渋谷をホームに活動する、10代のラップシンガーDAOKOにインタビュー!

09.October.2016 | FEATURES / MUSIC

日本のポップ・カルチャーの中心地のひとつ・渋谷をホームに、インターネット/SNS世代ならではの活動で支持を集めてきた10代のラップシンガー、DAOKO。彼女はm-floとのコラボレーションや映画『渇き。』への楽曲提供、そして庵野秀明率いるスタジオカラーの短編映像シリーズ『日本アニメ(ーター)見本市』の『ME!ME!ME!』でTeddyLoidとともに音楽を担当して注目を集めると、15年にはメジャー・デビュー作を発表。同年末には顔出しを解禁し、テクノロジーをフル活用したライヴの評判なども相まって、国内だけでなく海外の音楽ファンからも注目を集めはじめている。

 

9月にリリースされたトリプルA面シングル『もしも僕らがGAMEの主役で/ダイスキ with TeddyLoid/BANG!』は、メジャー・デビュー以降に芽生えた「目の前の観客とより繋がりたい」という気持ちが反映された4曲を収録。ラップと歌の境界線、ヒップホップとエレクトロニック・ミュージックとJ-POPの境界線など、様々なボーダーを越えてポップの中心に位置するような、2010年代の「SHIBUYA/TOKYO」サウンドが詰まっている。

 

――DAOKOさんはもともと、どんな風に音楽に興味を持っていったんですか?

 

お父さんが音楽好きで色々な音楽を聴いていたので、小さい頃に出会って私がすごく影響を受けた椎名林檎さんもそれがきっかけで知りました。当時お父さんが一番よく聴いていたのは、たぶんテクノやハウスのようなクラブ・ミュージックだったと思うんですけどね。

 

――お父さんはセンスのいい人だったんですね。

 

そうですか? きっと、今で言うサブカル男子だったんだと思います。まったく同じとは言わないですけど、割と趣味が似ているので、その影響は大きかったですね。その後、中学生の頃ニコニコ動画に触れてから、色んなチャンネルがあるところに面白さを感じて、自分も(「ニコラップ」のカテゴリー内で)ラップを始めるようになりました。高校1年生の時にインディー・レーベル(LOW HIGH WHO?)に入ってからは、自分からより積極的に音楽を聴くようになったと思います。

 

――DAOKOさんの曲によく出てくる「渋谷」や東京は日本のポップ・カルチャーの中心地のひとつですが、そういう場所で育ったことも重要だったと思いますか?

 

でも、音楽を始めるまでは渋谷にはあまり来たことがなかったんですよ。東京出身の私にとっても、渋谷ってオシャレな人がいて、流行の先端が沢山集まる「都会」というイメージで。でもインディーズ・レーベルに入ってから、渋谷のPARCOさん(内にあった2.5Dのスタジオ。建て替えのため今年8月に一時閉館)で初ライヴをやって、そこから月に1~2回はライヴをするようになって、渋谷に来るようになりました。それで自分も渋谷に影響されて変わってきて、最近ようやくホームと思えるような場所になってきましたね。

 

――ラッパーとシンガーとの間を自在に行き来するような独特のフロウは、どんな風に生まれたものだったんでしょう?

 

どうだったんでしょうね? でも私が音楽を始めたのはニコニコ動画への投稿が最初で、その時はまだ見よう見まねだったので、それが大きかったのかもしれないです。

 

――色々な知識を手に入れる前にラップを始めたことが今に繋がっているんですね。

 

きっとそうだと思います。もちろんラップはすごく好きで、インディーズ・レーベルに入ってからはNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDやキングギドラも聴くようになったし、漢aka GAMIさんも好きです。でも、それだけが日常的に聴くものかというと、私はちょっと違うとも思うんですよ。たとえば海外では、ヒップホップはポップ・ミュージックのひとつになっていて、ジャンルとして境界線が引かれていないところもありますよね。私は普段街を歩いている時もヒップホップならそういうものを聴くことの方が多いので、「ラッパーのルーツがないことで、私なりのラップになっているのかな?」と思います。

 

――9月14日にはトリプルA面シングル『もしも僕らがGAMEの主役で/ダイスキ with TeddyLoid/BANG!』がリリースされます。新作に影響を与えたものがあれば教えてください。

 

『もしも僕らがGAMEの主役で』は、80年代U.S.ポップスを意識しました。それをORESAMAの小島さんらしい現代的な解釈で、DAOKOなりのポップスにしてみたんです。イントロの部分はエレクトロっぽさを出してみたり、ラップ部分はブレイクビーツにしてみたりと、よく聴くと色んな要素が入っています。“ダイスキ”は、TeddyLoidさんの現代らしいベース・ミュージックの要素があるトラックに対して、メロディーは民謡っぽさを意識していて、その違和感が新しいかな?と思います。TeddyLoidさんとは『ME!ME!ME!』で一度コラボレーションしていたこともあって、機会があればまた一緒に出来たらいいなと思っていたんです。この曲は『学校法人・専門学校HAL』のCM曲なので、CMの15秒の間にどれだけインパクトを残せるかを考えて、トラックは攻め攻めでお願いしました。

 

――“BANG!”はどうですか?

 

“BANG!”はメジャー・デビューして以降、「お客さんともっとコミュニケーションを取りたい」と思うようになってきたので、ライヴで一緒に体感できる曲を作ろうと思って、みんなでクラップ出来るパートを入れて作りました。そこに明るい詞を乗せてもつまらないと思ったので、歌詞では男女のちょっとドロドロした部分というか、女性目線で毒っ気を入れてコントラストにしているんです。この感覚って、女性ならみんな持っているものだと思うんですよ。それをあらゆる人にも伝わるように表現してみました。

 

――昨年の顔出し解禁以降、MVで表現できることも広がっていると思います。たとえば“BANG!”のMVには、椎名林檎さんからの影響を強く感じました。

 

私から名前を出したわけではなかったんですけど、MVを撮ってくれたのが児玉裕一さんだったので、ルーツをくみ取ってくれたのかもしれないですね。拡声器も椎名林檎さんっぽくて、不思議な感じが出ていると思います。MVで顔出しを始めた頃は慣れていなかったので、最初は「どうしたらいいかわからない」という葛藤もありましたけど、やっぱりメジャー・デビュー以降、「お客さんと顔を合わせてやっていきたい」という意識の変化があったんです。顔を隠して活動していたことや、ライヴでの(自分の前に透明なスクリーンを置いてモーショングラフィックや歌詞を投影する)特殊な演出の仕方も、もちろん自分の一部だと思っていますけど、それによってデリケートに扱っていただかなければいけなくなったり、お客さんとの壁が出来ていた部分もあったので。

 

――ああ、なるほど。

 

今は作りたい曲も色々出てきているし、ライヴも目の前のお客さんにより楽しんでもらえるようなものにしたいと思っているんです。その雰囲気は今回の新曲にも反映されているので、いままでの系譜にある「見せる」部分もありながら、同時にもっとみんなで「体感」できるようなものにしたいですね。

 

———

 

今まさに大きな広がりを見せはじめている彼女の音楽には、海外のものとはまた少し違う、東京/渋谷ならではのストリート・カルチャーの魅力がぎっしり。まだの人はこの機会に、一度聴いたらクセになる、このめくるめくポップ・ワールドを体験してみては?

 

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    音楽を目指したきっかけ

    「小さい頃からずっと歌って、お家で歌ってショーとか自分でひらいてたりして。夜ご飯食べる時に、「今日のディナーショー!」とか言って、パパとかママに観てもらったりして。台湾では寝る前に、おばあちゃんにも一緒に聴いてもらっていました。それに、小さい頃は褒められてもあんまり喜ばない子供だった。家事とか手伝えば、褒めてもらえるから頑張って家事を手伝う子もいると思うけど、それよりも、ASAはみんなが自分の歌を聴いて喜んでくれる姿をみるのが1番嬉しかった。」   ―ASA WU     ASA Wuが音楽の世界を目指したきっかけは幼少期に遡る。自分の歌声を楽しんでくれる家族の姿はまだ幼かった彼女の心を震わせ、歌手を夢見た小さい彼女の背中を押した。今でも変わらず家族の存在は彼女のモチベーションになっているとか。また、彼女の話し方にはまるで歌っているかのような暖かい印象があり、彼女にとって歌うことは天性の才能といっても過言ではない。  

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    新曲「Uncolor」について

    新曲「Uncolor」の作詞制作プロセスでは、先に出来上がっていたストーリーとビートからイメージを膨らませ「暗闇と光」が共存する世界観を歌詞で表現した。彼女が歌詞の中で特に好きなラインは歌い出しの「どんなColorにも 見えない Night Sky」や「Feeling Sad さみしい色の空 君がいた」だという。その理由について彼女は、「空って、夜の空は黒といえば黒かもしれないけれど、自分の心の具合によっては、どんな色にも見えるかなと思って、そういう言葉を並べました。そして、歌詞の中の「My friends」は地球のみんなに届くように、「みんな友達だよ」という思いをこめて書きました」と語った。レコーディングの際は、歌声でどのように人々にこの想いを届けられるかを意識して、歌声で色付けるように部屋を暗くして挑んだとのこと。   ファッション・アート・ミュージック各分野のアーティストが集結するプロジェクト『Artiswitch』では、「Uncolor」と共に大人気イラストレーターのNANCYSNAKEとコラボレーションを発表しメロディーとビジュアルでストーリーの世界観を表現した。   ASA Wuにとってコラボレーションとは、アーティスト個々のそれぞれのカラーが重なり合って新しい色に出会うことができる発見のようだという。また、それは新しい自分との出会いともいえるだろう。変幻自在に音色を奏でるこれからの彼女の新しい色にも期待が高まる。   彼女は自分の音楽を聞いてくれる人に対して「自分が音楽で伝えたいこともそうだし、歌詞を書いてくれる人がいたら、その人が世界に伝えたいことも自分の声で伝えられたらいいなって。聴いてくれてる方からのメッセージからも、「この人はこういうこと考えてるんだ」っていうのを吸収して、そういうのも共感を得られると思うから、そういうのを自分の声で歌って、「ASAちゃんがこういうことを歌ってくれて良かった」って思ってもらえるような音楽を広めていきたい。ASA Wuの曲を聞いていてよかった、応援してきて良かった、と思ってもらえるようなアーティストに絶対なるので、みんな楽しみにいっぱい応援してね!」と満面の笑顔で語った。ひとの心に音楽で寄り添うASA Wuは、これからも唯一無二の音色で人の心に光を紡いでくれるだろう。そんな彼女のメッセージ性溢れる新曲「Uncolor」を聞きながらそっと一息、深呼吸してみては?       TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)       ASA Wu Instagram:https://www.instagram.com/asawurarara/ YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCodMTlxqMqMr4_EGGY3ilYw
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    DAOKOコメント

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    先日公開されたDAOKO 4th ALBUM「anima」のジャケット写真が公開。また本日よりプリオーダーの開始も決定した。 今作「anima」のALBUMジャケットは、DAOKOが新たに出会った新進気鋭のイラストレーター「始発ちゃん」が手掛けている。 2018年12月にリリースされた前作「私的旅行」以来となる4th ALBUM「anima」は2020年6月24日(水)にデジタル・サブスクリプション先行配信。追って7月29日(水)にはCDにて初回限定盤・通常盤のリリースされる事がすでに発表されている。 約1年半ぶりのオリジナルフルアルバムとなる本作は、メジャー1stアルバム「DAOKO」のサウンドプロデューサーであった片寄明人 (GREAT3) と再タッグを組み、DAOKO自身と片寄明人による共同プロデュース作品。   本人が敬愛するトラックメーカー、ミュージシャンが織りなす多種多様な音に融合していく媒介的なラップスタイルが原点回帰、そして新たなフェーズへの到達を感じさせる。DAOKOが作曲した数曲を含む幅広い音楽性を持った全12曲のアルバムとなっている。  

    DAOKOコメント

    始発ちゃんさんの作品と出会ったのはTwitterでした。一目惚れですね。何処か懐かしいような寂しいような…でも寄り添ってくれる、あったかい絵なんです。始発ちゃんさんに実際にお会いした時に合点がいきました。ご本人もとてもあたたかくお優しい方で、益々作品のことも好きになっていきました。一緒に渋谷をお散歩したあの時の光景が、彼女の作品に。そのどれもが素晴らしく、感動の嵐でした。楽曲の世界観にもぴったりで、始発さんの絵も、今回のアルバムの大切な一部です。ご一緒できて光栄でした。ありがとうございます!作品達を大きな紙面で見たいので、作品集として欲しい(笑)  

    始発ちゃん コメント

    DAOKOさんのライブに行った時、私は彼女の音楽に対するまっすぐな心に胸を打たれました。儚くも強く、目の前で誰よりも輝く姿を見て「彼女のための絵を描きたい...!」と心から思い、制作させていただきました。どの絵も思い入れのある最高の作品です。DAOKOさんの素晴らしい音楽と一緒にご観賞いただけましたら幸いです。