【東京ごはん】インドに行ったことのないシェフが妄想で作ったインドカレー 高円寺「ネグラ」

15.May.2017 | FEATURES / FOOD

「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための連載。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き村田倫子ちゃんが、都内のカレー屋さんを訪ねます。今回は高円寺「ネグラ」へ。

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一度好きになったらもう抜け出せない魅惑の街、高円寺。

ここ最近、そんな高円寺で飲むと、必ずと言っていいほど話題になるお店があった。「あそこ、行った?」「これから行こうと思ってる!」

酒の席でこう何度も名前が挙がるお店もそうそうない。

時を同じくして、倫子ちゃんからカレーの取材でここに行きたい!と連絡が入った。

“妄想インドカレー”こと「ネグラ」!

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高円寺駅南口から徒歩2分。エトアール商店街にあるこちらのお店。

誰もが気になるであろうこのネーミング。

そう、ここはインドに行ったことのないシェフが、妄想でインドカレーを作るというコンセプトなのだ。聞くだけで楽しいこのコンセプトが、店名よりも先に街に定着したという。正式な店名「ネグラ」は、お店は切り盛りする二人の学生時代の溜まり場(店主の実家の離れ)の愛称をそのままお店に付けたのだとか。ワクワクしながらお店を開けると、さらに胸が高鳴った!

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まさに溜まり場を彷彿させるような、所狭しと並ぶ面白い小物や本。

壁一面に描かれたカラフルでダイナミックな絵。

アートディレクションは苦虫ツヨシさん。ロックフェスなどのイベントのデザインも手がけるアーティストだ。

言われなければインドに行っていないとは到底思えない店主の大澤さん(お写真がないのが残念すぎるほど!)は、物腰が柔らかく、とても優しい人。

「店主がすごくインドっぽい雰囲気なので、何も言っていないのにインドで修行をしたと思われがちなので、もう店名から妄想って言っておいた方がいいかもと思って・・・」

その傍らで笑いながら話す可愛い女性、近藤さん。

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一体どんなカレーが来るのだろう!

メニューは、季節の素材や同じく旬な妄想を元に日替わりで作られる。今日の妄想メニューは、葉玉葱とトマト、菜の花とアサリのサグの合いがけ(1000円)。トッピングは、金柑と胡椒のチャツネ(200円)。しびれるチャイ(500円)もオーダー!

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1皿でこの存在感!2種のカレー、トマトにさやえんどう、人参など色とりどりの野菜もかなり贅沢!どこから食べようか迷ってしまう。

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ガツン!と気持ちいほどスパイシーなチャイも他では味わえません。

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「お、おいしい!」と声を上げる倫子ちゃん。続けて、「優しい!」と言うその言葉通り、軽やかにスプーンが進む味。

スパイスと食材の見事なバランス融合!辛過ぎないから素材の味もしっかり、だけど、スパイスの後味はじっくり引く。

味わいはもちろん、このバランスも初体験!“妄想だからこそ”のインドをしっかり感じました。無限の可能性を秘めたインドと、私たち人間の最大の強み、想像力(妄想力)!そのタッグは最強。

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お店の遊び心に溢れた店名や内装、2人の柔らかい人柄を見て、ほっこりゆるい雰囲気を感じる人もいるかもしれない。

でも、それだけじゃない。

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イマジネーションと自由を以って何かに挑戦するというのは、とても覚悟がいることなのだ。

そして、答えのないその味で多くの人を喜ばせるなんて、本当にすごいことなのだ。

31410-170308_ks_00177思い出の溜まり場を店名に、前代未聞の挑戦に乗り出した2人が築いた、「妄想インド」という王国。

ちなみに、高円寺は度々「日本のインド」などと揶揄される。

妄想は、最強で最速の旅。

ここでしか味わえないカレーと空気を堪能しに、“インドの中のインド”に一度来てみてほしい。

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model:Rinko Murata @rinco1023

Source:She magazine

 

■Information

ネグラ(妄想インドカレー)

住所:杉並区高円寺南3-48-3

営業時間:13:00~21:00

定休日:月・火曜

※ 出店などで営業が不規則になる時もあるため、詳しくは公式FBページを

https://www.facebook.com/negura.curry/

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  • まだあまり知られていない原宿でおすすめのカレー7選

    08.May.2018 | FEATURES / FOOD / SPOT

    原宿にはまだあまり知られていない美味しいカレーがたくさんあります!日本ならではのスタンダードなカレーから一風変わったカレーまで、今回はおすすめのカレーを紹介します。

     

     

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    「YOGORO(ヨゴロウ)」

    こちらのチキンカレー(ホンレン草ベース900円)はヨゴロウの看板メニュー。なんと鉄鍋でカレーがでてきます!

    ベースをスパイシーなトマトと生クリームでマイルドに仕上げたほうれん草の2種類から、具材をポークとチキンから選択し、オリジナルの組み合わせを楽しむことができます。半熟卵をトッピングするのもおすすめです!

     

    ■Information
    YOGORO
    住所:東京都渋谷区神宮前2-20-10 小松ビル 1F
    営業時間:[月~金]11:30~16:00 18:00~20:00
         [土]11:30~16:00
    定休日:日曜日・祝日
    TEL:03-3746-9914
    URL:https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130601/13076645/

     

     

     

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    「みのりんご」

    まるでデコレーションケーキのようなこちらのキーマカレー (900円)。キーマカレーのうえにたっぷりとチーズがかかっています。濃厚な味がたまりません!

    チーズが載っていないスタンダードなキーマカレーも合わせておすすめです♡

     

    ■Information
    みのりんご
    住所:東京都渋谷区神宮前1-22-7 ウエストビル 1F
    営業時間:【火~金】11:30~15:00(L.O.) 18:30~21:30 (L.O.)
         【土・日・祝】11:30~19:00(L.O.)
    定休日:月曜日
    TEL:03-6447-2414
    URL:http://www.minoringo.jp

     

     

     

    「CURRY UP(カリーアップ)」

    クリエイティブ・メーカーのNIGOが統合プロデュースを務めるお店です。

    牛すじ×バターチキン(1,100円)はまろやかで濃厚な味わいが特徴的。ひとつで2つの味を楽しめるのが嬉しいですね。自分でお好みの味を組み合わせることもできます。

     

    ■Information
    CURRY UP
    住所:東京都渋谷区神宮前2-35-9 105
    営業時間:[月~土] 11:30~21:00(L.O.20:30)
         [日・祝] 11:30~20:00(L.O.19:30)
    定休日:不定休
    TEL:03-5775-5446
    URL:http://www.curryup.jp

     

     

     

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    「シャンティ」

    スープカレーが食べられるお店といったら「シャンティ」。スパイスが効き、野菜もたっぷり入っています。種類も豊富なので迷ってしまいそうですよね♩

    ランチタイムはライスが大盛り無料・おかわり自由なので女性はもちろん、がっつり食べたい男性の方にもおすすめですよ。

     

    ■Information
    シャンティ
    住所:東京都渋谷区神宮前3-26-11 ホノラリー原宿ビル 2F
    営業時間:11:30~24:00(L.O)
    定休日:なし
    TEL:03-5772-6424
    URL:http://www.shanticurry.com

     

     

     

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    「BRITISH INDIAN CAFE 1930 (ブリティッシュインディアンカフェ)」

    こちらはカレー屋さんとは思えないほどお洒落な赤い壁が目印のイギリス風インドカレーのお店です。人気のバターチキンカレーは、ハチミツと生クリームがミックスされていて「甘さ」があるのが特徴。

    ほのかなスパイシーさの中のマイルドな甘みが女性に大人気です!タンドリーチキンのやわらかさともよく合います。イギリス風というだけあり、紅茶とカレーの相性も抜群なのだとか。

     

    ■Information
    BRITISH INDIAN CAFE 1930
    住所:東京都渋谷区神宮前3-27-7
    営業時間:11:30〜21:00(L.O.)
    定休日:なし
    TEL:050-5590-0486
    URL:http://cafe-1930.com

     

     

     

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    「HENDRIX(ヘンドリックス)」

    こちらのお店では、スパイスを入れるタイミングに徹底的にこだわったスパイスの達人とも言えるカレーを提供しています。人気なメニューは豚の角煮がごろっと入った「ポークカレー」。大きめのスパイスから順番にじっくりと煮込んだカレーで、ただ辛いだけではない奥深さが味わえます。

    カレーと相性抜群のサフランライスにもこだわりがあり、千葉県印西市のコシヒカリだけを使っているのだとか。カレーに合うお米にまできちんとこだわっているのが興味深いですね!

     

    ■Information
    HENDRIX
    住所:東京都渋谷区神宮前2-13-2 ユハラアネックスビル 1F
    営業時間:11:30~14:30 ,18:00〜23:00
    定休日:日曜日・祝日
    TEL:03-3479-3857
    URL:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130901/13007422/

     

     

    mokubaza

     MOKUBAZA(モクバザ)」

    ひっそりとした路地の角にあるお店。もともとはバーとして夜のみオープンしていましたが、キーマカレーが美味しいと話題になり、ランチタイムにも営業するようになりました。

    お店の一番人気は「チーズキーマカレー」!こんもりと盛られたライスの上にキーマカレーが乗り、上からトロトロのモッツァレラチーズがかかっています。さらにその上からまん丸の黄身が添えられた見た目がとっても個性的。厳選されたスパイスでじっくり煮込んで作られたキーマカレーは絶品です。

     

    詳しくはこちら:https://www.moshimoshi-nippon.jp/ja/38716/2

     

    ■Informaiton

    CURRY & BAR「MOKUBAZA」

    住所:東京都渋谷区神宮前2-28-12

    営業時間:11:00~15:00(ランチタイム)/19:30~23:30(バータイム)

    定休日:日曜・祝日(月曜はランチタイムのみ定休)

    TEL:03-3404-2606

    URL:www.mokubaza.com/

     

    いかがでしたか?ランチやディナーに、ぜひ原宿で絶品カレーを味わってみてくださいね。

     

  • 日本各地のご当地レトルトカレーが手に入る!浅草「カレーランド」

    04.August.2017 | FEATURES / FOOD

    「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための連載。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き、わたくし村田倫子が、都内のカレー屋さんを訪ねます。

    今回は浅草にある、ご当地レトルトカレーの専門店「カレーランド」さんへお邪魔しました! 古今東西、ありとあらゆるご当地レトルトカレーを集めた魅惑の空間、そして魅惑のオーナーご夫婦に導かれ、めくるめくカレーの世界へ!

    荘厳に構える雷神門。着物に身を包み、その前でフォトジェニックな写真を撮る可愛い女子達を横目に商店街をぬける。
    閑静な住宅街に入ってきたなあ…と思いきや、急に周りとは異様な空気感。

    おおおおぉ!なんだこれは!
    で~~んと構えるカレーランドという看板に、ガラス張りの入り口にはレトルトカレーの箱が散りばめられている…!

    表にはなんと見たことのない、カレー自販機まで!!!
    そう!これぞ今回、浅草へと足を運んだ大本命!
    私やカレー愛が止まらない人にとっては、夢のテーマパーク「カレーランド」日本全国のご当地カレーが入口から、出迎えてくれます。


    ※ おすすめランキングは毎月替わります

     

    棚はエリアごとに分けられて陳列されていて、北海道から沖縄まで各都道府県が誇るレトルトカレーが所狭しと並びます!

     

     >>次のページ オススメのカレーは・・・?

    TALENT PROFILE

    村田倫子

    1992年10月23日生まれ、千葉県出身のモデル。ファッション雑誌をはじめ、テレビ・ラジオ・広告・ファッションショーへの出演など幅広く活動している。自身初のスタイルブック「りんこーで」は発売から1週間で増刷となり、各種SNSのフォロワーも急上昇中。趣味であるカレー屋巡りのWEB連載企画「カレーときどき村田倫子」では自らコラムの執筆も行ない、ファッションだけにとどまらず、そのライフスタイルも注目を集めている。 また、アパレルブランドとの商品コラボレーションも積極的に行なっており、そのセンスを活かして人気商品をプロデュースしている。 イラスト専用Instagram https://www.instagram.com/rakugakirin1023

  • 【東京ごはん】飲んべえの街・高円寺で人気のカレーバル「くじら」

    06.May.2017 | FEATURES / FOOD

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    「春夏秋冬、朝昼晩カレーが食べたい!」そんなカレー好きによる、カレー好きのための記事。持ち物は、お財布とカメラと、ほとばしるカレー愛。自他共に認める、無類のカレー好き・モデルの村田倫子ちゃんが、都内のカレー屋さんを訪ねます。

    今回紹介するのは魅惑の街高円寺。

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    高円寺に住む人が結構な確率で好きなもの、古着・音楽・阿波踊り? そして、お酒!夜な夜な高円寺に集う飲んべえ達に決まってすすめられるのがここ「くじら」です。

    高円寺北口より徒歩2分。いくつものお店が軒下に集う大一市場に、人気のカリーバルがあります。

    そう、創業6年目のくじらは、お酒と一緒に楽しめるカレー屋さんなのです。

    ちなみに、隣接する系列店WHALEでは、いろんな国の世界料理がお酒と共に楽しめます。

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    バルなだけあって、メニューのラインナップも豊富。

    スパイスを彷彿させるパンチの効いたおつまみや、季節の素材を使った逸品など、どれをつまみに一杯を始めようか迷ってしまうほど!

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    今回はカレーをつまみにお酒をいただく“カレー飲み”を実施! カレーってお酒とも合うんですよね。カレーのチョイスは、店長の野村さんにおすすめを聞きつつ決めました。

    2つの種類のカレーが楽しめる2種盛り(ポークビンダルーカリー&キーマカリー)とおつまみ2品とビールをオーダー。

    カレー×お酒を待望していた倫子ちゃん♡ついに、この時がきました!

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    ガラムマサラの後味をしっかり引くクセになるポテト(¥500)に、甘じょっぱさが最高なハチミツナッツ×ブルーチーズ(¥500)。

    爽やかなのどごしのビール・カールスバーグ(¥350)はポテトとの相性もバツグン、黄金の組み合わせです。

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    そして至福のひと時、乾杯からのゴクリ!

    お昼から、ビールに最高のおつまみ、そして大好きなカレー。思わず頬が緩みます♡

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    店長の野村さんは、この間まで隣のWHALEでシェフを務めていたそう。

    「カレーはお好きなんですか?」と聞くと、「実はカレー食べられないんです。辛くて…」と野村さん。そのお茶目なお人柄にまず惹かれてしまいます。イタリアンやフレンチの修行を積んだという野村さんは、これからおつまみやカレーの新メニューも考案していこうと思っているのだとか。

    また訪れる日が今から楽しみ!

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    お話が盛り上がるとともに、おつまみは瞬速でなくなり…、ついにポークビンダルーとキーマの2種盛り(¥1200)が到着! さっそく、ビールと共にいただきます。

    とっても美味しい!

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    ポークビンダルーの予想に反したさっぱり加減と、肉の旨みが凝縮されたキーマ。交互に食べると丁度いいバランス!お店の売りでもあるポークビンダルーカリーは、かつてポルトガルの植民地であったインド・ゴア州の郷土料理なんだとか。

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    インドでは珍しく豚肉を使い、赤ワインビネガーの酸味と玉ねぎの甘さに、辛口のスパイスが際立つ独特の味わい。なるほど、程よいさっぱりはそのハーモニーだったのか!

    あ〜まだずっとここにいたいなあ。

    そしてまたお腹が空いたらカレーを食べたい。

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    一度座って飲み始めたら、そんな風な心地になってしまうのがくじらの最大の魅力かもしれません。

    いつ覗いても、お客さんたちが楽しげに賑わっているのに納得。

    こぢんまりとしていながらも、遊び心に溢れた素敵な店内、気さくなスタッフさんとの距離感、そして美味しいおつまみとお酒とカレー。

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    暑い暑い夏の日にはビールと一緒に。

    寒い寒い冬の日には、カレーの後にホットワインでも。

    ここにいればいるほど帰れなくなりそうだけど、大丈夫。

    飲んべえの街、高円寺の夜は長いのです!

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    ■Information

    くじら

    住所:杉並区高円寺北3-22-8 大一市場1F

    電話番号:03-3336-6566

    営業時間:[月~金]17:00~翌2:00[土]11:30~翌2:00 [日・祝]11:30~翌0:00

    定休日:なし

    https://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13149528/

    Source:She magazine

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    ナポリタンかき氷ホットケーキに焼きそばなど、懐かし系グルメが人気だ。昭和生まれにとっては思い出がつまった心なごむ味、平成生まれにとっては“一周回って新しい”感じが受けているのだという。今回紹介するのは、渋谷で人気のもんじゃ屋さん「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」。

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    そんな昭和グルメ次なるトレンドとして注目したいのがもんじゃ焼き。関東地方以外ではあまりなじみがないかもしれないが、東京ではもんじゃ焼きは浅草流と月島流の2流派があり、大きな違いは「土手を作るか、作らないか」にあるのだという。

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    “土手”とは、もんじゃの生地が鉄板全体に流れないようにする“防波堤”のようなもので、まずキャベツなどの具材で土手を作って、その中央に生地を流し込むのが月島流。それに対して、土手を作らず、生地で薄い煎餅のようなものを作り、鉄板上で刻んだ具材と一緒に食べるのが浅草流だ。

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    代々木上原「クリスチアノ」や渋谷「パッポンキッチン」と言った個性派レストランを手がける佐藤幸二さんが今年、渋谷に「おそうざいと煎餅もんじゃ さとう」をオープン。

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    豊富な食体験を持つシェフとあって、もんじゃはスタンダードなものから、ビーツやサワークリームを加えたロシア(税込1620円)、ナンプラーなどで味を付けたタイランド(税込1620円)など、変わりダネも用意する。

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    薄焼き煎餅を作るスタイルのもんじゃは佐藤さんが長年、暮らした浅草で慣れ親しんだもの。実家のような気取りのない空間で、懐かしグルメをゆっくり堪能したい。

  • 【東京ごはん】最強コンビネーション!肉と日本酒を味わう。五反田「肉料理 それがし」

    29.May.2017 | FEATURES / FOOD

    海外はもちろん、国内でも年々、日本酒人気が高まっている。カジュアルな酒場はもちろん、最近はフレンチやイタリアン、中国料理店でもアルコールのペアリングコースに日本酒を取り入れる店が急増。和食以外の料理に個性豊かな日本酒を合わせるのが、スタンダードになりつつある。

    気軽に純米酒を楽しめると人気の「酒場 それがし」が、この5月、五反田に「肉料理 それがし」をオープン。

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    鳥料理を提供する系列店があるが、新店は牛肉を使った料理が中心。得意の日本酒のラインナップもいっそう強化している。

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    「日本酒は日本が世界に誇る国酒。その魅力や奥深さを若い人たちにも気軽に体験してほしい」と、オーナーの尾山 淳さん。

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    さっぱりとした赤身肉には、旨みが豊かで飲みごたえのあるタイプ、甘口ダレで食べるすきやきには淡麗辛口タイプなど、肉料理との相性を楽しみながら自分の好みを見つけるのもおすすめ。

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    オリジナルの日本酒「英雄(税込756円)」は炭酸で割って日本酒トニックとして飲むのも人気だ。「日本酒はちょっと苦手」という人も、肉料理とのマッチングを体験すれば、きっと夢中になるはず!

     

    ■Information

    肉料理 それがし

    Address:東京都品川区西五反田1-4-8 秀和五反田駅前 レジデンス202

    Tel:03-6420-3092

    Hours:[月曜~木曜、土曜]17:00~25:00(L.O. 24:00)

    [金曜]17:00~26:00(L.O. 25:00)

    [日曜]17:00~24:00(L.O. 23:00)

    Holiday:不定休

     

  • 【東京ごはん】パリでも人気の餃子にはシャンパーニュが新定番!青山「ギョウザバー コム ア パリ」

    25.May.2017 | FEATURES / FOOD

    餃子といえば万人に愛される“人気者フード”の代表格。最近は“餃女”を名乗る餃子好き女子も増えているが、とくに女性人気が高いのがシャンパンやワインとともに餃子を楽しめるバルスタイルの餃子店、青山の「ギョウザバー コム ア パリ」だ。

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    「ギョウザバー コム ア パリ」は餃子とともに、ナチュラルワインとシャンパンを堪能できる新感覚の餃子専門店。

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    ミシュランで星を獲得した『鳴神』の鳴神正量シェフが手がけるとあってサイドメニューやソースにもそのエッセンスが凝縮されている。「パリで餃子とシャンパーニュの店がすごく流行していると聞いて実際に行ってみたら、フランス人のお客さんたちがパテ感覚で餃子を食べているのを見て、これは日本でも絶対に受け入れられると思った」と鳴神シェフ。

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    野菜ギョウザ(税込520円)や肉ギョウザ(税込550円)など、スタンダードメニューのほかに人気なのがパクチーギョウザ(税込680円)やオニオングラタンギョウザ(税込920円)。

     

    オニオングラタンギョウザは、水餃子のようなつるっもちっとした食感と、コクのあるオニオングラタンスープが驚くほど合うと評判だ。食事の前のアペ使いや、食後の〆にも。餃子とワインの意外な組み合わせを1度体験すれば、ヤミツキになること間違いなしだ。

     

    ■Information

    GYOZA BAR Comme a paris

    Address:東京都渋谷区渋谷2-2-4 青山アルコープ205

    Tel:03-6427-6116

    Hours:17:00~23:45(L.O. 23:30)

    Holiday:日曜日

     

  • 【東京ごはん】デートや仕事帰りに、手ぶらでBBQが楽しめる。六本木「ROOFTOP LOUNGE」

    16.May.2017 | FEATURES / FOOD

    だんだん温かくなってきてBBQの季節が到来! 最近は、都心でも手ぶらでBBQを楽しめるスポットが増えているが、毎年、夏季限定でオープンし、話題を集めているのが六本木「アークヒルズ サウスタワー」の「ROOFTOP LOUNGE(ルーフトップラウンジ)」だ。

    (内観)

    BBQの醍醐味といえば、開放的な雰囲気のなか食事やお酒を楽しめること。海や山など、自然を感じながらのBBQもいいが、仕事帰りやデートで気軽に行けるのは都心ならでは。道具や食材の準備も不要なので、外国人旅行客の利用も増えているという。

    (BBQイメージ)

    USビーフのハンキングテンダーや山百合ポークの肩ロース、ケイジャンチキン、野菜などがたっぷりと盛り込まれたカジュアルBBQコース(税込4300円)や、豪快なT-ボーンステーキにシーフードといった贅沢メニューを存分に味わえるプレミアムBBQ(税込6000円)コースも用意しているが、地下1階にあるショップで好きなお肉を購入し、持ち込むのもおすすめ。都会の心地よい夜風を感じながら食べるBBQ料理は格別の味。今年の夏は“手ぶらでBBQ”を是非、体験してみて。

     

     

    ■InfotmarionARK HILLS SOUTH TOWER ROOFTOP LOUNGE

    Address:東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー屋上庭園スカイパーク

    Tel:03-5549-1550

    Hours:[平日]17:00~23:00[土日祝]5~6月 12:00~23:00 / 7~9月 16:00~23:00

    Holiday:不定休

    ※~9月30日まで(天候によって中止する場合もあり)

    URL:http://arkhills.beergardens.jp/

     

  • 【東京ごはん】個性際立つ“ネオ酒場”が人気上昇。ラム肉がおいしい上野御徒町の酒場「羊香味坊」

    03.May.2017 | FEATURES / FOOD

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    パブやバールなど、世界にはさまざまな酒場があるが、日本の大衆酒場はまた独特な空気感がある。浅草や上野界隈には昼間から営業している店も多く、最近は外国人観光客の姿もちらほら。予約必須のレストランとは違い、気軽に立ち寄れて気楽に飲めるのも酒場の魅力だ。昔ながらの昭和レトロな雰囲気を楽しみながら飲むのもいいが、最近は個性際立つ“ネオ酒場”の人気が上昇中。キャラは立っていてもディープすぎず、ほどよくラフな雰囲気が、若い世代にも受けているのだという。

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    酒場の聖地、上野御徒町に昨年オープンした「羊香味坊」も肩肘張らずに昼呑みを楽しめる店のひとつ。

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    オーナーの故郷である中国東北地方の料理とナチュラルワインを提供する神田「味坊」の姉妹店とあって、メニューには「味坊」名物の羊料理やワインに合う一品料理、麺類などが並ぶ。

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    この店でまずオーダーすべきは、さまざまなラムの部位を使った羊串焼き。ラムショルダーやラムネックなど串焼きは5種用意しており、ワインのおともにぴったり。近くの酒場を2軒、3軒とはしごするのも楽しいが、料理も酒も美味しく、居心地がいいとくれば長居は必至!?

     

    ■羊香味坊

    住所:東京都台東区上野3丁目12−6

    Tel:03-6803-0168

    Holiday:無休

    Hours:月~金曜日 7:30~9:30・11:30~23:00(L.O)

    土・日・祝 13:00~22:00(L.O)

    https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13200566/

     

    小寺慶子(フードライター)

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  • 【東京ランチ】ミシュラン星付きのレストランや、肉自慢のお店で食べる絶品ハンバーガー

    21.April.2017 | FEATURES / FOOD

    この3月にロンジェルスから『UMAMI BURGER』が上陸し、大きな話題を呼んでいるが、日本のハンバーガーも負けていない。最近は、レストランでも専門店顔負けの“本気バーガー”を出す店が急増。肉ブームとカジュアルレストランの流行も後押しし、グルメバーガー人気がますます高まっている。

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    なかでも、見逃せないのが、ミシュランの星付きレストランのシェフによるランチ限定ハンバーガー。汐留の『パークホテル東京』内にある『タテル ヨシノ ビズ』には、フレンチの巨匠と言われる吉野 建シェフが考案した極上バーガーが。もともとはホテルのラウンジのメニューだが、その美味しさが評判を呼びランチ時にのみ提供するようになったのだという。

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    ハンバーガーはアメリカ料理のイメージが強いが「ベースに忠実にフレンチの技法を加えた」ハンバーガーが吉野流。パティの重量は150gとボリューミィ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタードをお好みで加えるスオールドアメリカンスタイルで肉の旨みを楽しませる。

     

    タテル ヨシノ ビズのビズ・バーガー

    チェダーチーズとレタス、クリスピーベーコンなど具材はシンプルでもバランス感のよさは秀逸。1日15食限定。1900円

     

    タテル ヨシノ ビズ

    住所:東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー 25F

     

     

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    スターシェフ渾身のハンバーガーと同時に注目したいのが、肉自慢のレストランのハンバーガー。カジュアルな良店が多い三宿に昨年オープンした『ルリイロ』では、土日祝のランチ限定でハンバーガーが登場。

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    炭火で焼くパティの美味しさはもちろん、具材のバランス感のよさも抜群。専門店はもちろん、レストランでもこだわりバーガーが食べられるのは、ハンバーガーファンにとって嬉しい限りだ。

     

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    目玉焼きやスモーキーなベーコンなど具だくさんで食べごたえあり。ほかにラタトゥイユバーガーやアボカドバーガーも人気。1500円

     

    ルリイロ

    住所:東京都世田谷区池尻3-16-3

     

     

     

    小寺慶子(フードライター)

     

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  • 【東京ごはん】ハレの日使いの焼肉店

    29.March.2017 | FEATURES / FOOD

    東京の焼肉店が進化している。カジュアル志向の店が注目を集める一方で、最近は“焼いてくれる焼肉店”が人気。これまで、焼肉といえば、セルフ焼きが常識だったが、塊肉ブームの影響もあって極厚カットの肉を出す店が増え「美味しい肉をベストな状態で食べてほしい」という店の思いもあり、おまかせ焼きスタイルが徐々に広まりつつある。

     

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    なかでも焼肉好きから評判なのが新宿の『大貫』と広尾の『お肉屋けいすけ 三男坊』。東京屈指のコリアンタウン、大久保に隣接するためか、これまで“焼肉の不毛地帯”と言われていたが『大貫』がオープンして以来「新宿に大貫あり」と焼肉ファンの熱視線を集めるように。

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    料理はコースのみ3種を用意。正肉もホルモンもその“大判”振る舞いぶりには目を見張るものがあるが、なかでも『大貫』人気を語るのに欠かせないのが、分厚い牛タン。

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    店のスタッフによって丁寧に焼かれた肉は、極厚ながらサクッとした歯ごたえと口中でスパークするような旨みが持ち味だ。

    大貫の牛タン。コースの最初に登場する名物肉。焼きたてを頬張りたいところを少し我慢すれば、肉汁がギュッと閉じ込められた極上の牛タンを味わうことができる。12000円のコースより。

     

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    一方、広尾商店街に昨年オープンした『お肉屋けいすけ 三男坊』は山口県の希少牛、高森和牛の肉のみを提供。アラカルトも用意しているが、ここはぜひ、極上の塊焼きが堪能できるコースをオーダーしたい。

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    特注ロースターの上でじわじわと焼かれる赤身肉を眺めるのも至福のひととき。ミディアムレアに焼かれた肉を頬張れば、厚切りならではの充実した旨みに思わず唸ること間違いなしだ。ちょっぴり贅沢な気分を味わいたいときは、おまかせ焼きで新感覚の焼肉体験を試してみてほしい。

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    お肉屋けいすけ 三男坊の高森和牛の極上塊焼き。その日の仕入れでベストな赤身肉を提供。スタッフとの会話楽しみながら肉が焼けるのを待つのも楽しい。7500円のコースより。

     

    大貫

    住所:東京都新宿区新宿2-18-1

     

    お肉屋けいすけ 三男坊

    住所:東京都渋谷区広尾5-2-25 HONGOKUビル B1F

     

    小寺慶子:Food Writer

    関口佳代:Photographer

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  • 【東京ごはん】王道も洗練も。中華料理の最旬キーワード“肉中華”!

    15.March.2017 | FEATURES / FOOD

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    ここ最近の東京レストランの注目ジャンルといえば、なにをおいてもまず中華である。2016年は、若手料理人のオープンラッシュが続き、和食のエッセンスを加えた料理や中国の少数民族地方にフォーカスを当てた料理など、個性を追求する店も増えてきた。おなじみの餃子や麻婆豆腐、担々麺以外にも中国料理の奥深い魅力を知る機会が増えているが、いまの“東京らしい中華”を体験できる1軒が、渋谷や恵比寿にも店舗を展開する人気焼肉店『うしごろ』が手がけた『CINA』。

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    焼肉店プロデュースとあって、メニューには自慢の肉を使った料理が充実。仲間とわいわいシェアするのにぴったりなのが、厳選赤身の四川“ROCK”ステーキ(5800円、3~4名用)だ。八角や山椒など、独自にブレンドしたスパイスとともにじっくり火を入れた塊肉の上には、甜醤油で炒めた唐辛子とパクチーがどっさり。見た目ほど辛くなく、巧みなスパイス使いによって普通のステーキにはない後引く味わいに。ビジュアルインパクトも絶大なので、SNS受けも間違いなし! カジュアルに新スタイルの中華を楽しむことができる。

     

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    そして、いまも昔も変わらない横浜デートの定番といえば中華街だが、観光客向けの店が増える一方で「本場の味」を楽しめると評判なのが『金陵』。広東式の焼き物や煮物の専門店では、店の炉窯で焼く名物のチャーシュウや皮つき焼豚をオーダー。肉の盛り合わせは小サイズでも(3200円)ボリュームたっぷり。素朴な味も店の雰囲気も古き良き香港そのもので、気軽にトリップ気分が味わえるのも魅力。ちょっとディープな食体験を楽しみたい人に、ぜひ、おすすめしたい。

    王道か洗練か。気分に合わせて“肉中華”を堪能できる店が増えるのが楽しみだ。

     

    ■CINA New Modern Chinese

    住所:東京都渋谷区恵比寿南1-17-17 TimeZoneテラスビル 2F

    http://cina.jp/

     

    ■金陵

    住所:神奈川県横浜市中区山下町132

    http://www.kinryou.com/

     

    小寺慶子(フードライター)

     

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  • 【東京ごはん】空前の焼き鳥ブーム到来!東京のオススメ焼き鳥店4選

    12.March.2017 | FEATURES / FOOD

    焼き鳥、なぜか今大ブームです。数か月先まで予約の取れない店や、一日100回以上電話してもつながらない店がざらにあります。

    人気の秘密はその自由度と価格にあります。日本人は最近、マナーが求められたりする店に行きたがりません。例えば人気のあるお寿司屋さんは、座れば勝手に「おまかせ」で肴や握りが出て来て、細かなマナーも気にせず、好きに酒を飲み酔っぱらえます。それがいいかはまた別の話ですが。ただ、そういう寿司屋は高い。3万4万は当り前です。その点、焼き鳥屋は同じかそれ以上に自由度が高いうえに、いい店でも安い。そう、ある種の人たちにとって、“疑似鮨屋”なのです。実際、六本木の裏通りにある「心香」は、しつらえはまさに高級鮨店。

     

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    今注目を集めているのは広尾にある「七鳥目」です。有名店で修業した店主が、御母堂と共にオープンしたお店で、とにかく焼きが丁寧。

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    手羽先は骨を抜いて焼いているので、面倒なく食べられます。また、ここのレモンサワー(焼酎の炭酸割レモン入り)は、凍らせたレモンを使っているので、ぜひ飲んでみてください。

     中目黒の有名店「鳥よし」は、あえて事前予約を取らないので早めに並んで食べることをお勧めします。ご主人はパリで10年以上焼き鳥を焼いていた御仁です。

     最近、多店舗展開している「鳥幸」はソムリエがいて、ワインとのペアリングが売りです。

     

    国技館やきとり

    最後にお勧めしたいのはテイクアウトの焼き鳥。その名も「国技館やきとり」です。もともと相撲観戦の際のお土産として人気だったのですが、今は新宿駅や東京駅の駅弁売り場で買うことができます。冷たくてもおいしいので、どんな場所でも楽しめるでしょう。ちなみにこちら、相撲の聖地「両国国技館」の地下で作られています。

     

    心香

    住所:東京都港区西麻布1-4-4

     

    七鳥目

    住所:東京都港区南青山7-13-13 フォレストビル B1F

     

    鳥よし

    住所:東京都目黒区上目黒2-8-6

     

    鳥幸

    住所:東京都港区赤坂9-6-30 乃木坂プレース1F

    国技館やきとり

    住所:東京都墨田区横網1-3-28

     

     

    大木淳夫(「東京最高のレストラン」編集長)

     

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    ■関連記事:【東京ごはん】東京・下町の酒場で愛されてきた酒肴

    ■関連記事:東京には「予約の取れないレストラン」というジャンルがある

  • 【東京ごはん】アボカド好きの聖地、神保町「アボカフェ」

    01.March.2017 | FEATURES / FOOD

    私の友達に無類のアボカド好きがいるので、私たちはアボカド料理が食べられるレストランを探しました。そこで見つけたのが神保町・アボカフェ。店名がとてもキャッチーで、食べたいアボカド料理があること間違いなし!アボカフェへ行ってみました。

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    カフェの場所は神保町。お店は神保町駅から歩いて5分の場所にありますが、細い道を入った場所にあるので、気をつけてください。(私たちは10分かかってたどり着きました(汗))

    エントランスにはとてもかわいいアボカドの看板が飾られています。

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    メニューは6種類。しかし、6種類しかなくても迷ってしまうのが乙女というもの・・・私はアボカドタイカレーと本日のスペシャルメニューで迷い、最終的には本日のスペシャルメニューをオーダーしました。

    全てのメニューにはスープとドリンクが付いてきます。

    私が注文した本日のスケシャルメニューは、アボカドにネギトロとオクラとろろがついてきます。ザ・日本食、という感じです。ご覧の通り醤油やわさびがついていて、お寿司に似た感じです。

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    スライスされたアボカドがご飯の上にたっぷり乗っています。私の予想では1つの料理に1つのアボカドが使われているんじゃないかと思います。それくらいたくさんの量のアボカドが食べられるんです!実は私にとってアボカドとご飯を一緒に食べるのは初めての経験!回転寿司のアボカドエビ寿司ですら食べたことなかったのですが・・・。

    米とアボカドのコンビネーション・・・悪くない!わさびと醤油はお寿司を食べている感覚に私を導いてくれるけどお寿司に比べるとサイズが大きい。アボカドエビ寿司も次は絶対に挑戦してみないと・・・!そしてひとつ思うのは、アボカドカレーってどんな味だったんだろう・・・?見た目も味も気になります。

    アボカドが食べたくなった時、特に欧米から日本に来たあなたには、アボカフェのバラエティに富んだ創作アボカド料理をオススメします♪

     

    ■Writer:Jessica■SNS:mintbaaby / Instagram

    ■;Information:

    Avocafe

    住所:東京都千代田区神保町1−2−9

    電話:03-5281-6177

    時間: Monday~Friday 11:30am~15:00pm, 18:00pm~22:30pm

    Weekends: 12:00pm~22:00pm

    https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13042695/

  • 【東京ごはん】老舗の名物を食べに行こう!

    25.November.2016 | FEATURES / FOOD

    人気店には必ず名物があります。いや、名物があるから人気店になる、という方が正しいでしょう。ですから各店、なんとか人気メニューを開発するべく、頭をひねっています。それが完成すれば、新しい店を作ることもできるわけですから。

     

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    例えば吉祥寺にある、全く予約の取れない人気店「肉山」。ここは赤身肉がメインのお店ですが、〆のカレーが大人気のため、その部分だけを切り取ってカレー専門店を作ってしまいました。渋谷東急東横店フードショー内の「肉山カレー」がそれです。テイクアウトやレトルトも発売しているので、お土産にもいいかもしれません。

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    日本人のソウルフードである餃子でしたら、幡ヶ谷「您好」の名物、焼き餃子をまずおすすめします。中身は野菜とひき肉で、通常の餃子と同じなのですが、この食感がひき肉というより、肉そのもの。美味しい粗挽きソーセージを食べているかのようです。皮も一度茹でたものを、両面カリカリに焼くという独特の所作。店内は気軽な雰囲気ですので、リラックスして楽しめます。

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    台湾料理の老舗として有名な「麗郷」は、渋谷で60年以上の歴史を誇ります。店内の活気は驚くほどで、皆が円卓のテーブルで笑いながら飲み、食べています。こちらの名物はシジミ、腸詰、ビーフン。この3品はマストでオーダーすることをお勧めします。ガーリーなシジミは汁まで美味しいので、その汁をビーフンに絡めてみてください。日本をより好きになるはずです。

    ■Information

    肉山

    住所:東京都武蔵野市吉祥寺北町1-1-20 藤野ビル 2F

     

    您好

    住所:東京都渋谷区西原2-27-4

     

    麗郷

    住所:東京都渋谷区道玄坂2-25-18

     

    大木淳夫

     

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    ■関連記事:【MOSHI MOSHI GOURMET】Erotic and delicious tofu food?

     

    ■関連記事:【もしもしグルメ】昭和ノスタルジーを感じる日本生まれのスパゲッティ

     

  • 【東京ごはん】エロくて美味い豆腐料理?

    11.November.2016 | FOOD

    「エロいわぁ」。思わずそんな単語を口走ってしまう魅惑の酒肴。それは西荻窪「みちのくらさん」のオリジナルメニュー「エロうま豆腐」。

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    この料理を食べた常連女性が関西弁で言った「えろぉ美味いわぁ」というフレーズから名付けられた。そう、とっても美味しいという意味での「エロ」なのだが、味わいそのものも、脳みそがとろけそうになるほど、実に甘やかで蠱惑的なのだ。

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    そのいやらしい味の秘訣は、「ごま油」「ネギ油」「ピーナッツオイル」などの香り高き4種類もの油。これらをお互いバッティングしないよう、抜群の塩梅で調合。それらを熱して、香りが最高潮に高まったところで、豆腐にジュウッと回しかける。鼻腔をくすぐりまくる油の香り。官能的な気持ちにならないはずがない。今宵も「えろううまい、えろううまい」、そう連呼しながら、「エロうま豆腐」に耽溺。

     

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    ■Information

    みちのくらさん

    住所:東京都杉並区松庵3 -38-15ニューダイヤハイムB1F

     

    倉嶋紀和子

     

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