岐阜県・飛騨古川で200年以上続く幻想的な冬の行事「三寺まいり」開催

16.January.2019 | SPOT

岐阜県飛騨市では、毎年1月15日に「三寺(さんてら)まいり」が行われる。会場となる飛騨古川の市街地では、たくさんの和ろうそくや雪像ろうそくの光が町中を照らし、幻想的な雰囲気の中、全国から恋のご利益を願う全国から多くの人で賑わった。

「三寺まいり」は飛騨市に200年以上も前から受け継がれている伝統行事。宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲び、命日の前夜1月15日に円光寺、真宗寺、本光寺の3つのお寺を巡拝。独経・説法を受けた事が始まりとされている。また、明治・大正時代に野麦峠を越えて信州の糸引き工場に出稼ぎに行った娘達が正月の帰省時に晴れ着姿で瀬戸川べりを巡拝。男女の出会いの場となったことから、いつしか「恋愛成就のお参り」として知られるようになった。 女性の方は晴れ着のレンタルを利用して、着物でお参りを楽しむことも可能。

三寺まいりのもう1つの醍醐味、食と特産品の屋台が並ぶ「門前市」も毎年大賑わい。岩魚の塩焼きや鶏ちゃんから揚げ、飛騨牛串焼きなど、地元食材を使った郷土色満載のグルメが目白押しだ。また、地元フレンチの名店「ビストロ・シェ・ボア」が飛騨牛カレー生産から販売まで6次産業化を進める「蔵樹LABO」からは「野菜スープ」で初出展。加えて米・食味分析鑑定コンクール国際大会で金賞を受賞したお子寝の試食ブースが昨年に引き続き設けられた。

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  • 乙姫竜宮城の夏祭りがテーマのハローキティー夏限定イベント開催

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    乙姫竜宮城あみだくじエリアに花火があがる

    マスコットすくい

    素焼き絵付け体験

    PARTYテラス キッズプレート

    PARTYバルコニー 夏限定オリジナルのハイティ

    GARDENテラス 海老ピリ辛トルティーヤ

        「HELLO KITTY SMILE 乙姫竜宮城 海辺の夏祭り」では、ハローキティと盆踊りを楽しむ「はじけるスマイル夏祭り」が土日祝限定で 開催される。ハローキティとパフォーマーがステージで盆踊りを披露し、来場者は入口でプレゼントされるオリジナルうちわを持って、手拍子をしたり、踊ったりしながらパフォーマンスを楽しむことができる。 また、グリーティングチケット購入者には、限定手ぬぐいをプレゼントするほか、夏祭り仕様の特別背景で、乙姫の衣装をまとったハローキティと一緒に写真撮影が可能となっている。   マスコットすくいやヨーヨー釣りなど夏祭りらしい可愛い出店や、親子で楽しめるハローキティのビニール焼き画や素焼き絵付け体験、水鉄砲やスプリンクラーを使った水遊び、巨大トランポリンなど、夏祭りを満喫できる縁日エリアが登場しイベントをより盛り上げる。   乙姫竜宮城のシアターや、あみだくじエリアではプロジェクションマッピングで花火が演出され、優雅に泳ぐ魚たちや、乙姫竜宮城を彩る。さらに、「HELLO KITTY SMILE」で楽しめる4つのレストラン「PARTYテラス」、「PARTYバルコニー」、「レストラン玉手箱」、「GARDENテラス」では夏限定メニューが登場。旬の食材を使ったメニューや 子供が喜ぶキッズプレートなど、夏を感じるメニューがラインアップ。   夏祭りをキティーと楽しむことができる期間限定イベントへ足を運んでみては?   Ⓒ2021 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L627610
  • 青森県「弘前さくらまつり2021」と桜ミクコラボの限定グッズ受注販売開始

    14.May.2021 | ANIME&GAME / FASHION

    アニメやゲームコンテンツなどのキャラクターグッズを販売するキャラアニが、「弘前さくらまつり2021」と「桜ミク」コラボによる描きおろしイラストを使用したオリジナルグッズを2021年5月10日より「キャラアニ.com」にて受注販売の受付を開始した。  

    「弘前さくらまつり2021」×「桜ミク」ラインアップ

     

    クリアファイル 全4種 各450円(税込)

     

    タペストリー 全4種 各3,500円(税込)

    アクリルスタンド 全4種 各1,500円(税込)

    ホログラムトレーディング缶バッジ 全4種 1ピース550円(税込) ※ブラインド仕様のため、絵柄はお選びいただけません。

    リバーシブルブランケット 全2種 各5,500円(税込)

    マフラータオル Art by iXima 2,000円(税込)

    はっぴ Art by iXima 6,000円(税込)

    てぬぐい Art by Mamo 1,000円(税込)

    モーテルキーホルダー Art by iXima 1,500円(税込)

    湯呑 全4種 各1,700円(税込)

    フラットポーチ Art by iXima & Mamo 2,500円(税込)

    ドラムバッグ Art by iXima 6,500円(税込)

    フルグラフィックTシャツ Art by もりちか 5,500円(税込)

    フルグラフィックジップパーカー Art by へちま 9,900円(税込)

    ファッションマスク Art by iXima 2,200円(税込)

    デスクマット Art by iXima 3,300円(税込)

    下川原焼 鳩笛 2,200円(税込)

    オルゴール「春を待つ人」PolyphonicBranch feat.初音ミク

      「弘前さくらまつり2021」と「桜ミク」コラボグッズは、「弘前さくらまつり2021」期間より青森県弘前市内にて先行販売された商品。iXima、Mamo、へちま、もりちか(敬称略)4名のクリエイターによる「弘前さくらまつり」のための「桜ミク」描きおろしイラストを使用したグッズが盛りだくさん。会場に来られなかった人はこの機会にオンラインでの販売を利用することができる。 津軽藩政時代以来200年以上、素朴な土人形として受け継がれてきた下川原焼土人形。この青森県の伝統工芸品である下川原焼土人形の鳩笛と桜ミクのコラボレーションアイテムが登場。素朴で温かみがある鳩笛が優しい音色を奏でる。下川原焼土人形は江戸時代の後半に九州筑前で陶磁器作りを習得してきた初代高谷金蔵が、津軽藩に抱えられて下川原に窯を築いたのが始まりとされる。   今年の「弘前さくらまつり」のために制作されたテーマ楽曲「春を待つ人」がオルゴールの曲目に起用された。また楽曲と同じくこのお祭りのために描き下ろしされたiXima作、桜ミクのイラストを本体の艶やかな紅色が、より際立たせる貴重なフォトフレームタイプのオルゴールになる。正面にはスイッチが付いており演奏の一時停止が可能。一つずつ日本の職人の手により製作され、オルゴールが趣深い音色を奏でる、この機会にしか手に入らない特別な限定品となっている。   弘前さくらまつり2021の臨場感が味わえる「桜ミク」コラボのアイテムをゲットしてみては?   Art by iXima / Mamo / へちま / もりちか © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
  • 磐梯山温泉ホテルで会津の伝統行事「赤べこ夏祭り」開催

    11.May.2021 | SPOT

    福島県磐梯(ばんだい)山麓に位置するリゾートホテル「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」では、2021年7月10日(土)から8月31日(火)までの期間中、会津の文化を楽しく体験できる「赤べこ夏祭り」を開催する。  

    「赤べこ夏祭り」4つのポイント

      1会津文化に楽しく触れる屋台  

    赤べこ射的

    赤べこサンバイザー・お面づくり

    わたあめづくり

      赤べこは、福島県会津地方の郷土玩具。「べこ」とは東北地方の方言で「牛」という意味である。赤べこ夏祭りでは、会津文化に楽しく触れられる屋台が並ぶ。赤べこの形をしたゴム鉄砲を使った「赤べこ射的や」、赤べこサンバイザー・お面づくりなど、会津の郷土玩具をテーマにした屋台や、会津地域で作られているご当地飴を使った「綿あめづくり」で、「会津山塩飴」や「市あめ」など好みの飴を選ぶことができ、子どもから大人まで楽しむことができる。  

    2 野外の会場で磐梯山を望みながら踊る「会津磐梯山」

    民謡「会津磐梯山」は、古くから「盆踊り歌」として歌い継がれていた曲に囃子(はやし)言葉を加えてアレンジされもの。「ちょいさ」や「えんや」といった軽快な掛け声とともに輪になって踊る。祭りのフィナーレには、会場に設置されたやぐらの上で、地元の民謡歌手が歌と囃子の生演奏。ゲストは、歌詞に出てくる磐梯山を望みながら、やぐらを囲んで踊る。  

    3 踊りに欠かせない「うちわ作り」

    無地のうちわに赤べこや起き上がり小法師など会津にちなんだ絵柄のスタンプを押し、オリジナルの絵柄のうちわを作ることができる。※起き上がり小法師は、福島県会津地方に古くから伝わる縁起物・郷土玩具の一つである。  

    4 親子おそろいの半被を貸し出し

    赤べこが描かれたオリジナル半被を貸し出しする。半被は子ども用もあり、親子おそろいの衣装で参加でき、お祭り気分を盛り上げる。   会津では、7月から9月中旬にかけて各地で夏祭りが開催され、屋台が並び、会津磐梯山を踊る。この夏祭りは「お日市(おひいち)」と呼ばれ、古いものでは400年以上前から続くといわれている。当館では、会津で古くから親しまれているお日市をヒントに、「赤べこ夏祭り」を開催し、会津文化に楽しく触れることができる。   会津の伝統的な夏祭りをホテルで堪能してみては?  
  • 美濃和紙が生まれた岐阜県美濃市に宿泊可能な現代美術ギャラリー誕生

    10.May.2021 | FASHION / SPOT

    岐阜県のNIPPONIA 美濃 商家町に、現代美術ギャラリー「GALLERY COLLAGE(ギャラリーコラージュ)」がオープンした。豪商の別邸を改修した古民家宿泊施設内の質の高い展示空間を舞台に、“現代アートとローカルの新しい関係”をつくる。       1、羅針盤なき時代の「ローカルの価値」を、現代アートが照らす。  高度経済成長・グローバル化によって捨て去られてきた、ローカルの世界。その土地の自然・歴史文化に根ざした暮らしとその風景は、今また、人々にとって大きな意味を持つようになった。この時代だからこそ、地方の暗い夜の虫の音の奥に感じる様々な気配が、人々の進むべき方向を示してくれるはず。この場所で表現する作品は、ここに住む人がよく知る景色を、新しい姿で照らしてくれるだろう。「NIPPONIA 美濃 商家町」は、まちづくり事業として、現代アートと和紙を高いレベルで接続することで、地域の伝統産業と原風景の価値を、広く発信していく。   2、シーズン・ラオ「美濃・余白」個展開催中。   オープニングエキシビジョンはシーズン・ラオ (劉善恆/Season Lao )による「美濃・余白」展。レジデンス・プログラムで美濃の風景を取材し、ユネスコ無形文化遺産である「本美濃紙」にアプローチした、完成度の高い新作を発表した。2021年5月22日(土)には、オープニングイベントで行われた写真ワークショップ「美濃 心の風景を写そう」への参加者による、作品展示およびオンライン講評会が開催される。地元の高校の写真部を含む、地域の人々が撮った「心の風景」を、作家が講評する。   3、「Season Lao 宿泊プラン」スタート 作品と泊まれる「Season Lao 宿泊プラン」がスタート。期間限定で客室「満月」内に、シーズン・ラオのインスタレーション「氷蓮図」を含む複数の作品を展示。制作前のレジデンス・プログラムは、NIPPONIA 美濃 商家町の全面的なサポートのもと、客室への宿泊滞在と、和紙の手漉き職人や機械漉き工場などへの現地ツアーが実施された。また、併設の和紙専門店「Washi-nary(ワシナリー)」からの素材提供で新作を制作するなど、後援体制を充実させている。作品販売だけでなく、宿泊など複数の要素を組み合わせて、事業として継続運営が可能な仕組みが構築されている。まちづくりとアートのどちらの視点からも新しい試みだ。     1300年の歴史を持つ日本三大和紙・美濃和紙の世界観が広がるギャラリーコラージュへ足を運んでみては?