佐賀県有田町では、「第16回有田雛(ひいな)のやきものまつり」を2020年2月8日(土)~3月22日(日)まで開催。つややかな白磁の肌に繊細な絵付けが美しい、有田焼の雛人形
の展示や、様々なイベントを実施する。
レトロな街並みがカワイイ有田町
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている町並みは、江戸・明治・大正・昭和の上質な町屋が立ち並び、まるでその時代にタイムスリップしたような風情ある通り。2017年には、『後世に残したい日本の20世紀遺産20選』に選定された。
きものでありたさんぽ
風情ある町並みを着物で散歩ができるイベントも。子ども用や男性用の着物も用意されている。3日前までの事前予約制なので予約をお忘れなく。
期間:2月8日(土)~3月22日(日)
時間:10:00~15:00 ※受付13:00まで
着付け場所:有田一番館(有田駅前)
料金:
ランチ&caféチケット付きプラン3,500円(着物レンタル、着付、1,000円チケット付)
きものでお散歩プラン3,000円(着物レンタル、着付)
予約:有田観光協会 TEL:0955-43-2121
無料バスで有田観光
JR有田駅前を起点に、有田館のある内山地区とアリタセラの雛人形を巡る無料の周遊バスを1日3便運行。車内では、有田のベテランガイドによる観光案内が楽しめる。*バス出発の30分前からKILN ARITAにて整理券を配布。
運行日:2月8日(土)~3月22日(日)の土・日・祝
料金:無料
ルート:有田駅前(KILN ARITA向かい側)~有田館~有田駅前~アリタセラ~有田駅前
出発:10:30~、12:30~、14:30~ (約1時間30分の行程)
CAFÉ DE ARITA カフェ・ド・アリタ
トンバイ塀のある裏通りに、期間限定のコーヒースタンドが登場。有田焼紋様をあしらったイベント限定のキュートな紙製カップで提供される。歴史を感じさせる通りでほっと一息ついてみては?
日時:3月21日(土)・22日(日) 9:30~16:30
場所:トンバイ塀のある裏通り
Information
第16回有田雛のやきものまつり特設site:https://www.arita.jp/event/hinamatsuri/
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グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。 QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。
古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。 伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。 日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。 Information
monopo × 織楽浅野
Official Site:https://obiproject.monopo.net/
映像リンク:https://vimeo.com/724915502 -
日本の文化・伝統、「日の丸」をもっと身近に感じてほしいという思いから始まった「日の丸フェスティバル2022」が、今年も開催が決定した。2022年11月20日(日)に、日比谷・銀座エリアにて行われる。メインイベントは、日の丸を片手にさまざまなパフォーマーが街を練り歩く「日の丸パレード」。日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)を起点に有楽町・銀座エリアと東京・日本橋エリアを通り、 常盤橋公園までの2.9kmを約1時間かけて街を歩くパレードでは、日の丸を掲げる旗手隊、迫力ある和太鼓のライブパフォーマンス、マーチングバンド、阿波おどりなどのパフォーマーがパレードを盛り上げる。一般参加も受け付けており、着物着用で日本文化を満喫しながらパレードに加わることもできる。そのほか、チーム・団体参加も可能。
Information
「日の丸フェスティバル2022」
日程:2022年11月20日(日) 13:00~15:00
主催:日の丸フェスティバル実行委員会
公式ウェブサイト:https://hinomarufes.com
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リユース着物専門店「たんす屋」のアップサイクルプロジェクトとしてSDGs企画から生まれた新ブランド「KimoNoir(キモノアール)」のアンテナショップ2号店舗が青山にオープンした。同ブランドは、絹製の素晴らしい着物であるにも関わらず、シミや色褪せ、あるいは色や柄のデザインがトレンドではないという理由から人気の無くなった製品を、もう一度黒染料で丸ごと染め上げることで新たな価値を与えようという試みから誕生した「黒染め着物」ブランド。金糸、銀糸部分が染まらずに輝いたり、元の柄が漆黒のマテリアルの中にやんわり浮き出るなどして偶然に生まれた独特の風合いが魅力として、注目を集めている。
浅草エキミセ内「MEGAたんす屋」に続くアンテナショップ2店舗目となる青山店では、渋谷駅や表参道駅からも徒歩圏内という好立地に加え、ベテランスタッフが対応してくれるため、相談がしやすいのも魅力、また、ほぼマンツーマンで教えてもらえる着付レッスンが10回無料というのも嬉しい。完璧に計算し尽くされた通常の着物とは異なる、キモノアールならではの黒染め着物の新境地を楽しんでみては。 Information
「KimoNoir」のアンテナショップ2号店 たんす屋青山店
住所:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-7-5 青山セブンハイツ103号室
定休日:火曜日
営業時間:10:00~19:00
オフィシャルサイト:https://tansuya.jp/store/tansuya-aoyama/
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アート集団チームラボによる、御船山楽園(九州・武雄温泉)の大自然のアート展「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」が、今年も7月15日(金)から 11月6日(日)までの期間限定で開催される。今年は、虹色に輝きながら光がうごめく新作「生命は結晶化したうごめく光」が登場。昨年に続き協賛が決定した、ボルボ・カー・ジャパン株式会社の車とコラボレーションした作品空間として公開される。
新作「生命は結晶化したうごめく光」は、まるで光が結晶化してできた有機体のような存在が、中心から虹色に輝きながら、うごめいている作品。人々は作品の中に入ることができるが、作品に触れてみると、それは何の変哲もない水の一部であることに気が付く。鑑賞者が見ているその作品は、その鑑賞者にしか見えておらず、隣の人からは、違う場所に、違う色の作品が出現している。つまり、見えているその作品の存在は、環境が生み出し、鑑賞者の中にだけ存在している。 チームラボ《生命は結晶化したうごめく光》©チームラボ
本展は、50万平米にも及ぶ敷地に創られた大庭園「御船山楽園」を舞台に、300万年も続く自然に囲まれた園内に息づく巨石や洞窟など、自然のありのままの形を、デジタルテクノロジーによってアートにする広大な展覧会となっている。チームラボは、自分の時間を超越した長い時を持つ存在をそのまま使い、作品群にすることで、時間の連続性に対する認知の境界を越え、長い生命の連続性の上に自分の存在があることを感じる場を創ることができるのではないかと考えた。 毎年夏から秋にだけ見られる本展は、開催8年目を迎え、2021年には、CNN「行くべき世界の屋外アート展 2021」にも選ばれた。
また、御船山楽園には、“今行くべき全国のサウナ”ランキング「サウナシュラン」で、三年連続グランプリを獲得しているサウナ「御船山楽園ホテル らかんの湯」もある。歴史と森のサウナで五感を呼び覚ましてから、庭園に広がるアートを体験してみては?チームラボ《小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》©チームラボ Information
ボルボ チームラボ かみさまがすまう森
#かみさまがすまう森 #teamLab
2022年7月15日 (金) – 11月6日 (日)
御船山楽園 (佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100)
御船山楽園: https://www.mifuneyamarakuen.jp/詳細:https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyamarakuen/
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ネイキッドは、佐賀県庁をアート活動の拠点とする「アート県庁プロジェクト」の取り組みとして、地元クリエーターによる佐賀の伝統工芸ワークショップのプロデュースを手がける。本ワークショップは、佐賀県庁展望ホールで開催している『夜歩きアート県庁NAKED GARDEN SAGA』にて、2022年1月〜2月まで不定期開催される。 ネイキッドは、佐賀県とともに、2016年より、佐賀のナイトエコノミー促進を中心としたプロジェクト「佐賀アート県庁プロジェクト」をスタートした。佐賀県庁の展望ホールを中心に、佐賀の文化にネイキッドのアートが融合。 2021年秋から2022年冬にかけては、ナイトウォークイベント『夜歩きアート県庁NAKED GARDEN SAGA』を企画・演出。佐賀県庁や佐賀城公園などを含む佐賀城お堀内を「光の庭」と見立て、来場者はその光の庭をめぐり歩くことで、佐賀の名物であるバルーン(気球)や、伝統的なお祭りである「唐津くんち」などをモチーフとしたアートを通して、佐賀の魅力に触れられるアートイベントとなっている。 今回このプロジェクトでは、佐賀の「うれしのあったかまつり」や「小城竹灯り」などの灯りの作品や数百年の歴史を持つ有田焼など佐賀近郊のクリエイターたちによるワークショップが2022年1月から2月まで不定期開催する。大人だけでなく、子どもでも気軽に参加可能。佐賀の伝統工芸である竹灯りや有田焼に触れることで、佐賀の歴史と文化に触れ、佐賀の魅力を体感するワークショップに足を運んでみては?ワークショップは全て、有料/要予約となる。
ワークショップ
aroma*aroma香りの学校セミナーハウス 親子で作るアロマ石けんアリタポーセリンラボ 有田焼の転写絵付け体験 小城あかりプロジェクト 竹灯り作り体験 吉野ヶ里歴史公園 勾玉作り体験 バルーンミュージアム 親子でペーパーバルーン作り体験 full of flowers hyakka フラワースワッグ作り体験 aroma*aroma香りの学校セミナーハウス 【アロマ講座付き】ハンドクリーム作り体 Bubbleman Store 大人向け 佐賀の化粧水作り体験/ Bubbleman Store 親子で作るお菓子石鹸作り体験 うれしのあったかまつり 灯篭作り体験 Information
夜歩きアート県庁 NAKED GARDEN SAGA
会場:佐賀県庁 最上階 展望ホール
佐賀城公園(佐賀城本丸歴史館周辺)※佐賀城公園は終了しています。
開催期間:2021年10月1日(金) ~2022年2月28日(月)
開催時間:(10月)19:00~22:00、(11月~2月)18:30~22:00 ※最終入場:21:30チケット:https://w.pia.jp/t/nakedgarden-saga/
ワークショップ予約:https://reserva.be/artkencho(有料/要予約)
開催場所:佐賀県庁地下1階「サガチカ」Official Site:https://naked.co.jp
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自粛生活が続き思うように出かけることができない今、密を避けて安全に楽しめるアート展示会をピックアップしてご紹介。自然の中で楽しむ現代アートや、日本の歴史を紐解き、その文化を垣間見ることができる日本画展など幅広いジャンルの展示会が勢揃い! 【新潟県】さどの島銀河芸術祭 作品『状景を紡ぐ』展示佐渡ヶ島における山の生産システムや佐渡金山の歴史的な繋がりを想起させるアート作品。
展示期間:2021年10月2日(土)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/497623 【北海道】JOZANKEI NATURE LUMINARIE-WATTER LIGHT VALLEY-今年6年目の開催となるライトアップイベントでは、自然の美しさと秘められた生命観を演出している。ナイトウォークも開催中。 開催期間: 2021年10月20日(水)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/487179 【京都府】京都国立近代美術館「発見された日本の風景 美しかりし明治への旅」ヒトやモノが国境を越えて流動した19世紀後半、日本の近代の始まりの時代である明治にフォーカスし、当時の油彩画・水彩画を通してその時代を紐解く。 開催期間:2021年10月31日(日)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/497368 【佐賀県】「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」アート集団チームラボが九州「御船山楽園」で開催中の、大自然アート展「ボルボ チームラボ かみさまがすまう森」が期間限定で秋の装いに変わる。 開催期間:2021年11月7日(日)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/496134 【兵庫県】『六甲ミーツ・アート芸術散歩2021』神戸市六甲山上にて六甲山上を周遊しながら、点在する現代アート作品を自然の中で楽しむことができる。一部の作品は開催期間中もアーティストによって作品に手が加えられ変化していく。 開催期間:2021年11月23日(火・祝)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/498401 【東京都】江戸東京博物館「ひきつがれる都市の記憶-江戸東京3万年史」旧石器時代から現代まで、人々が暮らす東京の歴史を、それぞれの当時を物語る遺構や資料を通して振り返る。2022年4月より大規模改修工事開始のため、休館予定。 開催期間:2021年12月5日(日)まで詳細:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/498009 TEXT:Natalie(MOSHI MOSHI NIPPON)