佐藤健、「ひとよ」台湾公開記念で約6年ぶりに台湾を訪問

06.January.2020 | MOVIE

「凶悪」を世に送り出して以降、昨年公開「孤狼の血」など、毎年のように作品・監督・俳優賞を中心に国内賞レースを席巻し、いま俳優たちが最も出演を熱望する映画監督のひとりである白石和彌監督の最新作「ひとよ」が1月3日から台湾で公開されている。

今作は、いまを強く生きる人間たちへの賛歌を圧倒的な熱量で描いてきた白石和彌監督が「いつかは撮らねばならない」と感じていたテーマ【家族】へ、初めて真正面から挑み、15年前の事件によって家族の岐路に立たされた、ひとりの母親とその子どもたち三兄妹のその後が描かれる。主演は佐藤健、さらに鈴木亮平、松岡茉優、音尾琢真、佐々木蔵之介、そして、田中裕子と、各世代を代表する豪華名優陣が集結。一夜にして激変する家族の運命を通し、尊くも時に残酷な“家族の絆”、そして、 言葉にできない“究極の愛”を観る者すべてに問いかける、ヒューマンドラマの傑作となっている。

 

映画公開に先駆け、主演の佐藤健が、1月2日(木)に台湾にて記者会見・公開記念舞台挨拶イベントに登壇、約6年ぶりに台湾を訪問した。

平日昼間にも関わらず、台北松山空港にはファンが約100名、マスコミも15社集まり、佐藤健の約6年ぶりの台湾訪問を心待ちにしていた。ロビーに姿を現すと、ファンから大歓声があがり、熱烈な歓迎に驚きながらも「こんにちは、佐藤健です。台湾の皆さんに会いに来れてとても嬉しいです」と手を振りながらファンに向けて挨拶をした。

台北市内で開かれた記者会見には、台湾でも人気を誇る佐藤健の久しぶりの台湾訪問に、37社ものマスコミが取材に駆けつけた。

質疑応答で、白石監督と初タッグについて聞かれると、「白石組にずっと参加してみたかった、白石組の雰囲気は想像したのと違って、とても和やかでスピーディーだった」と答え、母役の田中裕子との初共演ついては、「田中さんの演技にゾクっとした」と、念願の白石組初参加となった半年前の撮影の日々を振り返った。

また、佐藤自身の忘れられない「ひとよ」という質問に対し、「ひとよではありませんが、今の事務所に声かけられた日はある意味で人生を変えた日でしたので、忘れられない“ひと日”でした」とコメントし、台湾といえば欠かさない食べ物についても、「早速食べたかった小籠包いただきました!」と台湾を堪能したことを報告した。

夜には、3回舞台挨拶が実施され、のべ1000名以上の観客を動員。チケットも発売となると即完売になった。舞台挨拶は、ファンと集合写真撮影、事前に観客から募集した質問に佐藤が次々と回答。作品についての話から、役者としての目標、家族の話、2020年の新年祈願まで、質問は多岐にわたり、忘れられないひとよという質問に対して、「今晩なのではないか」と答えると場内の盛り上がりは最高潮となった。

最後に「次は6年も空かず、もっと早く新しい作品と一緒にまた台湾のみんなに会いに来たいです。そのためにも頑張りますので、その時またぜひ会いに来てください。」と締め括った。

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    通常版

      現地の人々との数々の出会いや対話を通して、伝統芸能や風習の継承、産業や文化の創造、そして震災の記憶の伝承など、二人が真摯に向き合い、これからの暮らしのあり方を模索する。旅の道中における二人のありのままの表情をとらえた貴重な写真や、訪ね先の情報も満載のビジュアル対話集であるビジュアル対話集『みやぎから、』。  今回、『みやぎから、』の出版を記念した写真展を名古屋パルコにて2022年5月13(金)〜5月29日(日) の期間限定で開催する。    

    名古屋会場メインビジュアル

    入場ノベルティ

     

    『みやぎから、』の取材で撮り下ろした佐藤健と神木隆之介の数々の写真から、書籍掲載・未掲載問わず厳選した写真を展示。来場した方々に旅の道中の2人の"眼差し"を共有できるよう、二人が現地で撮影した写真や、「七夕飾り」「化石」など、取材の中で制作したり得たりしたゆかりの品々も展示し、会場ならではの「体験」を楽しむことができる。

     

    七夕ペーパー風鈴 ¥4,180-

    飾りコマ手ぬぐい ¥1,980- *名古屋会場 新発売予定

      ふたりの意匠をこらしたコラボ工芸品のほか、東北6県それぞれの工芸品の販売も予定。また、書籍の写真を使用したグッズなどを販売する。  

    写真展オリジナルカバー

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    17.September.2019 | MOVIE

    『凶悪』を世に送り出して以降、毎年のように作品・監督・俳優賞を中心に国内賞レースを席巻し、いま俳優たちが最も出演を熱望する映画監督のひとり、白石和彌監督の最新作『ひとよ』が11月8日(金)全国公開となる。   どしゃ降りの雨降る夜、ある家族に起きたひとつの事件。それは、母親とその子どもたち三兄妹の運命を激変させた。その夜から、心の傷を抱えたまま別々の人生を歩んだ家族は、15年後に再会。葛藤と戸惑いの中で、一度崩壊した家族の絆を取り戻そうともがき続けた先に訪れる結末とは―――。主演に、15年前の事件に縛られ家族と距離をおき、東京でフリーライターとして働く次男・稲村雄二を演じる、佐藤健。町の電気屋に勤務し、三兄妹で唯一自身の家庭を持つが夫婦関係に思い悩む長男・稲村大樹に鈴木亮平、事件によって美容師になる夢を諦め、スナックで働きながら生計を立てる末っ子の妹・稲村園子に松岡茉優、そして、15年ぶりに三兄妹のもとへと帰ってくる母親・稲村こはるを田中裕子が演じる。 https://youtu.be/ZgBSYWxsf5o この度、佐藤、鈴木、松岡、白石監督の撮影現場でのコメントを収めた、特別映像が解禁!実力派俳優陣たちの緊迫シーン&メイキングも登場した。   本作で、稲村家の三兄妹を演じた佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優は、いずれも白石組初参加。兄妹たちは、母・こはるが子供たちを守るために父を手にかけたことで運命を狂わされ、事件から15年後にこはるが帰ってきたことで、葛藤と戸惑いの中“家族”と向き合うことになる。今回到着した特別映像では、もともと白石和彌監督作品のファンだと語る主演の佐藤が「芝居としてやりがいがありそうだな、すごくいい台本だなと思いました」と本作出演に対する気持ちを明かしている。佐藤の雄二役は、企画の時点で白石監督が熱望していたこともあり、今回まさに相思相愛のキャスティングが実現!   吃音が原因でコミュニケーションに苦手意識を持つという難役・大樹を演じた鈴木は、「ああこれが白石組かと思って楽しんでました」と撮影を振り返り、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲った『万引き家族』での熱演も記憶に新しい松岡は、「私たちがちゃんと(映画の中で)生きていないと面白くないから、試されるなと思いました」とコメント。共に俳優として白石組で演技することへの喜びや強い意志を持って挑んでいたことを語っている。 また映像では、連続する緊迫の本編シーンと対極的に、スタッフ陣と笑顔でモニターを見つめたり、クランクアップ時に花束を受け取って白石監督と熱い抱擁を交わす佐藤の姿など、微笑ましいメイキングも収録!キャストと製作陣の絆の強さがうかがえる映像となっている。   白石監督は、これまで『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』、『孤狼の血』や『彼女がその名を知らない鳥たち』など、人や社会の闇をエンターテインメントに昇華して描き、国内賞レースを席巻するなど高い評価を獲得。待望の新作となる本作では、初めて真正面から「家族」というテーマを描いてることでも話題に。白石監督は「過去を振り返っているんだけど、(描いているのは)未来を見つめていくことでもある」と語っており、稲村家の面々が、15年前の事件の“一夜(ひとよ)”に囚われたままではなく、前に進むという希望も描かれていることを示唆している。   映像は、佐藤の「白石監督曰く、最高傑作になるだろう」というコメントで締めくくられており、公開まで2カ月を切った今、ますます本作への期待感が高まる。   ©️2019「ひとよ」製作委員会