お得な情報ゲット!?「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」がスタート

11.May.2016 | SPOT

4月29日(金)、2日間にわたって開催された文化祭型イベント「ハラコレ’16」の幕開けとして、トークセッション「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」がラフォーレミュージアム原宿にて開催された。当日は、中川悠介氏(アソビシステム株式会社)、留目真伸氏(レノボ・ジャパン株式会社)、伏谷博之氏(タイムアウト東京)の代表取締役3名と、渋谷区長の長谷部健氏、一般財団法人渋谷区観光協会理事長の金山淳吾氏が登壇。「渋谷区の観光ビジョン」「ナイトタイム経済の活性化」「ICTツーリズム」の3つのテーマについての議論が白熱する中、ICTツーリズムの一環としてリリースされたばかりの新作アプリが話題に上げられ、国際観光都市としての渋谷区の将来に期待が集まった。

渋谷区の割引情報が満載、新感覚アプリが登場!
最先端のタブレット端末を世界に届けるレノボ・ジャパンと、渋谷区観光協会がタッグを組んで、渋谷区情報キュレーションアプリをリリースした。このアプリの大きな特徴は、積極的に情報を取りに行かなくても、自動的に入ってくるという点である。各所に設置されているビーコンから、ショップやカフェの特典・割引情報などが発信され、街中を歩いているだけでプッシュ通知される仕組み。ファッションや音楽、グルメ、エンタメ、ショッピング、クラブ。さらに、小さなイベントから地域の祭りまで、渋谷区の耳寄りなインフォメーションを漏らさず知らせてくれる。

おそらく、遠い将来や今後のことだけでなく、目の前に横たわる”ちょっと先の未来”の可能性を広げてくれることだろう。
(例えば、ラーメンを食べようと考えていたところに話題の蕎麦屋の情報が入り、蕎麦もいいかもしれない…と新たな選択肢を得るように!)

 

アソビシステムの中川氏は、「渋谷区は、日本だけでなく世界中の多くの人に好まれ、注目されている。SNSやIT、WEBを通して世界に広めていくことで、また訪れたいと思ってもらうことは重要だ。」と語った。
また、渋谷区と聞くと、つい渋谷・原宿に限定したエリアを思い浮かべてしまうが、実は新宿の一部や、恵比寿など、さまざまな個性を持った街が含まれている。近い将来、「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」のスマホアプリを片手に、多くの人が街を行き交うかもしれない。


ナイトタイムや街歩きを遊び尽くす、ギミックが満載!
新たな試みとして、HIPHOPアーティストのZeebraさんと、ファッション・ディレクターの植野有砂さんがナイトアンバサダー(”夜”の観光大使)に任命された。今年6月には風営法が改正され、深夜帯も含め、いくぶんか自由に遊べるようになる。そのことを受けて、渋谷区観光協会理事長の金山氏は、「自由の裏には責任があり、節度やマナーがある。」と話した。厳しい縛りがないからと言って、ハメをはずして何を行なっても良いというわけではない。クールに遊ぶアンバサダー2名の姿に習いつつ、渋谷区の夜を多くの人に味わってもらおうという願いがにじむ。

一方、気になる「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」というフレーズは、多様な色にあふれた渋谷区のイメージにまさにぴったり。このカラフルな文字たちは、渋谷区の街中にあるタイポグラフィーを取り入れたものだ。(細部にも遊び心を秘めている点が、なんとも渋谷らしい!)誰もが知っているアパレル・ブランドやカフェ、ジムなどから文字を借り、ユニークなアレンジで組み合わされたロゴは、多様なカルチャーが共存する渋谷区を表現している。宝探しをするように、街に散りばめられている文字から見つけ出していくことも楽しみ方の1つかもしれない。

トークセッションの終わりには質疑応答が設けられ、参加者から今後の渋谷区への期待や、希望のコメントが寄せられた。
”遊ぶ”と一言で言えど、何通りもの遊び方が存在する渋谷区。アプリを賢く使い、そして、”PLAY!”という言葉を胸に、自らの足で街を歩き、まだ知らぬ遊びを発見していきたい。

写真:向山裕太、テキスト:百 佐保里(SHUTTER)

「PLAY! DIVERSITY SHIBUYA」一般財団法人渋谷区観光協会HP
http://www.play-shibuya.com

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