国内外で人気のイラストレーター“Chocomoo”大規模展が原宿で開催!インタビュー公開

23.January.2020 | SPOT

2020年8月20日(木)から9月28日(月)まで、WITH HARAJUKU HALLにてChocomoo(チョコムー)の展覧会「Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY- Supported by WITH HARAJUKU」が開催される。

ポップで独創的な作品をモノトーンで描く、京都府出身のChocomoo(チョコムー)。アパレルブランドや企業とのコラボレーション、アーティストへのアート提供など日本国内外で活躍をし、10~20代の女性を中心に人気を集める今注目のイラストレーターだ。今回、そんなChocomooのインタビューが公開された。

 

Chocomoo インタビュー

 

「子どもの頃から絵を描くのが好きで、ノートやスケッチブックに描いていました。初めてニューヨークに旅をした時も、絵日記を描くように、公園で絵を描いていたんです。そうしたら、ギャラリーを運営しているおじさんに声をかけてもらって、『うちで展示してみる?』と言われたんです」。

 

いくつか作品を展示したうち、1枚の絵に買い手がつきました。

「初めて絵が売れたんです。アーティスト活動をしていない、“普通の人”が描いた絵が売れた。確か30ドルぐらいだったんですけど、それでも、凄く嬉しかった」。

 

ニューヨークでの出会いをきっかけに、Chocomooは、イラストレーターとしての道を歩み始めます。

 

自らの絵をブログやSNSに投稿していたところ、作品を見たシンガーソングライターから連絡が来たことも。その縁で、ツアーグッズの制作やアルバムのイラストを手がけました。近年ではイタリアを代表するカーブランドFIATとコラボレーションを果たし、100台限定で車のデザインを手がけたり、イラストを散りばめたビニール傘が全国のファミリーマートで販売されたり。仕事の幅は広がり続けています。

 

「作品を作るときは、ポジティブな言葉を入れることが多いです。私の作品を見た人が元気になってくれるように」

彼女のイラストの特徴の一つは、ほとんどがモノトーンで描かれること。なぜモノトーンにこだわるのか問うと、Chocomooは「小学生から高校生ぐらいまで書道をやっていて、黒で描くということに凄く魅力を感じていました。黒の中でも、墨だったら少しマットになったり、ペンキだったら光沢があったり。その影響があるんだと思います」と話します。京都で生まれ育ち、昔から日本の伝統文化に触れてきたことも作風に影響しているのかもしれません。

 

今回の展示会は、Chocomoo史上最大規模の展示になります。新作を作りつつ、展示内容を精査している段階ですが、「自分なりの色使いを進化させてみたいなと思っています。見に来てくれた人が、新しいなと刺激をもらってもらえるようなものを目指しています」と話します。

OUR SECRET PARTYというタイトルは「私の個展ですが、Partyのようにみんなに楽しんでほしい。そして、そこに来ないと分からない、新しい発見があると思うので、Secretとつけました」。

 

最後に、これからの夢や目標を尋ねると、Chocomooは「今までと変わらずコツコツ自分に出来る事を続けていくのですが、たくさんの子どもたちに向けて発信をしたいなぁと思っています。私の絵に塗り絵をしてくれるのも嬉しいし、子ども向けの映像なんかにも挑戦したいと思います。それから、車をペインティングしたから、次はもっと大きく飛行機もやってみたい!」。笑顔で語ってくれました。

 

インタビュー・文=五月女菜穂、写真=大黒屋 Ryan 尚保

 

幅広いシーンで活躍しているChocomoo。展覧会ではどんな世界観を見せてくれるのか、ますます期待が高まる。

 

©2020 Chocomoo

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    25.February.2023 | ANIME&GAME / SPOT

    ©永井豪/ダイナミック企画 ©ダイナミック企画・東映アニメーション ©ダイナミック企画 ©東映アニメーション ©松本零士/零時社・東映アニメーション

     

     2023年3月21日(火)~4月5日(水)の期間限定で、『スーパーロボット&ヒーローART WORKS 越智一裕画集』の発売と画業45周年を記念したイラストレーター/アニメーター・越智一裕の画展「スーパーロボット&ヒーローの世界 越智一裕画展」が、松坂屋名古屋店 本館7階 大催事場にて開催される。

     

    展示は越智一裕が自らセレクション。50周年を迎えた『マジンガーZ』や『デビルマン』、新プロジェクトが発表された『UFOロボ グレンダイザ―』からのイラストのデジタル出力や、そのラフ線画、原画、宣伝・特典ポスターなど含め100点超が展示される。

    商品としては、越智一裕直筆サイン入り画集、版画やグッズが販売される他、新商品としてキューティーハニーとコズミック・ファンタジーの商品発売が決定している。越智一裕の来場も決定しており、またとない貴重な機会となっているので、会場に足を運んでみてはいかがだろうか?

    名古屋会場限定イラストカード

     

    また、越智一裕が展示会に来場する日程に越智一裕展商品を税込5,000円以上購入すると、名古屋会場限定のイラストカードにその場で直筆サインがもらえるのでお楽しみに。

       

    展示会グッズ一部

     

    ©Go Nagai/Dynamic Planning Illustration by K.Ochi

     ©KAZUHIRO OCHI

     

    イラスト/越智一裕 ©永井豪/ダイナミック企画

  • 銀杏BOYZなどのジャケットイラストを手掛ける江口寿史のイラストレーション展『東京彼女』が東京ミッドタウン日比谷にて開催

    08.February.2023 | SPOT

    東京ミッドタウン日比谷は、街と人の魅力を伝え続けてきたクリエイター江口寿史氏によるイラストレーション展『東京彼女』を2023年3月14日(火)~4月23日(日)に開催する。当展示のために特別に描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作イラストを中心に大小さまざまな「彼女」の展示を展開していく。

    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

    漫画家・イラストレーターとして活躍する江口寿史氏は、東京という街と街の中で輝く人々の瞬間を克明に描き、街と人の魅力を伝え続けている。今回、東京ミッドタウン日比谷が5周年を迎え、日比谷エリアの様々な場所も周年を迎えることから、日比谷ならではの特別展示として江口寿史イラストレーション展『東京彼女』が実現した。 本展示では、東京ミッドタウン日比谷での展示のために新たに描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作がお披露目するほか、江口氏が80〜90年代に愛用した画材パントーン・オーバーレイによる初公開の原画作品も多数展示される。

     

    また、期間中はサイン会をはじめ、江口氏本人がその場で対象者の似顔絵を描き下ろす「ライブスケッチ」や、イラストを描くコツを伝授する「ワークショップ」も開催。

      時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?   ©2023 Eguchi Hisashi