SKY-HI、ツアー東京公演セミファイナルでファン3000人を前に日本武道館公演をサプライズ発表

19.December.2016 | MUSIC

12月14日(水)に新曲「Double Down」をリリースしたばかりのSKY-HIが、東京・豊洲PITにてファン3000人を前に、来年の武道館公演をサプライズで発表した。

今年初めにはホールツアーの大成功、そして数々のフェスにも出演し、9月20日福島からスタートした『SKY-HI LIVE HOUSE TOUR 2016~Round A Ground~』では12月10日に京都で地方最終公演を終え、遂に『SKY-HI LIVE HOUSE TOUR 2016~Round A Ground Tokyo Final~supported by MUSICA』と題して、東京・豊洲PITにやってきた。

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本ライブは、予てより親交のあるUVERworldとの対バン形式で行われ、会場にはファン3000人が駆けつけて、ツアーセミファイナルを大盛況で終えた。最初のMCでは「UVERworldがあれだけアツいライブやってくれた後で、大袈裟じゃなく、今日死んだとしてもいいっていうステージにしてやるよ」と叫ぶとファンは大興奮。そして集まってくれた多くのファンヘ感謝を伝え、「偏見とか色眼鏡から戦ってきた俺の武器を魅せてやるよ」と言って、真骨頂のラップメドレーへと展開し、3期連続でテーマソングを務める人気番組「フリースタイルダンジョン」のエンディング曲や高速ラップも披露した。

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ツアー初日からライブで温め続けてきた、12月14日リリースの「Double Down」のイントロが始まると、ファンは一気に盛り上がりをみせ会場全体が大熱唱となった。そして遂に、2017年3月より行われるホールツアーの東京公演となる、日本武道館をサプライズで発表し、ファンのボルテージは最高潮に。日本武道館は2017年の5月2日を予定している。来年1月18日(水)には3rdAlbumの発売も発表し、3月からはホールツアー、そして5月の日本武道館と来年2017年もSKY-HIから目が離せない。是非SKY-HIのAlbumをチェックし、来年のホールツアーそして日本武道館に足を運んで欲しい。

■Information

[CD+DVD]Double Down -Music Video盤-

AVCD-83734/B \1,944(税込)

[CD+DVD]Double Down -LIVE盤‐

AVCD-83735/B \1,944(税込)

[CDシングル]Double Down

AVCD-83736 \1,080(税込)

SKY-HI Official Site http://avex.jp/skyhi/

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  • 新しい学校のリーダーズ、4人の絆を確かめ合った初の武道館公演で12,000人を圧倒!

    12.January.2024 | MUSIC

    2021年にアジアのカルチャーを世界に発信するレーベル88risingから世界デビューし、昨年末は『NHK紅白歌合戦』の出場、冠番組がスタートするなど注目を集めている新しい学校のリーダーズが1月9日、初となる日本武道館公演「新しい学校のリーダーズ武道館公演『青春襲来』」を開催した。

    360度を観客に囲まれたセンターステージに『Tokyo Calling』のイントロが流れると、会場に集まった12,000人のファンは早くもテンションMAXに。ステージを覆っていたLEDの上昇と共にメンバーが上下赤のセーラー服姿で登場すると割れんばかりの歓声が会場に響く。ライブ序盤から、この日が初解禁となる『Toryanse』のほか『Pineapple Kryptonite Remix』を披露すると、メンバーはMCで「360度新しい学校のリーダーズのファン、見てるか!」「由緒正しいこの場所に4人だけで立つ日を待ち望んでいました」と、ファンへ呼びかけると共に感謝を伝えた。

    SEを挟んだ後には1st,2ndアルバム収録曲を主体にしたブロックに移り、『試験前夜』『透明ボーイ』『恋ゲバ』等、ファンからも人気の高い楽曲を立て続けに、その後は2021年の海外デビュー以降にリリースされた『Freaks』『NAINAINAI』等をメドレー的に披露。RINがフィンガードラムを披露する一幕や、Beastie Boysのカバーである『Intergalactic』では、交通整理員衣装を身に纏いファンを楽しませた。

    『最終人類』では、「武道館、行くぞ!」と観客を煽り、新しい学校のリーダーズならではの肩車やヘッドバンキングなどの激しいパフォーマンスでさらに会場のボルテージを上げ、終盤にはライブでこちらも初披露となる楽曲『BORN TO BE FREE!!!!』を解禁。疾走感のあるサウンドに、こちらも初披露ながら会場の心を掴むと、ライブでの人気も高い『青春を切り裂く波動』で本編を締め括った。

    アンコール1曲目には、TikTok関連動画再生数33億回を突破した話題の楽曲『オトナブルー』を披露すると客席から大歓声が上がり、観客と一体となった首振りダンスを披露した。ラストのMCでは、SUZUKAが「みんな1人で悩まないでほしい。私にはメンバーみんながいる。いつも本当にありがとう」と抱き合い、メンバーとの絆を再確認した涙の場面も。

    『みんなも迷いそうになったら、私たちのライブ、動画、何かで私たちに頼ってほしい』とファンに呼びかけ、新しい学校のリーダーズのライブのラストでお馴染みとなっている『迷えば尊し』でグループ初の日本武道館公演を締め括った。

    本公演内では新ファンクラブのオープンに加え、5都道府県を巡る初のファンクラブツアーが決定したことを発表。さらに、ライブで披露された新曲『Toryanse』が1月26日に配信リリースされることが決定した。

    ■SET LIST

    1. Tokyo Calling
    2. Giri Giri
    3. Toryanse
    4. Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)
    5. 試験前夜
    6. 席替ガットゥーゾ
    7. 透明ボーイ
    8. 恋ゲバ
    9. 毒花
    10. 知りたい
    11. Freaks
    12. NAINAINAI
    13. Fantastico
    14. Pineapple Kryptonite
    15. Intergalactic
    16. 最終人類
    17. じゃないんだよ
    18. BORN TO BE FREE!!!!
    19. 青春を切り裂く波動

     

    <ENCORE>

    1. オトナブルー
    2. ケセラセラ
    3. 迷えば尊し

    TALENT PROFILE

    新しい学校のリーダーズ

    模範的なヤツばかりが評価される時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく 踊るセーラー服と奇行癖。その名も「新しい学校のリーダーズ」 攻めの利いたダンスとサウンド、独特なキャラクターとMCを武器に2015年7月から全国各地でライブ活動する傍ら、コイケヤ、UNIQLO、GooglAndroid、ロッテFit’s等の企業と、はみ出し具合が絶妙なコラボや出演を重ね、じわり若者に刺さりはじめているらしい。むむむ。

  • CANDY TUNE、10月にZepp Shinjuku (TOKYO)で1stワンマンライブ開催決定! 新曲「きゅきゅきゅキュート」配信開始

    28.June.2023 | MUSIC

    今年3月に1stアルバム『CANDY TUNE』でデビューし、この夏多くの主要アイドルフェスへの出演が決定しているCANDY TUNEの初単独ライブが、6月27日、渋谷・Spotify O-WESTにて開催された。

    初お披露目となった新衣装でステージに登場し、アイドル・CANDY TUNEの幕開けを描いた「ナナイロプロローグ」でライブをスタート。「未完な青春」を疾走感たっぷりに歌い上げ、アラビアンなサウンドと魔法のランプをこするような振り付けがキャッチーな「きゅきゅきゅキュート」を初披露すると、会場のボルテージが一気に高まる。

    途中、先日まで行われていた「TIF2023メインステージ争奪LIVE 前哨戦」で披露したインターミッションをパフォーマンスし、前哨戦を振り返って立花琴未は「きゃんちゅー(CANDY TUNE)のみんな、そしてあめちゃん(ファンの呼称)のみなさんと絆がすごく強くなったし、一つ成長できたなと思っています。私たちは前を向いて歩いていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」とメッセージを送り、会場があたたかい拍手に包まれた。アッパーなナンバーの連続に終始大きな盛り上がりを見せたライブ終盤は、TikTokで話題の「キス・ミー・パティシエ」で恒例のコールを繰り広げ、ラストは「hanamaru」で会場に集まったファンへの感謝の想いを大きなはなまるにのせて届け、ライブ本編を笑顔で締めくくった。

    客席からのアンコールに応えてメンバーが再登場すると、今年出演する夏フェスの告知コーナーが始まる。するとスクリーンに「みなさまに大切なお知らせがあります。」という文字が映し出され、メンバーと観客が動揺する中、10月にZepp Shinjuku (TOKYO)での1stワンマンライブ開催がサプライズ発表された。会場には驚きの声と大きな拍手が響き渡り、ステージで涙するメンバーの姿も。福山梨乃は声を詰まらせながら「Zepp Shinjukuはこの前(CANDY TUNEが所属する)KAWAII LAB.の合同ライブで出演させていただいて、先輩のFRUITS ZIPPERさんやIDOLATERさんがいるからこういう景色を見れてるんだなってみんな思っていたので、次にそこを目指せるのが嬉しい」と語り、客席から「おめでとー!」と声援が送られた。

    本日ライブで披露された新曲「きゅきゅきゅキュート」は、6月27日(火)より配信がスタート。楽曲は、元SILENT SIRENのメンバーでCANDY TUNEの前作「CATCH YOU」も手がけたクボナオキのプロデュース、すぅの作詞による、はじけるサウンドが爽快なポップチューン。このナンバーとともに「#きゃんちゅーと初めての夏」を楽しんでほしい。

     

  • アメリカで披露予定だったライブを再現「FRUITS ZIPPER LIVE」オフィシャルレポート

    06.June.2023 | FEATURES / MUSIC

    先日デビュー1周年を迎えたFRUITS ZIPPERが、2023年6月4日にヒューリックホール東京にて「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」を開催した。今回のライブは、6月2・3日に出演予定だったアメリカ・ダラスで開催されたイベント「A-kon」への出演がキャンセルとなってしまい、急遽日本で企画・開催されたもの。アメリカのイベント出演に向けてリハーサルを重ねてきたメンバー達のパフォーマンスを、ライブレポートを通して全世界のふるっぱー(FRUITS ZIPPERファンの愛称)にお届けする。

     

    イベントの告知がイベント開催3日前の6月1日だったにも関わらず、「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」には多くのファンが駆けつけホールはいっぱいに。会場が暗転しSEが流れ、FRUITS ZIPPERがステージに登場すると、客席から大きな歓声が上がった。

    SEに続いて『君の明るい未来を追いかけて』『完璧主義で☆』『ハピチョコ』と、ファンにはお馴染みの3曲を披露し、オーディエンスのボルテージを引き上げる。

     

    「Welcome to ヒューリックホール!We’re FRUITS ZIPPER」

     

    英語のグループ紹介からMCがスタート。鎮西寿々歌の「急遽の開催だったにも関わらず、たくさんの方が来てくれて本当に嬉しいです、ありがとうございます!今日はここ有楽町をアメリカだと思ってライブをしたいんですが、いいですかー!」という掛け声に「Yeah!!」という声援でオーディエンスも応える。

     

    その後、1人ずつ英語で自己紹介を披露。

     

    櫻井優衣「Nice to meet you♡I’ll make everyone fall in love with me in just 5 seconds♡」

     

    月足天音「How are you?I’m happy to meet you!お会いできて嬉しいです!」

     

    鎮西寿々歌「I brought a quick joke as a gift from Japan today! Look at me…♪Like this〜♪Lunchbox〜…Don’t exist!!!  I hope you had a good laugh. 大爆笑 Thank you!」

     

    松本かれん「I will do my best! よろしくお願いします!」

     

    仲川瑠夏「It has been my dream to perform in America, so it’s a dream come true! Thank you!」

     

    早瀬ノエル「I wanna say thank you all your guys for coming today. Even though we announced this live concert 3 days ago and there are so many people here in front of us…I’m so happy. Let’s enjoy our day together, Thank you! 」

     

    真中まな「I’m sorry that we couldn’t go to America this time but I will do my best to improve my performance and meet you all soon! Thank you for your support! ありがとうございます!」

     

    メンバーの中でも、早瀬ノエルは日本語・英語・ドイツ語を話すことができるトリリンガル。「Here we go on the next song,OK?」と流暢な英語でオーディエンスを盛り上げ、『ハートのローラーコースター』、『Re→TRY & FLY』、『ふれふるサマー!』を3曲続けて披露。

    『ふれふるサマー!』では、仲川瑠夏の「Do you have this towel? Are you ready?」の声とともに、メンバーもオーディエンスもマフラータオルを振り回し、夏曲を楽しんだ。

    ノエルが「The next song is going to be harder…Are you guys ready? 」と声を掛け、仲川瑠夏が「More more scream!!!」とさらに煽ったところで『Going!』がスタート。続く『わたしの一番かわいいところ』では櫻井優衣が「Let’s KAWAII dance〜♡」と英語で呼びかける。

    最後はFRUITS ZIPPERのNEW KAWAIIが詰まった『RADIO GALAXY』、最新曲『超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~』を2曲続けて披露。ハンドクラップや”おめでとう”の掛け声で、メンバーとオーディエンスが一体となり、ライブはエンディングを迎えた。

     

    ライブ終了後に撮影する記念撮影も今回はアメリカ仕様。

     

    「We are going to take a picture, and we are going to be used on our official twitter, so if you don’t want to be in a picture please hide your face. カオヲ、カクシテ、クダサ〜イ 」流暢な英語と、カタコトの日本語で早瀬ノエルから撮影の注意事項が伝えられる。ノエルの英語を聞いて「aha〜」とアメリカ仕様の相槌をするメンバー6人がカワイイ。

     

    撮影後、真中まなより、会場に集まったファンへ感謝の気持ちが伝えられた。「今回急遽開催されたライブにも関わらず、みなさんに集まって頂きありがとうございました。アメリカに一緒に行く予定だった方、アメリカ行きを応援してくださった方、みなさんがSNSを通して温かい言葉をかけてくださって、わたしたちの励みになりました。これからも私達は世界にどんどん進出していきたいと思っていますので、これにめげず、今後もFRUITS ZIPPERの応援をお願いします! Thank you for coming today!」

     

    最後はメンバー全員が笑顔で「See you!」と挨拶し、ステージを後にした。

    アメリカのイベント出演がキャンセルとなり、急遽開催された「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」。FRUITS ZIPPERがアメリカでのパフォーマンスを心から楽しみにしていた様子が伝わってくると同時に、手を上げ、声を上げ応えるオーディエンスからも、彼女たちのアメリカ進出を心から応援していた気持ちを感じ取ることができる、それぞれの温かい気持ちが詰まったライブだった。

     

    彼女たちの世界進出はこれからも続く。さまざまな経験を経てさらに進化していくFRUTIS ZIPPERのパフォーマンスが、アメリカで、そして全世界で披露される日を楽しみにしていてほしい。

     

    Photo: yoshimoriyuna

  • BE:FIRSTのSOTA・MANATOとAile The Shotaの3人で結成されたユニット「ShowMinorSavage」が待望の1st EPをリリース

    24.February.2023 | MUSIC / カテゴリーなし

    SKY-HIが率いる音楽事務所BMSGに所属するアーティストAile The ShotaとBE:FIRSTで活躍中のSOTA、MANATOの3人で結成されたユニット「ShowMinorSavage」(ショーマイナーサヴェージ)が2023年2月22日(水)に1st EP『ShowMinorSavage』を配信リリースした。

     

    BMSGのオーディションで出会った3人は近い音楽ルーツやスタンス、精神を持ち合わせ意気投合し、その際にShowMinorSavageを結成。彼らのユニット名は、「日本において未だMinorな音楽をメジャーシーンでSavageに見せつける」という意思に由来。待望の1st EPは、その意思を持って「ShowMinorSavage」と名付けられた。

     

    ShowMinorSavage / SUPER ICY (Prod. Chaki Zulu) -Music Video-

    収録される楽曲はShowMinorSavage名義で初めて制作した楽曲であり、SKY-HI の楽曲「ナナイロホリデー」をサンプリングし3人で作り上げた「No Cap Navy」、TRILL DYNASTY の声ネタのループが印象的でドープな HIP HOPトラックに合わせて、3人それぞれが抱く恋愛感情を切なく表現するラブソングの「Thinkin’ bout you」、そしてChaki Zuluをプロデューサーに迎え、グルーヴ感溢れるメロウでダンサブルなトラックに合わせて、三者三様のオリジナルのスタイルで自身の才能をボースティングする、新曲の「SUPER ICY」。常に進化を遂げている3人の”今”が詰まった楽曲となっている。

     

    ShowMinorSavageの本格的な始動は音楽シーンに新たな波を起こすだろう。

  • FRUITS ZIPPERが初ツアーを完走!台湾での単独ライブと、豊洲PIT、なんばHatchでの1周年ライブを発表!

    14.February.2023 | MUSIC

    FRUITS ZIPPERが2023年2月12日LINE CUBE SHIBUYAにて東名阪ツアー「FRUITS ZIPPER 1st LIVE TOUR 2023 -WINTER- ♡BE AT THE HEART♡」のツアーファイナルを開催した。

     

    FRUITS ZIPPERは2022年4月24日にデビュー。4月29日にリリースしたシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokを中心に大バズり。アイドル界を代表する1曲となった。
    メンバー個人に注目すると、鎮西寿々歌は「天才てれびくん」で芸能界デビューをしており、月足天音はHKT48出身、アイドル・アーティストとしても活動歴の長い櫻井優衣、そして仲川瑠夏もアイドル経験者である。そしてデビュー前からTikTokで多くのフォロワーがいる松本かれん、KAWAII MONSTER CAFEにてアイコンガールとして活動していた真中まな、モデルとして活動していた最年少の早瀬ノエルと、さまざまな経歴の7人の個性が集まっているのがFRUITS ZIPPERである。

     

    FRUITS ZIPPERのライブを一目見ようと会場へ詰め掛けたアイドルファンが、ライブ終了後にはフロアから姿を消すという、まるで嵐が訪れ去っていくような光景を2022年夏のアイドルフェスでは幾度と見た。

     

    そんなFRUITS ZIPPERの初となるツアー開催がアナウンスされたのは2022年10月。女性ファンも多い事から、男性限定公演と女性限定公演を開催するという発表には驚き、その2週間後には大阪会場が多数の申し込みにより会場をなんばHatchに変更するという事が発表された。そして程なくしてツアーファイナルをLINE CUBE SHIBUYAで開催するという事が発表された。

     

    結成1年目のグループがツアーを開催する事の難しさというのは理解しているつもりだったが、大阪をなんばHatch、東京をLINE CUBE SHIBUYAで開催するアイドルグループが登場した事、そして開催前にはツアー全公演のチケットが完売した事はアイドル界にとって大事件である。

    超満員となったLINE CUBE SHIBUYA、ライブのSEはこのツアーのためにトラックメイカーのYUC’eによって制作されたもので、ライブタイトル「♡BE AT THE HEART♡」にもあるように心臓のビート(鼓動)で会場内の緊張感は高まっていった。

     

    SEから続いて、こちらもYUC’eによる楽曲「RADIO GALAXY」でFRUITS ZIPPERが登場。グループが掲げている “NEW KAWAII” というコンセプトを表現している1曲でツアーファイナルが幕を開けた。

     

    続いて披露された楽曲はメンバー紹介ソングとして今回のツアーで初披露された「うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!」。メンバー同士で歌詞のアイディアを出し合った楽曲はライブ序盤にピッタリだ。

     

    メンバーの自己紹介MCでは今日のライブにかける思いや、満員のお客様への感謝を述べた。緊張するメンバーが多い中、松本かれんはいつも通りの「一生懸命がんばりまーす!」と笑顔だった。

    MC後には「君の明るい未来を追いかけて」「skyfeelan」「Re→TRY & FLY」「We are Frontier」と、お馴染みとなった楽曲群を続けて披露。

     

    映像を挟んで「世界はキミからはじまる」では歌い出しの櫻井優衣のソロパートでグッとステージに惹き込まれ、こちらもツアーで初披露の「ずっと、ずっと、ずっと!」でFRUITS ZIPPER得意の可愛い世界観を作り上げた。

    MCではFRUITS ZIPPERがOPENREC.tvで毎月1回放送している冠番組「集まれ☆ふるっぱー!」との特別企画として「バレンタイン×キュンセリフコンテスト」と題しシチュエーションに応じたキュンとするセリフを披露した。この模様は「集まれ☆ふるっぱー!」でも放送される予定だ。

     

    ライブはラストスパートに差し掛かり、会場全体でタオルを振る「ふれふるサマー!」、ライブでは定番の「完璧主義で☆」、そしてアンセムとなった「わたしの一番かわいいところ」では会場にハート型のメッセージカードが降り注いだ。

     

    最後に披露されたのは2月1日にリリースされたばかりの「ハピチョコ」。Z世代のバレンタインソングの定番になるようにと制作された楽曲は間近に迫ったバレンタインデーにピッタリ。TikTokでも話題の1曲で本編は幕を下ろした。

     

    鳴り止まない手拍子のアンコールで再度登場したFRUITS ZIPPER、1人ずつ今の思いを語るMCでは、涙を流すメンバーが多い中、仲川瑠夏は「原宿から世界へ!これからもついて来てください!」と熱くファンに呼びかけた。

     

    今日初披露の新曲「超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜」は「わたかわ」のヤマモトショウと宮野弦士のコンビによる楽曲。そして最後に「ハピチョコ」を披露してライブは終了した。

     

    最後のMCでは映像で、台湾での単独ライブ開催、「KAWAII LAB.」のオフィシャルファンクラブ開設、そして1周年ライブを5月4日に豊洲PIT、5月26日になんばHatchにて開催する事が発表された。

     

    LINE CUBE SHIBUYAという会場でのツアーファイナル、そして1周年に向けての発表を受けて「まだ1周年か」というのが率直な感想である。

     

    これから1周年、そして2年目に突入するFRUITS ZIPPERは間違いなくアイドル界の希望だ。

    Text:Mizuki Hasegawa
    Photo:ヨシモリユウナ

    FRUITS ZIPPER 1st Anniversary Photo Book

    「B.L.T.」などテレビ情報誌を発行する株式会社東京ニュース通信社より「FRUITS ZIPPER」の1周年を記念したフォトブックが4月24日(月)に発売決定!

     

    「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビューした7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」。2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで話題となり再生数は6億回を超え、2月に行われた初の東名阪ワンマンライブツアーで「LINE CUBE SHIBUYA」や「なんばHatch」をはじめとした全会場のチケットが完売するなど、いま一番注目を集めているアイドルグループ。そんな彼女たちの1周年を記念したアニバーサリーフォトブックが発売。

     

    FRUITS ZIPPER Live in Taiwan 2023

  • SKY-HIと日本テレビが新たな大型プロジェクト始動!テーマソング「D.U.N.K.」が配信決定

    31.January.2023 | MUSIC

    SKY-HIと日本テレビが新たな大型プロジェクト「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」を始動した。

     

    「D.U.N.K. -DANCE UNIVERSE NEVER KILLED-」プロジェクトはSKY-HIが目指す「幾多のダンス&ボーカルグループ(アーティスト)が垣根を越えて、日本から世界に発信していくプロジェクト」であり、様々な国内外のアーティストがSKY-HIの志に賛同した大型プロジェクトとなっている。

    プロジェクトの模様はYouTubeや配信プラットフォーム、様々な形での展開も予定されており、アーティストとの対談や、プロジェクトの裏側、アーティスト同士のコラボ企画など、音楽・ダンスが繋ぐ心躍るコンテンツが展開される。

     

    2023年2月1日(水)より日本テレビにて、SKY-HIがプロジェクト立ち上げに至った想い、参加アーティストなどによる対談などの番組を皮切りに、3月5日(日)、11日(土)、12日(日)には豪華アーティストが集結し3日間にわたり大型ライブイベントが開催される。

     

    さらに、本プロジェクトのために書き下ろしたテーマソング「D.U.N.K.」が2月3日(金)に配信リリースが決定している。「才能を殺さないために」をスローガンに掲げるSKY-HIの”夢”を追う全ての表現者の背中を押すストレートなリリックとテクニカルなRAPと表現力に満ち溢れた唄が融合する、ダンス&ボーカルシーンを過去から未来へと繋ぐ、日本を踊らせるキラーチューンになっているというからリリースまで期待が溢れる。

     

  • SKY-HIが主宰する”BMSG”新ボーイズグループ「MAZZEL」に捧げた「MISSION」のライブ映像が公開

    23.January.2023 | MUSIC

    昨年12月11日・12月12日に自身の誕生日とニューアルバム『THE DEBUT』のリリースに合わせて豊洲PITで開催されたSKY-HIのワンマンライブ『Round A Ground Special 2022』から12月11日の公演で初披露された新曲「MISSION」のライブ映像がSKY-HIのYouTubeチャンネルで公開された。

     

    MISSION [Round A Ground Special 2022 ーBirthday Eveー 2022.12.11 @豊洲PIT]

    「MISSION」はSKY-HIが主宰するマネジメント/レーベル “BMSG”から新たに誕生した8人組ボーイズグループ「MAZZEL (マーゼル)」のメンバーが決まるまでを追ったオーディションドキュメンタリー番組「MISSIONx2 (ミッション・ミッション)」のテーマソングで、SKY-HIのトラックメイカー名義SOURCEKEY(ソースキー)が今作を手掛けている。

     

    “何回だって自分を吼えろ”と鼓舞される力強いリリックは、まさに「MAZZEL」に捧げた渾身の1曲となっているため注目だ。

     

    オーディションドキュメンタリー番組「MISSIONx2」 Ep.01 / Prologue -BMSG Trainees-

    「MISSIONx2」はBMSG公式YouTubeチャンネルでエピソード1が1月13日(金)から公開となっているためこちらもチェックしよう。

  • SKY-HI、BMSGの新グループ”MAZZEL”始動を発表。オーディションの模様をドキュメンタリー番組として2023年1月より公開

    28.November.2022 | MUSIC

    SKY-HIが、自身が創立、代表取締役CEOを務めるマネジメント/レーベルBMSGのYouTubeチャンネルにて記者会見を行い、新グループ“MAZZEL(マーゼル)”始動の発表を行った。“MAZZEL”は8人で結成され、メンバーの一人として、BMSGのトレーニーでもあり、BE:FIRSTを輩出したオーディション「THE FIRST」にも参加した、RANのデビューが決定している。”MAZZEL”のオーディションは2022年冒頭から始まり、秋にメンバーが決定した。

     

    2023年1月13日(金)より、”MAZZEL”結成までのストーリーを追った、オーディション・ドキュメンタリー番組「MISSIONx2(ミッション・ミッション)」が、毎週金曜日21時に、BMSG YouTubeチャンネルにて公開される。全12話配信を予定しており、所属トレーニーの育成の様子や、一般公募された参加者を合わせたオーディションの模様をたっぷりと紹介する。最終話は3月31日(金)に公開される。

     

    トレーニーのRAN他、一般公募でオーディションを実施して最強のメンバーを厳選。世界に通用するグループを作るべく、パフォーマンスだけでなく、社会性、知性やそれら学習の吸収力なども審査の対象に、通常のオーディションで見られるような課題曲、ダンス基礎、ボーカル基礎の練習のみにとどまらず、英語の歌、読書感想文、美術鑑賞、演技レッスン、ディスカッション、大学講師を招いたレクチャーなどを実施。スキル向上と同時にプロ意識の形成、生活態度を改善していくための様々な「MISSION」を経験し、成長していくメンバーたちを追ったドキュメンタリー番組となっている。

     

    また、”MAZZEL”の始動と合わせ、BMSGはユニバーサル ミュージックとタッグを組み、新レーベル”BE-U”を立ち上げる。BMSGの信念のもと様々な取り組みをスタートさせる。

     なおBMSG記者会見については、BMSG YouTubeチャンネルにてアーカイブされている。生配信を見逃した方は、是非SKY-HIの言葉で、BMSG新章の説明をご覧になってみては。

  • FRUITS ZIPPER 2ndワンマンライブレポート。アイドル界の最注目グループFRUITS ZIPPERが見せた成長

    19.November.2022 | MUSIC

    TikTokで「わたしの一番かわいいところ」の再生数が5億回を超え、9月に開催した恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブが即完売するなど、大注目のアイドルグループ・FRIUTS ZIPPERの「2ndワンマンライブ -世界はキミからはじまる-」が、11月11日(金)に渋谷WWW Xで開催された。

     

    FRUITS ZIPPERはアソビシステムが発足した新アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から今年の4月にデビューし、1年目ながら夏の主要アイドルフェスのほぼ全てに出演。また、SUMMER SONIC 2022へも出演した。

    単独ライブのチケットは入手困難で、9月に開催した恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブに続き、今回のライブもチケット販売後に即完売となった。

     

    女性ファンも多いFRUITS ZIPPER、会場内の男女比は半々といったところ。

    開演時間になると、暗くなった会場はメンバーカラーの7色のペンライトで彩られた。

     

    いつものFRUITS ZIPPERの登場SEとは違い、今回のために制作されたSEでメンバーが登場。カントダウンの音と映像・照明、そしてステージ上のメンバーによるダンスが完全にハマった登場は圧巻。常にネクストレベルを見据えたFRUITS ZIPPERに期待が高まる。

     

    ライブでは定番となった「完璧主義で☆」「キミの明るい未来を追いかけて」を続けて披露し、会場内のボルテージが上がっていく。自己紹介のMCでは、会場に詰めかけた満員のファンへの御礼や、ライブでの意気込みなどを話した。

    MC明けからは「We are Frontier」、イントロをREMIXしてダンスパートを加えた「RADIO GALAXY」、「Re→TRY&FLY」と、NEW KAWAIIを提唱するFRUITS ZIPPERの中でもかっこいい一面が見れる楽曲をノンストップで披露した。続けて披露した「ふれふるサマー!」では満員の会場を更に煽り、タオルやペンライトで会場を揺らした。

     

    続いてのMCでは抽選コーナーとして、メンバー全員のチェキをプレゼントする企画も行われ、クジを引くメンバーの表情は普段のライブで魅せるものとは違い、メンバー間の関係性などがわかるような素の表情でファンを楽しませた。

     

    そして次に披露されたのはFRUITS ZIPPERの代表曲であり、2022年に大きなバズを生み出した「わたしの一番かわいいところ」、そしてメンバーのツイートをもとに歌詞が作られた「skyfeelan」の2曲。

    曲が終わると、スクリーンには映像が映し出され、以前から告知されていた2023年2月の「FRUITS ZIPPER 1st LIVE TOUR 2023 WINTER」のツアーファイナル公演を2月12日(日)にLINE CUBE SHIBUYAで開催することが発表された。FRUITS ZIPPERとして過去最大キャパシティとなるホール公演の発表には会場内がざわめいた。

     

    最後の曲としてメンバーそれぞれがセリフとともに登場し、このワンマンライブのタイトルにもなっている「世界はキミからはじまる」を披露。9月のワンマンライブで初披露されたこの曲は11月11日のワンマンライブ当日にデジタルリリースされ、ワンマンライブのエンディングに相応しい壮大な楽曲となっている。

     

    鳴り止まないアンコールの手拍子に応え、ステージに現れたメンバーで「わたしの一番かわいいところ」を再度披露。

     

    間のMCではアンコールの感謝と、来年実施する初のツアーについて。

    松本かれんは「名古屋で矢場とんが食べたい」とリクエスト。

    そしてLINE CUBE SHIBUYAでのファイナルについて仲川瑠夏は「私たちにとって無謀な挑戦な気もする」としながらも、ツアー成功への意気込みを語った。

     

    最後は「世界はキミからはじまる」をパフォーマンスして、ライブは終了した。

    ワンマンライブは大掛かりな演出こそ無かったが、メンバーのパフォーマンス、そして音響・照明チームが一体となって作り上げたステージングは「小細工無しで勝負」という意気込みを感じるライブとなった。そして今までのFRUITS ZIPPERよりもステージ上と客席が一体となって作り上げられ、多幸感のある空間となった。

     

    怒涛の勢いで成長を続けているFRUITS ZIPPER。ライブのキャパシティも広がり、メディアへの露出も増え、注目度も上がっており、「売れるアイドル」の過程が見れる今この瞬間が見逃せない。

     

    text:Tsukasa Hasegawa

    photo:ヨシモリユウナ

  • SKY-HI、12月12日自身の誕生日にオリジナルアルバム『THE DEBUT』リリース決定

    16.October.2022 | MUSIC

    「新章突入」をキーワードに富士急ハイランド コニファーフォレストにて2022年9月17日・18日の2日間で3万人を動員させた『BMSG FES’22』を開催し、今もっとも注目を集めるラッパー、アーティスト、実業家、プロデューサーSKY-HIが、自身の誕生日となる12月12日(月)にオリジナルアルバム『THE DEBUT』をリリースすることを発表した。

     

    自由奔放、天真爛漫、貪欲でありながら誠実。そんなSKY-HIのアティテュードを具現化し、更にリスナーに対して”誰だって、いつだって、どんな境遇だって「デビュー」出来る”と鼓舞する様なアルバムとなっている。

     

    収録内容は、C COFFEEの新CMソングとなる「Bare-Bare」、全世界公開の映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』のオフィシャルインスパイアーソングとして書き下ろした「Fly Without Wings」をはじめ、「SKY-HI HALL TOUR 2022 -超・八面六臂-」で初披露され話題となった新曲「I am」、「Dramatic」が遂に音源化される。

     

    映像には、XR技術を駆使した演出、SKY-HIのスキルフルなパフォーマンスが話題となり、全公演即完売したライブ『SKY-HI HALL TOUR 2022 -八面六臂-』を完全収録。さらには、9月1日に開催された『SKY-HI HALL TOUR 2022 -超・八面六臂-』からライブ映像を数曲収録予定だ。今後発表されていく『THE DEBUT』の情報に注目したい。

  • あいみょん、ツアー『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』のツアーファイナルを大阪城ホールで開催

    06.September.2022 | MUSIC

    2022年8月31日、あいみょんが自身にとって過去最大規模となるアリーナツアー『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』のツアーファイナルを大阪城ホールで開催した。全国14都市28公演が行われた今回のツアーは4月16日に兵庫・ワールド記念ホールからスタートし、当初は7月24日の神奈川・ぴあアリーナMMがファイナルとなる予定だったが、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて大阪と名古屋での公演が延期に。結果として5ヶ月間に渡って全国を回り、再び関西に戻って、遂に大団円を迎えた。

     

     

    マーチングのリズムに導かれての幻想的なオープニングから始まった一曲目は“マシマロ”。勢い良くステージに飛び出してきたあいみょんは、軽快なリズムに乗って、ステージを飛び跳ねながらハンドマイクで歌う。ピンクの照明に照らされた“桜が降る夜は”からはアコギを持ち、3曲目で早くも“マリーゴールド”が披露されると、サビではオーディエンスが一斉に手を振って、早速一体感が生まれて行く。

     

     

    「大阪ファイナルにようこそ!」と呼びかけて、大きな拍手が起こると、 “今夜このまま”を披露。次の“プレゼント”では耳に残るギターフレーズが繰り返され、フォーキーな“ハッピー”ではオルガンがフィーチャーされたりと、バンドメンバーと息の合った演奏を見せつつ、その中心にあるのはあくまであいみょんの歌。消えることのない音楽への愛情を綴った“愛を知るまでは”のボーカルは非常に凛々しく、大サビの頭でブレイクして歌が残る場面は、グッと心をつかまれるものがあった。

     

     

    あいみょんのライブは、MCでのオーディエンスとのコミュニケーションも大きな魅力。今回のツアーではあいみょんの目に留まったオーディエンスをズームアップしてスクリーンに映し出す特別な双眼鏡が用意され、歴代のツアータオルを掲げたり、コミカルな動きでアピールするオーディエンスに対し、ときに感謝を伝え、ときに関西ノリで突っ込んだりするやりとりが実に楽しい。

     

     

    今回のツアー中に発表された最新シングル“初恋が泣いている”では映像演出を使用。円形の枠内にメンバーが映し出された“ユラユラ”に続いては、ドラムとパーカッションのスリリングなセッションから“鯉”に突入して、カラフルな映像がアッパーな曲調をさらに盛り上げる。艶っぽいアカペラから始まった “スーパーガール”は、モノクロの映像がアダルトでムーディーな雰囲気を強調し、サイケデリックな間奏も強烈。“愛を伝えたいだとか”ではステージの両サイドに伸びた花道を使い、オーディエンスとより近い距離で熱量の高いパフォーマンスを繰り広げた。

     

    「今回のツアーでこの曲は必ずやりたいと思った」という“◯◯ちゃん”から後半戦がスタート。アウトロのエモーショナルな盛り上がりから一転、あいみょんが一人ステージに残って披露されたのは、真骨頂とも言うべき弾き語りでの“君がいない夜を越えられやしない”。薄暗い照明の中で歌われる歌謡曲的なメロディーのセンスが抜群だ。さらに“生きていたんだよな”はあいみょんとドラマーの2人だけで演奏し、ソリッドで攻撃的な歌とビートの組み合わせに痺れる。ここから再び雰囲気が変わって、メランコリックな“ひかりもの”を届けると、続いてピアノをフィーチャーした“裸の心”を歌唱。切々と歌われるせつない恋心が胸を打ち、場内は温かな拍手に包まれた。

     

     

    ツアーを一緒に回ってきたバンドメンバーを紹介し、「ここから徐々にみんなと上がって行けたらいいなと思ってます」と呼びかけると、まずはバンド感たっぷりに“ジェニファー”を演奏。「次はみんなの声でアレを聴きたいけど、今日は私に任せて」と言って始まった“ふたりの世界”からは再び花道を行き来して、“夢追いベンガル”で一気に場内はヒートアップ。 “貴方解剖純愛歌”が始まると会場中からクラップが起こり、このときのあいみょんはまさにロックスター。場内に感動的な一体感が生まれた“君はロックを聴かない”では、あいみょんの表情からもこみ上げるものが感じられた。

     

    「まだまだ完璧とは言えないですけど、こうやって100%お客さんが入れられるようになって、みんなと熱い空間を過ごせることがホンマに幸せです。でもここに立てるのは絶対に自分の力だけじゃなくて、一緒にライブを作ってくれてるみなさんのおかげやと思ってます」と感謝を伝えると、高ぶった気持ちを一旦クールダウンするかのように“ハート”をしっとりと届けて、重厚なイントロからこの日最後に演奏されたのは〈君も大人になったら恋をするんだよ〉とポジティブなフィーリングを伝える“双葉”。長かったツアーに想いを馳せながらも、最後は笑顔で歌い切った。

     

     

    花道を回りながら名残惜しそうに挨拶をして、「最高のファイナルでした。ホンマにありがとう」ともう一度感謝を伝えてステージを下りると、あいみょんの自筆による「まある完走 みんなほんまに ありがとう!!」という言葉がスクリーン全面に映し出され、過去最大規模にして過去最高に濃密なツアーが幕を閉じた。

     

    TEXT 金子厚武

    PHOTO 永峰拓也

  • TVアニメ『CUE!』メインキャラクターユニット「AiRBLUE」、リーディングライブ第7弾開催

    25.August.2022 | ANIME&GAME / MUSIC

    2022年1月~6月に放送されたTVアニメ『CUE!』のメインキャラクターたちによるユニット「AiRBLUE」が出演するイベント「CUE! Reading Live vol.7~Bird~」が、2022年8月7日(土)に、東京・山野ホールにて開催された。

    朗読パートとライブパートで構成されるリーディングライブ第7弾には、鷹村彩花(天童悠希 役)、宮原颯希(赤川千紗 役)、飯塚麻結(恵庭あいり 役)、村上まなつ(九条柚葉 役)ら「Bird」のメンバー4人が登場。『CUE!』ではおなじみのリーディングライブだが、TVアニメ放送後は初の開催で、「Bird」のメンバーは昨年12月以来の登場となった。

     


    メンバー4人は、白をベースにそれぞれのキャラクターカラーをあしらった衣装でステージに登場。観客への挨拶を済ませると、ステージにて早速朗読パートへと突入した。
    朗読パートでは、ライブのために大阪に向かう新幹線の車中でのハプニングを中心に描いたオリジナルエピソードを披露。4人それぞれの個性が存分に詰め込まれたストーリーと4人の熱演が観客を引き込んでいく。そして、朗読パートの途中には、「Bird」の4人がアニメ作中にて結成したユニット“Chun×4(フォーチュン)”の楽曲「We Can Fly!!!!」が、アニメの映像をバックに披露された。

     

    およそ50分にも及ぶ朗読パートに続く待望のライブパートでは、これまでにリリースされた「Bird」のチームシングルより、『ハミングバード』『ドリ☆アピ』を披露。可愛くも激しいダンスと歌で会場のテンションも一気に最高潮に達した。そしてラストは「にこにこワクワク最高潮!」を熱唱。最後に観客に感謝の気持ちを伝え、リーディングライブの幕を閉じた。



    2022年11月19日(土)にパシフィコ横浜で開催される4th LIVEでクライマックスを迎える「AiRBLUE」だが、9月には「Wind」、10月には「Moon」のリーディングライブを控えているほか、「TVアニメ『CUE!』~応援ありがとう!1on1個別お話し会~」の開催も予定されるなど、まだまだ盛りだくさんの展開が予定されているので、今後の活動もしっかりチェックしておこう。

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