加賀百万石の街・金沢。伝統文化やアートな街というイメージがあり、観光スポットしても人気のエリア。そのコアにあるのは、金沢の人たちのクリエイティヴィティな精神から生まれたものではないでしょうか。今回は、そんな金沢出身の創業社長である株式会社ゴーゴーカレーグループ 宮森宏和社長と株式会社さくら 湯浅利昭社長の二人にお話をお伺いしました。
インタビュー会場は、株式会社さくらの住宅展示ギャラリー。
ーーー湯浅社長、素敵な空間ですね。はじめに両者の簡単な会社のご説明をお願いします。
湯浅:ありがとうございます。株式会社さくらの湯浅です。創業26年の注文住宅の会社をしています。石川県を中心に、縁あって富山、岐阜、京都にもギャラリーを構えています。
宮森:ゴーゴーカレーグループの宮森です。2004年5月に新宿にゴーゴーカレーの1号店ができました。カレー専門商社としてレトルトカレーの販売をしています。今は、日本だけでなくアメリカやブラジルでも店舗を展開しています。
ーーーお二人とも金沢出身ですね。
宮森:そうですね。小さい頃から「加賀百万石の国」と刷り込まれていました。その時は意味はわからなかったのですが、東京へ行ったり海外へ行ったりすると、金沢は歴史・伝統芸能・文化が素晴らしい町だなと気がつきましたね。自分が思っていた以上に金沢という二文字に重みやブランド、そして魂がこもっているんだなと。
湯浅:宮森社長の言うように、金沢っていう言葉の響きが憧れでもあるんじゃないでしょうか。誰しも伝統や文化に興味があると思うんですよ。金沢という土地は適当に歴史があって、適当にお洒落ですから。
宮森:小さい頃から身近に普通に職人さんがいましたもんね。誰かの家に行けば、お父さんが友禅織の作家だったり。社会見学では伝統工芸の施設に行ったり、能楽堂で能や狂言をみたり、さまざまな伝統文化や四季折々のイベントに参加しましたが、今となってはそういうのもあたりまえじゃないというか。外に出ることによって気づきましたね。
ーーーー金沢からクリエイティブな人が輩出される理由が少し分かったような気がします。お二人とも創業者ですね。
宮森:20歳の時にニューヨークに行ったことがあって、その時にいつか絶対戻ってこようと夢を持っていました。社会人になって忘れていたのですが、地元のスターの松井秀喜選手がヤンキースに移籍して、それを喜ぶのと同時に、そうだ自分も行くんだったと思い出しました。カレー屋をやるとか、社長になるとかそういうのではなかったんです。ニューヨークに行きたいという気持ちがありました。
湯浅:わかりやすいですね(笑)。
私は地元の会社に15年お世話になって、ひょんなご縁でやるようになって。起業したのは、30代後半だったのですが、当時はやはり宮森社長のような勢いがありました(笑)。今思うと当然失敗することも考えられたのですが、全く考えていませんでしたね。若いというのはある意味恐ろしいです。経営というのは年代年代の魅力があると思いますが、宮森社長は若いから、これからもまだまだ行けますね!
宮森:あはは!
湯浅:宮森社長のこの雰囲気みたら、すごくスタッフと距離が近いのがわかりますよね。東京でもこのユニフォームでいらっしゃるんですか?
宮森:はい。新幹線も飛行機もこの格好ですよ!ニューヨークの人も結構知っててくれて。
湯浅:やはり!(笑)その度胸はすごい。
宮森:私たちはチームなので、今この瞬間に頑張ってくれる全国のスタッフと心はひとつなんです。それで同じ格好なんです。社長と自分でも思ってないし、社員からも思われていないんですよ。多分、キャプテンなんだと思います。
ーーーー今、お二人が事業の中で力を入れていることを教えてください。
宮森:今まではお店を出すことに注力していたのですが、そうではなくブランドを活かすことに注力しています。ゴーゴーカレーだけではなく、ターバンカレー、ホットハウス、サムラートの業務委託も受けています。本当にどのブランドも魂がこもっているんですよ。ですから、出店だけでなくレトルトカレーや業務用カレーの販売もして、ブランドを磨くことでお客さんを増やしていきたいなと思っています。
湯浅:私もブランドというものを一番大事にしています。ブランドというのは、お客さんのイメージやいろいろな価値があると思いますが、それに答える形で会社をやっていかないと未来につながっていかないのだろうと。こだわりお客さんに伝える言葉って難しいですが、そこで何かお客さんが感じるものが必要なのではないでしょうか。
宮森:もう見せるしかないですよね。
湯浅:そうですね。このギャラリーにあるようなさまざまな付加価値は言葉にしてもなかなか通じないので、土地と建物を用意して実際に見ていただいています。住宅に今までにない新しいものを取り入れることによって、お客さんに建物だけではない付加価値を感じてもらう。その為にはアンテナをはりつづけ、常にイノベーションを起こし続けることが重要です。イノベーションを起こすというのは、ビジョンとか信念とかはっきりしていないと、成し遂げる前にうやむやになってしまいます。そう思っていても、毎日悩むこともあるのに。
宮森:本当に毎日ですね。(笑)
湯浅:ちなみにせっかちなのは自分だけで、社員に対してはお任せしています。今年ノーベル賞をとった吉野彰さんも、これからの若い人たちの研究のためとおっしゃっていましたが、まさにその通りだなと思います。
宮森:挑戦なくて成長はないし、楽しくないですよね。試練を与えて汗をかかせるというか。
今度金沢マラソンを走るんですけど、トレーニングも本当に大変ですよ。
湯浅:この格好で走られるんでしょ?それは目立つ!
宮森:沿道の人が応援くれるんですよ。それもすごいパワーになります。楽になるのは走り終わった瞬間だけ。でも、ゴールした時の達成感はなんとも言い難いです。それを若い人にも味わってもらいたいという想いでいます。
湯浅:いいですね。うちの社員も誰か金沢マラソン申し込んでたら、ユニフォーム着てくれないかな。
宮森:会社の看板を背負って、誰か走っている人がいたら応援しようとなりますしね!応援されてる方も、途中で挫けそうになっても頑張ろうとか。社内の絆が出来るんですよ。
経営にも似ていて、続けるのは大変だけど目標を達成すると、これまでの苦労が吹っ飛ぶ瞬間です。
湯浅:達成して、また新たな目標を目指すの繰り返しですね。
宮森:忘れちゃうんですよね(笑)。大変さを。
ーーーなるほど。仕事で充実感を感じる時はありますか?
宮森:提供するカレーがお客様から美味しいと思ってくれることが嬉しいですね。子どもがうちのカレーでカレーデビューしたとか、そしてもう一度家族できてくれたとか。被災地でもカレーの炊き出しをしているのですが、みんなの元気の源になって喜んでくれたらと思って。
あとは、従業員が高い目標を掲げ、それを達成することによって成長していくことも嬉しく思っています。
湯浅:お客様に対しては、家を買っていただいた1年後にお会いして、すごくいいお家ですと言われるとやっぱり嬉しいものですよね。何度もする買い物ではないので、満足してもらうとホッとします。
あと私も小さい会社ながらも社員を預かっている身としては、社員が成長することは嬉しいです。社員がトライし向かっていくと未来が開いていくわけですよ。そこで頑張った結果を活かすのが、社長の責任なんだろうなと。それを目標に経営するのは、ひとりではしんどいものですが、社長というのはそういう気持ちを持っていたいものです。それがないと挫けてしまいますから。
宮森:わかります。成長するって、汗をかかないといけないんですよ。本気でやらないと汗は出ないし、本気でやり続けて周りを巻き込んで、大きな目標を達成するというのは、ものすごい成長しますよね。
ーーーお二人とも、社員・スタッフへの熱い気持ちをお持ちですね。
宮森:自分の子供のように感じています。なので、従業員が結婚したり、子供が生まれたり、家を建てたりするととても嬉しいですよ。
湯浅:そうですね。そして会社も成長をしないと存続しないと思うんですよね。常にみんなで成長を目指して努力することが大事だと思います。
ーーーそれでは最後に、これからのビジョンを教えてください。
宮森さん:カレーは地球を救う!カレーで世界一を目指します!
例えばラーメン屋さんだったら、お店で食べるラーメンとお家で作るラーメンとどちらが美味しいと言ったら、お店で食べるラーメンなんですよ。だけど、カレーはお母さんの作るカレーが一番美味しい。要は、外食のカレーは成長していないんですよ。スターバックスが美味しいコーヒーを世界に広めたように、美味しいカレーを世界に広めていきたいです。
湯浅:わかりやすい(笑)
宮森:カレーは美味しい薬膳なんですよ。アレルギーも分けたりできるので、子供からお年寄りまで美味しく食べられるように作れます。さらに、カレーを食べると腸の温度が上がるので、健康寿命を伸ばしたり、免疫力を上げたり、ガンと戦うカレーということも目指せますよね。カレーでノーベル平和賞ですよ!湯浅社長は、今後の目指すところはどうでしょう?
湯浅:お客さんから見て、耐震性や電気代が安くなるなど価値のある建物、どう住宅に組み込めるかというのを追求していくのを会社の文化にしていきたいと思っています。お客さんは高い買い物だから、価値を求めています。この家に住んだらどう幸せになれるかへの回答がたくさん生まれる家を作っていきます。時代時代の幸せな暮らしの提案は変化していると思うので、時代の流れをキャッチして大事にしていきたいです。
宮森:湯浅社長はまさに社長だなという感じですね!私は自分でも社長と思っていないし、従業員からは社長と思われていないんですが(笑)、暮らしをすごい考えられているんだなと思いました。素晴らしいです。
湯浅:ありがとうございます。宮森社長は、会う前から規格外の方だと思っていましたが、今日のお話を聞いてみて、そしてこのユニフォーム姿をみて、確信に変わりました。ノーベル賞なんて、なかなか会話に出てこないですよ(笑)。社長と接している社員さんは元気になると思います!
カレーと住宅。ジャンルは違えど、イノベーションを起こし続け、自社のブラントを高める二人の創業社長。その志やスタッフへの熱い思いは、一緒に働く人にとっても心強く、また新しい価値を生み出すチャレンジがここから生まれる土壌が整えられています。日本中の人が、さくらのセンスの良い家に住み、美味しいゴーゴーカレーを家で食べるということが実現する日は近いかもしれない。
Interview & Text: Yuki Yokoo
Photographer: pon
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愛知県碧南市が本社の創業114年の歴史を持つ株式会社梶川建設は、業界の常識を打ち破り、昨年からアソビシステムとのコラボレートをスタート。社名ロゴや会社案内パンフレットのデザインをアソビシステムが担当したほか、「MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018」ではフォトブースを設置。そして今年度は、さらにコラボレートを強化し、工事現場を“Kawaii”テイストにデザインするという壮大な計画をスタートさせる。その裏にある思い、両者を引き寄せた共通する価値観に迫った。
――両社の簡単な会社のご説明、そしてコラボレートすることになった経緯をお願いいたします。 梶川光宏:愛知県碧南市を拠点に建設業を営んでおります。明治38年に「梶川造船所」として産声を上げ、その後、昭和34年に東海地方を襲った伊勢湾台風の復興作業から建設業に携わるようになりました。近年では耐震工事を多く手掛けており、特に「インプラント工法」という地球と一体化することで、地震や津波に粘り強い構造物を構築する工事を積極的に受注しています。 中川悠介:従業員は何名ほどですか? 梶川:現在は96名です。わたしが社長職に就いたときは50名ほどでしたから、約2倍になっていますね。もちろん愛知県に根ざすということは大切に考えていますが、より多くの方に弊社のサービスを提供したいという志も持っており、いまは北海道から九州まで日本全国に現場を持っています。 中川:愛知県碧南市の本社以外にも支社はあるのですか? 梶川:東京・高田馬場に東京支社があり、大阪万博も控えていますから、関西地区でのインフラ整備にも対応できるように今年3月に大阪営業所も開設しました。人を動かすにはインフラ整備は必要不可欠です。東京もかなり道路などの設備の老朽化が進んでいますよね。作り替えるのはもちろんですが、いまあるものをもっと長く使えるようにする耐震工事も大切だと考えています。中川:弊社はもともとイベント制作会社からスタートしましたが、次第に人のマネージメントが中心となり、いまはその先に進み、人・モノ・コト、さまざまなプロデュースが増えてきています。このように性格が大きく異なる立場ですから、最初に梶川建設さんから依頼を受けたときは驚きましたね。 梶川:代理店を通じてたまたまご縁をいただきましたが、アソビシステムさんはきゃりーぱみゅぱみゅさんをはじめ多くの著名人を輩出していることは存じていましたし、原宿を代表するカルチャーである「Kawaii」を創り出した中心的な存在というイメージは持っていました。実は、わたしはこのような風貌ですがカワイイものが幼い頃から大好きだったんです。しかし、仕事柄それを表に出すことはできません。今回のような機会を頂いたことで、当たり前のように「Kawaii」という言葉を使うことができるようになり、すごく自分自身を解放できています(笑)。 パンフレット
――昨年からコラボレートをスタートし、まず社名ロゴと会社案内パンフレットのデザインをアソビシステムが担当し、大幅に刷新したそうですね。 中川:梶川社長とお話しをしていて、きっと「Kawaii」という言葉はファッションなどだけに使われる言葉ではない、という感覚をお持ちなのかなと気付きました。我々も「Kawaii」は表層的なものではなく概念に近いものと捉えています。その場を笑顔にし、集う人々を明るくするということこそが「Kawaii」の本質。梶川社長はそんな概念を理解してくださったうえでオファーしてくださったと感じたので、我々の「Kawaii」を注ぎ込み、きちんと継続性のある形でお返ししたいと考えました。 梶川:会社案内パンフレットのデザインを見たとき、わたしの好きな要素がふたつ盛り込まれていて驚きました。まずわたしが大好きなピンクとグリーンの配色。ふたつ目は和柄です。和柄をいま風のポップなテイストにアレンジしてくださっていますよね。事前にお話しをさせていただいたかな? というくらいに希望を汲み取っていただきました。 中川:気に入っていただけて嬉しかったですし、このデザインを受け入れてくださることにも感嘆しました。建設業はわたしにとって未知の世界でしたから、どのような反応をいただくか不安だったんです。建設業の常識を打ち破ろうと志し、それを形にしてくという柔軟さが素晴らしいと感じましたね。ロゴ
――同時に社名ロゴも変更されました。 梶川:新しく取り組んでいる案件には積極的に使用しています。このイメージは若い方にはとてもキャッチしていただけまして、当社のこれまでの殻を破り、新しく前に出ることができていると思います。これから先を期待させるような会社だなと思っていただける大きな起爆剤になっていますね。 中川:建設業界は外から見ていると、似たイメージのように見えてしまいます。しかし、ロゴやパンフレットが変わるだけで印象が違って見え、単純なパンフレットの役割以上に付加価値が出てくると思います。付加価値が大切だと気付き、そこにお金をかけることは本当に難しいこと。梶川社長は先を見据えていらっしゃる証しですね。 梶川:建設業は、お役所で設計されたものを厳守して作ることが最大の使命ですから、自分たちから何かを提案することはできないのです。だからこそ、アソビシステムさんのお力を借りて、独自の付加価値を付けていきたいと考えました。決して弊社だけではできません。発想が凝り固まってしまっていて、そこから抜け出せない。アソビシステムさんから良い刺激をいただき、我々でもちゃんと取り組めば何かができる、という気持ちにさせていただけたことにとても感謝しています。MOSHI MOSHI NIPPON FESTIVAL 2018 フォトブース
――「MOSHI MOSHI NIPPON FES 2018」ではフォトブースを協賛しました。こちらもアソビシステムがデザインを担当し、梶川社長が直々にデザインチェックをされたそうですね。 梶川:「Kawaii」という単語が世界各国の言葉でデザインされておりとても気に入っています。メッセージ性が強いですよね。最初は意外性も感じましたが、実際に多くの方がこのパネルの前で写真を撮られている姿を見て、一流デザイナーの手にかかれば、人の心を動かせるということを実感しました。 中川:色の組み合わせにこだわりましたね。梶川さんは色にこだわりがあると感じていましたし、我々もそう。梶川建設という建設業の力強さを伝える勢いのあるデザインも心掛けました。――さて、今年度も継続的なコラボレーションが決定しており、いよいよ壮大な建設現場の「Kawaii」化を推し進めるそうですね。 梶川:弊社の付加価値を高めるためには、社員一丸となった意識改革も必要で、アソビシステムさんとの取り組みを社員にも広く理解してもらう必要があります。そのためには完成物を見せることが最善。ですから、次のステップとして、例えばカラーコーン、ポール、囲いなどをピンク色にするなど、建設現場を「Kawaii」世界観に則ってデザインにするというプロジェクトを進めようとしています。まさに目に見える形を示そう、ということです。 中川:渋谷でもキャラクターがデザインされた建設現場があり、フォトスポットのようにもなっています。社員へのアピールという点も大切ですが、純粋に建設現場に付加価値を付ける効果は期待できますよね。 梶川:建設現場が撮影スポットになることも期待していますし、働く人がうれしさややり甲斐を感じられるようになることも目標のひとつです。建設現場は隔離された空間です。それは危険だからという現実的な理由がありますが、「Kawaii」デザインにすることで、実際に人が立ち入ることはできないにしても、その街の中での違和感が取り払われれば素晴らしいですよね。まだ打ち合わせがスタートしたばかりですが、ぜひ来年度までには実現したいです。 中川:海外進出もお考えですか? 梶川:ここ1、2年のあいだには、と考えています。 中川:世界に新たな切り口から「Kawaii」が輸出されるのはとても楽しみです。多くの方の目に留まることになると思いますし、相乗効果は大きいでしょうね。あと、キービジュアルとムービーの制作も決定していますよね。 梶川:カラーポールがキャラクターとなって動き出したりするような、ポップな世界観を目指すというところまでは決まっています。想像するだけでワクワクしますよね。公開する日が待ち遠しいです。 ――企業であれば社会貢献の大切さもお考えになっていると思います。建設現場の「Kawaii」にすることと社会貢献に繋がりはありますか? 梶川:まだこれからのことなので想像の域は出ませんが、建設業は人々の生活のためのインフラの整備が大きな使命。それに加えて、「Kawaii」という人の心に訴える要素を付加価値として打ち出せれば、この殺伐とした世の中に少しは貢献できるかなと。日本国内では常に40〜50ヶ所の建設現場を受け持っていますが、それが「Kawaii」の世界観になるだけで、なごみの効果があると思いませんか? 例えば、ピンクに染まった建設現場が日本・世界の至るところに現れたとしたら、多くの人々が笑顔になるはずだ。それが日本の技術力とカルチャーの象徴になり、やがて世界における日本の存在感を高める効果に繋がるかもしれない。そして、Kawaii写真が撮りたければ建設現場を探す。そんな日が来るかもしれないし、建設現場で働くことがステイタスになるかもしれない。梶川建設とアソビシステムのコラボレートには、たくさんの夢の断片が詰まっている。業種を超えた異例のタッグが、ユニークな波を起こすかもしれない。 Interview & Text:Fumihiko SuzukiPhotographer:Haruka Yamamoto
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ネイキッド、は、2022年8月6日(土)より、石川県の金沢21世紀美術館 市民ギャラリーBにて、新作となる『NAKED meets 千利休』の開催をスタートした。本展は、9月3日(土)までの期間限定で開催され、リアルのミュージアムとメタバースのミュージアムでの体験がクロスオーバーするアートエキシビジョンとなている。 ネイキッド初の金沢21世紀美術館での展示は、ネイキッドが来場者をもてなす現代版「茶の湯」の世界。今年は千利休生誕500年でもあり、現代でも「お茶をすること」は、老若男女が楽しみ、廃れることのない文化と言っても過言ではない。金沢の文化にも深く影響を及ぼす千利休が世に広めた「茶の湯」を、ネイキッドが再解釈する。来場者は茶室に招かれた客人という設定。茶室で客人が主からもてなされるように、ネイキッドが生み出す現代版「茶の湯」のアートで、来場者がもてなされていく構成だ。千利休を全く知らない人たちにも、よく知る人たちにも、千利休の思想・美学を体感できる、これまでにないアート展となっている。
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開催期間:2022年8月6日(土)~2022年9月3日(土)チケット購入についての詳細は公式サイト、チケット購入サイトでご確認ください。
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「ハイアット セントリック 金沢」のオールデイダイニング「FIVE - Grill & Lounge」にて、コワ可愛いオバケのスイーツが楽しめるMonster Halloween Cake Setが2022年10月1日(土)から10月31日(月)までの期間限定で登場する 。さらにブラック、レッド、パープルのシックな見た目のメニューで構成したハロウィン限定のランチ・ディナーや、大きな骸骨に思わずぎょっとするカクテルも登場。また仮装をして訪れた人には、特典が用意されている。 Halloween Lunch/Dinner Course
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蜘蛛の巣ムース
GO FOR KOGEI 2022とのコラボレーション ケーキセット「5×5」
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※10月3日(月)〜10月21日(金)の平日は1日5食限定(事前予約制)で、GO FOR KOGEI 2022とのコラボレーションケーキセット「5×5」をご提供します。
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バンダイナムコアミューズメントは、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第1部から第5部の世界観を体験できる期間限定テーマパーク「JOJO WORLD」に、新たに第6部のコンテンツを追加した「JOJO WORLD in KANAZAWA」を、2022年4月29日(金)から5月29日(日)までの期間限定で石川県金沢市の「金沢フォーラス」内にオープンする。「JOJO WORLD」は2021年3月の横浜を皮切りに全国各地で開催しており、大阪、福岡、東京、宮城、愛知に続き、石川・金沢で7回目の開催となる。 「JOJO WORLD」だけで体験できるアトラクション「ジョースター一行ワールドツアー」「漫画家のうちへ遊びに行こう」「パッショーネ 配属チーム適性診断テスト」や、ミニゲーム「メメタァ!波紋ルーレット」「古代ローマの戦車デスマッチガラポン」「DIOのきさま!見ているなッ!」のほか、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」のオリジナル景品がもらえるミニゲーム「ストーン・フリーの糸くじ」を引き続き楽しむことができる。
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ミニゲーム「ストーン・フリーの糸くじ」景品
スタンディパネル展示
フォトスポット
コラボフード
第1部ミニゲーム「メメタァ!波紋ルーレット」景品
第3部ミニゲーム「DIOのきさま!見ているなッ!」景品
第3部アトラクション「ジョースター一行ワールドツアー」特典
第4部アトラクション「漫画家のうちへ遊びに行こう」特典
第5部アトラクション「パッショーネ 配属チーム適性診断テスト」特典
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JOJO WORLD in KANAZAWA
開催場所:石川県金沢市堀川新町3-1 金沢フォーラス6F
開催期間:2022年4月29日(金)~5月29日(日)
営業時間:10:00~20:00Official Site:https://event.bandainamco-am.co.jp/jojo-world/
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一般社団法人映画の会が“まちなかの発展”と“地方からの文化発信”を趣旨に開催している『カナザワ映画祭』。2021年9月18日(土)から20日(月・祝)にかけて催された『カナザワ映画祭』は開催15回を迎えた。選りすぐりの作品上演の他、新人監督を発掘する「期待の新人監督」プログラムも注目されており、カナザワ映画祭と金沢市竪町商店街は2019年から「期待の新人監督スカラシップ」も発足。 2020年度に映画『クールなお兄さんはなぜ公園で泥山を作らないのか』で「期待の新人監督」グランプリを受賞した保谷聖耀監督が「期待の新人監督スカラシップ」制度で監督した映画「宇宙人の画家」が今春正式公開予定となった。保谷聖耀監督は京都大学で哲学を学ぶ大学生で映画にもその哲学的知識が反映されている。映画は全編石川県の金沢市と加賀市で撮影された。 「宇宙人の画家」は、裏日本K市を拠点とする国際的犯罪組織のボス、呂布000カルマ扮する「虚無ダルマ」を中心に思想と哲学が入り混じるショッキングな世界観が繰り広げられており、観る人の心を掻き乱す。一方、少年ホウスケは壮絶ないじめを受けながら「虚無ダルマ」が存在する世界を創り上げ自身と周りをパラレルワールドへと連れ込んでいく。現実社会のタブーや虚実に触れながら個々の葛藤を映し出し人類の破壊と再生を表現する。
「宇宙人の画家」
2021年日本、90分 監督:保谷聖耀 脚本:京阪一二三 製作総指揮:小野寺生哉 出演:渡邊邦彦、丸山由生立、呂布000カルマ、桐山瑠衣、大迫茂生、じろうInformation
Channel 47
Channel 47がプロデュースした、2021年9月に石川県金沢市で同時開催された『カナザワ映画祭』のアフタームービー『HAKKEN -in Kanazawa Movie Festival-』はこちら。
タイトル:「HAKKEN -in Kanazawa Movie Festival-」
YouTube:https://youtu.be/ewrScVKQGXY
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バイオレンス映画界の奇才による『最強殺し屋伝説国岡』スピンオフ。「殺し屋」を新たな角度から描いた“問題作”に注目。
Channel 47は、『カナザワ映画祭』の魅力を世界に発信する取り組みの一環として、阪元裕吾監督の最新ショートムービー『ヘブンズラッシュ』を公式YouTubeチャンネルにて公開した。『ヘブンズラッシュ』は、『ある用務員』『黄龍の村』などで知られる阪元監督の最新作『最強殺し屋伝説国岡』(2021年)のスピンオフ作品。山口大地演じる1億円の賞金首となった殺し屋・倉田善治郎にさまざまな殺し屋が襲いかかる内容で、2021年の『カナザワ映画祭』でも上映された『ベイビーわるきゅーれ』で主演を務めた伊澤彩織も出演し、2人の大迫力のアクションシーンが見どころになっている。 撮影はすべて石川県金沢市内で実施。Channel 47は、この動画を世界に向けて発信するため、英語字幕の制作も担当している。 タイトル:「ヘブンズラッシュ」
2022年日本、9分 監督・脚本:阪元裕吾 アクション監督:三木一輝 製作:小野寺生哉 制作:後藤剛 撮影:今井哲郎 出演:山口大地、伊澤彩織、福田茉耶、絢寧、伊能昌幸 監督プロフィール
阪元裕吾(さかもと・ゆうご) 1996年大阪生まれ。20歳で発表した殺人を趣味にするカップルを描いた『ベー。』で『残酷学生映画祭2016』のグランプリを受賞した際に、白石晃士監督(『不能犯』)に「才能に嫉妬する」と言わしめ、サイコ殺人鬼と凶暴兄弟の対決を描いたウルトラ暴力映画『ハングマンズ・ノット』では『カナザワ映画祭2017』で期待の新人監督賞と出演俳優賞のダブル受賞、続くパン屋を舞台にしたブラックコメディ『ぱん。』では「MOOSICLAB」で短編部門グランプリ、『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』で短編コンペティション部門グランプリを受賞、さらに海外映画祭初参加で挑んだ『プチョン国際ファンタスティック映画祭』では審査員特別賞受賞を果たすなど、大学在学中に圧倒的な暴力描写で自主映画界を席巻。商業デビュー作となった『ファミリー☆ウォーズ』は実際に起こった事件からインスパイアされ、不謹慎だとSNSで大論争を巻き起こした。2021年は『ある用務員』(主演:福士誠治)、『黄龍の村』(主演:水石亜飛夢)、『ベイビーわるきゅーれ』(主演:伊澤彩織)、『最強殺し屋伝説国岡』(主演:伊能昌幸)が公開と、若い世代で最も多くの作品を世に送り出している注目の存在である。 Channel 47がプロデュースした、2021年9月に石川県金沢市で同時開催された『カナザワ映画祭』および『タテマチ映画祭』のアフタームービー『HAKKEN -in Kanazawa Movie Festival-』はこちら。 タイトル:「HAKKEN -in Kanazawa Movie Festival-」 YouTube:https://youtu.be/ewrScVKQGXY Information
Channel 47(チャンネルフォーティーエイト)
Channel47は、エンタテインメントの力で日本・地方の魅力を海外に発信するプロジェクト。タレント・クリエイターが参加するイベントの企画や、日本の伝統や文化を海外に伝えるコンテンツの制作などを行う。
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「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」石川実行委員会は、TVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の展示会「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」を金沢の香林坊大和にて2021年12月26日(日)から2022年1月12日(水)まで開催する。本展示会はTVアニメの放送から10周年を迎えたことを記念して開催されるもので中部・北陸に初上陸となる。
「魔法少女まどか☆マギカ10」グッズ付入場券
「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」は、新規で描き下ろされたキービジュアルに加え、制作資料、イラスト、映像など多数のアニメーション資料の展示や空間演出にて作中の名シーンを再現し、魔法少女達が歩んできたストーリーを追体験できる複合型展示会となっている。 また、本展示会のために描き下ろしたイラストを使用したタペストリーなどのオリジナルグッズに加え、金沢会場初登場となるご当地アクリルチャームなど貴重なアイテムの販売も予定している。 さらに、今回は年末年始の開催ということで、遠方から訪れる全国のファンにとっては10周年を記念する特別な展示会とともに、加賀百万石の美しい雪景色やカニやのどぐろなど日本海の海の幸を一緒に堪能できる機会にとなるだろう。この冬休みは家族や友人と一緒に「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」へ足を運んでみては? (C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Partners・MBSInformation
「魔法少女まどか☆マギカ10(展)」石川会場
会場:香林坊大和 8Fホール
所在地:石川県金沢市香林坊1丁目1番1号
会期:2021年12月26日(日)~2022年1月12日(水)
※2022年1月1日(土・祝)は休業日
営業時間:10:00~19:00
Official Site: https://10th.madoka-magica.com/madokaten/