【MMN Music】海外に広がる日本の次世代音楽 シンセポップ・エレクトロアーティスト5選

05.December.2018 | FEATURES / MUSIC

こんにちは、もしもしにっぽん編集部のエア・チョウです!

今月から、もしもしにっぽんでミュージックに関しての記事連載をはじめました!

第1回は日本の次世代シンセポップ・エレクトロをメインとしたアーティストを5組紹介します。

 

・City Your City

k-overとTPSOUNDによる「City Your City」 。R&Bとエレクトロニックの要素を軸とした繊細なサウンドで注目を集めました。1stフルアルバム「N/S」はiTunes エレクトロニックチャートにて1位を獲得しています。

私が好きな新曲「chain」は、Tropical House全体のリズムがゆるやかで、リラックスしたEDM。民族楽器の音色が大きなハイライトとも言われています。

ミュージックビデオは、妖艶なビジュアルと歌詞の「遊び」、「現実」、「光」、「未来」などのイメージでファンタジーな作品となっています。最近は洋楽寄りの若手バンドがたくさん出てきていますが、ここまで「日本」を感じないバンドはなかなかいません。

 

・AmPm

デビュー曲「Best Part Of Us」を発表し、Spotifyで1700万回を超える再生回数を記録。海外で注目となった日本人ユニットAmPm(アムパム)。2017年にはインドネシアで行われたライブイベント「SPOTIFY ON STAGE」に出演し、初ライブを披露。2018年にはアメリカ・マイアミで開催された「Ultra Music Festival 2018」にも出演しました。

初めてこの歌を聞いた時、綺麗なメロディーが耳に残りました。

この曲のゲストボーカルは日本人Michael Kanekoですが、彼はアメリカで育ったので英語が非常に上手です。日本人にはあまり知られていませんが、この楽曲はSpotifyを通じ全世界で話題となっており、いわゆるJ-popの逆輸入を感じます。

 

・Tempalay

FUJI ROCK FESTIVAL’15&17、アメリカの大型フェスSXSWに出演、2度に渡る中国ツアーを行う等、自由にシーンを行き来する新世代ロックバンド。西海岸やカナダの海外インディーシーンを感じさせる脱力系サウンドに中毒者が続出。

Tempalayは私が最近大好きなバンド。偶然ライブを観て好きになりました。70~80年代シティポップ・リバイバル感が溢れた日本インディバンドの中で面白く、センスいい曲が多いです。「新世代」は不調和なメロディーに中毒性があります。

代表曲の「新世代」も「革命前夜」も、タイトルから野心的な音楽革命家を感じます。曲を聴くと、新世代の光と言われる意味がわかります。

 

 

・Ghost like girlfriend

ホームページには「1994年7月25日生まれ。兵庫県淡路島出身。岡林健勝によるソロ・プロジェクト。」だけ載っているが、完全におしゃれなバンドセットのようだ。デビュー曲「fallin’」をリリースし、Apple MusicとSpotifyのみで公開、MVはYouTubeで100万の再生超を記録している。

歌詞もMVも、「東京」をテーマに構成している。都会の若者が愛に彷徨っていて、飽きてしまった退屈な日々に、「こんな世界を愛せるかい」という考えを語っています。

MVは歌詞に合わせて、「渋谷」と「下北沢」を背景に、「昼」と「夜」を対照的に映し出します。色彩豊かで、魅力的な作品となっています。

 

・yahyel

デビューして間もなく世界で活躍し、日本でalt – J、Warpaint、MountKimbieなど海外のアーティストゲストバンドとして出演。イギリス、中国でライブを行った。学生時代に海外留学の経験があるボーカルの池貝峻が仲間たちと共に目指したのは、「世界に打って出るための音楽を作ること」。

新曲「TAO」のミュージックビデオを見て、yahyelはかっこいくて凄いなぁと思いました。

普段からyahyelを聞いていますが、このバンドのコンセプトを知ってから全部のミュージックビデオをチェックしています。yahyelの楽曲は少し怖い雰囲気を感じます。今回は「死体」の視点で展開し、重厚な音色に合わせて圧迫感が迫ります。エンディングは赤い画像で終わり、視覚的にとても衝撃的でした。yahyelが今後の楽曲を楽しみにしています。

 

今回のまとめはいかがでしたか?これからも日本の新しい音楽シーンに注目した記事を書いていくので、楽しみにしていてくださいね。

 

また、あなたのオススメ楽曲があればぜひ教えてください!

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    Message from AmPm

    「Diphaとは、2017年にインドネシアで開催されたSPOTIFY ON STAGEで共演したことがきっかけで交流が続いていました。独自性があり、インドネシアのアーティストとしてのアイデンティティが感じられる楽曲が多く、尊敬するアーティストの一人です。いつか一緒にプロジェクトをしたいと切望していました。これまでも、色んな方に私たちの楽曲のリミックスを依頼しようと思っていましたが、初めてのリミックスは彼しかいないと思い、出来上がった楽曲です。誰かの手によって、自分たちの楽曲が生まれ変わる体験は初めてでしたが、期待以上の楽曲となり、とても興奮しています。また、彼と一緒に共演できる日を楽しみにしています。」   ユニットAmPmが手掛けたニューシングル「On The Black and White feat.Doul(Dipha Barus Remix)」を聴いてみよう。