世界最大級のバーチャルイベント「バーチャルマーケット5」開催

16.May.2020 | ANIME&GAME / SPOT

株式会社HIKKYは、2020年4月29日から 12日間、バーチャルリアリティ(VR)空間上で世界最大級のイベント「バーチャルマーケット4」を開催し、過去最大の盛り上がりを見せた。次回「VIRTUAL MARKET 5」は、2020年12月19日(土)から2021年1月10日(日)まで開催することが決定。ティザーサイトを公開し、企業出展申込が開始された。一般出展申込も6月9日から始まる。次回からはイベント名を英字に変更し、より一層世界規模のイベントへと発展させていくことを目指す。

 

バーチャルマーケットとは

バーチャル空間上にある会場で、出展者と来場者が、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PCなど)を売り買いできるイベント。その他、バーチャル空間上で乗り物に乗ったり、映像を見たり、来場者間でコミュニケーションを楽しむことなどが可能となっている。VR機器やPCから気軽に誰でも参加することができ、開催期間中は24時間運営されていることから、日本はもとより世界中から来場者が集まっている。

 

バーチャルマーケット5ティザーサイト
https://www.v-market.work/v5/lp

 

“初”の試みが目白押しだった、「バーチャルマーケット4」

過去最大の盛り上がりを見せた「バーチャルマーケット4」では、さまざまな出展企業による“初”の試みが行われた。自動車業界から初出展したアウディ ジャパン株式会社は、日本未発売の電気自動車「e-tron」の試乗体験ブースを展開。ファッション業界から出展の、株式会社三越伊勢丹ホールディングスでは、販売員が自宅からバーチャルで接客を行った。株式会社セブン&アイ・ホールディングスでは、実在する東京千代田二番町店を再現した店内で、株式会社スクウェア・エニックスの人気ゲーム「ニーア オートマタ」のキャラクターの3Dアバターなどを販売した。

 

VirtualMarket4 Parareal Tokyo Tour 


また、パナソニック株式会社コネクティッドソリューションズ社は展望台を設置。会場内の盛り上がりエリアを確認できる自社の技術「在籍検知技術」と「シースルーデバイス」が注目を集めた。
その他、ウルトラマンのオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM78」(ベネリック株式会社)やガンダム(株式会社 日本HP)もワールド内に出現。合計43企業と、1400サークルの一般出展者がブースを構えた。

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