『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』斎藤一役、江口洋介の続投が決定

18.February.2020 | ANIME&GAME / MOVIE

日本映画の歴史を変えたエンターテイメントの頂点として君臨し続ける、アクション感動大作「るろうに剣心」シリーズ。『るろうに剣心』、『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破している。誰も体感したことのない迫力ある超高速アクションと、エモーショナルに描かれる人間ドラマは、日本だけでなく世界中を熱狂させ、北米・イギリス・香港・韓国・台湾・フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品された。

 

そしてこの夏、再び「剣心」が帰ってくる。 『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』が、それぞれ2020年7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続で全国ロードショー。緋村剣心役の佐藤健ほか、神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優の続投が発表されると、同シリーズと剣心を支えてきた神谷道場に集う仲間たちの再集結を喜ぶ声が多く上がった。

 

そしてこの度、2月18日(火)の斎藤一の生誕日を記念し、シリーズ一作目から出演する斎藤一役・江口洋介の続投が解禁となった。江口は『The Final』、『The Beginning』両作への出演が明らかとなり、これまでの『るろうに剣心』シリーズ全作品への参加となる。「るろうに剣心」にとっての斎藤一は、決して欠かせないキャラクターであり、時には剣心のライバル、時には剣心の頼もしい仲間として刀を振るってきたが、最終章では一体誰に刀を向けるのか。

 

一作目から実に8年の時が経ちついにシリーズ最終章となる本作。江口は「斎藤一という役を演じ続けてきたことについて同じ役を長年やり続けるということはそうないことなのでとても光栄です。その反面、今まで作り上げてきたキャラクターだからこそ逃れられないですし、自由にはできないところが大変でもありましたね。特に、今回は撮影に半年以上掛かり、その間はずっと緊張感を維持しなければいけないので苦労しましたが、撮影したこの画が全て繋がっていくと思うと、これはとんでもない映画になるなと確信しました(笑)」と膨大な時間を費やした撮影を振り返った。

 

そして『The Final』、『The Beginning』それぞれの撮影について「かなりエネルギーを使いました。それは『The Final』と『The Beginning』はストーリーや時代が全く違うので、セリフの言い回しやトーンも変わってきます。幕末から明治という新時代になり、剣心や斎藤も世の中の流れとともに変化する様は見所です。その振り幅は、2作品を続けて観ると相当な見応えがあると思います。」と2つの時代で描かれる剣心と斎藤の葛藤についても語りました。

 

そして斎藤一を捉えた場面写真も解禁となった。解禁となった写真は、先日解禁となった新田真剣佑演じる上海マフィアの頭目であるシリーズ最恐の敵・縁(えにし)を列車の中で探索するシーン。すでに敵を捉えているかのような斎藤の鋭い眼光、煙草をくわえ刀に手をやる姿からただ事では無い雰囲気を醸し出している。志々雄との死闘を終え、平和が訪れるはずだった彼らに再び脅威が訪れる予感を感じさせる写真となっており、この先の展開が非常に気になる仕上がりだ。

 

シリーズ完結篇になる本作で明らかになる「るろうに剣心」のすべてとはー。さらなる続報が待ち遠しい。

 

©和月伸宏/集英社 ©2020映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」製作委員会

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    サンリオオリジナル商品

    るろうに剣心×ハローキティ ぬいぐるみ 全2種 各3,850円(税込) 

    るろうに剣心×ハローキティ マスコットホルダー 全4種 各2,750円(税込) 

    るろうに剣心×ハローキティ A4クリアファイルセット 495円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ クリアボトル  1,540円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ トートバッグ  2,200円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ 3色ボールペン&シャープペンシル 全2種 各770円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ 手ぬぐい風タオル 1,430円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ 缶バッジ 全6種 各330円(税込)

    るろうに剣心×ハローキティ アクリルスタンド 全8種 各715円(税込) 

       

    るろうに剣心×HELLO KITTY スイーツパラダイスコラボカフェ

      コラボカフェメニュー例

    剣心 ハローキティ 牛鍋丼/抜刀斎 ハローキティ オムライス

    縁 ハローキティ オレンジクレープ/巴 ハローキティ あんみつ/薫 ハローキティ ストロベリーパンケーキ

       

    当り付きアクリルマスコットくじ

    遊び方

    アクリルマスコットくじ 全10種

    コラボぬいぐるみ

      映画「るろうに剣心」とハローキティのコラボ企画は、2014年の「るろうに剣心 伝説の最後編」に続く2回目となる。今回のコラボレーションでは、剣心、薫、縁、巴に扮した“カッコかわいい”キティのデザインで、さまざまな楽しい企画に登場。さらに、「るろうに剣心×HELLO KITTY」 スイーツパラダイスコラボカフェの開催が2021年4月22日(木)よりスイーツパラダイス上野ABAB店でのスタートを皮切りに、全国7店舗で順次開催予定となっている。   ここでしかゲットできないハローキティと「るろうに剣心」のコラボアイテムをお見逃しなく!   ©和月伸宏/集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning 」製作委員会  
  • 国立新美術館にて「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」開催

    14.September.2020 | ANIME&GAME / SPOT

    国立新美術館は、2015年開催の「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム」(2015年6月24日~8月31日)を皮切りに、同展をタイ、ミャンマーに国際巡回するなど、日本が誇る独自のカルチャーを世界に発信する取り組みに力を入れてきた。2018年は「ジャポニスム2018:響きあう魂」の一環として、フランス・パリにて『MANGA⇔TOKYO』展(2018 年 11 月 29 日~ 12 月 30 日)を開催し、3 万人を超える人々が来場。   そしてこのたび、『MANGA 都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020』と題して、装いも新たに凱旋展示を実施する。  

    出品コンテンツ90タイトル以上、マンガ原画やアニメ制作資料など500点以上の展示物

    国内最大級のMANGA総合展

    本展では、東京と密接な関係にあるマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品から90 以上ものタイトルをとりあげ、マンガ原画、アニメやゲームの制作資料や映像など500 点を超える展示物を2000 ㎡の展示室内に展開。  

    1/1000巨大東京都市模型と映像による大迫力の展示空間

    模型制作:株式会社ニシムラ精密地形模型/株式会社マーブリングファインアーツHD

    1/1000 の縮尺で再現された、幅約17 メートル、長さ約22 メートルの巨大な東京の都市模型と、東京を舞台とするアニメ・ゲーム・特撮作品の映像によって、「東京」と「MANGA」の密接な関係を表現。現実の都市風景に、さまざまな物語の場面やキャラクターの記憶が重ねられて醸成される、”東京”の複合的なリアリティを来場者が体感できる構造となっている。  

    キャラクターと都市が溶け合う東京を体験

    日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品は現実の都市から大きな影響を受けている一方で、そうして生み出された作品やそのキャラクターが駅や電車、コンビニエンスストアなどの現実の空間に浸出し、都市の景観やイメージを変えている。もはや我々にとってキャラクターと生きることは日常の一部となっており、本展ではこうした事例を再現インスタレーションで紹介していく。  

    セクション1 破壊と復興の反復

    「ヱヴァンゲリヲン新劇場版: 破」© カラー

    「AKIRA」

    Based on the graphic novel “Akira” by Katsuhiro Otomo. First published by “Young Magazine”, Kodansha Ltd.

    © 1988 MASH・ROOM/ AKIRA COMMITTEE All Rights Reserved.

    日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品において、未曾有の天災や未知の生命体の襲来などによって首都・東京が壊滅的な打撃を受ける描写は、半ば定番に。その背景には、東京という都市が実際に幾度も破壊され、そのたびに奇跡的な復興を遂げてきたという歴史があると言える。このセクションでは「破壊と復興」をテーマにした作品を取り上げる。  

    セクション2 東京の日常

    都市的な破壊と復興という、非日常の合間には、市井の人々の日常生活が息吹く。このセクションでは、「プレ東京としての江戸」「近代化の幕開けからポストモダン都市まで」「世紀末から現在まで」と3つの区分に分け、日常生活を描写した作品群を通して、人々の生活の場としての東京の姿とその変遷を見てゆく。  

    プレ東京としての江戸

    「さくらん」 安野モヨコ ©Moyoco Anno / Cork

    「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」和月伸宏 ©和月伸宏/集英社

     

    近代化の幕開けからポストモダン都市まで

    「シティーハンター」 北条司 ©北条司/NSP 1985

    世紀末から現在まで

    「ソラニン」 浅野いにお ©浅野いにお/小学館

    「秒速5センチメートル」 ©Makoto Shinkai / CoMix Wave Films

    セクション3 キャラクターvs.都市

    お台場の実物大ユニコーンガンダム立像 撮影協力:ダイバーシティ東京 プラザ © 創通・サンライズ

    最後のセクションでは、これまでとは逆に、現実の都市空間に召喚されたキャラクターたちに注目する。街に現れたキャラクターたちは、商品の販売促進やキャンペーンのPR のマスコット的な存在であり、また観光資源としても幅広く活用されている。生身の人間とキャラクターが共存する街としての”東京”のアンビバレンツな魅力を、インスタレーションで再現した。   東京を軸に紐解く、マンガ・アニメ・ゲームの歴史を体感しよう!