2017年4月7日から約2カ月半に渡り、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて注目の『マーベル展』が開催される。マーベルとはもちろん、スパイダーマンやX-MEN、アイアンマンなどの世界的人気コミックを有する出版社「マーベル・コミック」のことだ。

日本初公開となる貴重な資料や衣裳、小道具など約200 点が展示されるということだが、その内容はどんなものなのだろうか? そして1800円の入場料に見合う価値はあるのだろうか? 開催前日に行われたプレイベントに参加してきたので、今回は見どころと合わせてご紹介したい。

・1800円の価値はあるのか?

4月7日から6月25日までの80日間 実施されるマーベル展。冒頭でもお伝えした通り、イベントが行われるのは「六本木ヒルズ森タワー52階東京シティビュー」で、入場券は一般の当日券が1800円となっている(前売り券は1500円)。

マーベルファンにとってはたまらないイベントだが、1800円とはなかなか強気な価格設定といえるだろう。なにせ1800円あれば、映画館で映画鑑賞できるのだ。果たして1800円分の価値はあるのか? 以下で率直な感想をお伝えしたい。

・エントランスでビッグなお出迎え

入場してまずお出迎えしてくれるのは、エントランスに設置された全長5メートルの巨大アイアンマンである。その迫力は圧巻の一言で、バシバシ撮影したくなること間違いなし! 一気にテンションが上がるハズだ。

エントランスを抜けると、会場は順番に「ヒストリー」「ヒーロー」「シネマティックユニバース」「アート」「カルチャー」の全5ブロックに分かれている。各ブロックには衣装など大型展示物と原画などの小型展示物、さらにはキャラクター解説用のパネルが設置されていた。