京都府立植物園の人気イベント「桜ライトアップ2019」3月25日スタート

23.January.2019 | SPOT

京都府立植物園では、2019年3月25日(月)~4月7日(日)に「桜ライトアップ2019」を、4月19日(金)~4月21日(日)に園職員による「桜散歩」を実施する。

京都府立植物園では、来園者にとっての憩いの場・教養の場として、他の地域や植物園では見ることができない多くの貴重な植物を保有。桜についても多様な品種の栽培・展示に努め、現在約200種まで品種が増えた。一般客はこのうち140品種を見ることができ、関西屈指の規模を誇っている。

京都府立植物園の桜の特長は、なんといっても長い期間にわたって桜の開花を楽しめるところ。多くの桜の名所で観賞されるソメイヨシノは4月初旬の1週間程度が見頃されているが、早咲き、遅咲きと多品種を保有していることで、3月中旬から4月下旬まで鑑賞を楽しむことができる。

ソメイヨシノの古木

時期:4月上旬

昭和36年に植栽されたと推測される古木。衰えて腐った古い幹の中から新しい枝が伸びる力強さに、園の歴史を感じることができる。

鬱金(ウコン)

時期:4月中旬

江戸時代中期から、「黄桜」(キザクラ)、「黄金桜」(コガネザクラ)、「浅黄桜」(アサギザクラ)などの別名でも記録のある歴史ある品種。

御室有明(オムロアリアケ)

時期:4月中旬

京都市右京区の仁和寺(御室御所)で栽培される御室桜は一重から八重咲きまであるが、これらのうち半八重のものが御室有明と呼ばれている。江戸時代から続く京都の伝統的な桜。

園の桜守(さくらもり・桜の世話をする人)中井氏のコメント
桜は、手をかければかけるだけ、応えてくれる樹木です。
土壌改良などを繰り返し美しく咲かせた桜を、いろいろな時間帯にご覧いただけるよう、園では、桜の季節には開園時間を延長し、夕方や夜にも開園しています。
まだ途中段階ではありますが、植物園として多用な品種の栽培・保有を目指しています。他の桜の名所では楽しめない、植物としての桜のおもしろさを楽しめる穴場スポットです。

 

3月〜4月までお花見を楽しめる、 関西屈指の桜スポット「京都府立植物園」へ出かけよう。

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