6万株もの牡丹・芍薬を誇る世界最大級の牡丹庭園「つくば牡丹園」が、4月13日(土)~5月26日(日)まで開園。
この時期に新元号がスタートすることを記念して、新元号「令和」を花の名前に命名することも決定した。また“つくばのいいもの発信”をテーマに、地元企業とのコラボレーション企画や、地元のアーティストのライブイベントなども計画中。
当園で3年連続咲いてくれている無名の芍薬は、5月のGW頃に咲く見通し。当園でしか鑑賞できないオリジナルの芍薬だ。今季も例年通り元気に咲いてくれたら「令和」と名付けられる予定。他にも、当園でしか鑑賞できないオリジナルの牡丹・トリビュートも用意されている。珍しいオレンジ色の牡丹で、上を向いて咲くのはこの一種のみとなっている。
地元のブリュワリー「常陸野ネストビール」とのコラボレーション企画も実施。筑波山の麓が名産となっている「福来みかん」を使った「だいだいエール」は、つくば市に来たらぜひ味わってほしい地元を代表するビール銘柄。開園中は園内でお花を鑑賞しながらビールも楽んでみて。
Information
つくば牡丹園 / PEONY GARDEN TOKYO in Tsukuba
住所: 茨城県つくば市若栗500
開園期間:2019年4月13日(土)~5月26日(日)
休園日:荒天日
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
※朝の時間帯は花の美しさが格別です。
週末などには少し早めに入園できる場合があります。
入園料:大人 1,000円 小人(中学生以下)無料
※団体割引(20名様以上):20%OFF
※障害者手帳提示 :20%OFF
※ペットも入園できます。リードをつけてご入園ください。
ホームページ: http://jp.peonygardentokyo.com (日本語)
RELATED ENTRIES
-
江戸時代に水戸街道の要衝である宿場街として発展してきた茨城県・取手市。その取手宿の象徴であり、県指定文化財・市指定史跡となっている旧取手宿本陣染野家住宅で、日本初(*取手市調べ)となる「本陣御朱印」を2022年6月3日(金)の公開日から設置する。 本陣とは、江戸時代に江戸と領地の間を行き来した大名が、道中で宿泊や休憩に利用した施設のこと。水戸街道の宿場の一つであった取手宿では、1687年に水戸徳川家より染野家が本陣に指定された。以降、水戸徳川家歴代藩主だけでなく、江戸と水戸の間を行き来する多くの大名や武士たちが本陣を利用してきた。
旧取手宿本陣染野家住宅は県指定文化財・市指定史跡。水戸街道に残る3棟の本陣建築(取手宿のほか、土浦市の中貫宿本陣とかすみがうら市の稲吉宿本陣)では、旧取手宿本陣染野家住宅の建築年代が最も古く、また規模も最大。現在では唯一、敷地や建物内部が公開されている。水戸徳川家と深いゆかりがあり、水戸徳川家出身で江戸幕府最後の将軍である徳川慶喜も旧取手宿本陣染野家住宅に立ち寄った。 広報とりで2021年10月1日号特集「旧取手宿本陣染野家住宅」 https://www.youtube.com/watch?v=iKHGJsztC0Q 「本陣御朱印」は、本陣主屋正面のイラストの印と、「旧取手宿本陣染野家住宅之印」の2つ。次の旅行先は徳川家にゆかりのある茨城県取手市に出かけてみては? Information
旧取手宿本陣染野家住宅
公開日時:毎週金・土・日曜日(年末年始を除く)10:00〜16:00まで *入場は15:30まで)
入場料 :無料
-
「グッドグラスジャパン」は、2022年6月8日(水)から6月14日(火)までの期間限定で茨城県水戸市の「水戸京成百貨店」において、「グッドグラス」の販売をする。かわいい動物たちをグラスにしたアニマルシリーズやキャラクターグラスなど30種類以上のラインナップが展開予定。 4月から施行されたプラスチック資源循環促進法により話題のガラス製マイストローも取り扱われ、絶滅危惧種に指定されている「ペンギン、ラッコ、ホッキョクグマ」の3種類がモチーフ。また、持ち運びに便利なシリコンケースと専用の洗浄ブラシが付属している。
グッドグラス ガラス製マイストロー「ペンギン」
グッドグラス ガラス製マイストロー「ペンギン・ラッコ・ホッキョクグマ」」
ストロー本体、ケース、ブラシの3点セット
グッドグラス「しば」
グッドグラス「うさぎ」マグ
ガラス職人が丹精を込めて手作りしたグラスには、使う人が思わず笑顔になってしまう可愛さがある。入れるもので大きく雰囲気がかわるグラスは様々なシーンで活躍すること間違いなし。「グッドグラス」の豊富なラインアップが揃う水戸京成百貨店へ足を運んでみては?Information
「グッドグラス」@水戸京成百貨店
所在地:茨城県水戸市泉町1-6-1
期間:2022年6月8日(水)〜6月14日(火)
場所:1階 正面口特設会場Official Site:https://www.r-kj.com/
ニセモノにご注意を!
グッドグラスはamazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場では購入できません。
「グッドグラス」商品の画像等を使い類似品が販売されていますがグッドグラスの商品ではありません。ニセモノの違法商品なのでご注意ください。
正規品の取り扱い店はグッドグラスジャパン公式サイトの「新作・販売店情報」から確認できます。 -
アート集団チームラボは、茨城県水戸市の日本三名園・偕楽園で「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」を2022年2月1日(火)から3月31日(木)までの期間限定で開催する。開園180年を迎える偕楽園の森や庭そのものを使い、「長い生命の連続性」を表現することを試みた全8作品を公開し、好文亭の目の前に広がる約1,500本の梅がインタラクティブに光り輝く作品や、大杉の森が人々の存在によって変化する作品を展示。本展の会期中、偕楽園では、120年以上続く「水戸の梅まつり」(2月11日〜3月21日)も開催される。
偕楽園は、国の史跡及び名勝に指定された江戸後期(1842年)の借景式庭園で、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ「日本三名園」のひとつ。2022年に、開園180年を迎える。庭園には約100品種、3,000本の梅が植えられ、梅の名所として広く知られており、 様々な品種があるため、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり梅が咲き渡り、「水戸の梅まつり」が120年以上に渡って開催されている。 チームラボは、非物質的であるデジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」という「Digitized Nature」アートプロジェクトを行っている。 人間は、自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないか。 長い年月をかけて自然がつくる形や、長く続いてきた人と自然との営みによる造形、その形こそが、長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらを使うことで、長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をしたいとチームラボは考える。 人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間へ足を運んでみては? Information
チームラボ 偕楽園 光の祭 2022
開催期間:2022年2月1日(火)〜3月31日(木)
開催場所:茨城県水戸市「偕楽園」
チケットは1月上旬に発売予定。
詳細:http://kairakuen.teamlab.art/
水戸の梅まつり:https://www.mitokoumon.com/festival/ume.htmlOfficial Site:http://www.team-lab.com/
-
大洗観光おもてなし推進協議会は、大洗駅すぐ隣の観光案内所「うみまちテラス」に、雨と癒しをコンセプトにした喫茶店「カフェアマヤドリ」を、2021年9月18日(土)にチャレンジショップとしてオープンした。
カフェアマヤドリ 店内
カフェアマヤドリ メニュー
カフェアマヤドリ トートバック
「カフェアマヤドリ」では、店内はしとしとと雨音が聴こえ、天気や時間に応じたクリームソーダを味わうことができる。例えば、晴れの日は「晴天のクリームソーダ」と題し、昔ながらのグリーンカラーのクリームソーダを、一方で雨の日は「雨色のクリームソーダ」と題し、ブルーカラーのクリームソーダが提供される。クリームソーダ以外にも大洗町特産物を使った和定食や洋定食、甘味など多くのラインアップを提供する。モーニングやランチセットも行っているため、思い思いの過ごし方ができるのも嬉しい。 コンセプトは文字通り「雨」。雨宿りをする感覚で立ち入ることができ、癒しのあるサウンドと落ち着いた空間で飲食を楽しむことができる。店内BGMも通常は雨音が聴こえるところ、雨の日は一味異なるなどコンセプチュアルな作りに。そういう面で、雨の日も晴れの日も天気に応じた「アマヤドリ」ができる。 運営する「rain coat studio」は、2016年より「雨」をコンセプトにイベントやデザインを手がけるクリエイター集団。「雨が降ると、どんよりとした気候で人の活動を制限させる。でも一方で季節を伝えたり、その音で癒しを与えたり優しい一面もある」それゆえ、雨のように一見クールだが、一方で優しさを持ち合わせたものを生み出そうと、芸術や音楽、イベントの領域でアウトプットしてきた。多くの事業を手がけてきたrain coat studioだからこそ、新たに飲食事業もそのコンセプトを踏襲した形で表現できるのではという思いで設立に至った。 看板メニューは何といっても「天気のクリームソーダ」。「晴天」「雨天」「雨上がり」など天気に応じて提供されるフレーバーが異なる。さらに「朝靄」「夕立」など時間や、「季節のクリームソーダ」では一定期間のみの提供など、限定的なメニューも並ぶ。クリームソーダのみならず、日替りの和定食・洋定食・甘味のラインナップも充実しており、しっかり食事やデザートを楽しみたい人も利用することができる。また、現在オープン記念として「カフェアマヤドリ」オリジナルトートバッグを数量限定で販売している。今後は、トートバッグ所有者限定のクリームソーダも開発予定だ。 雨が楽しくなる喫茶店「カフェアマヤドリ」へ足を運んでみては?Information
カフェアマヤドリ
住所:茨城県東茨城郡大洗町桜道301 うみまちテラス内 ※大洗駅直結
TEL:029-352-2715(代)
営業時間:9時~17時30分(変更の場合あり)
定休日:月曜日(変更の場合あり)
Official Site:http://rain-sound.com/cafe
-
⼤洗観光協会は、コロナ禍で夏の海⽔浴開設が中⽌された茨城県⼤洗町の⼤洗サンビーチの砂浜に、2021年10⽉16⽇(⼟)から31⽇(⽇)の期間限定で、2020年に⼤反響を呼んだ「砂浜図書館」を今秋もオープンする。
2020年の夏、新型コロナウイルス感染症の影響で、全国各地の海⽔浴場がクローズとなった。そんな中、⼤洗観光協会事業戦略チームが、「コロナ禍の中でも⼤洗の海を感じることはできないだろうか」とミーティングを重ね、逆転の発想でこれまで海に訪れ難かった⼈をターゲットに事業を考えた。⽇焼けをしたくない。砂で汚れたくない。⽔着は着たくない。でも⾃然に触れたい。そんな人々にも⼤洗の海を感じてもらおうと「砂浜で図書館を開催しよう︕」という発想が誕⽣し実現。 目の前に広がる⼤洗の海を眺めながら読書を楽しんでみては? Information
砂浜図書館
場所:大洗サンビーチ
開館⽇:2021年10月16日(⼟)〜10月31日(⽇)
開館時間:平⽇ 11:00〜15:00/⼟曜⽇・⽇曜⽇(予約優先) 10:00〜16:00
参加費:500円
予約申込⽅法︓砂浜図書館公式ページから予約
Official Site:https://www.oarai-info.jp/page/sunahamatoshokan.html
-
世界各地の美術館で作品を発表しているテキスタイルデザインスタジオNUNO(ヌノ)のディレクター須藤玲子は、茨城県近代美術館で開催される展覧会「6つの個展」に参加をし、その代表作のひとつである「扇の舞」の国内初の展示を行う。今回の展示では新たな試みとして、京都を拠点に活動をするアート/デザインユニットSoftpad(ソフトパッド)とのコラボレーションによる音響演出を加えた空間体験を提供。須藤の日本国内での大型作品の発表は、2018年に国立新美術館で開催された「こいのぼりなう!」以来となる。
須藤玲子《扇の舞》2017 ジョン F ケネディ舞台芸術センターでの展示風景 Photo:Margot Schulman
Softpadがサウンドデザインを手掛ける「扇の舞」新ヴァージョン
須藤玲子がテキスタイルでつくられた巨大な扇が空間を埋め尽くす大型インスタレーション作品「扇の舞」を最初に発表したのは、2017年にワシントンDCのJ. F. ケネディ舞台芸術センター(The John F. Kennedy Center for the Performing Arts)で開催された大統領生誕100周年を記念する展示でのこと。そのダイナミックな空間表現と多彩で豊かなテキスタイルの表情が大きな反響を呼んだ本作は、その後今年前半にスタートしたイギリスの美術館コンプトンバーニーでの展示を経て、本展へと発展を遂げてきた。本展の展示デザイン ©Tashiro Masafumi Design Room
国内初となる今回の「扇の舞」では、204の布製の扇が展示室の床から天井を覆うよう配され、動きのある色彩のリズムとあわせて、波が押し寄せてくるような大きなうねりや流れが感じられる構成となっている。空間デザインはこれまでタッグを組んできたフランスの建築家アドリアン・ガルデールのアイデアをベースにしながら、今回は須藤自身が会場となる美術館に足を運び、そこでの空間体験を踏まえてNUNOのメンバーである上野和広と共に構成した。また「扇の舞」日本版での初の試みとしてSoftpadによる波をテーマにした音響表現を加え、テキスタイルと音が有機的に響き合う新たな鑑賞体験の創出にチャレンジ。この試みはコロナ禍において作品がデジタルで鑑賞されることが日常となった今、リアルな空間展示の可能性を追求している。日本文化の多義性を表現する青い扇
扇に使用されているNUNOのテキスタイル《ティギー》2003
作品のモチーフである扇は平安時代の日本で考案され、その「すえひろがり」の形状から日本では祝い事に欠かせないかたちだ。扇は古くから「あおぐ」という本来の機能に留まらず、狂言では杯に、落語では蕎麦を啜る箸へと姿を変え、お茶席では自らの膝の前に置くことで結界を表すなど様々な役割を担ってきた。須藤はそんな扇を日本文化の多義性を象徴するものとして作品にとりあげ、同じく古くから日本の暮らしを彩ってきた「青」で表現。伝統と最新テクノロジーをつなぐNUNOの仕事
扇に使用されているNUNOのテキスタイル《スイング四角》2008 Photo:Masayuki Hayashi
扇に使用されているテキスタイルはNUNOのアーカイブから厳選されたもので、そのひとつひとつに須藤が永年にわたり取り組んできた実験的で意欲的な布づくりの成果が表れている。日本各地の優れたテキスタイルの生産者とコラボレーションを重ね、伝統的な技術に深い理解を示しながら、最新のテクノロジーや現在進行系のデザインの世界を縦横無尽に行き来する須藤のクリエイションは、テキスタイルの概念を大きく拡張してきた。徳島の工房に依頼をした本藍染の工程 写真提供 BUAISOU
今回の作品制作に向けた布を青く染める工程ひとつをとっても、徳島のBUAISOUによる本藍染から岡山のジーンズ産地でのインディゴ染、最新の熱転写まで、新旧の様々な手法を柔軟に取り入れるスタイルを貫く。 当初、今回の展示はイギリスで発表した作品をそのまま巡回させる予定だったが、コロナウィルスの流行拡大によるイギリスでの展示スケジュール変更の影響により、一時は作品が間に合わず出品が危ぶまれる事態に。そんなコロナ禍の中で須藤は短期間での新たな作品制作を決意し、今回の展示が実現した。そこにはこの困難な状況下にあって、同時代を生きる人々に作品を通じて何かを感じて欲しいという須藤の思いが込められている。 日本の祝い事に欠かせない扇と、「青」を豊かに表現した空間を堪能して。Information
6つの個展2020
会場:茨城県近代美術館
住所 : 茨城県水戸市千波町東久保666−1
会期:2020年11月3日(火/祝)~12月20日(日)
Official site : http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
須藤玲子アーティスト・トーク:11月3日(火/祝)14:00~15:00 (事前予約制)
アーティスト・トーク詳細 : http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/event/lecture/index.html