【インタビュー】世界が注目する日本人サイケバンド・幾何学模様、バンド結成から最新作リリースまでを語る

10.July.2016 | MUSIC

アメリカ、ヨーロッパから逆輸入! 今日本でも話題の東京発サイケデリックバンド幾何学模様(Kikagaku Moyo)。

 

2012年に結成。2013年にはセルフタイトルアルバムをギリシャの〈Cosmic Eye Records/ Sound Effect Records〉からリリース。その後アメリカやヨーロッパで注目があつまり、2014年4月にはEP 『Mannatus Clouds』をアメリカは〈Captcha Records〉、イギリスでは〈Cardinal Fuzz〉からリリースしています。 現在では、世界中を飛び回っている彼ら。アメリカツアーやイギリスツアー、さらに世界中のフェスではヘビーでアシッドかつシタールのメロディアスな音楽で会場を多いに沸かせています。

 

Interview : Go Kurosawa(Kikagaku Moyo)

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ワケわかんないバンドがやりたくて、怪しそうな奴らに声をかけた

 

「幾何学模様」というバンドの始まりから現在に至るまでのことを聞かせてください。まずバンド結成のきっかけは?メンバーとの出会いとか。

そもそも僕が海外に住んでいたんですけど、2011年に日本に帰ってきて、地元でスケボーをしていたときにTomo(Vocal/Guitar)と出会って、ちょうど「これからアメリカ行く」って言ってて、もともとアメリカに住んでいたということもあって色んなことを話すようになったってのが、まずはじめですね。そこからすぐTomoがアメリカに行っちゃったので、たまに連絡を取り合ってくらいの関係だったんですが、2年くらいで帰ってきて、帰ってきたその日に会ってなぜかスタジオ入ろうって流れになって、入ってみたんですよ。お互い音楽好きだしねくらいの感じで。

 

軽いノリだった?

そうですね。ほんとなんとなく。それでスタジオ入ったら全然ギター弾けないんですよ。でもなんか面白くなりそうって感じたのと、おれもちょうどドラムやりたいなって思ってて。

 

どんなバンドやろうとかって当時からあったんですか?

ワケわかんないバンドがやりたくて、とにかく人を集めて、ダンサーとか絵を描いてるやつとか外国人とかいれてやってみようとか考えていました。技術がなくてもいいから好きなことをやりたかったので、とにかく僕ら二人以外のメンバーを探そうってなって、まず大学で怪しそうなやつに声をかけてみることから始めてみたんですよ。じゃあ校内で自動販売機の音を録音している奴がいて、これはヤバい奴がいると思って話しかけてたのがGuy(Bass)でした。「バンドやってるの?」って聞いたらソロで音楽やっててベースはできると。同じタイミングで外国人のアンジーという女の子がボーカルとして加入してライブをやり始めたんです。

 

じゃあはじめはその4人だったんですね。

そんなタイミングで、Tomoが面白い奴を見つけたと。演劇博物館で働いてて、喫煙所でタバコを巻いてるアラブ人みたいな男がいたから、ライブに誘ってみたってのがDaoud(Guitar)だったんですけど、見た目も強烈だし、なんか面白そうだったからライブ終わった後に「一緒にやらない?」って声かけたら、二つ返事で「いいよ」って。それから弟のRyu(Sitar/Keyboard)がシタールやってたことを思い出して、誘ってみたんです。

 

じゃあそこで現メンバーが揃ったと。でもしばらくは女性ボーカルのバンドだったんですね。

まあそんな感じでやってたので、レコーディングをやってみようってなったときに当日アンジーが来なくて、仕方ないからTomo歌えよみたいな感じで、今の体制になりました。

 

そのときからバンドの方向性みたいなのは決まっていたのですか?

みんなが好きな音楽がバラバラすぎて、こういうバンドを目指そうとかも特になかったですね。Tomoはアメリカ帰りで当時流行っていたヘヴィーな音楽を聴いてたし、Guyは民族音楽ばかり聴いたし、自分はちょうど60年代のサイケをよく聴いてるみたいな。自分はThe Incredible String Band とかを聴いていたので、そういう感じが頭の中にはありました。

その際(1st)のレコーディングはどんな感じだったのですか?

そもそもリリースするという目的ではなくて、デモ音源を作ってみようくらいの感じで録ることになったのですが、そのときレコーディングを手伝ってくれた友達が、「失敗してもいいから、全部1テイクでやってみたら?」って言ってくれて、本当に全部1テイクで録ってそれが結果1stになりました。そのレコーディングの前後でライブをやっていて、そのときの滅茶苦茶感が気に入っていて、それがそのまま形になった感じですね。あのときの自分たちの勢いとか拙い技術だからこその質感が出せたなと。

 

そのレコーディングでバンドの軸みたいなものができた、と。

そうですね。下手くそだったんですが、割とそのとき目指していた形にはなりました。ここからが急展開だったんですが、レコーディングを終えて、すぐバンドキャンプにあげたら突然ギリシャのレーベルからレコード出そうって連絡がきて、よく分からないまま出すことになりました。そうしているうちに海外のブログに取り上げられ始めて、その流れでオーストラリアのバンドからツアーやろうって連絡がきて、いきなり海外ツアーが決まったんです。それが2013年の9月かな。


Tree Smoke(1st Album『Kikagaku Moyo』)

その当時は日本でもライブを結構やっていたんですか?

日本でライブをやっていたんですが、ライブハウスのノルマに疑問を感じはじめていて…ライブやるのにお金がかかるってのが納得できないし、それって逆に言うとお金払えばライブできるってことで全然緊張感がない。そのシステム自体を変えたいと思ってノルマなしのライブハウスに片っ端から連絡して、渋谷のルビールームを見つけたんです。そこで「Austin Psych Fest」に因んで、「TOKYO PSYCH FEST」という名前のイベントを始めました。「Austin Psych Fest」に出たいっていうのがあったので、名前もフェスにして毎月やろうってなって。そこで自分たちが良いと思ったバンドを呼ぶ、日本人だとBOMBORIとか、他にも自分たちで海外からもバンド呼んだりとか。ここにたくさんのバンド出てもらったから、レーベルもやっちゃおうってなってやり始めたのが、Guruguru Brainという自分たちが運営しているレーベルですね。

3初の海外ツアーでの手応え、そしてオースティンへ

2013年9月、初の海外ツアーはどんなものでしたか?

とりあえず呼ばれたからオーストラリアに行ったんです。ブリスベンのDreamtimeというサイケバンドが招いてくれたんですが、10日間でメルボルンからはじまって7、8都市をまわったんですが、自分たち的には最初のライブは緊張しててどうだろう?って感じだったのが、割と反応がよくて、それが自信になって、段々自分たちのパフォーマンスもよくなっていくのを感じられたんです。演奏云々というよりは、自分たちの勢いとかバンドの見せ方、振る舞い方みたいなものを学べた気がしますね。そのときから今でも変わってないことなんですけど、ライブの曲順とかも直前まで決めないんです。ジャムから発展させていって、そのときの空気で演奏するようにしています。このツアーでバンドの方向性が固まりましたね。

 

ツアーから帰ってきて2ndのレコーディングに入ったんですよね。

そうですね。しかもこのあたりからバンドメンバーで一緒に暮らし始めて、毎日がツアーみたいな日々を過ごすようになったんです。そういったこととか、バンドの方向性もオーストラリアで固まったということもあって、1stはとにかく「衝動」を音にした感じだったんですが、2ndはメンバーが持っているイメージを音にしていくという感じでしたね。しかもそのタイミングで狙っていた「Austin Psych Fest」から声がかかって、それもあって2ndの制作に取り掛かったという。

Kodama(2nd Album『Forest of Lost Children』)

目指していた「Austin Psych Fest」での感触はどうでした?

まずオースティンの前にも、砂漠でやる「Desert Daze」というフェスやL.Aのサイケフェスにも出演して、自分たちに対してそこまで興味のないお客さんに、2ndの楽曲も含めた上で、どういうパフォーマンスをすべきなのかっていうのが分かってきたっていうのと、広大なアメリカをバンでツアーするという経験を経て、バンドとして強くなった気がします。オーストラリアのときは、何も分からないまま終わってしまった感もあったけど、目標としていた「Austin Psych Fest」のステージに立ったこととか、いくつかのフェスに出て色んなアーティストと見たり、接したりしたことで、自分たちにもプロ意識が生まれました。あと嬉しかったのは、「Austin Psych Fest」のときのことなんですけど、終わった後にスタッフから聞いたんですが、ライブ後のレコードとTシャツの売り上げが3日間で一番多かったらしくて、一回のライブで自分たちに興味を持ってくれた人がたくさんいたんだなと。ここまで来たんだなという達成感はありました。そこからUKツアー(2014年)・EUツアー(2015年)を経て、色んな国、場所で演れたことで、今の「幾何学模様」が形作られていったと思いますね。

 

Live in Copenhagen, May 28th, 2015

4Album Artwork

そんな活動を経て、今年の5/13にGuruguru Brainから3rdアルバム『HOUSE IN THE TALL GRASS』が発売になりますが、今作はどんな作品になりましたか?

世界をまわりながら色んな音楽を聴いている中で、最近のレコードって「アルバム感」があまりないと感じるようになって、自分たちはコンセプチャルなアルバムを作りたいと思ったんです。これまではやっていくうちにコンセプトが見えてくるって感じの作り方だったんですが、今回は明確に録りたい音っていうのがありました。

 

それはどんな音だったんですか?

そもそも自分たちの聴く音楽が少し変わってきて、サイケというよりサウンドトラックみたいなものをよく聴くようになって、何でそういう音楽を好むようになったのかを掘り下げると、「音を聴いて情景が浮かぶ」ということだったんです。自分たちがツアーで世界中の色んな場所に行ったことも影響していると思うんですけど、そういう見た景色とかその空気感みたいなものを音にできないかと考えるようになって。

 

具体的な場所とか景色はあったんですか?

ツアーで行った北欧とか、アイスランドとか、そういうところの景色を音にしてみたいと思ったんです。メンバーとはずっと同じ場所に行って色んな景色を見てきたし、同じ映画も観てるし、そんなことをみんなと話しながら作り込んでいきました。自分たちはもともと言語から何かを持ってくるということはほぼなくて、基本はビジュアルとかイメージみたいなところを大事にしながら作るんですけど、今回のアルバムはそれが色濃く出たと思います。そういったところも含めて、1枚のアルバムとして今回のアルバムを聴いてもらえると嬉しいです。今全曲ストリーミング配信もしているので。

 

では長くなりましたが、最後に今後の活動について教えて下さい。

5月からEUツアーがはじまって、その後にはUSツアーもあります。結構過酷なスケジュールですが、いつも通り楽しみながらやれたらと思いますね。今回のアルバムをリリースしてからはじめてのツアーになるし、パリファッションウィークにも呼ばれていたりもするので、これまでと違った経験ができるんじゃないかと思っています。

 

日本での活動はどうですか?フェスに出演してみたいとか。

今呼んでくれるのが海外なので海外中心の活動になっていますが、特に海外だけで活動したいというわけではなくて、日本でももっとやっていきたいと思っています。日本のフェスにも出てみたいし、そこで自分たちがどういう受け入れられ方をするのかもみてみたいですね。海外より緊張しそうですが…。あとそれ以外にも日本人の色んなアーティストとコラボレーションしてみたいというのはあります。音楽だけでなくて、映像だったり、ファッションだったり、写真だったり。

 

INFORMATION:
EUROPE SUMMER 2016

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『HOUSE IN THE TALL GRASS』(発売中)
http://gurugurubrain.bandcamp.com/album/house-in-the-tall-grass

Twitter: https://twitter.com/kikagaku_moyo?lang=ja
Facebook: https://www.facebook.com/kikagakumoyo
Tumblr: http://kikagakumoyo.tumblr.com/
Bandcamp: https://geometricpatterns.bandcamp.com/music

 

Interview by Shotaro Tsuda
Text & 提供by Qetic

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    10月24日(木)より、CBCテレビにて新番組「お歌詞もぐもぐ」がスタート。CANDY TUNEがMCとしてレギュラー出演します。

    本番組は、ゲストアーティストの楽曲の「歌詞」にフィーチャーし、トークで深掘りする音楽バラエティ。CANDY TUNEメンバーがいろいろな地方で出会った人の好きな歌詞を聞いて旅をするロケコーナーもあり、初回は立花琴未と小川奈々子が岐阜の高山を訪れます。

     

    【初回出演メンバー コメント】

    桐原美月(初回MC)
    番組にゲストアーティストさんがいらっしゃって、歌詞の解釈や楽曲の制作秘話を聞けました! 作詞をされたご本人の、頭の中を覗けた気がして、とっても楽しかったです!

     

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    小川奈々子(ロケ出演)
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    10月12日(土)福岡県北九州市で開催された「CREATEs presents TGC KITAKYUSHU 2024 by TOKYO GIRLS COLLECTION」にて、当社と株式会社W TOKYOは、新たな才能を発掘・育成するプロジェクト『ASOBISYSTEM × TGC KAWAII LAB. AUDITION 2024』を九州エリアを対象に開催することを発表。同時に応募受付を開始いたしました。

     

    本プロジェクトでは、きゃりーぱみゅぱみゅ、新しい学校のリーダーズ、FRUITS ZIPPERなど世界で活躍するアーティストやタレント、クリエイターが多数所属するカルチャープロダクション、アソビシステムと、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から開催している、史上最大級のファッションフェスタ『東京ガールズコレクション』を企画・制作するW TOKYOがタッグを組み、次世代のカルチャーを創る人材を九州エリアから発掘し、地域を盛り上げ、そして世界へ羽ばたくことのできるアイドルの育成を目指します。

     

    さらに、福岡出身でFRUITS ZIPPERのメンバーである月足天音がアンバサダーに就任し、本プロジェクトを共に盛り上げていきます。

    本イベントに出演したKAWAII LAB.所属のFRUITS ZIPPER

     

    【各社代表からのコメント】 ※社名50音順
    アソビシステム株式会社
    代表取締役 中川悠介
    アソビシステムは、これまで日本のポップカルチャーを世界へ発信する取り組みを続けてきました。この度、W TOKYO様と共に、九州という魅力あふれる地域から世界に羽ばたく新たな才能を発掘できることを大変嬉しく思っています。
    今回のオーディションを通じて、九州エリアから次世代のスターを発掘し、九州だけでなく日本全体を盛り上げ、さらにはアジアや世界で活躍できる人材を育てていきたいと考えています。未来を切り拓くこの挑戦に、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。一緒に夢を実現していきましょう!

     

    株式会社W TOKYO
    代表取締役 村上 範義
    TGC地方創生プロジェクトは、2015年に北九州からスタートしました。以降、「TGC北九州」「TGC熊本」をはじめ、さまざまなご縁をいただいている九州をより一層盛り上げるため、世界で絶大な支持を集めるアーティストを多数輩出されてきたアソビシステムの皆さんとコラボレーションをできることをとても嬉しく思います。
    来年2025年に20周年を迎える東京ガールズコレクションは、九州を盛り上げ、世界で活躍できるスターを発掘してまいりたいと思います。皆さん是非ご応募ください!!

  • CUTIE STREET、満員の初単独で見せた全力の“KAWAII”

    11.October.2024 | MUSIC

    今年8月にデビューしたアイドルグループCUTIE STREETが2024年10月7日(月)東京ヒューリックホールにて、初の単独ライブ「CUTIE STREET 単独LIVE – 01 STREET – 」を開催した。

     

    古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田彩乃、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭遥花からなるCUTIE STREET。アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」より2024年夏デビュー。グループのコンセプトは“KAWAII MAKER”で、年齢も経歴も異なる8人のメンバーが“KAWAII MAKER”として、彼女たちの生み出した“KAWAII”を原宿から世界へ発信している。

     

    ステージデビューから約2ヶ月経ち、開催された今回の単独公演。チケットは完売しており、開演前から会場には彼女たちの晴れ舞台を観に、沢山のファンが駆けつけていた。

    Overtureが流れ、続々とメンバーがステージに上がるとそれに呼応するようにファンからも喜びの声がこぼれる。記念すべき1曲目は『ひたむきシンデレラ!』。緊張しながらも笑顔を絶やさずひたむきにパフォーマンスする姿は、まさにおとぎ話のプリンセスのようだった。

     

    曲が終わると8人のメンバーが会場に集まったファンに挨拶。それぞれが元気いっぱいに自己紹介と”今日食べた朝ご飯”を発表する微笑ましい場面も。また、初単独公演についてメンバーの真鍋は「こんなに沢山の人たちが集まって本当に嬉しいです。今日を機にもっと“きゅーすと”のことを好きになってもらいたいです」とコメントし、今日の公演への熱い想いを語った。

     

    2曲目は「TikTok人気曲ランキング50」で1位を獲得するなど絶賛バズり中の楽曲『かわいいだけじゃだめですか?』を披露。この楽曲は11月13日(水)にCDリリースが決まっており、ポップなメロディとメンバーたちによるあざとくてキャッチーな台詞やフレーズが特徴となっている。なお、このパフォーマンスは動画撮影OKとなっており、可愛すぎる8人の様子はTikTokなどSNSで見れるはずだ。

    続くパフォーマンスでは、同じレーベルに所属するアイドルグループ・SWEET STEADYの『なんてねっ!』をカバー。先輩たちとは違う魅力で、精一杯のパフォーマンスを見せる。また、ロックなメロディが特徴的な『解』では可愛いを封印してクールに、『daylight』でも疾走感あふれるエモーショナルなステージを魅せ、無限の可能性を秘める彼女たちの多彩な才能を見せつけた。さらに、新曲『ハッピー世界!』を初披露。拳を天へと突き上げる振り付けや見ているこちらまで笑顔になれる元気なパフォーマンスで盛り上げ、曲名の通り、会場中を幸せな空気で包み込んだ。

     

    ライブラストスパートは「皆さんペンライトをフリフリする準備はいいですか?」という古澤の掛け声とともに『ハロハロミライ』からスタート。会場中に8色のペンライトが星空のように煌めく。その光はまるで彼女たちのこれからのアイドル人生を祝福しているかのように輝いていた。ラストには『かわいいだけじゃだめですか?』を再び披露。8人の全力の可愛さで会場に集まったファン全員を魅了した。

     

    最後に1stシングル『かわいいだけじゃだめですか?』のCDリリース記念単独公演を11月13日(水)に、さらに第2回の単独公演を12月5日(木)に今回と同じヒューリックホール東京で開催することを発表。サプライズはこれだけで終わらず、10月16日(木)には『かわいいだけじゃだめですか?』のMusic Videoを公開することをファンへ報告し、会場からも喜びの声が響き渡っていた。また、Music Videoのティザー映像が本日から順次公開される。

    デビューから急スピードで成長し続ける8人のアイドルたち。この先どんな未来が待っているのかまだ誰にも分からない。それでも今日の公演を見て、彼女たちのこれからのステージを期待せずにはいられなかった。CUTIE STREETの道はまだまだ始まったばかりだ。

  • CANDY TUNE、新曲「君もゾンビですかゾンビですね」をリリース

    10.October.2024 | MUSIC

    CANDY TUNEの新曲「君もゾンビですかゾンビですね」が10月18日(金)にリリース。リリースに先駆け、TikTok先行配信がスタートした。

     

    本楽曲は、いたずら心をくすぐるキュートなアレンジとキャッチーなサビが印象的な、CANDY TUNE初のハロウィンソング。作詞・作曲・編曲はソングライター・さつき が てんこもり氏が担当した。

     

    また、10月27日(日)と30日(木)には本楽曲のリリースを記念したハロウィンイベントを開催する。

    @candy_tune 本日よりTikTok先行配信スタート😈❣️ CANDY TUNE『君もゾンビですか ゾンビですね』 みんなでハロウィンを盛り上げよー🧟❤️‍🩹 是非#君ゾン でたくさん投稿してね🍬 #きゃんちゅー#CANDYTUNE #君ゾン#君もゾンビですかゾンビですね #ハロウィン#Halloween ♬ 君もゾンビですか ゾンビですね – 1サビ ver. – CANDY TUNE

  • FRUITS ZIPPER 櫻井優衣、アイドルデビュー10周年を記念したプロジェクトが閉幕。ライブで披露したソロ曲をリリース

    02.October.2024 | MUSIC

    FRUITS ZIPPERのメンバー・櫻井優衣が、昨年10月よりよりアイドルデビュー10周年を記念し1年間限定でスタートしたプロジェクト「櫻井優衣 10th Anniversary -IDOL OF IDOLS-」。10月2日(水)、Zepp Divercity (TOKYO)にて「櫻井優衣 10th ANNIVERSARY LIVE 2024」を開催した。

     

    2013年に芸能界デビュー、現在はアイドルグループ・FRUITS ZIPPERのミントグリーン担当として活躍する櫻井優衣。キュートなルックスとキャラクターで男女問わず人気を集めており、令和の“アイドル”を象徴するアイコンとして支持されている。10周年記念プロジェクト「櫻井優衣 10th Anniversary -IDOL OF IDOLS- 」では、東名阪ソロツアー、1st写真集発売など櫻井の周年を大いに盛り上げた。

     

    今回のライブは、このプロジェクトの集大成として開催されたソロコンサート。会場には櫻井を祝福するために多くのファンが駆けつけていた。

     

    照明が落ち、緑色のペンライトが会場いっぱいに光り輝くとバンドセットの軽快なサウンドとともに花束をイメージしたドレス姿の櫻井が登場。FRUITS ZIPPERの最新シングル『NEW KAWAII / フルーツバスケット』に収録されているソロ楽曲『Spotlight』をまずは披露した。この楽曲はアイドル活動10周年を迎えて成長したいという気持ちを込められ、あえて櫻井が苦手な曲調で制作されている。そんな『Spotlight』を100点満点のパフォーマンスをし、ファンの目の前で自身の成長を証明した。クールな楽曲を見事に歌い切ったと思いきや、続け様にポップチューンが特徴的な『ずるいカワユイ』でファンの心を掴む。変幻自在のゆいワールド全開でライブが幕を開けた。

     

    会場に集まったファンに感謝を述べると、松田聖子の名曲『赤いスイートピー』をカバー。しっとりとした歌声で魅せた後は、Buono!の『初恋サイダー』をカバーし、会場のボルテージを一気に上げる。羽のついた天使のような衣装にチェンジすると、『都会っ子 純情』(°C-ute)、『More Kiss』(Fairies)を連続でパフォーマンス。カバーパートを堂々とした姿で駆け抜けた。

     

    さらに、今回のライブのために用意された新曲『You, You, You』をサプライズで初披露。可愛さとセクシーさが融合した“大人な櫻井優衣”を体現したダンスナンバーで、これまでにない新しい姿を見せつけた。そんなクールな雰囲気のなか、『天使は何処へ』(≠ME)、『アイドル』(YOASOBI)のカバーも披露。圧巻のステージで、会場中から大きな歓声が鳴り響いた。

    ライブ後半戦は天から銀テープが降り注ぐなか『カーストサマーセッション』でスタート。ようやく秋が始まったにも関わらず、会場は夏のような熱気に包まれる。ボルテージが最高潮のまま、FRUITS ZIPPERの代表曲『わたしの一番かわいいところ』をソロで歌唱。本日最大の“KAWAII”をZepp Divercity (TOKYO)で観測した。本編ラストは先ほどと同じくFRUITS ZIPPERの楽曲から『BABY I LOVED』をソロでパフォーマンス。透き通るような歌声で会場にいるファン全員を魅了した。

     

    本人がステージを去ると、すぐさまアンコールが起きる。ファンからの大きな声に誘われて櫻井がステージに戻ると、本日初披露したばかりの新曲『You, You, You』を再度パフォーマンス。続くMCでは、これまでの10年分を振り返った手紙を読み上げる。アイドルを始めたときのワクワクした気持ち、心が折れて一度はステージから離れてしまったこと、FRUITS ZIPPERとの出会い。そして、「いつも守ってくれるみんなの存在だけが支えになっていて、みんなの前でアイドルしてる時だけじゃなくてプライベートの櫻井優衣もみんなに支えられています」「みんなのことが1人1人のことが大好きで大切に思い続けています」とファンへの感謝の気持ちを伝えた。さらに「次の周年に向けて(プロデューサーの木村)ミサさんからいただいた“アイドルオブアイドル”という素敵なお言葉と共にみんなの永遠のアイドル的存在でいれるように頑張りたいと思っています」と更なる成長を期待させる言葉で手紙を締め括った。

     

    アンコールラストは本編でも歌唱した『わたしの一番かわいいところ』を動画撮影OKでパフォーマンス。櫻井優衣の成長、そして可愛さがファンが撮影した動画を通じて全世界に広がっていくだろう。

    決して平坦ではなかった櫻井優衣のアイドルとしての10年。それでも彼女は精一杯努力し続け、今ではグループだけでなく、ソロでもZepp Divercity (TOKYO)を満員にするまでのアイドルへと成長を遂げた。“諦めなければ夢は叶う”。そんなシンデレラストーリーをファンたちと一緒に実現させたのだ。11年目、さらに15年、20年……、櫻井優衣の物語はまだまだ続く。「いつかはソロで日本武道館でコンサートを開催したい」、そんな言葉でステージを去った彼女がこの先一体どんな夢を見せてくれるか楽しみでならない。

     

    なお、櫻井のデビュー日である10月20日にDigital New Single『ずるいカワユイ』の配信が決定。『ずるいカワユイ』のほかに、本日初披露したソロ楽曲『You, You, You』、そしてファン待望の『カーストサマーセッション』が収録される。

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    CMにはFRUITS ZIPPERの新曲「フルーツバスケット」が起用されており、仮装したメンバーがハロウィン仕様に装飾された部屋でお菓子を作ったり、お菓子を使ったいたずらをしたり、ハロウィンパーティーを楽しむ様子が映し出されている。

     

    また、FRUITS ZIPPERの全国ホールツアー福岡公演の開催にあわせて、10月1日(火)より1週間、福岡市地下鉄博多駅に屋外広告が掲出される。

    Trick & Treat FRUITS ZIPPERとお菓子で楽しむいたずらハロウィン Short ver. 【NEW OKASHI PROJECT】

     

    Trick & Treat FRUITS ZIPPERとお菓子で楽しむいたずらハロウィン Full ver. 【NEW OKASHI PROJECT】

     

    メイキング

     

    インタビュー

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    また、アニメ『トリリオンゲーム』氏がナレーションを担当した「アンビリーバブル」のティザー映像が公開された。

     

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    29.September.2024 | MUSIC

    FRUITS ZIPPERの全国ツアー「FRUITS ZIPPER JAPAN TOUR 2024 – AUTUMN – THE STORY OF SEVEN COLORS」が、本日9月28日(土)に埼玉県・戸田市文化会館にて開幕した。

     

    本ツアーは全国12カ所、15公演を開催。グループ史上最大規模の全国ホールツアーになっており、追加公演を除くすべての公演のチケットが完売している。
    4月に発売した1stアルバムのアートワークで“NEW KAWAII Princess”に変身したメンバーが、2ndシングルのアートワークでは“童話のはじまり”をテーマにプリンセスになる前の物語を表現したが、今回のツアーテーマはその物語を描いた“STORY”。メンバーカラーのドレスとティアラを纏い「わたしの一番かわいいところ」、「NEW KAWAII」など人気楽曲や、9月18日に発売された2nd シングル CDに収録された新曲「フルーツバスケット」、「スターライト・ヴァルキリー」を初歌唱した。ソロ曲やユニット曲も含む全20曲を披露し、メンバーそれぞれの個性を存分に詰め込んだ“THE STORY OF SEVEN COLORS”の世界観を体現した。

     

    アンコールでは、新曲「フルーツバスケット」をもう一度披露。この楽曲ではメンバーが客席通路に降り、練り歩きながら至近距離でファンとの交流を楽しんだ。その最中に曲が止まり、突如ステージにスクリーンが現れる。メンバーも聞いていない演出に顔を見合わせ驚いているなか、モニターに映像が流れ、FRUITS ZIPPERグループ結成3周年のライブを2025年6月3日(火)ににさいたまスーパーアリーナで開催することが発表。会場は大きな拍手と「おめでとう!」の声に包まれ、中には涙するファンの姿もあった。

     

    メンバーの鎮西寿々歌は「こんなサプライズがあるなんて全く想定していなくて本当にビックリしてるんですけど、さいたまスーパーアリーナでライブをするという夢が叶った瞬間をみんなと一緒に過ごすことができてとても嬉しいです」とファンに伝え、共に喜びを分かち合った。最後に「わたしの一番かわいいところ」を披露し、ツアー初日は大歓声の中幕を閉じた。
    3周年記念ライブの詳細は、FRUITS ZIPPER Official siteにて随時発表される。

    Photo: ヨシモリユウナ

  • 新しい学校のリーダーズ、北米13ヶ所を回るワールドツアーPart.2が開幕

    28.September.2024 | MUSIC

    新しい学校のリーダーズが日本時間9月27日(金)にカナダ・バンクーバーのPNE Forumにて、総動員数約4万人を予定しているツアー「AG! CALLING WORLD TOUR Pt.2」をスタートさせた。

     

    今回のツアーでは、6月に発売されたアルバム『AG! Calling』から「Essa Hoisa」、「Maji Yoroshiku」の2曲を初パフォーマンス。ライブ後半ではファンから人気の高い「最終人類」、「恋ゲバ」のRemixバージョンも初披露され、北米ツアー初日を大歓声の中で終了した。

     

    今後シアトル、サンフランシスコと続き、海外でのグループ最大規模となるメキシコなど、北米13ヶ所での公演を予定している。

     

    <メンバーコメント>
    遂に! AG! CALLING WORLD TOUR Pt.2が始まりました!
    我々のパワーがどこまで広がっていくのか!? 理解不能でとても興奮しております。
    日本をはみ出して海外でライブをする度に、待っていてくれたお客さんの熱量に感動します。今回の北米ツアーではどんなお客さんと出会えるのかとても楽しみです。

    私達の“青春道中膝栗毛”はネバーエンディングストーリーです!

    帰国後11月から始まる日本ツアーではパンプアップした姿で皆様の前に降臨できるよう精進して参ります! Maji Yoroshikuお願いします!

    TALENT PROFILE

    新しい学校のリーダーズ

    模範的なヤツばかりが評価される時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく 踊るセーラー服と奇行癖。その名も「新しい学校のリーダーズ」 攻めの利いたダンスとサウンド、独特なキャラクターとMCを武器に2015年7月から全国各地でライブ活動する傍ら、コイケヤ、UNIQLO、GooglAndroid、ロッテFit’s等の企業と、はみ出し具合が絶妙なコラボや出演を重ね、じわり若者に刺さりはじめているらしい。むむむ。

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