カラフルな衣装に身を包みキレキレのダンスを見せつける彼らには、目がくぎ付けになる人も多いはず。ダンス&ボーカルパフォーマンスユニットのTEMPURA KIDZ (テンプラキッズ)は、メンバー全員が10代にも関わらず、舞台経験が豊富な実力派のパフォーマーたちです。見る人を魅了するキュートなこの5人組がどんなグループなのか、改めてご紹介したいと思います。
デビュー前からいち早く話題に
シュールでコミカルな表現と、隙のないパフォーマンスで魅了するTEMPURA KIDZは、2012年11月に活動をスタートしました。デビュー前にYouTubeへアップした「CIDER CIDER」は公開してすぐに、4万回に届きそうな勢いで再生回数をどんどん伸ばしていきました。2016年10月現在は160万回以上の再生を突破し、世界中で注目され続けています。
メンバーは、NaNaHo(ナナホ)、AO(アオ)、KARIN(カリン)、YU-KA(ユーカ)、そしてメンバー内の唯一の男子、P→★(ピー)。ダンスだけでなく、連続で繰り出す変顔や、舞台上のキュートなファッションが共感を呼び、ファンには同世代のティーンも多いそう。
TEMPURA KIDZ、キャリアのスタートは
もともとは、原宿を代表するアーティスト、きゃりーぱみゅぱみゅの初代キッズダンサーとして活動していました。数多くの大物たちのバックダンサーも務め、2013年3月6日にシングル「ONE STEP」でメジャーデビュー。同年7月に2ndシングル「はっぴぃ夏祭り」を、さらに約1年後には3rd Single「LOLLiPOP」を発表。勢いは止まらず、2015年9月16日、1st Album「てんこもり」をついにリリースしました。
タイやフィリピン、ミャンマー、台湾などでの海外公演を数多くこなしており、いわば百戦錬磨のパフォーマー集団!自身らで振り付けを行っているナンバーもあり、独自のキャッチーなダンスでオーディエンスを楽しませてきました。
多彩な経験が表現力のバックボーンに
彼らは国内外のフェスやイベントの他、テレビ番組、CMに出演するなど、着々とキャリアを積んできました。教育番組や多くのアーティストの振り付けを担当。さらに、YU-KA、NaNaHo、AOはボーカルも行うようになり、グループとしてのパフォーマンスにいっそう磨きをかけました。
またさまざまなアーティストとコラボレーションを行い、表現力の幅を広げています。「コンピューターおばあちゃん」や「さくらさくら」など昔懐かしい子どもの歌をアレンジした、2014年3月12日発売の1stカバーミニアルバム「みんなのだんすうた」では、MONGOL 800のキヨサク、HIFANA、TeddyLoid、CHI-MEY、ORESKABAND、YMCKらがプロデューサーとして参加。同年8月6日には、エレクトロラップユニットのCharisma.comと、配信限定シングル「ミイラキラー」をリリースしました。
さて注目すべき次の彼らのステージは、11月26日(土)と27日(日)に東京体育館で開催される「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2016 in TOKYO」への出演です。きゃりーぱみゅぱみゅや三戸なつめなど原宿系アーティストが多数出演する同公演は、まさに彼らのホームグラウンド。変幻自在のダンスで舞台を盛り上げてくれることは、間違いありません。
まだまだ伸びしろは未知数であろうTEMPURA KIDZ。これからもジャパンカルチャーをけん引し、世界的に注目され続けることを彼らに期待してやみません。
文:石水典子(SHUTTER)
TEMPURA KIDZオフィシャルWEBサイト http://tempurakidz.asobisystem.com/
MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2016 in TOKYO http://fes16.moshimoshi-nippon.jp/
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