原宿を彩る新しいイベント、TOKYO POPが KAWAII MONSTER CAFEで開催!

16.April.2016 | MUSIC

4月1日(金)、原宿にあるKAWAII MONSTER CAFEで「TOKYO POP」が開催された。昨年6月にSOUND MUSEUM VISIONで話題となった同イベントは今後、毎月第1金曜日に行われる予定。

 

現在の“トウキョウ”を海外へ発信していく「TOKYO POP」のレジデントとして、AMIAYAやUna、FEMMが登場。他にも、美人DJとして名の知られるMARIA FUJIOKAや、ファッショニスタであるBabyMary(FALINE)らが、DJとして会場を盛り上げた。

 

文=百 佐保里(SHUTTER)

 

4月1日(金)、8:00p.m.
「TOKYO POP」が開催されると聞き、すっかり夜の顔となった原宿を足早に歩く。
AMIAYAやUna、FEMMをはじめとするアーティストたちが、最先端の“トウキョウ”を海外へと発信していく一夜。今後は、毎月第1金曜日に開催されるという。ということは、常に、新しい“トウキョウ”の姿が世界に発せられることになるのだろう。

イベントが開かれるKAWAII MONSTER CAFEに着くと、DJブースに立っているのは、増田セバスチャン。自身がアートディレクターとして手掛けたカフェで、黒のシルクハットをかぶり、DJをしている。なんという豪華なお出迎えだろう…!

 

バーカウンターには、リキュールのPASSOAが注がれたグラスが並び、甘いフルーツの香りが漂う。会場内にあるモニターには、AMIAYA、Una、瀬戸あゆみの4人がPASSOAを片手にパーティーを楽しむ映像が流れており、足を止めてしばし見入る。味は、ソーダ/ライムソーダ/クランベリーソーダの3種類のようだ。

他にも、モンスターガールが売り歩くショット「MONSTER」も人気だ。ここでしか飲むことの出来ない、色鮮やかで、奇妙なアルコール。一体どんな味がするのか…。気になるところだが、次回のお楽しみとして、今回は飲まないことにする。

9:30p.m.
中心には溶けたケーキのようなメリーゴーラウンドがあり、回転するステージに立ったのは、Faint★StarのHINAとYURIA。手の動きを多く取り入れた独特なダンスと、息の合った動き。人々はスマホをかざし、2人のシンクロする姿をとらえようと、周りにさらなる円を作る。

パフォーマンス終了後、彼女たちに話を聞くことが出来た。

−−−今日のパフォーマンスは、どうでしたか?
YURIA:「メリーゴーランドの上で歌うのは初めてのことだったので、新感覚で楽しめました。」
HINA:「回転寿司のお寿司になった感じでした!(笑)」

 

4月9日リリースのシングル「ネヴァエバ」については、収録されている5曲それぞれ、ライブを意識した曲であると語る。中には、クラップ音が入っていたりと、みんなで踊って、盛り上がれるようにという思いが込められているそうだ。

9:40p.m.
DJは、MARIA FUJIOKA。シンプルな服装が好きと話す彼女は、オレンジ色のタンクトップに、ジーンズというシンプルな出で立ち。3度の飯より音楽が好きという言葉の通り、テクノやハウスなど、ジャンルは1つにとらわれない。
DJを始めて1年だというが、その人気ぶりは一目瞭然。彼女の元に、写真を撮りに来る者や「Nice!」と親指を立てにくる外国人が何人来たことか。

ふと周りを見渡すと、日本人だけではなく、外国人観光客も多く集っていることに気づく。つたない英語で「何を楽しみに、このイベントへ来たのですか?」と尋ねてみたところ、
「CRAZY DANCE!」(ロシア/男性/29歳)
「FEMM」(イングランド/男性/23歳)
「The dancing cat」…ピンクファットキャットのこと。(フランス/女性/28歳)
「FUN!」(ラトビア/男性/34歳)

 

アーティストを見るため、マスコットキャラクターであるピンク・ファット・キャットに会うため、純粋に原宿の夜を楽しむためなど、目的はさまざま。さらに、国籍もみな一様でない…!1度に多くの国の人々と接することのできるこの場所は、なんとも刺激的で、なんとも不思議な空間である。

 

11:00p.m.
夜が更けていき、会場の温度が高まっていくのを肌で感じながら、BabyMaryが流す曲に身を委ねる。彼女は、原宿・竹下通りにあるセレクトショップ「Faline」のオーナーであり、ファッションのカリスマ。手を伸ばして、ブース越しに人々と挨拶をする彼女の周りには、次々と人が集まっていく。

 

そして、赤と青のカクテルライトが輝くホールに、今日のメインアクトをつとめるAMIAYA、Una、FEMMが登場。キュートな中にもセクシーさを潜ませた、バーレスクとも異なる独特の雰囲気のステージへと会場は一気に様変わりする。

 

「みんな楽しんでますか~?」というAMIAYAのコールで、3組のライブはキックオフ。ステージはホール中央の巨大なメリーゴーラウンド。ユニコーンにまたがり1曲を歌い終わると、つぎのアーティストへとバトンを渡す。ピンクレディの名曲、UFOから「SEXY!」のかけ声で、続くペッパー警部、またUFOへと戻るメドレーを歌いあげる。

 

続いてUnaが歌うTHE BOOM「島唄」のカバー曲へ。エフェクトのかかったボイスで途中ラップをはさむ、オリジナルなアレンジが熱い。

シームレスにつながるFEMMは「Party All Night」で確かなリズムを刻む。そこに、AMIAYA、Unaの甘い美声が加わる。ステージで彼女たちが生み出すダンスとハーモニーはまさしく、TOKYO POPだ。

満杯になったオーディエンスたちはコール&レスポンスで応える。原宿から世界へ向けた音と光、そして歌のメッセージは、星空の果てまで伸びて、また私たちのもとへ戻ってくる虹色のメリーゴーラウンドのように、きらきらと色づいて見えた。

ライブを終えたAMIAYAは「ファッションと音楽をミックスさせた、TOKYO POPを発信したい」と笑顔で語ってくれた。Unaは「3組のコラボレーションということで、いつもと違う楽しさがあった。AMIAYA、FEMMの雰囲気に合わせようと思ったけど、あえてロックなテイストの服で、自分らしさを出してみました」と、息を弾ませながら答える。

11:30p.m.
続くLISACHRISはスケール感のあるメロディアスなDJプレイで、あたたまった会場をチルダウンさせる。集まった外国人たちがあちこちで記念撮影をするなど、会話を楽しむムードへ。ラストに登場したSTRAMACCIONIがスロウなヒップホップを奏でると、TOKYOの夜はますます深くなってゆく。

おしゃれエリア原宿の中心地に生まれた、新たなウィークエンド・イベント。TOKYO POPは毎月、トウキョウから世界へ向けて活躍するファッショニスタやアイコンとなるさまざまなアーティストを迎えつつ、エッジーな日本カルチャーの発信源として、輝きを増していくことだろう。

 

【イベント概要】
TOKYO POP × KAWAII MONSTER CAFE HARAJUKU LAUNCH PARTY Supported by PASSOA
開催日2016年4月1日(金)
出演:AMIAYA、Una、FEMM[RESIDENT -TOKYO POP LIVE-]
Faint★Star[LIVE]、増田セバスチャン、Hatch、MARIA FUJIOKA、BabyMary(FALINE)、LISACHRIS、STRAMACCIONI(CANNABIS / YAMADA)
会場 KAWAII MONSTER CAFE
東京都渋谷区神宮雨前4-31-10 YMスクエア4F
DOOR ¥2,500+1D ADV(iFLYER) ¥2,000+1D
SNSディスカウント(Facebook / Twitter / instagram)2,000yen+1D
18歳未満入場不可、写真付きIDチェックあり
※毎月第1金曜日開催、詳細はASOBIPRESSをチェック
http://asobipress.jp/

TALENT PROFILE

UNA

アーティスト、モデルとしてもエッジー&クールなルックスで原宿の“イット・ガール”として人気を博し、原宿ストリートを体現する独自のファッションは多方面から熱い支持を得ている。 デビュー前にフランスでライブ、2014年にはロサンゼルス・サンフランシスコでLIVE出演するなど、世界中で活躍。2015年7月、LITTLE(KICK THE CAN CREW)とコラボ、7月30日にはVERBAL(m-flo)プロデュースによる名曲のカバー「Shimauta」を配信リリースし、新しい島唄としてストリートシーンで話題をよんでいる。

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    ラグジュアリー・ライフスタイルホテルW大阪は、ホテル3階のソーシャルハブ「LIVING ROOM(リビングルーム)」で、2022年4月1日(金)より「ICHIGO AFTERNOON TEA – Dressed up for Spring」の提供を開始した。

    W 大阪ファッションアンバサダー AMIAYA

    ICHIGO AFTERNOON TEA – Dressed up for Spring

    LIVING ROOM

      現在提供中の“苺”をテーマにしたアフタヌーンティー「ICHIGO AFTERNOON TEA」の好評を得て、「ICHIGO AFTERNOON TEA – Dressed up for Spring」がスタート。野苺や木苺などストロベリーだけではない、ひと味違った“苺”のテーマはそのままに、今回は春の装いをまといメニューを一新。オレンジ、赤、ピンクの色使いが目を引く「オレンジと苺のオペラ」、花びらをあしらった「フレーズデボワと苺のチーズケーキ」といったスイーツは、3月16日(水)に開業1周年を迎えたW大阪のファッションアンバサダーで、モデル、DJとして世界中から注目を浴びる双子のユニットAMIAYAの元気でヴィヴィッドなファッションから着想を得た。セイヴォリー(軽食)には、「桜海老と春キャベツのキッシュ」、「新玉葱のブリュレとシェーブルチーズ」など、春の食材をふんだんに使用。W大阪の建物を模ったアイコニックなアフタヌーンティースタンドに並ぶ、W大阪のシェフチーム渾身の計12種類のアイテムを、ウェルカムドリンクや紅茶やコーヒーのフリーフローとともに楽しんで。     W大阪のフォトジェニックな空間で、春を感じるひと時を過ごしてみては?

    TALENT PROFILE

    AMIAYA

    15歳で上京し原宿のストリートをゼロからスタートした双子の姉妹。青文字系雑誌でモデルを務めすぐに、独創的な着こなしとヘアメイクを真似するファンが急増。一躍、原宿を代表するスターモデルとなる。2010年7月に発売した『AYA AMI BOOK』(祥伝社刊)は計4万部の発行部数を記録。その後も活動の幅を広げ、『NYLON JAPAN』でも表紙を飾り連載をスタートさせるなど多ジャンルのファッション誌で活躍している。モデル業以外では、アパレルブランドド”jouetie”をコンセプターとなり立ち上げ、日本のみならずアジア全域で人気のブランドに上り詰めている。そして2013年、ユニバーサルミュージック ファー・イースタン・トライブ・レコーズより、メジャーデビューミニアルバム「TOKYO POP」をリリース。幼い頃からの夢であったアーティストとしても活動している。

  • メタバース x デジタルファッション x NFTでグローバル展開「AMIAYA x STREET x MetaTokyo」コラボ発表

    26.March.2022 | FASHION

    MetaTokyo株式会社は、アソビシステム株式会社に所属の、TOKYOを代表するファッションアイコンとして世界から注目を集めるツインズユニット・AMIAYAとのコラボレーションで、『AMIAYA x STREET x MetaTokyo』 としてメタバース内のポップアップミュージアム、NFT写真、ウェアラブル=アバター向けファッションの展開を行い、デジタル・ファッション領域に進出する。このコラボレーションは、グローバル・メタバースプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」が、2022年3月24日(木)から開催した「Metaverse Fashion Week(MVFW)」への公式プログラムとして実施される。   今回のコラボレーションは、ツインズユニット・AMIAYA とストリートスナップ誌「STREET」のコラボレーションによる写真集「AMIAYA x STREET TOKYO FASHION 2021ss」をフィーチャー。原宿を中心としたストリートを舞台に、最新の東京ファッションを身に纏った AMIAYA を「STREET」 編集長兼フォトグラファーの青木正一氏が撮り下ろした、ファッションの持つ可能性と魅力を改めて感じられる写真とメタバース x  デジタルファッション x  NFTを組み合わせ、「Web3.0時代」のカルチャーとファッションをグローバル展開する。 NFTを活用したオープンメタバース「Decentraland」でMetaTokyoが所有の土地に建設した、ポップアップミュージアム「SPACE by MetaTokyo」がAMIAYA x  STREET」とのコラボ仕様にアップデートされ、メタバースならではのイマーシブな写真展示を展開。また、今回のコラボレーションを記念して、AMIAYAのスタイルをモチーフにしたウェアラブルの製作、販売、配布が、Decentraland内のマーケットプレイスで行われている。さらに、「AMIAYA x STREET」の写真がNFT化され、世界最大級のNFTマーケットプレイスOpenSeaにて販売中。33カットの写真をそれぞれ10エディション、合計330点を販売し、NFT写真の購入者には後日、上記のコラボ記念Tシャツがエアドロップ(配布)されるのでお見逃しなく!  

    TALENT PROFILE

    AMIAYA

    15歳で上京し原宿のストリートをゼロからスタートした双子の姉妹。青文字系雑誌でモデルを務めすぐに、独創的な着こなしとヘアメイクを真似するファンが急増。一躍、原宿を代表するスターモデルとなる。2010年7月に発売した『AYA AMI BOOK』(祥伝社刊)は計4万部の発行部数を記録。その後も活動の幅を広げ、『NYLON JAPAN』でも表紙を飾り連載をスタートさせるなど多ジャンルのファッション誌で活躍している。モデル業以外では、アパレルブランドド”jouetie”をコンセプターとなり立ち上げ、日本のみならずアジア全域で人気のブランドに上り詰めている。そして2013年、ユニバーサルミュージック ファー・イースタン・トライブ・レコーズより、メジャーデビューミニアルバム「TOKYO POP」をリリース。幼い頃からの夢であったアーティストとしても活動している。