雪景色・グルメ・温泉など冬の京都は魅力が盛りだくさん!おすすめ観光地をご紹介

26.November.2019 | SPOT

「古都」と呼ばれる京都府は、「日本文化発祥の地」とも言われており、その1,200年の歴史とともに培ってきた様々な魅力が存在します。今回は「もうひとつの京都」マガジン11月号より、冬ならではの観光や芸術、グルメなど、旬の魅力を紹介します。

 

かやぶきの里が魅せる「雪灯廊」

京都府中央の南丹市美山町「美山かやぶきの里」は、かやぶき民家が39棟も現存しており、1年を通じて日本の原風景に出会える観光スポットとして人気です。今では珍しくなったこの風景は、1993年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

年明けには、辺り一面のかやぶき民家の屋根に雪が降り積もった、魅力的な雪景色を見ることができます。毎年1月下旬からは、里全体をライトアップする「雪灯廊」が開催され、雪灯籠や竹灯籠の点灯、かやぶき民家のライトアップなど幻想的な雪の世界が楽しめます。その他、温かい食事などを提供する屋台も出店されるほか、雪灯籠をつくることができる参加のイベントもあります。

 

日時:2020年1月25日(土)~2月1日(土)

URL:http://www.yukitouro.jp/

 

 

“幻の景色”に出会う 日本三景「天橋立」

天橋立は、京都府宮津市の宮津湾と、内海の阿蘇海を南北に隔てる砂嘴です。水位の変化などにより、何千年もの歳月をかけて自然が生み出したこの造形は天に架かる橋のように見え、日本三景とされています。

一年中楽しめる「天橋立」ですが、冬には一面に雪が降り積もり、普段とは違う絶景が広がります。特に寒い日の朝には松の上まで雪に覆われますが、日が昇り気温が上がると松の雪が解け落ちるため、その希少さから 「幻の景色」とも言われています。

 

住所:京都府宮津市文珠 天橋立公園

URL:https://www.amanohashidate.jp/

 

 

堂々とした天守閣に纏う雪化粧!明智光秀ゆかりの「福知山城」

福知山市内の小高い丘の上に建つ福知山城は、1579年頃に明智光秀が丹波の拠点として新たに城を築いたことが始まりとされています。明治時代の廃城令によって一度は取り壊されましたが、1986年に再建され、 現在では光秀が築いた城の中で唯一天守閣がある城です。

風格がたっぷりなこの天守閣は、冬の時期になると真っ白な雪化粧を纏い、日本の四季を感じる美しい景色を見ることができます。望楼からの城下の眺めは抜群です!城内は郷土資料を展示しており、来年1月11日(土)からは 「福知山光秀ミュージアム」が開館し、一緒に楽しむことができます。

 

住所:京都府福知山市字内記5

営業時間:9時~17時(入館は16時半まで)

休館日:12/28~12/31,1/4~1/6

入館料:大人330円、小・中学生110円
URL:https://dokkoise.com/temple_shrine/

 

 

目の前は天橋立!カニ味噌の絶品フォンデュ 「文珠荘 松露亭」

日本三景・天橋立の運河沿いにある、木造平屋総数寄屋造の旅館「文珠荘 松露亭」では、全ての客室から天橋立の絶景を眺めることができます。鮮度の高い「松葉ガニ」を活かしたオリジナルメニュー「松葉ガニのカニ味噌フォンデュ」が絶品です!極上のカニ味噌が茹でガニや野菜と絶妙に溶け合い、カニの旨みを余すことなく堪能できます。

天橋立温泉は「神々の遊湯」と讃えられる名泉のひとつであり、肌のキメを整える「美肌の湯」ともいわれています。中でも露天風呂は、四国から取り寄せた石造りと山野草が落ち着いた空間を演出し、贅沢な時間が過ごせます。

 

住所:京都府宮津市天橋立文殊堂岬

URL:https://shourotei.com/

 

 

この他にも、冬の京都には魅力が盛りだくさん。詳しくは京都府の地域情報発信サイト「KYOTO SIDE」でチェックしてみてくださいね。

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