かつてメリヤス工場が栄えていた錦糸町。今では大型商業施設が並ぶ立派な主要駅だ。往時の面影もすっかり消えてしまったなあとしみじみ歩いていると、暖炉のように灯る『喫茶ニット』の文字が目にはいる。
「何だか暖かそうな名前」と思った途端、ツンと刺すような風にぶるっと体が震えた。慌てて扉を開ける。カランコロンと古びた鐘の音と共に、一気に昭和へタイムスリップする。
メリヤス工場を営んでいた小澤民枝さんの父が、商売替えのため1966年に創業。せめて名前だけでも残しておきたいという思いから、『喫茶ニット』が誕生した。開店当初は飲み物数種に軽食のみの純喫茶だったが、今では焼肉定食やカニ雑炊といった、喫茶では見かけないメニューも豊富だ。「近くに大きな病院ができてからねぇ、雑炊のリクエストが増えたもので」と民枝さん。常連さんたちから愛され続ける理由がよくわかる。
なかでも一番人気は「ナポリタン(770円ドリンク付き)」。ぷっくり太くてもちもちのスパゲッティに、ケチャップソースは飛び跳ねないくらいねっとりと絡む。食べるたびに懐かしい思い出が蘇ってくるナポリタン。定番メニューは不思議な力で胃袋を満たしてくれる。
バターにささった爪楊枝がトレードマークの特製「ホットケーキ(750円ドリンク付き)」は凛としている。銅板に流し込み焼かれた2枚が重なり合い、まんまるく5センチもの分厚い格好。熱でとろ〜り溶けていくバターの上から、シロップを加え甘みを足す。
ナイフを入れると、表面のカリカリ感にまず驚く。どっしりと密度の濃いホットケーキは、口へ運ぶとしっとりふわふわ。このギャップに心奪われる。
看板メニューたちは、入り口のショーケースに飾られていた。
およそ50年もの間、食品サンプルたちが店前を守ってきたのだろう。その証拠に随分と色褪せているが、北風にも負けず踏ん張っていた。亡き父から娘、孫、ひ孫へと続く『喫茶ニット』。今でも3世代、仲睦まじく店を切り盛りしている。ホールスタッフはみな揃ってボルドー色のニットベストを着ていた。工場時代の面影はスタッフの制服にちゃんと今でも残っていた。冷たい風の吹く季節は、暖かい『ニット』に包まれたくなる。
- 価格は税込
- セットはコーヒー・紅茶・ミルク・昆布茶のいずれか一品付
■喫茶 ニット
住所:東京都墨田区江東橋4-26-12
https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13076100/
植木祐梨子(フードライター)
−−−
RELATED ENTRIES
-
390円(税込429円)を中心としたかわいいアイテムが集まるショップ「サンキューマート」は、サンキューマートオリジナル雑貨シリーズの新作で純喫茶をイメージした『純喫茶 アムール』全18アイテムを6月下旬より順次販売開始する。昭和レトロな世界観にノスタルジーを感じられるデザインがラインアップ。
新作『純喫茶 アムール』は架空の純喫茶をテーマに、全アイテムをレトロで大人っぽい雰囲気のデザインに仕上げた。色味はインパクトがありながら落ち着いたカラーであるディープトーンを中心に配色し、昭和っぽさを感じられるよう敢えてシルクスクリーンのようなアナログ感やかすれが表現されている。ロゴも当時の主流であった「太さが一定で払いのカーブが急」という特徴を持つフォントを採用。昭和の日常である純喫茶にノスタルジーを感じられる、看板風デザインの全18アイテムをチェックしてみては? Information
サンキューマート「純喫茶 アムール」
販売開始日:2022年6月下旬より店舗毎・アイテム毎に入荷順次販売
販売場所:サンキューマート各店舗、公式オンラインショップ他Official Site:https://www.390yen.jp/
-
1948年創業のミックスジュース発祥の店「千成屋珈琲」が、テイクアウト可能でよりカジュアルに利用できる「千成屋スタンド」を2022年4月15日(金)より表参道にオープンした。
ミックスジュース550円/クリームソーダ 580円/飲むタマゴプリン 800円
魅惑の珈琲ゼリー 680円
プリンアラモード 1,200円
看板メニューの「ミックスジュース」をはじめ、「ミルクセーキ」や「ミルクコーヒー」をよりカジュアルにレトロ感覚を楽しめるよう牛乳瓶で提供する。さらに、とろ~りなめらかプリンをドリンクにアレンジした「飲むタマゴプリン」、水出しコーヒーを濃く抽出してつくる大人なコーヒーゼリーに特製のシロップとフレッシュをかけて食べる「魅惑のコーヒーゼリー」、口の中でとろける焼きプリンとフルーツ、バニラアイスを添えた「プリンアラモード」などをラインアップ。たまごカツサンド 900円
千成屋オムライス串カツ付き 1,180円
軽食メニューには、トロトロの半熟たまごにサクサクの衣をまとわせ、自家製マヨネーズで仕上げた「たまごカツサンド」をはじめ、ふわふわの卵で包み込んだ絶品オムライスに新世界名物の串カツをトッピングした「千成屋オムライス 串カツ付き」、昔ながらの「焼きナポリタン」など純喫茶メニューを多数用意した。 テイクアウトにはアイスコーヒー、カラフルな炭酸水の上にアイスクリームとチェリーをトッピングした「クリームソーダ」、こだわり卵と発酵バターを使用した「タマゴベビーカステラ」などが登場。 レトロな純喫茶を気軽に楽しめる「千成屋スタンド」で昔ながらの喫茶メニューを堪能しよう。Information
千成屋スタンド表参道(センナリヤスタンドオモテサンドウ)
住所 :東京都渋谷区神宮前5-11-7
TEL :03-6427-1321
営業時間:11:00~20:00 (LO19:30) -
今回は元祖のりトーストでお馴染みの、神田「コーヒー専門店エース」 にやってきました。 コーヒー専門店だけあってなんとコーヒーが40種類もあるそうです!紅茶だけでも15種類! 自分のお気に入りのコーヒーを見つけて、毎朝出勤前にモーニングで始まる1日…なんてとっても素敵ですね。
ずっと取材してみたかった喫茶店の一つでもあるエース。 入る前からわくわくの気持ちでいっぱいでした。 ストライプの屋根がなんともレトロな雰囲気です。 店内は温かみのある昔ながらの色使いでとっても落ちつきます。 オープン当初から変わらない店内。 時代は変わっても ずっと大切に残り続けていくお店。素敵だなぁ。 今までに掲載された数々の雑誌が置いてありました。 中にはなんと3〜40年前に掲載されたものもお店に…! マスターがいろいろとお店の事を話しながら雑誌を見せてくださり、エースへの想いが伝わってきました。エースの歴史を知ることができた気がしました。 店内に描かれているメニューは全てマスターの手書きだそうです。(ラクダの絵まで!!) すごすぎます。 エースの壁一面、マスターの手作りのメニュー達でいっぱいです。 以前にも一人で訪れた事がありましたが、まさかマスターが描いていたとは知らなかったので、こうやってエースの事を知ることができてより一層エースの事が好きになりました。 マスターの想いが沢山詰まった店内は心温まる空間になっています。 そしてそして「珈琲専門店エース」の名物・海苔トースト! 具材として海苔とバター、そして醤油が使われています。 素朴な味付けだけど、海苔の風味とバターがマッチしていてとってもおいしい… 毎日食べたい!! 170円というお手頃価格も嬉しいですね♪ モーニングならブレンドコーヒーもついて500円でいただけちゃいます(アイスコーヒーは+20円) お昼の12時まではブレンドコーヒーおかわり自由です。 そしてそしてアメリカンドーナツ。こちらもお手頃価格の230円でいただけます。 生地の上にはシナモンシュガーがかかっており、穴の中にはバターが挟まっています。 熱でバターが溶けるとドーナツ全体に染み込んでとってもおいしかったです♪ 最後にマスターをパシャリ 写真でも分かるように、きっとマスターの笑顔がお客様の力になってるんだなぁと思いました。 マスターの生き生きとした姿を見ると元気を貰えました♪ 自分の好きな事、好きな場所で大切な想いを持って「エース」を営業されているマスター。 これからもずっと輝き続けるマスターの笑顔を見ていきたいです。 Information
珈琲専門店 エース
住所:東京都千代田区内神田3-10-6
営業時間:平日:7:00~18:00 土:7:00~14:00
日曜日、祝日定休
アクセス:JR、東京メトロ銀座線「神田駅」徒歩3分Writer:Ema Tanioku
Photographer:Haruka Yamamoto
Design:Yuko Abe(ASOBISYSTEM)TALENT PROFILE
谷奥えま
『えまえり』の愛称で親しまれている青文字系双子モデル。双子ならではのファッションコーディネートや愛くるしいルックスにファンが急増中。また国内外問わず原宿文化をPRし、街の活性化に努める原宿観光大使も務めている。ファッション誌からTV、ドラマや映画の主演を務めるなど、ファッションモデル発のタレントとして幅広く活躍中。
-
“60年間以上愛される続ける喫茶店”
今回私が訪れたのは、東京モダンカルチャーの中心地としてお馴染みの有楽町。こちらで今年創業61年を迎える老舗喫茶店、café紅鹿舎で絶品元祖ピザトーストを堪能してきました。お店は東京メトロ各線「日比谷駅」から徒歩2分、JR「有楽町駅」から徒歩4分と駅からのアクセス抜群です。
お店のスタートは、当時有楽町には映画館や劇場が多かったことから、観劇帰りにゆっくりとくつろげる場所を作りたいとの思いではじめたそうです。
お店に着くと、今も変わらずオシャレなマダム達が一息つきに訪れるのを目撃。いつまでも変わらない景色があるって素敵だなと思いました。
café紅鹿舎はピザトーストの発祥として有名なお店。入り口にも元祖ピザトーストの看板が! これは気になる!!!
さっそく中へ入っていきます〜〜♪
一歩お店へ足を踏み入れると……。ん? これはなんだ!?
そう、café紅鹿舎はサイフォン式コーヒーが楽しめる喫茶店なんです。私はサイフォンの器具をこんなに間近で見るのが初めてだったので、興味津々で見入ってしまいました。
お店の中から、時代と共に変化していく日比谷の街を見つめてきた数々の器具やインテリアたち。時代の重みを感じさせてくれて、置いてあるだけでおしゃれに見える素敵な物ばかり! 店内は暖色系でまとめられ、ほっこりと落ち着く居心地のいい場所です。
こちらが名物のピザトースト(税込950円)。セットメニューも充実しており、ドリンクセットは税込1350円です。当時イタリアンレストランに行かないと食べられなかったピザを、気軽に食べられるようにとトーストでアレンジして作られたのが誕生のきっかけ。それから約半世紀の間、たくさんのお客さんに愛されつづけた人気メニューです。
お話を伺って、私も早速ピザトーストをオーダー! ドリンクはストロベリーシェイクを選びました。ちなみに、シェイクはセットには出来ないのでご注意を。
厚切りのトーストに、たっぷりと入ったチーズがビヨ〜ンっと♪ ピザトーストの魂はチーズにアリ!と言わんばかりのその存在感は、軽食としてだけでなくランチとしても大満足できるほどのボリューム。具材はサラミ、玉ネギやピーマンの定番に加え、マッシュルームが入っているのがちょっとうれしい。
パンはふわふわの食感! お腹空いていたのでペロリとたいらげました♪
ご馳走さまです。
今回お話をお伺いしたオーナーの村上節子さん。ご主人思いの、とっても素敵な方でした。この取材では、お店の事だけでなくマスターの生き方や想いを聞く事もでき、私より長い人生を歩まれている方の御言葉は深くとても勉強になります。
オーナーのお話は、キチンと自分の心の棚の中に大切にしまっておきました。また何かあったときは、教えて頂いた大切な言葉を頼りに頑張っていこう。
■Informationcafé紅鹿舎
住所:東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル
営業時間:9:30〜23:45(土曜、日曜、祝日9:00〜)
定休日:無休
アクセス:東京メトロ 日比谷線、千代田線、都営地下鉄 三田線「日比谷駅」徒歩2分 JR「有楽町駅」より徒歩4分
Model :谷奥えま
プロフィール:『えまえり』の愛称で親しまれている青文字系双子モデル。双子ならではのファッションコーディネートや愛くるしいルックスにファンが急増中。また国内外問わず原宿文化をPRし、街の活性化に努める原宿観光大使も務めている。ファッション誌からTV、ドラマや映画の主演を務めるなど、ファッションモデル発のタレントとして幅広く活躍中。趣味で年間150以上の喫茶店を訪れ、自分好みの喫茶店を開拓している。Instagram:@ematanioku
Photographer:Haruka Yamamoto
Editor&Writer:Ryoichi Komaba
Design:Yuko Abe(ASOBISYSTEM)
TALENT PROFILE
谷奥えま
『えまえり』の愛称で親しまれている青文字系双子モデル。双子ならではのファッションコーディネートや愛くるしいルックスにファンが急増中。また国内外問わず原宿文化をPRし、街の活性化に努める原宿観光大使も務めている。ファッション誌からTV、ドラマや映画の主演を務めるなど、ファッションモデル発のタレントとして幅広く活躍中。
-
"サービス精神旺盛なオーナーと猫ちゃんに癒される!"
私、谷奥えまが、一度は行ってみたい純喫茶を紹介する連載第4回目。今回は新宿三丁目にあるカフェアルルに行ってきました。
ここのお店は、猫がいるとの噂を聞いて以来ずっと行ってみたかったんだ〜♪♪お店は、都営新宿線「新宿三丁目駅」から徒歩5分以内で着くので、とても行きやすい場所。新宿末廣亭の辺りをテクテク歩いてると、なんだか猫が居そうな雰囲気のお店が見えてきました。
そう! カフェアルルの入り口には、猫や犬の置物がいっぱい!
なぜだか入る前からわくわくな気持ちでいっぱいでした。
早速、お店に入ってみるとチラッと猫ちゃん登場。
笑顔が素敵なマスターもお出迎えして頂きました♪♪
帽子にひょっこり猫のブローチ。マスターの猫愛がすっごく伝わってきました。
店内を見渡してみると、猫!猫!猫!猫グッズでいっぱい!!
猫グッズ以外にも、マスターが趣味で集めているピエロのグッズが所狭しと飾られていました。
カフェアルルは初めて訪れたのに、すっごく居心地が良くて穏やかな気持ちになる喫茶店。マスターに喫茶店をはじめたきっかけをお伺いすると、意外なお話を聞くことが出来ました。
当時、マスターが雀荘で働いていたとき、知り合いの方に喫茶店をやらないかというお誘いがあったんです。趣味で集めていた絵画を飾る場所を探していたこともあり、また、自分の好きな音楽やメニューなど、自由にお店作りをするのは楽しそうだなって思ってはじめたんだとか。
お店にはたくさんの絵画も飾られています。中でも、現代芸術作家の近藤智美さんによる、店内をモチーフにした作品『巨匠をよろこばす 股をひやす』は、看板猫のイシマツくんとジロチョウくんが、思い切りだらけている姿が超かわいい!
カフェアルルは楽しいが楽しいを引き寄せ、喜んでくれるお客さんの愛や喜びがいっぱい詰まった素敵な空間。だから、はじめてでもこんなに居心地よく、時間を過ごせるんだなと思いました。
マスターにオススメのメニューを聞くと、「あなたがいま一番食べたいものがオススメだよ!」という名言をいただきました。というわけで、わたしの気持ちは今ナポリタンを食べたかったので、ナポリタン(税込720円)を頼みました(笑)。
こちらはサービスで出しているという、バナナとジャイアントコーン❤ こういう気遣いがすっごくうれしい!
ナポリタンは昭和レトロを感じさせる、家庭的な優しい味でとっても美味しかったです。また、ドリンクやスープ、サラダがサービスで付いていてボリューム満点。
お腹が満たされた後は、マスターのご厚意で、看板猫のジロチョウくんをお散歩させてもらいました。
猫を散歩するなんて初めてだったからとても新鮮!!!
とてもおとなしい性格なので、お散歩しやすかったです。ちなみにオーナーのことが大好きなジロチョウくん。いつもオーナーが車でお店にやってくると、エンジンの音を聞き分けて出迎えしてくれるんだとか。
喫茶店をはじめて今年で40年になるそうですが、「ずっと楽しかった」と幸せそうにマスターは話してくれました。“みんなが喜んでくれることをやろう”と思ってやっているとみんなが応援してくれる。そういう優しさの連鎖が今日までお店が続けられた原動力なのかなー。
心温まる喫茶店に出会えて良かった。
またいきたいなぁ〜。そしてまたマスターとお話しがしたいです。
■Information
カフェ アルル
住所:東京都新宿区新宿5-10-8 1F
営業時間:11:30〜22:00
定休日:日曜、年末年始
アクセス:都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」から398m
URL:https://tabelog.com/en/tokyo/A1304/A130401/13087540/
Model & Writer :谷奥えま
プロフィール:『えまえり』の愛称で親しまれている青文字系双子モデル。双子ならではのファッションコーディネートや愛くるしいルックスにファンが急増中。また国内外問わず原宿文化をPRし、街の活性化に努める原宿観光大使も務めている。ファッション誌からTV、ドラマや映画の主演を務めるなど、ファッションモデル発のタレントとして幅広く活躍中。趣味で年間150以上の喫茶店を訪れ、自分好みの喫茶店を開拓している。Instagram:@ematanioku
Photographer:Haruka Yamamoto
Editor:Ryoichi Komaba
Design:Yuko Abe(ASOBISYSTEM)
TALENT PROFILE
谷奥えま
『えまえり』の愛称で親しまれている青文字系双子モデル。双子ならではのファッションコーディネートや愛くるしいルックスにファンが急増中。また国内外問わず原宿文化をPRし、街の活性化に努める原宿観光大使も務めている。ファッション誌からTV、ドラマや映画の主演を務めるなど、ファッションモデル発のタレントとして幅広く活躍中。
-
今回は、表参道にある人気カフェが新業態としてスタートさせた、フルーツサンド専門店のフツウニフルウツをご紹介。
表参道にある人気カフェ、パンとエスプレッソとの新業態としてスタートした「フツウニフルウツ」。フルーツサンド専門のスタンドは中目黒エリアでは初。店舗名の由来は、特別な日だけじゃなく、ふつうの日に食べてもらいたいという、みんなの身近な存在となることを願ってのものでした。
お店の位置は、鎗ヶ崎交差点のすぐ近くとなっており、代官山・中目黒のどちらからでもアクセスしやすい立地となっています。
代官山と中目黒は渋谷駅から東急東横線で1本。代官山・中目黒はファッションエリアになっていて、お買い物を楽しむこともできます。
「フツウニフルウツ」のコンパクトなお店の佇まいは、スタンド形式ならではの魅力。昭和のファンシーショップをコンセプトにしたデザインは、レトロ感を残しつつもポップな雰囲気。ベンチも設置されており、座って食べることもできるからご安心を。
カウンターに置かれたショーケースの中には、フルーツサンドがずらり。旬のフルーツを活かしたメニューばかりなので、リピートしても飽きることなく楽しむことができます。また、定番はもちろん、生クリームに餡子をトッピングするなどオリジナリティ溢れる商品も用意しているのでぜひご賞味ください!
フツウニフルウツ(税込350円)
お店の看板メニューのフツウニフルウツ(税込350円)。バナナ、ピンクグレープフルーツ、オレンジ、キウイのフルーツがごろっと入ったボリューム感が◎。生クリームはあっさりめに仕上げてあるので、さっぱりとした味わいが特徴です。
フルーツたっぷりなので朝ごはんにピッタリ。甘いものが食べたいおやつ時にもオススメです。
アキノヨナガニ(税込400円)
こちらは季節の限定メニュー、アキノヨナガニ(税込400円)。柿と粒あんをトッピングした、濃厚な味わいの一品。フルーツサンドに使っているパンは、毎朝、専用の物をデリバリーしてもらっているんです。フルーツと相性ぴったりのパンは、しっとりふわふわの食感が決め手!
この時期にしか食べられない季節限定メニュー。旬の果物が使われているので、ぜひ試してほしい一品です。
フルウツギュウニュウ(税込 各400円)
パンのお供と言えば牛乳。かわいいボトルに入った各種牛乳が、毎朝お店で手作りされています。フルウツミックスやバナナミルクといったフルウツギュウニュウ(税込 各400円)のほか、小川珈琲の豆を使ったコーヒーギュウニュウ(税込350円)もご用意。
フルーツたっぷりのサンドと一緒に写真を撮れば、インスタ映え間違い無し!お店のカラフルな壁をバックに素敵な写真を撮影してみて。
お店では、缶バッチやステッカーといった小物も販売中。お店同様、ポップなロゴマークがポイントです。
カラフルなフルーツサンドとお店の佇まいが、フォトジェニックなカフェスタンド。お買い物や散步の息抜きに、甘酸っぱいフルーツサンドで疲れを癒してみてはいかが?
■Information
住所:東京都 目黒区中目黒1-1-71
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休TEL:03-6451-0178
URL:http://bread-espresso.jp/shop/fruits.htmlSource:She magazine