「古都」と呼ばれる京都府は、「日本文化発祥の地」とも言われており、その1,200年の歴史とともに培ってきた様々な魅力が存在します。今回は「もうひとつの京都」マガジン11月号より、冬ならではの観光や芸術、グルメなど、旬の魅力を紹介します。
かやぶきの里が魅せる「雪灯廊」
京都府中央の南丹市美山町「美山かやぶきの里」は、かやぶき民家が39棟も現存しており、1年を通じて日本の原風景に出会える観光スポットとして人気です。今では珍しくなったこの風景は、1993年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
年明けには、辺り一面のかやぶき民家の屋根に雪が降り積もった、魅力的な雪景色を見ることができます。毎年1月下旬からは、里全体をライトアップする「雪灯廊」が開催され、雪灯籠や竹灯籠の点灯、かやぶき民家のライトアップなど幻想的な雪の世界が楽しめます。その他、温かい食事などを提供する屋台も出店されるほか、雪灯籠をつくることができる参加のイベントもあります。
日時:2020年1月25日(土)~2月1日(土)
“幻の景色”に出会う 日本三景「天橋立」
天橋立は、京都府宮津市の宮津湾と、内海の阿蘇海を南北に隔てる砂嘴です。水位の変化などにより、何千年もの歳月をかけて自然が生み出したこの造形は天に架かる橋のように見え、日本三景とされています。
一年中楽しめる「天橋立」ですが、冬には一面に雪が降り積もり、普段とは違う絶景が広がります。特に寒い日の朝には松の上まで雪に覆われますが、日が昇り気温が上がると松の雪が解け落ちるため、その希少さから 「幻の景色」とも言われています。
住所:京都府宮津市文珠 天橋立公園
URL:https://www.amanohashidate.jp/
堂々とした天守閣に纏う雪化粧!明智光秀ゆかりの「福知山城」
福知山市内の小高い丘の上に建つ福知山城は、1579年頃に明智光秀が丹波の拠点として新たに城を築いたことが始まりとされています。明治時代の廃城令によって一度は取り壊されましたが、1986年に再建され、 現在では光秀が築いた城の中で唯一天守閣がある城です。
風格がたっぷりなこの天守閣は、冬の時期になると真っ白な雪化粧を纏い、日本の四季を感じる美しい景色を見ることができます。望楼からの城下の眺めは抜群です!城内は郷土資料を展示しており、来年1月11日(土)からは 「福知山光秀ミュージアム」が開館し、一緒に楽しむことができます。
住所:京都府福知山市字内記5
営業時間:9時~17時(入館は16時半まで)
休館日:12/28~12/31,1/4~1/6
入館料:大人330円、小・中学生110円
URL:https://dokkoise.com/temple_shrine/
目の前は天橋立!カニ味噌の絶品フォンデュ 「文珠荘 松露亭」
日本三景・天橋立の運河沿いにある、木造平屋総数寄屋造の旅館「文珠荘 松露亭」では、全ての客室から天橋立の絶景を眺めることができます。鮮度の高い「松葉ガニ」を活かしたオリジナルメニュー「松葉ガニのカニ味噌フォンデュ」が絶品です!極上のカニ味噌が茹でガニや野菜と絶妙に溶け合い、カニの旨みを余すことなく堪能できます。
天橋立温泉は「神々の遊湯」と讃えられる名泉のひとつであり、肌のキメを整える「美肌の湯」ともいわれています。中でも露天風呂は、四国から取り寄せた石造りと山野草が落ち着いた空間を演出し、贅沢な時間が過ごせます。
住所:京都府宮津市天橋立文殊堂岬
この他にも、冬の京都には魅力が盛りだくさん。詳しくは京都府の地域情報発信サイト「KYOTO SIDE」でチェックしてみてくださいね。
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『ファイナルファンタジー』シリーズのロゴ/イメージイラストや『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』『昆虫物語 みなしごハッチ』のキャラクターデザインを手がける世界的アーティスト・天野喜孝氏の生誕70周年を記念したアートプロジェクト「金色世界」が2022年11月23日(水・祝)〜12月8日(木)までの期間限定で京都・大本山妙心寺にてアート作品展を開催。 開催初日を迎えた11月23日(水・祝)は、紅葉に彩られた会場が外国人観光客を含む多くの来場者で賑わい、金と青の調和が織りなす幻想的な空間に感嘆の声があちこちからあがった。
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金色世界 天野喜孝が描く無限の光~GOLDEN VIEW OF THE WORLD~
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ネイキッドは、2022年12月8日(木)~12月25日(日)の期間限定で、エースホテル京都もある新風館の中庭にて、京都の子供たちとコラボレーションした『DANDELION PROJECT × Ace Hotel Kyoto @新風館』を展示する。本展示は、ネイキッドが京都市、宇治市、滋賀県大津市とともに発信する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環であり、『NAKED GARDEN ONE KYOTO』は12月25日(日)まで京都エリアで各イベントやアート展示を開催中。 『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎による、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』を世界各地に植樹し(設置し)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。この度、新風館、エースホテル京都とのトリプルコラボレーションが決定した。 新風館は、1926年に竣工したレンガ造りの「旧京都中央電話局」(京都市指定・登録文化財第一号)を生かした既存棟と、隈研吾氏がデザイン監修した新築棟から成る、まさに「伝統と革新」が融合された施設となっている。電話局として京都から各地をつないできた場所で、ネットワークで世界と繋がるDANDELION PROJECTを展示する。 館内にあるエースホテル京都は、隈研吾氏とロサンゼルスを拠点に活躍するCommune Design Inc.のコラボレーションによって、「East Meets West」のコンセプトのもとデザインされたホテル。日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートなど、新しい感覚の空間・アート作品を感じることができる。 伝統と革新、東洋と西洋が融合・共存する新風館とエースホテル京都から、平和・調和のメッセージを乗せたタンポポの綿毛が世界へ飛んでいく。 今回のDANDELION PROJECTは、京都市立京都御池中学校 美術部の生徒とのコラボ作品にもなっており、他の開催地のDANDELIONとは違うデジタルの花を見ることができる。参加者がスマートフォンをタンポポのデジタルアートにかざすと、綿毛が広がり、生徒たちがタブレットに描いた平和の願いを込めた花がいっぱいに広がると同時に、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている各地につながり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。
Information
DANDELION PROJECT × Ace Hotel Kyoto @新風館
会場:新風館1F 中庭
開催期間:2022年12月8日(木)~12月25日(日)
開催時間:17:00〜21:00Official Site:https://naked.co.jp
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ネイキッドは、2022年12月10日(土)〜12月18日(日)の期間、世界遺産 仁和寺(リアル/メタバース空間)にて、『NAKED GARDEN ONE KYOTO』を開催する。なお、本イベントは、ネイキッドが京都市を中心に12月25日(日)まで開催されている次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として行われる。 本展では、仁和寺初のメタバース空間が誕生する。メタバース仁和寺の空間において、京都出身のキモノデザイナー 斉藤上太郎氏(JOTARO SAITO)とコラボレーションしたメタバースファッションショーが開催される。参加者は、まず自分のアバターを作成するところからスタート。自分の顔をスマホで撮影し、自分に似たアバターを生成する。その後、JOTARO SAITOのキモノ作品を選んで自分のアバターに着せ、全国各地から参加する人々と一緒にランウェイを歩くことができる。ネイキッドが目指しているのは、日本の伝統文化である「着物」をはじめとするファッションを光や音、映像などをもって新しく解釈し、インタラクティブな体験に昇華すること。本展での取り組みを皮切りに、今後さまざまなアーティストが活躍できる場作りとして成長させていく。 『NAKEDディスタンス提灯®︎』
『NAKEDつくばい®︎』 『五重塔プロジェクションマッピング』 『DANDELION PROJECT』 『バーチャルファッションショー』 『限定切り絵御朱印』 本展では、今年も参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT』が登場。『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎/NAKEDによる、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』が世界各地に植樹され(設置)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。体験者がスマホを『DANDELION』にかざすと、デジタルのタンポポの綿毛が舞い上がり、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている各地につながり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。今年は仁和寺の中でも、国宝である金堂に『DANDELION』を設置、展示規模を拡大。さらに、一般公開することで、より多くの人が参加することが可能だ。京都の歴史が息づく仁和寺から世界へ平和・調和のメッセージを届ける。 Information
NAKED GARDEN ONE KYOTO 仁和寺
会場:仁和寺(五重塔、金堂を含む参道エリア)
開催期間:2022年12月10日(土)〜12月18日(日)
※12月17日(土)は貸切イベント開催の為、ご入場不可。
開催時間:17:30〜21:30 ※最終入場は21:00
Official Site:https://garden.naked.works/kyoto/ -
グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。 QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。
古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。 伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。 日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。 Information
monopo × 織楽浅野
Official Site:https://obiproject.monopo.net/
映像リンク:https://vimeo.com/724915502 -
京都の西本願寺と東本願寺の間に位置するコンドミニアム型ホテル「RESI STAY THE KYOTO(レジステイ ザ キョウト)」は、ハローキティ ルームに続いてクロミ ルームを2022年11月1日にオープン。予約受付を開始した。
ピンクプラネット クロミ ルーム
クロミ ルーム
オリジナルグッズ
宿泊1部屋につき、RESI STAYオリジナルのクロミ グッズをプレゼント。ここでしか手に入らない限定グッズをチェックしよう。 ゴスロリとプラネット、それぞれ異なるクロミの世界観のかわいい空間を楽しもう!