物の存在などが世界遺産登録の理由になった。 屋久島
一方で8.6%と一番知名度が低い結果となったのは、「国立西洋美術館本館」。国立西洋美術館本館は、「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献 ―」として7ヵ国17資産が選ばれた内のひとつであり、施設単体で選ばれたのではない。 ル・コルビュジエとはフランス人の建築家。日本を含む7ヵ国が世界文化遺産に共同推薦をした結果、ル・コルビュジエの建築作品は人類の創造的才能を現す傑作であり、建築に革命をもたらしたなどとして世界遺産への登録が認められた。国立西洋美術館本館
世界遺産に行ったことのある人の割合は?「法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)」に行ったことのある人が一番多く、42.2%という結果が出た。行ったことのある人の感想として「奈良の法隆寺は流石に世界最古の木造建築だけあって、その趣に感動しました」ともあったが、世界最古の木造建築が数多く残っていることが世界遺産登録の理由となっている。 世界遺産としての知名度が一番高かった屋久島も、行ったことがあるかどうかとなると、6.9%となる。屋久島までのアクセスがやや難しかったり、縄文杉(屋久杉の中でも最大とされる木)を見るには往復10時間歩く必要があったりなど、観光におけるハードルの高さが原因とも思われる。しかし行ったことのある人の感想には「屋久島は、素晴らしい自然遺産でした。屋久杉を見に行くまでは大変な道のりでしたが、行く価値のある素晴らしい景色でした!」とあるなど、その分高い感動を味わっている人も多いようだ。 法隆寺
行ったことのある人の割合が一番低かった「小笠原諸島」は、週に1便の船で片道24時間かかることから、行ったことのある人はどうしても少なくなることがわかる。東京都の島といっても都心から南に1,000kmも離れ、大陸と陸続きになったことがないという小笠原諸島は、固有種の宝庫と言われ、それが世界遺産に選ばれた理由ともなっている。小笠原諸島では、今でも進行中の進化の過程までが見られるそうだ。 小笠原諸島へ行ったことのある人からは、「海も島もすべてが素晴らしく、時間がとれるようになったら、ぜひもう一度行きたいと思っています」「本土から離れた離島であるため、星空、野鳥などを楽しむことができた」といった感想があった。小笠原諸島の南島
世界遺産は観光スポットとしても人気があるが、その地域や施設などにおける歴史、価値などを知っておくと、より奥深く楽しむことができるだろう。Information
日本にある世界遺産
世界遺産特集:https://www.hankyu-travel.com/heritage/?p_baitai=9597
日本の世界遺産一覧:https://www.hankyu-travel.com/heritage/japan/?p_baitai=9597