米津玄師、「海の幽霊」全編アニメーションMVを海の上で解禁!

28.May.2019 | ANIME&GAME / MOVIE / MUSIC

6月3日(月)に配信限定シングルとしてリリースされることが発表されている米津玄師の新曲「海の幽霊」。映画「海獣の子供」の予告編でその一部が公開されていたが、100名限定で行われた「海の上映会」にてミュージックビデオが公開となった。今回のミュージックビデオはアニメ映画「海獣の子供」の映像を全編に使用されたビデオとなっている。

 

「海の幽霊」Music Video

ミュージックビデオ先行視聴会「海の上映会」は都内に浮かぶ「船」にて実施。募集開始直後から応募が殺到、その中でも選ばれた幸運な100名が一足先にミュージックビデオを体験した。

船内は、B1Fを“深海”に見立て、薄暗く水泡の音が響くなか、映画内「江の倉水族館」として登場する「新江ノ島水族館」とのコラボレーションで実現した、貴重なクラゲやヒトデなど海洋生物を展示。その奥中央には、五十嵐大介が書き下ろした「海の幽霊」のジャケットが、1.2m四方サイズの水槽の中に浮かび、水中の光の揺らぎを生で感じられるような見せ方で展示。

1Fは“浜辺”に見立てられ、波の音を聞きながら、映画「海獣の子供」のビジュアル展が展開され、映画の場面シーンのライトアップパネルや、クジラの泳ぐムービーが展示。

そして2F、船上デッキの屋上は、“海の空”と題され、そびえ立つ巨大マストにミュージックビデオが投影された。

史上初めて「海の上」でのミュージックビデオ上映会となり、圧倒的なスケール感を目だけでなく全身にて体感することで、まるでミュージックビデオの一部になったような不思議な体験に会場は歓喜の声にあふれていた。

今回のミュージックビデオはアニメ映画「海獣の子供」の本編映像によって表現されており、「STUDIO4℃」が描く繊細でもありながらダイナミックな自然や生き物、人物の描写が全編を通して余すことなく描かれている。

Ⓒ五十嵐大介/小学館

また、本作のジャケットは「海獣の子供」の原作者・五十嵐大介が書き下ろしたアートワークになっており、様々な分野のトップランナーと共に作り上げた「海の幽霊」の世界観を是非堪能してもらいたい。

photo by 山田智和

米津玄師の最新楽曲「海の幽霊」はいよいよ来週配信開始となる。まずはミュージックビデオを見て、発売日を心待ちにしていてほしい。

 

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会

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    Photo by 山田智和

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    Photo by 山田智和

    シングル「Lemon」は2018年3月にリリースされて以来、そのCD、DLセールスにおける数々の記録を樹立し、「Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2018」を受賞。2018年を代表する1曲となった。2019年もその人気に拍車をかけ、2019年上半期チャートでは同チャート1位のみならずアーティストランキング含めて25冠を獲得という快進撃を続け、日本レコード協会では”史上最速”300万DL認定、そしてミュージックビデオは現在、日本最多となる4億9000万再生を突破。カラオケランキングでは史上最長となる85週連続1位を獲得するなどあらゆる方面で圧倒的な支持を拡大していっている。「Billboard JAPAN Hot 100 of the Year 2019」においてはダウンロードランキングにおいても首位を獲得。こちらも昨年に引き続きでの首位獲得となり、合わせて2連覇達成となった。また、同ランキングにおいて、1位「Lemon」、5位「馬と鹿」、6位 菅田将暉「まちがいさがし」、7位 Foorin「パプリカ」がTOP10にランクイン。米津玄師が手掛けた楽曲が10曲のうち4曲を占めることとなり、2019年のプロデュースワークを含めた多角的な活動が、日本の子供から大人まで、更なる幅の広さを知らしめる結果となった。   Billboard HOT 100ランキングにおける日米の歴史を塗り替えたことに関して、米津は「とても光栄です。この曲を作ったのが遠い昔のことのような気分でいます。これからも続くであろう長い人生の中で、このような得難い経験をさせてもらったことに感謝の気持ちでいっぱいです。」とコメント。破竹の勢いを示す結果となった2019年に対する感謝の言葉を述べた。   新旧問わず圧倒的作品力で突き進む米津玄師。2020年も米津玄師から目を離せない。