私の推し映画:「ノスタルジックな日本を感じる映画」5選

01.July.2020 | FEATURES / MOVIE

きゃりーぱみゅぱみゅなどが所属する「ASOBISYSTEM」のネクストステージとして新設された「ASOBINEXT」。「ASOBINEXT」は、SNSなどを通し個々が持つ世界観や個性を発信していく次世代のアイコンをつくり、新たなカルチャーを生み出していくべく、活動をしています。

MOSHI MOSHI NIPPONでは、そんな「ASOBINEXT」に所属する個性的なタレントのみなさんの”推し◯◯”を紹介。今回は「ASOBINEXT」に所属し、週に1本必ず映画を観るという未来さんの推し映画「ノスタルジックな日本を感じる映画」5選を紹介します。

 

海街diary

©2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 小学館 東宝 ギャガ

 

・映画のあらすじ
鎌倉で暮らす三人姉妹(幸、佳乃、千佳)の元に、幼い頃出て行った父親の訃報が届いた。
葬儀で異母妹のすずと初めて出会うことに。
既に実の母親も亡くしていたすずは父親の再々婚相手の家族と暮らしていた。
気丈に再々婚相手の母親を支えるすずを見た長女の幸は、すずに一緒に鎌倉に住むことを提案する。
すずは「行きます」と答えた。移り変わる季節を通して四人姉妹の絆を深めていく。
どこか懐かしい鎌倉の風景や人との関わり合い、様々な情景から読み取れる日本らしい情緒溢れる作品となっている。

 

・この映画をオススメする理由
どこかに帰りたくなるような懐かしくて温かく少し切ないストーリーに、心が鷲掴みにされます。
私は、作品の舞台となっている鎌倉が大好きで毎年家族で遊びに行っています。
四人兄姉という共通点もあり、この作品をより身近に感じながら見ることができました。
「故郷に帰りたい」「大切な人に会いたい」「日本らしさを感じたい」と思っている方に是非観ていただきたい作品です!

 

となりのトトロ


・映画のあらすじ
初夏、母親の療養のために農村へ引っ越して来た姉のサツキ姉と妹のメイ妹は裏山で不思議な生き物に出会う。
その不思議な生き物に、メイが「トトロ」と名前を付けた。
大人には見えない不思議な生き物トトロ。姉妹に巻き起こる様々な体験を通して2人が成長していくファンタジーアニメーション。

 

・この映画をオススメする理由
幼い頃から大好きで、ずっと観てきたジブリ作品の中の一つです。舞台となった時代は、1952年の昭和時代と言われています。私は平成生まれなのでこの作品が公開された時は、まだ生まれていませんでした。
ですが、日本中で誰もが観たことがある馴染み深いアニメと言っても過言ではないくらい愛され続けている作品なので、今もとなりのトトを観ている子供たちは沢山いると思います。
この映画は、幼い頃に感じた夢のような記憶として、私たちの心にずっと残り続ける情緒溢れる作品です。
老若男女問わず世界中の人に是非観ていただきたいです!

 

ALWAYS三丁目の夕日

・映画のあらすじ
青森県から集団就職で上京してきた星野六子は夕日町三丁目の自動車工場「鈴木オート」で働くことになる。
キラキラした東京での暮らし、大企業で働けるとばかり思っていたその矢先、小さな下町工場の鈴木オートには内心がっかりしていた。しかし、持ち前の根性と明るさで次第に仕事に慣れていった六子は鈴木家にも慣れていき家族の一員のようになっていった。
一方、向かいに住む売れない小説家、茶川竜之介はある日、片思いしていた飲み屋の女性ヒロミに頼まれ身寄りのない少年の面倒を見ることに。キャスト1人1人が沢山の愛と勇気を持つ、温かくて人間味溢れるストーリー。

 

・この映画をオススメする理由
この作品を観た瞬間、昭和33年の時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
私は平成生まれなので、昭和の時代には生まれていません。
ですが、どこか懐かしい気持ちになったり体の底から勇気が湧いてくるそんな作品になっています。
まだ、携帯もパソコンもテレビもない時代が背景となっているので、人との関わり合いがとても大切なことに気付かされる作品でした。「古き良き日本を知りたい」方や「心温まる映画が観たい」という方におすすめしたい作品です!

君に届け

©2010映画「君に届け」製作委員会 ©椎名軽穂 / 集英社

 

・映画のあらすじ
爽やかな子と書いて爽子と名付けられた少女は、友達から「座敷わらしみたい」と言われ、父親から座敷わらしは「人を幸せにする」と教わった。それが嬉しく毎日一日一善をモットーに過ごしていた。
しかし、小学生の頃に爽子の人生に変化が訪れる。
公園の遊具で遊んでいた爽子。
土管の丸い穴から出てきた爽子は映画でやっていた「貞子」そっくりだったため、いつしか周りから怖がられる存在になっていた。
そんな状態が続いたある日、高校生になった爽子は一人の少年に出会うことに。胸がキュンキュンすること間違いなしの純愛ラブストーリー。

 

・この映画をオススメする理由
私が日本のラブストーリーの中で一番好きな作品です。
ピュアな男女二人の心が揺れ動いていく青春そのものを感じられる作品なのですが、上映中に流れる音楽や風景などが、二人の良さをより一層引き立てています。
今まで経験したことのない複雑な感情に向き合っていく二人を陰ながら応援したくなる、そんな作品です。「胸キュンしたい」方や「青春時代に戻りたい」方など老若男女問わず是非観ていただきたい作品です!

 

これでいいのだ!映画★赤塚不二夫

・映画のあらすじ
「天才バカボン」など国民的人気を誇るギャグ漫画の王様、赤塚不二夫とその担当編集者、武居俊樹の35年間の交流を実話に基づいて描く伝記ドラマ。武居の著書「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」を基に作られた、天才と呼ばれた男の破天荒な生きざまに迫る作品。

 

・この映画をオススメする理由
昭和70年代が背景となっている作品で、日本の漫画の原点と言っても過言ではない「週刊少年サンデー」(小学館)の人気作品がどんな風に作られたかが分かるコメディ要素たっぷりの作品です。
この作品は、「日本の漫画が大好き」にはもちろん、日本のアニメの歴史に興味がある世界中の人に観てもらいたい作品です!

 

未来

「ASOBINEXT」に所属する、黒髪ボブがトレードマークの19才。趣味は映画鑑賞で、週に1本は映画を観る。
将来の目標は世界でも活躍できる唯一無二のアイドルになること。マルチでも活躍できる人になり、「憧れの存在」と言ってもらえるように頑張りたい。

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