アリペイ、日本での加盟店舗数が30万を突破

15.May.2019 | BUSINESS

アリペイジャパンは、日本におけるアリペイ(Alipay)の加盟店が30万を突破した(2019年年初時点)と発表した。

各業界のパートナー企業とともに導入を推進した結果、アリペイの加盟店舗数は2018年8月時点と比較し約5倍増加。今年のGW期間中アリペイを利用した中国観光客消費データによると、日本は取引件数ランキングでグローバル4位となっており、第3位の韓国とは僅か10%の差だった。日本における一人当たりの取引金額は昨年同期比25%増となり、グローバル市場で伸び幅が最も高い市場の一つ。取引件数については、中国観光客に人気な加盟店TOP3はコンビニ、空港と百貨店であり、消費者数の伸び率が最も高いのはコンビニとドラッグストアとなった。(※1)

アント フィナンシャル サービスグループ 取締役会長兼CEO エリック・ジン(Eric Jing)コメント

日本はデジタル時代の「10億人のアジア人消費者というチャンス」を迎えています。アリペイはグローバルの9つの戦略パートナーとともに、これからより多くのアジア人消費者を日本に誘致したいと考えています。我々は戦略パートナーと合わせてアジア各国で10億人以上のアクティブユーザーにサービスを提供しており、その数は年々増え続けています。Alipayはたった一枚のQRコードで中小店舗のビジネスをデジタル化し、競争力を強化し、キャッシュレス決済から、店舗プロモーション、消費者とのオンライコミュニケーションなどを可能にしております。今後もアリペイはアジア各国のモバイルQR決済の戦略パートナーに、テクノロジーサポートを提供していき、さらには日本の加盟店とともに、モバイルQR決済サービスを通じて訪日客の利便性を高めて、アジア10億人の消費者を日本に誘致し、インバウンド消費を促進していきたいと思います。

 

近年、訪日外国人旅行者数は着実に増加しており、2018年の訪日外国人旅行者総数は3,100万人を超え、そのうち中国人観光客は約27%、830万人以上、アジア人観光客は約86%、約2670万人以上だった。(※2) 中国人観光客を中心としたアジア各国からの観光客は、地方を含めた日本でのインパウンド消費によって日本経済を活性化させる主力の1つとなっている。

 

2020年の東京オリンピックは多くの観光客を迎える。その中でアリペイは訪日観光客と加盟店の皆様との架け橋になりたいと願っており、地方経済活性化に貢献していくことを目指している。

 

※1:19年「GW期間における、中国人観光客のアリペイ消費統計データ」(アント フィナンシャル サービスグループ調べ)
https://www.alibaba.co.jp/news/2019/05/gw.html

※2:出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数の動向」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/index.html

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