日本三大麺料理といえば、ラーメン・蕎麦・うどんということになるが、なかでも蕎麦とうどんは地域によって存在感が大きく異なる。ものすごく大雑把にいうと、東は蕎麦、西はうどんが中心。したがって当然、東京は蕎麦文化の街である。一杯300円程度のいわゆる立ち食い蕎麦に親しんでいる人は多いと思うが、原価の関係で小麦粉の割合が非常に多い。本当の蕎麦を食べたいなら、やはりきちんとした蕎麦店に行くべきだろう。とはいえ、蕎麦一杯なら高くても1000円程度だから大丈夫。今回はそんな中で、お酒とつまみも美味しく、レストランとしても楽しめる名店を紹介しよう。
まずは虎ノ門ヒルズの並びにある「大阪屋砂場本店」。1872年の創業で、多くの歴史に残る著名人が訪れた、由緒ある建物だ。こちらはつまみも充実。味のしっかりした焼き鳥と、日本酒ならではの温めて飲む熱燗を楽しみながら、蕎麦で〆ると“ザ・日本”を感じられること間違いなし。
老舗ではTBSテレビの近くにある「室町砂場」も素晴らしい。多くの客が昼から酒肴と蕎麦を楽しんでいる、大人の店だ。
モダンな店なら、ミシュランの戴冠店である、原宿「玉笑」がいいだろう。住宅街にあり、蕎麦屋とは思えない外観。粗挽きのせいろ蕎麦は、かみしめると香りが口中に広がる。味噌エビ焼や天ぷら、6日間炊いたにしんなど、種類は少ないがこだわりの酒肴が揃っている。
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■Information
・大阪屋砂場本店
住所:東京都港区虎ノ門1-10-6
・室町砂場
住所:東京都中央区日本橋室町4-1-13
・玉笑
住所:東京都渋谷区神宮前5-23-3
大木淳夫(東京最高のレストラン編集長)
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北海道産そば粉の十割そば専門店「北海道百そば 浅草橋店」が東京・浅草橋にオープンした。
北海道苫小牧市で昭和50年創業より地域に親しまれている「一休そば総本店」と技術提携を結び、初めて「一休そば総本店」の味を北海道外へ提供することに。「北海道百そば」代表の”この味を東京でも提供したい”という想いから始まった。 蕎麦は北海道産を厳選し、産地から直接仕入れることで価格を抑えつつも新鮮で香り豊かな十割そばを提供。また、全て店内製麺で作り立ての味を楽しむことができる。 蕎麦との組み合わせを重視した北海道産の帆立や海鮮素材を使用した「海鮮塩だれかき揚げ丼」も提供。だしソムリエが海鮮かき揚げに最も合うように、藻塩や塩麹など41種の原材料を調合した、絶品「クセになる塩だれ」をぜひ味わってみてほしい。 また、わさびはブランド「山川わさび」を使用。“土付き”のまま直送することで新鮮な状態を保っている。 常に摩り立ての山わさびを振りかける「雪わさび板そば」は一般的な本わさびより辛さが1.5倍で”ツン”とした鋭い辛味。爽やかな山わさびの風味が鼻を通り抜け、ほのかな甘みが口の中に広がる。 北海道の本格的な十割そばを味わえる「北海道百そば 浅草橋店」に是非訪れてみて。 Information
北海道百そば 浅草橋店
住所:東京都台東区柳橋1-32-5
定休日:なし
営業時間: 11:00~22:00
価格帯:500円~1,500円(税込)
TEL:03-5846-9138
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創作蕎麦を看板とする蕎麦カフェ&バルBWCAFE(ビーダブリューカフェ)では、2月1日より新メニュー「春色ベジポタつけ蕎麦」を提供する。
蕎麦カフェは、2014年12月24日のクリスマスイブに“女性一人でも入れる蕎麦屋”を作りたいという想いから生まれた。新大久保から少し歩いた路地裏に佇む隠れ家風の蕎麦カフェは、女性の方を中心に大人気だ。今まで見たことの無い創作蕎麦やSNS映え抜群のフルーツ鍋が注目を集めてきた。
新メニュー「春色ベジポタつけ蕎麦」は、新ジャガやトウモロコシ等の野菜をたっぷり使用し、ポタージュのような新感覚の温かいつけ汁とともに味わう。和風の出汁を使用する事で、蕎麦との相性も抜群だ。粗目に挽いた野菜のつぶつぶも、蕎麦によく絡む。さらにトッピングの焼きチーズがコクと香りをプラスし食欲をそそる。
一足先に春を感じる華やかでフォトジェニックな創作蕎麦を楽しもう。
■Information
蕎麦カフェ&バル BWCAFE
住所:東京都新宿区大久保2-7-5
営業時間:11:30~23:00(LO22:00)
定休日:日曜日
TEL:03-6278-9658
URL:http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13177140/
春色ベジポタつけ蕎麦
価格:¥850(税込)
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全国のそば処、酒処から至極の逸品が集合する、日本最大級のそばと日本酒のイベント「大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会」が、新そば、新酒のシーズンを迎える2017年11月23日(木・祝)〜26日(日)、代々木公園イベント広場にて開催される。
全国のそば処から集結した職人が、選び抜いた素材、熟練の腕前をお客様の目の前で披露。打ち立て、ゆで立ての絶品そばを提供する。そして、日本各地の酒処から集まった、知る人ぞ知る旨い酒や、選りすぐりの銘酒も数多く販売。
「大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会」から、最高に相性の良い「旨いそば」と「旨い日本酒」を存分に味わい、国内外に日本の伝統食文化を発信していく。
長野県「信州そば」、東京都「奥多摩天然わさびそば」、新潟県「韃靼そば」、群馬県「とろろそば」、兵庫県「出石そば」など全国有名そば20店が出店。
さらに、伝説のそば打ち職人、高橋邦弘氏の技を受け継いだお弟子さん達の店も出店される。高橋氏も特別ゲストで参加し、時間限定でそば打の技を披露する予定だ。
そばだけでなく新酒も販売、全国自慢の酒蔵から銘酒100種が集結。
平成の幻と言われる山形県「十四代」、売り切れ必至の人気銘柄の一つ、福島県「飛露喜」、国内外の賞を総なめにする山形県「出羽桜」など、日本全国から選りすぐりの銘酒100種を数量限定で提供し、一部の銘柄では熱燗も提供される。
全国から集結したそばや酒から、自分好みの逸品を探してみよう
■Information
大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会
日程 2017年11月23日(木・祝)15:00~21:00
24日(金)10:00~21:00
25日(土)10:00~21:00
26日(日)10:00~18:00 ※開催時間は予定会場:代々木公園イベント広場 雨天決行、荒天中止
参加料金:入場無料
蕎麦 一律700円(税込)※トッピングは別途料金
日本酒 コップ売り300円~500円(税込)
大江戸和宴セット(3種飲み比べ)1,000円(税込)
http://www.oedo-waen.com/ -
ナポリタンにかき氷、ホットケーキに焼きそばなど、懐かし系グルメが人気だ。昭和生まれにとっては思い出がつまった心なごむ味、平成生まれにとっては“一周回って新しい”感じが受けているのだという。今回紹介するのは、渋谷で人気のもんじゃ屋さん「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」。
そんな昭和グルメ次なるトレンドとして注目したいのがもんじゃ焼き。関東地方以外ではあまりなじみがないかもしれないが、東京ではもんじゃ焼きは浅草流と月島流の2流派があり、大きな違いは「土手を作るか、作らないか」にあるのだという。 “土手”とは、もんじゃの生地が鉄板全体に流れないようにする“防波堤”のようなもので、まずキャベツなどの具材で土手を作って、その中央に生地を流し込むのが月島流。それに対して、土手を作らず、生地で薄い煎餅のようなものを作り、鉄板上で刻んだ具材と一緒に食べるのが浅草流だ。 代々木上原「クリスチアノ」や渋谷「パッポンキッチン」と言った個性派レストランを手がける佐藤幸二さんが今年、渋谷に「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」をオープン。 豊富な食体験を持つシェフとあって、もんじゃはスタンダードなものから、ビーツやサワークリームを加えたロシア(税込1620円)、ナンプラーなどで味を付けたタイランド(税込1620円)など、変わりダネも用意する。 薄焼き煎餅を作るスタイルのもんじゃは佐藤さんが長年、暮らした浅草で慣れ親しんだもの。実家のような気取りのない空間で、懐かしグルメをゆっくり堪能したい。 Information
Address:東京都渋谷区富ヶ谷1-9-22 守友ビル1F
Tel:03-6804-9703
Hours:[もんじゃ]ランチ:11:00~15:00 ディナー:18:00~(L.O.22:00)
Holiday:月曜日
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海外はもちろん、国内でも年々、日本酒人気が高まっている。カジュアルな酒場はもちろん、最近はフレンチやイタリアン、中国料理店でもアルコールのペアリングコースに日本酒を取り入れる店が急増。和食以外の料理に個性豊かな日本酒を合わせるのが、スタンダードになりつつある。 気軽に純米酒を楽しめると人気の「酒場 それがし」が、この5月、五反田に「肉料理 それがし」をオープン。
鳥料理を提供する系列店があるが、新店は牛肉を使った料理が中心。得意の日本酒のラインナップもいっそう強化している。 「日本酒は日本が世界に誇る国酒。その魅力や奥深さを若い人たちにも気軽に体験してほしい」と、オーナーの尾山 淳さん。 さっぱりとした赤身肉には、旨みが豊かで飲みごたえのあるタイプ、甘口ダレで食べるすきやきには淡麗辛口タイプなど、肉料理との相性を楽しみながら自分の好みを見つけるのもおすすめ。 オリジナルの日本酒「英雄(税込756円)」は炭酸で割って日本酒トニックとして飲むのも人気だ。「日本酒はちょっと苦手」という人も、肉料理とのマッチングを体験すれば、きっと夢中になるはず! ■Information 肉料理 それがし Address:東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前 レジデンス202 Tel:03-6420-3092 Hours:[月曜~木曜、土曜]17:00~25:00(L.O. 24:00) [金曜]17:00~26:00(L.O. 25:00) [日曜]17:00~24:00(L.O. 23:00) Holiday:不定休 -
餃子といえば万人に愛される“人気者フード”の代表格。最近は“餃女”を名乗る餃子好き女子も増えているが、とくに女性人気が高いのがシャンパンやワインとともに餃子を楽しめるバルスタイルの餃子店、青山の「ギョウザバー コム ア パリ」だ。
「ギョウザバー コム ア パリ」は餃子とともに、ナチュラルワインとシャンパンを堪能できる新感覚の餃子専門店。 ミシュランで星を獲得した『鳴神』の鳴神正量シェフが手がけるとあってサイドメニューやソースにもそのエッセンスが凝縮されている。「パリで餃子とシャンパーニュの店がすごく流行していると聞いて実際に行ってみたら、フランス人のお客さんたちがパテ感覚で餃子を食べているのを見て、これは日本でも絶対に受け入れられると思った」と鳴神シェフ。 野菜ギョウザ(税込520円)や肉ギョウザ(税込550円)など、スタンダードメニューのほかに人気なのがパクチーギョウザ(税込680円)やオニオングラタンギョウザ(税込920円)。 オニオングラタンギョウザは、水餃子のようなつるっもちっとした食感と、コクのあるオニオングラタンスープが驚くほど合うと評判だ。食事の前のアペ使いや、食後の〆にも。餃子とワインの意外な組み合わせを1度体験すれば、ヤミツキになること間違いなしだ。 ■Information GYOZA BAR Comme a paris Address:東京都渋谷区渋谷2-2-4 青山アルコープ205 Tel:03-6427-6116 Hours:17:00~23:45(L.O. 23:30) Holiday:日曜日