お台場にてバーチャル・リアリティの世界へと飛び込む。

19.May.2016 | SPOT

道路の脇にたまたま置いてあった細長い木の板の上を「ちょっと歩いてみて」と言われて「いやだ、怖い」なんて言う人は森林恐怖症(森林や木材に関する恐怖)でない限りあまりいないが、あるヘッドセットを頭にかぶせるだけでそれだけのことがかなりの絶叫ものへと変身してしまうらしい?!



さいきんよく耳にするようになった「VR」Virtual Reality (バーチャル・リアリティ=仮想現実)の略で、日本ではすでに2年前である2014年に倖田來未がバーチャル・リアリティのミュージックビデオを発表していることを耳にしたひとも少なくないはず。当時、頭に装着するデバイス、(通称: ヘッドマウントディスプレイ)「Oculus Rift (オキュラス・リフト)」は一般の手に入らず、デザイン、アート、ファッションやミュージックを総括したどでかいクリエイターイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK」のみにて360度広まる倖田來未の世界が体験できた。



これは一体なんぞや、とイマイチ想像がつかめないひともきっとまだいるはずだが、もとはクラウドファンディングサービスであるキックスターターを通して形となった「Oculus Rift」が今年の3月に初期価格$599 (5月18日時点での換算だと¥65,510+送料¥10,800=¥76,310))で一般向けに販売をスタートし、(VR ZONEで使用されているのは、一般販売も設けているHTCのVRヘッドセット「VIVE」PLAY STATIONは今年にも発売を予定している) バーチャルリアリティのテーマパークと現実からかけ離れたような場所がリアリティとなったイマ、その存在を無視することがなかなか難しくなってきている。



そこでそのバーチャルリアリティをたっぷり楽しめる施設、「VR ZONE Project i Can」が今年の4月15日お台場はダイバーシティにてオープン!なんとなくこのお話を聞いただけで済ませていると、このプロジェクトが終了してしまうので要注意。「VR エンターテインメント研究施設」と呼ばれるこの施設は、実は期間限定オープンとなっており、10月中旬までという短い寿命つき。そこで知っておきたい3つのことをご紹介!

出典: BANDAI NAMCO

①完全予約制。

ひとがごった返して長蛇の列に並ぶとなると少しの根性がいる。が、ここでは列に並ぶ時間のほうが所要時間よりかかるくらいなら別のことをしようという発想を一切巡らせない完全予約制度を持ち合わせている。VRの公式ウェブから行きたい日とご希望の時間枠を選択!

時間枠はこちら:10:00~11:30 / 11:30~13:00 / 13:15~14:45 / 14:45~16:15 / 16:30~18:00 / 18:00~19:30 / 19:30~21:00

入退場時間は10分、体験時間は80分と計90分になっており、仮想現実の世界をたっぷり楽しめるようになっている。

《予約はこちらから:https://project-ican.com/



②猫を救うだけじゃない。

一気に拡散されたプロモーションムービーでは、猫を救うアトラクションのみ紹介されているが、実はその他5つ、計6つのアトラクションが揃っているよ!

「スキーロデオ」通常のゲームで見かける簡単モードなど通用しないため岩などにぶつかったら即死亡とみなされる。通風装置付きで本当に雪で覆われたスキー場を駆け巡っている気分。(所要時間:6分、体験料:700円)

「リアルドライブ」180度の視界を体感できるドームスクリーンでスポーツ走行を楽しむ。路面の凸凹まで感じられるようシートが可動する作りになっている。(所要時間:14分、体験料:700円)

「高所恐怖SHOW」実は木の板の上を歩いているだけなのに、ヘッドセットを装着すると地上200mの木の板の上を歩いている現実に覆われ、その先端にいる子猫ちゃんを救えるかはキミの度胸次第。(所要時間:7分、体験料:1000円)

「脱出病棟Q」体から生える毛がひとつ残さず全てそびえ立つ恐怖感に襲われる。「本当に怖いので苦手なひとはやめておくことをオススメします」とスタッフにまで乗り物をオススメされないと冗談抜きで怖いのでは、と疑ってならない。(所要時間: 12分、体験料:800円)

「トレインマイスター」これまた「リアルドライブ」同様、席が可動するようになっており、JRの山手線の風景をごくごくリアルに捉えた中で電車を運転する車掌さん体験!(所要時間:9分、体験料:700円)

「アーガイルシフト」少女とともに大きなロボットのコックピットに入り込み、向かってくるものと戦う、ゲーム好きにはたまらない乗り物。(所要時間:7分、体験料:700円)



③注意事項。

・13歳未満のお子様は体験不可。

・同伴者は3名まで。

・メガネの上からも装着可能だが、形によっては適さない場合も。コンタクトでのご来場をオススメ!

さて、上記を踏まえた上で現実でやるとおそらく死亡も視野に入る崖っぷち体験を通し、ゾクゾクするバーチャルリアリティの世界を肌身で感じよう! 今夏は、バーチャル・リアリティにハマる予感。



VR ZONE PROJECT i CAN

営業時間:10:00~22:00

住所:東京都江東区青海 1-1-10ダイバーシティ東京プラザ3F

アクセス:東京臨海新交通臨海線 (ゆりかもめ)「台場駅」より徒歩5分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」より徒歩3分

公式ウェブ:https://project-ican.com

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