数ある名城の内、どの城が一番検索されているのか? 阪急交通社が、最近1年間で検索された城の名前のランキング1位~10位を発表した。
優美な城郭建築、四季折々の姿を見せる風景、波乱の歴史など、多くの魅力を持つ日本の城の人気は衰え知らず。近年ではSNS映えが注目され、増加する訪日外国人が訪れる観光スポットとしても人気があり、ARやVRなど最先端の技術を使った案内が実施されるなどし、時代とともに形を変えながら日本の城ブームは続いている。
1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>
日本初の世界文化遺産であり、国宝や重要文化財にも指定されている姫路城が、前回調査に続き1位。シラサギが羽を広げたような優美な姿から、「白鷺城(しらさぎじょう)」という愛称でも呼ばれている。城のある風景を楽しむだけでなく、地下1階、地上6階ある大天守の中に入って、展示物からお城の歴史を学んだり、お城の最上階からの眺めを楽しむことができたりと見どころが満載。日没後から午前0時まで毎日ライトアップされているので、夜間に訪れるのもおすすめ。千姫が休息所としていた「化粧櫓」や、播州皿屋敷でお菊が投げ込まれたとされる「お菊井戸」など、天守閣以外にも注目スポットが多数。
姫路城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kinki/hyogo/himejijo/?p_baitai=9597
2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>
兵庫県朝来市(あさごし)の古城山(こじょうざん)山頂、標高約353.7mに竹田城(跡)はある。約400年前に廃城し、石垣のみが現存している。竹田城の周辺に濃い霧が発生することがあり、雲海に浮かんでいるように見えるため「天空の城」と呼ばれ、近年人気が沸騰している。竹田駅付近にある「情報館 天空の城」前の広場では、ソフトクリームの周りを大きなわたあめで囲んだ「もふもふソフト」が土日祝限定で販売。雲海に見立てたふわふわのわたあめがフォトジェニックだと観光客に人気だ。最寄りの駐車場から20分ほど歩かなければならないので、歩きやすい靴(スニーカーや登山靴など)をはいて行こう。
*1月、2月は冬季閉山となります
竹田城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kinki/takeda_castle/?p_baitai=9597
3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>
長野県松本市にある松本城。現存する12天守で最古である可能性が出てきたと最近話題に(これまで五層天守閣としては最古としていた)。松本城の魅力は、白漆喰と黒漆塗の下見板で覆われた外観の美しさにあると言われており、背景に広がる北アルプスも含めて一見の価値あり。松本城に関する様々なクイズが出題される「国宝松本城クイズ」、江戸時代の姿を再現するVRが楽しめる「ストリートミュージアム」などスマートフォン向けアプリも提供。また、城内には兜や忍者の衣装を身に付けた「おもてなし隊」があるので、一緒に記念撮影しよう。
松本城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kokunai/castle/kanto.php?p_baitai=9597#Anc01
4位 名古屋城(なごやじょう)<愛知県>
徳川家康が天下統一のため最後に築いたと言われている名古屋城。名古屋駅から電車で約10分の場所に位置している。平成30年(2018年)6月から本丸御殿が全面公開され、3代将軍家光が名古屋城に宿泊する際に贅の限りを尽くして建てられたという「上洛殿(じょうらくでん)」も見学することができる。また、名古屋城に隣接するエリアに城下町を再現した商業施設「金シャチ横丁」が新たにオープンし話題を呼んでいる。2018年度の入場者数は220万人を突破。過去3番目に多い数字となっており、前回10位から4位へのランクアップもうなずける。
名古屋城の観光情報とツアーはこちら:https://www.hankyu-travel.com/kokunai/castle/chubu-hokuriku.php?p_baitai=9597#Anc05
5~10位の詳細は公式サイトをチェックしてみてほしい。今年の連休は、日本の城ランキングを参考にお城巡りを楽しんでみてはいかが?
Information
「日本の城」検索数ランキング
1位 姫路城(ひめじじょう)<兵庫県>
2位 竹田城(たけだじょう)<兵庫県>
3位 松本城(まつもとじょう)<長野県>
4位 名古屋城(なごやじょう)<愛知県>
5位 彦根城(ひこねじょう)<滋賀県>
6位 五稜郭(ごりょうかく)<北海道>
7位 松江城(まつえじょう)<島根県>
8位 大阪城(おおさかじょう)<大阪府>
9位 弘前城(ひろさきじょう)<青森県>
10位 犬山城(いぬやまじょう)<愛知県>
対象:2018年4月1日~2019年3月31日の検索数
URL:https://www.hankyu-travel.com/kokunai/castle/?p_baitai=9597
RELATED ENTRIES
-
「松本市イルミネーション2021-2022」は、2021年12月から2022年2月末まで行われる松本市の冬の新たな目玉事業。そのメインコンテンツである「松本城~氷晶きらめく水鏡~」が大好評につき、2月22日(火)から2月28日(月)までの7日間限定で、季節限定演出など計8種類の演出を楽しむことができる「グランドフィナーレ」を開催する。季節限定演出を見逃した人やもう一度観たい人、そしてまだ「松本城~氷晶きらめく水鏡~」を観たことのない人は、ぜひこの機会に松本城へ足を運んでほしい。 松本市イルミネーション2021-2022
現在
過去
未来
クリスマス
お正月
氷彫フェスティバル
バレンタイン
グランドフィナーレ期間には、これまで実施した8種類すべての演出を見ることができる。通常期に見ることができる現在、過去、未来と氷晶待機演出の4種類、そして、季節特別演出としてクリスマス、お正月、氷彫フェスティバル、バレンタインの4種類の演出を実施してきた。 クリスマス演出では、松本城をクリスマスツリーに見立て、鈴の音色に合わせ光の粒がきれいに舞い、お正月演出は光と音楽が和を感じさせる、新年の幕開けにふさわしい華やかな演出となった。氷彫フェスティバル演出は氷の結晶が松本城天守を覆いつくすように、舞う様子が表現され、バレンタイン演出は運命の赤い糸をイメージしたピンクを基調としたかわいい演出が実施された。 グランドフィナーレ期間にしか見られない4種類の限定演出をお見逃しなく。Information
松本市イルミネーション2021-2022
期間:2022年2月28日(月)まで
会場:松本城、松本城公園、大名町通り、千歳橋
参加費:無料
Official Site:http://matsumotoillumi.jp
-
デジタルアーティスト集団・一旗がプロデュースする「岡崎城大手門 プロジェクションマッピング」が、2021年11月12日(金)から11月14日(日)までの期間限定で愛知県岡崎市の岡崎城大手門で開催される。 今回開催されるイベントは、徳川家康生誕の地・岡崎城の表玄関である大手門に、重要文化財・冷泉為恭筆大樹寺大方丈障壁画など岡崎市が誇る文化財や徳川家康ゆかりの伝統産業・三河花火をモチーフにしたコンテンツ、現代的なデジタルアートコンテンツなどのプロジェクションマッピング映像を投影する。
あわせて、近隣の桜城橋では一旗プロデュース「桜城橋×FORUM 8 Central Rally 2021 プロジェクションマッピング」も同時開催。岡崎城大手門で史上初となる豪華絢爛なプロジェクションマッピングをお見逃しなく! Information
岡崎城大手門 プロジェクションマッピング
日時:2021年11月12日(金)〜2021年11月14日(日) 18:00〜21:00
会場:大手門(愛知県岡崎市康生町561-1 岡崎公園内)
入場料:入場無料・事前申込不要Official Site:https://www.hitohata.jp
-
松山城の空撮画像
松山の城下町を望む
松山の中心・大街道に観光案内所「愛媛・松山観光インフォメーションセンター」が5月27日(木)、誕生します。ショッピングにグルメ、レジャー、そして歴史文化もそなえる松山の魅力を、今回もしもしにっぽんは観光案内所のオープンを記念して松山の魅力を短期連載でお届けします。松山の新しい発見とともに面影に触れてみてはいかがでしょうか。第3回目は、長い間、城下町の発展を見守ってきた、松山の観光には外すことはできない松山城をご紹介します。 松山城は松山市の中心部、標高132mの勝山の山頂に本丸があります。裾野に二之丸、三之丸があって、1日では回りきれないほど広大な敷地を有しています。日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のひとつでもあり、「日本100名城」や「美しい日本の歴史的風土100選」などに選ばれています。2020年には日本の城ランキングで3位を獲得し、松山観光の際には外せない場所となっています。 松山城へは、約30分かけて徒歩で登城するルートが用意されていますが、ロープウェイやリフトを利用して登城する人も多いのです。ロープウェー商店街を抜けたところにあるロープウェイ東雲口駅舎でチケットを購入することで利用可能。松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」がお出迎えしてくれます。 松山城は関ヶ原の戦いの後、豊臣秀吉子飼いの家臣加藤嘉明が築城しました。天守については、現存しているのは大天守といわれる部分のみで、他の天守は焼失後に木造で再建されたもの。天守をはじめ、櫓6棟、門7棟、塀7枚が重要文化財に指定されています。天守は中に入ることもできて、当時の様子を伺うことができます。 周りにある14mを超える石垣は圧巻で、敵の侵入を防ぐためのものではあるが美しさも感じられます。山腹からの侵入を防ぐため、山の斜面を登る2本の石垣でふもとと山頂の天守を連結させた「登り石垣」と呼ばれる全国的にも貴重な石垣は、松山城を訪れた際にはぜひ注目したいところですね。 市街地の真ん中にこのような歴史ある城が存在していることは珍しく、標高132mからさらに約30m高い天守から見る松山市の眺望はとても素晴らしいです。昼間に訪れることが多いと思いますが、実は市内屈指の夜景スポットとしても有名なのです。昼も夜も歴史とともに松山の城下町を見守る松山城へ訪れてみてはいかがでしょうか?Information
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、天守、ロープウェイ・リフト、二之丸史跡庭園は2021年5月31日(月)まで臨時休業
松山城ホームページ:https://www.matsuyamajo.jp松山城ロープウェイまでのアクセス:「大街道駅」から徒歩5分
-
クリエイティブカンパニー「NAKED(ネイキッド)」が、「未来創造プロジェクト」活動の一環として福井県坂井市にある丸岡城にて、2021年3月31日(水)から「丸岡城×ネイキッド ヒカリ結び」を開催している。
丸岡城天守閣
お天守前公園
ネイキッドは、2014年から未来創造プロジェクトとして、その地域のこどもたちや大人たち、企業とともに、地域の魅力や想いを未来に向けクリエイティブに表現する共創活動を国内外で続けている。 2014年には杉並区和泉小学校(現:杉並区立新泉和泉小学校)で、2015年には気仙沼向洋高等学校で、プロジェクションマッピングを使った想いの表現をサポート。2016年からは大阪芸術大学と創造性を育む実践型プロジェクト「0×0=∞(ムゲンダイ)プロジェクト」を立ち上げ、大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生や参加を希望する高校生を含む学生たちの作品の企画・演出・制作をサポートし、毎年作品を発表。 そして2021年、この未来創造プロジェクトの一環として新たに、福井県にある現存する天守のなかでも古い建築様式をもつ丸岡城で、1年中楽しむことができる常設企画「丸岡城×ネイキッド ヒカリ結び」を地域の方々と連携しスタート。天守に映し出された丸岡城の歴史を体感することができるプロジェクションマッピングショーに加え、地元である福井県立丸岡高等学校書道部が書いた「一筆啓上賞」の受賞作品をインタラクティブコンテンツとして楽しむことができます。「一筆啓上賞」とは、丸岡城に日本一短い手紙文「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」の碑が建てられていることを全国に知ってもらうとともに、活字やメールでは伝わらない本物の手紙文化の復権を目指すという目的で毎年坂井市が主催している手紙のコンクールだ。 歴史的なお城がプロジェクションマッピングで彩られた創造的な空間をお見逃しなく。Information
丸岡城×ネイキッド ヒカリ結び
開催日:2021年3月31日(水)〜
開催場所:丸岡城(福井県坂井市丸岡町霞町1-59)
開催時間:丸岡城天守閣/毎日20時〜、21時〜、計2回上映
お天守前公園:9:00〜21:00
Official Site:https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/ -
自治体施設の利活用による観光資源の創造、地域活性、地方創生に繋がる事業の第1弾として、日本百名城である長崎県平戸市にある平戸城の懐柔櫓を宿泊施設化し、2021年4月1日(木)にオープン。常設の城泊施設としては、日本初となる注目の施設だ。
客室の特徴
リビングダイニングルームには小松孝英氏描き下ろしの蝶の壁画
デザイン性の高い「琳派」をイメージしたリビングダイニング
寝室から階段にかけての小松孝英氏描き下ろしの桜の壁画
平戸城のある平戸島は、九州本土の西北端、平戸瀬戸を隔てて南北に細長く横たわっており、北に玄界灘、西に東シナ海を望み、季節によって魅力が異なる大自然豊かな美しい島として親しまれ、毎年多くの観光客が訪れている。その平戸島の平戸瀬戸に突出した亀岡山に建つ平戸城は、平戸藩主松浦氏の居城として江戸時代中期になって再建され、日本百名城にも指定されれた。 今回、宿泊施設として利活用するのは、1977年に復元された鉄筋コンクリート2階建ての懐柔櫓だ。かつては倉庫として使われていたこの懐柔櫓を、平戸市が改修した。客室は、桃山から江戸時代の美意識を現代に伝える贅沢な空間で、伝統とモダンを融合させた華やかさの中に日本らしさ、平戸らしさを表現。インテリアの基調は、桃山時代の後期に興ったデザイン性の高い「琳派」をイメージし、琳派の画家で蝶を中心に生態系を描く九州出身の小松孝英氏が描き下ろした蝶や桜の壁画を中心としたデザインとなっている。また、海に面する3面ガラス張りのバスルームからは、平戸大橋と美しい平戸島の海を見渡すことができる。宿泊は、1日1組限定で完全貸切、平戸の特別城主として非日常の気分を味わえる特別感を重視し、神楽、茶席など、宿泊者のみ限定で体験できる特別な城主体験をオプションで用意。さらに、自治体施設の利活用第2弾として、宮崎県日南市飫肥(おび)地区にある、古民家や資料館などの歴史的建造物を宿泊施設にするプロジェクトなどが予定されている。 お城に泊まれる夢のような体験を自分へのご褒美に堪能してみては?Information
平戸城 CASTLE STAY 懐柔櫓
客室数:1室
収容数:1組5名住所:長崎県平戸市岩の上町1446
Official Site:https://www.castlestay.jp/
-
株式会社アットヨコハマは、横浜の地域振興発展のために、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」とコラボレーションし、スマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route」を使ったダウンロードキャンペーンを展開する。本キャンペーンでは、2021年2月8日(月)から2021年2月28日(日)までに、「my route」をダウンロードし、アプリ内フォームから応募すると、抽選で横浜市在住の25組50名に、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の招待券をプレゼントする。
「my route」は、「あらゆる移動手段の検索」と「交通機関利用の予約・決済」サービスの提供により、シームレス、かつ“密”のない安心・安全な移動を実現するスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービスだ。また、アプリと連携して、地域の店舗、イベントなどのスポット情報を提案する横浜独自のポータルサイト「@YOKOHAMA」を開設し、地元事業者ならではの横浜の多彩な魅力をアプリ内で発信している。 本キャンペーンは、さらに横浜を知ってもらい、観光を盛り上げていきたいという想いから、横浜の地に新しくできた話題の施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」とコラボレーションした。「my route」内のフォームから応募した横浜市在住の人の中で、抽選で25組50名に招待券をプレゼントする。 「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」の招待券が当たる「my route」のコラボキャンペーンに応募しよう。 Information
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA コラボレーションダウンロードキャンペーン
実施期間:2021年2月8日(月)~2021年2月28日(日)
GUNDAM FACTORY YOKOHAMA
開催期間:2020年12月19日(土)~2022年3月31日(木)
場所:横浜・山下ふ頭
住所:神奈川県横浜市中区山下町279番25
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街駅」より徒歩7分
横浜市営連節バス BAYSIDE BLUE(ベイサイドブルー)
バス停「山下ふ頭」下車徒歩3分
特設ページ:https://www.at-yokohama.net/topics/article20210208_02.html