日本の城ランキング2019 1位~10位発表!1位はやっぱりあのお城…

27.April.2019 | SPOT

数ある名城の内、どの城が一番検索されているのか? 阪急交通社が、最近1年間で検索された城の名前のランキング1位~10位を発表した。

 

優美な城郭建築、四季折々の姿を見せる風景、波乱の歴史など、多くの魅力を持つ日本の城の人気は衰え知らず。近年ではSNS映えが注目され、増加する訪日外国人が訪れる観光スポットとしても人気があり、ARやVRなど最先端の技術を使った案内が実施されるなどし、時代とともに形を変えながら日本の城ブームは続いている。

1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>

日本初の世界文化遺産であり、国宝や重要文化財にも指定されている姫路城が、前回調査に続き1位。シラサギが羽を広げたような優美な姿から、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でも呼ばれている。城のある風景を楽しむだけでなく、地下1階、地上6階ある大天守の中に入って、展示物からお城の歴史を学んだり、お城の最上階からの眺めを楽しむことができたりと見どころが満載。日没後から午前0時まで毎日ライトアップされているので、夜間に訪れるのもおすすめ。千姫が休息所としていた「化粧櫓」や、播州皿屋敷でお菊が投げ込まれたとされる「お菊井戸」など、天守閣以外にも注目スポットが多数。

姫路城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kinki/hyogo/himejijo/?p_baitai=9597

2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>

兵庫県朝来市(あさごし)の古城山(こじょうざん)山頂、標高約353.7mに竹田城(跡)はある。約400年前に廃城し、石垣のみが現存している。竹田城の周辺に濃い霧が発生することがあり、雲海に浮かんでいるように見えるため「天空の城」と呼ばれ、近年人気が沸騰している。竹田駅付近にある「情報館 天空の城」前の広場では、ソフトクリームの周りを大きなわたあめで囲んだ「もふもふソフト」が土日祝限定で販売。雲海に見立てたふわふわのわたあめがフォトジェニックだと観光客に人気だ。最寄りの駐車場から20分ほど歩かなければならないので、歩きやすい靴(スニーカーや登山靴など)をはいて行こう。

*1月、2月は冬季閉山となります

竹田城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kinki/takeda_castle/?p_baitai=9597

3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>

長野県松本市にある松本城。現存する12天守で最古である可能性が出てきたと最近話題に(これまで五層天守閣としては最古としていた)。松本城の魅力は、白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた外観の美しさにあると言われており、背景に広がる北アルプスも含めて一見の価値あり。松本城に関する様々なクイズが出題される「国宝松本城クイズ」、江戸時代の姿を再現するVRが楽しめる「ストリートミュージアム」などスマートフォン向けアプリも提供。また、城内には兜や忍者の衣装を身に付けた「おもてなし隊」があるので、一緒に記念撮影しよう。

松本城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kokunai/castle/kanto.php?p_baitai=9597#Anc01

4位 名古屋城(なごやじょう)<愛知県>

徳川家康が天下統一のため最後に築いたと言われている名古屋城。名古屋駅から電車で約10分の場所に位置している。平成30年(2018年)6月から本丸御殿が全面公開され、3代将軍家光が名古屋城に宿泊する際に贅の限りを尽くして建てられたという「上洛殿(じょうらくでん)」も見学することができる。また、名古屋城に隣接するエリアに城下町を再現した商業施設「金シャチ横丁」が新たにオープンし話題を呼んでいる。2018年度の入場者数は220万人を突破。過去3番目に多い数字となっており、前回10位から4位へのランクアップもうなずける。

名古屋城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kokunai/castle/chubu-hokuriku.php?p_baitai=9597#Anc05

 

5~10位の詳細は公式サイトをチェックしてみてほしい。今年の連休は、日本の城ランキングを参考にお城巡りを楽しんでみてはいかが?

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    丸岡城天守閣

    お天守前公園

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    客室の特徴

    リビングダイニングルームには小松孝英氏描き下ろしの蝶の壁画

    デザイン性の高い「琳派」をイメージしたリビングダイニング

    寝室から階段にかけての小松孝英氏描き下ろしの桜の壁画

        平戸城のある平戸島は、九州本土の西北端、平戸瀬戸を隔てて南北に細長く横たわっており、北に玄界灘、西に東シナ海を望み、季節によって魅力が異なる大自然豊かな美しい島として親しまれ、毎年多くの観光客が訪れている。その平戸島の平戸瀬戸に突出した亀岡山に建つ平戸城は、平戸藩主松浦氏の居城として江戸時代中期になって再建され、日本百名城にも指定されれた。   今回、宿泊施設として利活用するのは、1977年に復元された鉄筋コンクリート2階建ての懐柔櫓だ。かつては倉庫として使われていたこの懐柔櫓を、平戸市が改修した。客室は、桃山から江戸時代の美意識を現代に伝える贅沢な空間で、伝統とモダンを融合させた華やかさの中に日本らしさ、平戸らしさを表現。インテリアの基調は、桃山時代の後期に興ったデザイン性の高い「琳派」をイメージし、琳派の画家で蝶を中心に生態系を描く九州出身の小松孝英氏が描き下ろした蝶や桜の壁画を中心としたデザインとなっている。また、海に面する3面ガラス張りのバスルームからは、平戸大橋と美しい平戸島の海を見渡すことができる。宿泊は、1日1組限定で完全貸切、平戸の特別城主として非日常の気分を味わえる特別感を重視し、神楽、茶席など、宿泊者のみ限定で体験できる特別な城主体験をオプションで用意。さらに、自治体施設の利活用第2弾として、宮崎県日南市飫肥(おび)地区にある、古民家や資料館などの歴史的建造物を宿泊施設にするプロジェクトなどが予定されている。   お城に泊まれる夢のような体験を自分へのご褒美に堪能してみては?
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