日系シンガーソングライター、ジョイス・ライスがデビューアルバムリリース

30.March.2021 | MUSIC

アメリカ人の父、日本人の母の間に生まれ、急成長中のR&Bシンガーソングライターであるジョイス・ライスが、待望のデビューアルバム 「Overgrown」 をリリースした。

 

このアルバムを手がけたのは2021年のグラミー賞 最優秀楽曲賞を受賞し、2021年ゴールデングローブ賞にもノミネートされ、H.E.R., ヴィクトリア・モネ、ザ・カーターズなどを手がけるプロデューサーのD’Mile(D・エミール)。14曲から構成されるこのアルバム 「Overgrown」にはラッキー・デイ、マセーゴ、フレディ・ギブス、UMI、ケイトラナダ、ウェストサイド・ガン、そしてデヴィン・モリソンなどが参加しており、既にリリース済みの “So So Sick”, “Falling in Love”の2曲を収録。 “Falling in Love”はラッキー・デイのTable For TwoデュエットEPにも収録されている楽曲で、このEPには他にもイエバ、ティアナ・メジャーナイン、マハリア、アリ・レノックス、クイーンナイジャが参加している。

 

リリースにあたってジョイスは次のように語っている。「やっと私のデビューアルバムが完成したの!ここまでの道のりは長かったから、とても特別に感じるわ。私は一人っ子として育ったので、音楽、特にヒップホップとソウルミュージックは人生に喜びを与えてくれたものなの。自分の作品を作れるだなんて、まるで夢がかなったかのようだわ。私の担当A&RであるEddie FourcellがD’Mileと繋げてくれて、歴史が作られたの。このアルバムを作った目的は、決して夢を諦めずに、そしてなりたい自分になるためにどんなに大変でも喜びと自信を忘れずに旅を続けるように、人々をインスパイアして、勇気づけたかったからなの。」

 

ジョイスは、アメリカ人の父、日本人の母の間に生まれたこともあって、日本についても語っている。「父はアメリカ人。母は日本人。母は、兵庫県出身で、洋服を作っていたわ。東京でモデルやセレブリティーのスタイリストをしていたの。父は軍人だったので、世界の至る所に行っていて、私は母と過ごす時間が長かったわ。日本語もよく話したわ。日本にも6ヶ月留学をしたし、その間は英語を教えたり、日本語を学ぶことも楽しんだし、同級生といろんな所へ行ったの。富士山にも行ったわ。子供が好きなので、カリフォルニアでも日系アメリカ人の子供たちに英語を教えたりもしてたわ。」

また、今後の活動の中で「日本の音楽を作ったり、日本語で歌った曲を作ってみたい」と語るジョイス。

 

これからの活躍が期待されるジョイスの最新アルバムをチェックしてみよう!

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