せりかな、マレーシアで初の海外公演決定!世界で注目されている”百人一首かるた”も披露

04.December.2019 | MUSIC

百人一首かるたA級四段の段位を持つシンガーソングライターのせりかなが、今月マレーシアで開催される異文化交流イベントにてライブ出演することが決定した。

2019年12月14・15日に、マレーシア・ジョホールバルのフォレストシティで開催されるイベント「インターナショナル アニメ・ゲームフェスティバル (国際アニメ・ゲーム祭)」のライブステージにて、自身のオリジナル曲「百人一首の奏」など数曲を歌唱する予定。また、高校時代に全国大会優勝経験もある彼女への期待は音楽ステージのみにとどまらず、「百人一首かるた交流コーナー」も用意され、そこでも腕前を披露することが決定している。

2020東京オリンピック公式文化プログラムである「東京2020 NIPPONフェスティバル共催プログラム」に「2020インターナショナル小倉百人一首かるたフェスティバル」が採択され、海外でもますます注目が高まっている”百人一首かるた”。当日は、百人一首かるたの試合の際に着用する”袴”の衣装でライブパフォーマンスが予定されている。アニメ「ちはやふる」が大きなブームとなっている現地では彼女の出演に、「リアルちはやふるが来る」などの喜びの声が上がっている。

 

MV「百人一首の奏」

 

今回、せりかなは初の海外ライブとなるが、かるたの聖地・滋賀県の近江神宮などで撮影された「百人一首の奏」ミュージック・ビデオが東南アジアで日本文化を広める活動する団体であるARK The World’s Connectionの目に留まり、今回のオファーに繋がった。尚、この曲は、全日本かるた協会推奨ソングに認定されており、りかなは、かるたの聖地の一つ、福井県あわら市の観光大使も務めている。

かるたの切り口から日本文化を歌い広め、交流の架け橋となるシンガーソングライター。今後の彼女の活躍から目を離せない。

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    葛飾北斎「百人一首うばがゑとき 僧正遍照」すみだ北斎美術館蔵(前期)

    葛飾北斎「百人一首乳母か絵説 在原業平」すみだ北斎美術館蔵(後期)

    葛飾北斎「五歌仙 月」すみだ北斎美術館蔵(作品を替えて通期展示)

     

    『百人一首』は、江戸時代中期頃までに一般教養として広く浸透し、次第に狂歌や見立ての形でも流通するようになったことで、より存在感を増していく。そのような中、誰もが知る『百人一首』の歌を絵にして内容を解説する趣旨により、北斎最後の大判錦絵シリーズ「百人一首乳母かゑとき(ひゃくにんいっしゅうばがえとき)」は企画され、27図が出版された。北斎は歌や歌人の一般的な伝承やイメージに独自の発想を盛り込み、北斎ならではの世界観を表現している。本展では「百人一首乳母かゑとき」シリーズから当館が所蔵する23図を展示するほか、江戸時代の『百人一首』事情なども紹介しながら、『百人一首』に関する作品約105点を幅広く展観。『百人一首』と北斎の力が掛け合わされた作品を堪能しよう。

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    滋賀県の琵琶湖ホテルは、2022年3月4日(金)までの期間限定で、2階「バー ベルラーゴ」にて、2021年に創作した「百人一首カクテル」シリーズのオリジナルカクテル2点を再販売している。

     

    琵琶湖ホテルでは、2017年より大津京遷都1350年を記念した「百人一首カクテル」をシリーズで販売し、2019年には「百人一首スイーツビュッフェ」、2021年の春と秋には百人一首をテーマにした“アフタヌーンティー”を開催。百人一首と食の融合という「かるたの聖地・大津」ならではのユニークな楽しみを提案し続けている。2021年には100首のうちの35首までカクテルの創作が進んだが、新型コロナウイルス感染症拡大により宣伝活動を控えていた。今回は、バーテンダーが心をこめて創作した2021年のカクテルの中から、特におすすめの2点がリバイバルされた。

     

    メニュー

    男女川(みなのがわ)
    「つくばねの 峰よりおつる みなの川 こひぞつもりて 淵となりぬる」

     

    【歌番号13 陽成院】
    山のいただきから流れ落ちる男女川が、細々とした流れからだんだん深い淵となるように、最初はほのかだった私の恋心も、次第につのって、今では淵のように深くなっている。
    だんだんとつのる恋心を、色とりどりのリキュールの重なりで表現。境目の繊細な色合いが、恋する気持ちの複雑さを思わせる。美しい色の層を作り上げるバーテンダーの技が見ものの一杯だ。

     

    逢坂(おうさか)の関
    「これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関」


    【歌番号10 蝉丸】
    これがあの、京から出ていく人も帰る人も、知り合いも知らない人も、皆ここで別れ、そしてここで出会うという逢坂の関なのだなあ。


    大津と京都の境である逢坂の関のそばに、作者の蝉丸は庵を結んでいたと伝えられている。まろやかな緑色で早春の山道を、傘のガーニッシュで行き交う旅人をイメージ。出会いと別れの季節に捧げるカクテル。

     

    百人一首とは

    『古今和歌集』や『新古今和歌集』等、天皇の命により編纂された勅撰和歌集の中から、特に優れた和歌百首を集めたもの。平安時代末から鎌倉時代前期にかけて活躍した歌人・藤原定家が選んだとされている。江戸時代に絵入りの歌かるたが誕生して一般に普及した。現在では札を取る速さを競う「競技かるた」としても親しまれており、大津市にある近江神宮内の近江勧学館では、毎年競技かるたの名人位戦やクイーン位戦、全国高等学校かるた選手権が開催され、全国の競技者が日本一を目指す。

     

  • 一風堂、マレーシアの首都クアラルンプール近郊に新店をグランドオープン

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    マレーシアの首都クアラルンプールから車で20分程の場所に位置する大型複合商業施設「Sunway Pyramid Shopping Mall(サンウェイ ピラミッド ショッピング モール)」内の「グランドフロア」に出店している。「Sunway Pyramid Shopping Mall」は、ショッピングや飲食が楽しめるのに加え、館内に大きなアイススケートリンクや子供が遊べる遊具が設けられており家族連れや旅行客など日々多くの方で賑わう施設。さらに近隣に建つホテル、テーマパーク、住居、大学などの施設を利用する方も訪れるため、幅広い層のお客様のご来店が期待できる。

    メニューは、「特製赤丸」「特製白丸」といった一風堂ならではのとんこつラーメンに加え醤油ラーメンや、その他「一風堂ポークバンズ」「炙りサーモンロール」などの一品料理やスイーツ、ドリンクメニューも充実させ、ダイニングレストランのようにゆっくり料理とお酒を楽しみながらのご利用も可能な内容になっている。

    オープン当日は、お子様連れのご家族や友達同士でご来店する学生の方など様々な人が来店し、常に人が絶えない大盛況の初日となった。なおオープンを記念し、当店のQRコードを読み込んだ先着1,985名を対象に、ラーメンやドリンクなどの無料券を配布している。

    日本でも大人気の一風堂の躍進に目が離せない!

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