MAN WITH A MISSION、ツアー最終日にて共演したJIMMY EAT WORLDとのアメリカツアーを発表

07.June.2017 | MUSIC

最新シングル『Dead End in Tokyo』を携えたMAN WITH A MISSIONの全国ツアーの追加公演「”Dead End in Tokyo Tour“ EXTRA SHOWS」のファイナルが、新木場STUDIO COASTで行なわれた。スペシャル・ゲストとして、6年ぶり(単独としては9年ぶり)の来日を果たしたJIMMY EAT WORLDを迎えてのツーマンとなったこのツアーのアンコールでは、今回共演したJIMMY EAT WORLDとともにアメリカ・ツアーを2017年9月に行うことも発表された。

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まずステージに登場したのは、2016年10月に、メジャー・デビュー20周年記念作となる9thアルバム『INTEGRITY BLUES』をリリースしたJIMMY EAT WORLD。今回のステージでは対バン形式ということもあって、新作中心というよりは新旧の曲を楽しめるセットリストであった。

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MAN WITH A MISSIONのファンで埋め尽くされた会場は、JIMMY EAT WORLDにとってはアウェイかと思われたが、頭から大きな歓声がわき、手拍子が広がっていく。貪欲に音に食らいついてくる観客を、ドライブ感溢れるアンサブルで揺さぶり、『Work』『Lucky Denver Mint』といったまさにJIMMY EAT WORLD節で、グッと熱いコブシをふるわせた。

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ラストはヒットチューンの『Sweetness』『The Middle』でシンガロングを巻き起こし、ステージを後にした。ファンに長く愛されてきた曲たちの連投に、フロアの熱気もさらに高くなっていった。

 

 SEが鳴り響くなか、大歓声に迎えられたMAN WITH A MISSIONは、ジャン・ケン・ジョニー(Gt&Vo)の「東京ノ皆サマ、オ久シブリデゴザイマス──カカッテコイヤ!」の声で、『Get Off of My Way』『Hey Now』を披露し、会場を盛り上げる。ジャン・ケン・ジョニーは、(単独で)9年ぶりの来日を果たしたJIMMY EAT WORLDが、日本のライブキッズの熱さに興奮していたと語り、

「デモ、マダマダソンナモンジャナイ。世界デ一番、ロックガ盛リ上ガッテイルノハ日本ダッテコトヲ見セテヤロウ」と、『evils fall』『database』を披露。

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ベースのカミカゼ・ボーイはステージを駆け巡り、DJサンタモニカもブースを離れ、ステージ先端でフロアの熱狂を指揮していく。冒頭からハイスピードで飛ばし、『Give it Away』で更に加速。

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アグレッシヴなアンサンブルを、トーキョー・タナカがパワフルなヴォーカルとジャン・ケン・ジョニーのラップとで増幅させる。

『distance』では、もうもうと湯気が立ち上っている熱気に満ちたフロアに、DJサンタモニカが体を投げ出し、カミカゼ・ボーイもまた観客に体を支えられながらベースをプレイ。

前半にして、何度もクライマックスを更新していくプレイで、かつ凄まじく楽しい空間を生み出していった。

 後半戦を前に、小ネタ感満載の“Mission Movie”が流れ、笑いとともに観客が一呼吸つけたところで、後半はさらに『NEVER FxxKIN’ MIND THE RULES』から縦横無尽の自由なサウンドでスタート。

ドライブ感のあるスペア・リブ(Dr)のドラミングがフロアをかき回し、『Smells Like Teen Spirit』のギターリフが響きわたると、歓声もまた大きくうねる。

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バンドのテンションも高いが、迎え撃つ観客のパワーもまた圧倒的だ。

 2016年末のAIR JAM 2016でのHi-STANDARDとの共演や、この春のBAD RELIGIONや今回のJIMMY EAT WORLDと、自分たちにとって憧れのバンドと共演できたことをジャン・ケン・ジョニーは「エモい」と語り、2017年で7年を迎えたMAN WITH A MISSIONについて、通ってきた道は楽しいことばかりではなく虐げられたり、辛酸も味わったことも多々あると、振り返った。

そして自分たちをなめていたやつらを見返してやろう、一緒に頑張ろうとMCで語った。バンドの姿勢、好きな音楽や方法論を曲げることなく突き進んできた、その自信がサウンドのスケール感や強靭さとなった。

後半に披露された新曲『Dog Days』や『Raise your flag』での爆発力には凄みが加わり、キラーチューン『FLY AGAIN』で会場をぎゅっと一体化していくそのバンドの握力は、たくましくも暖かい。

そして、また次のステージで必ず会おうと、『Dead End in Tokyo』で約3ヶ月にわたったツアーを締めくくった。

 

アンコールでは6月14日リリースの映像作品『狼大全集Ⅴ』のスペシャルなダイジェストが公開され、また2017年9月には今回共演したJIMMY EAT WORLDとともにアメリカ・ツアーを行なうことも発表された。

 

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狼たちの進化から、私たちはまだまだ目が離せそうもない。

 

Information:

■最新リリース情報

 <MAN WITH A MISSION>

最新映像作品 『狼大全集V』

2017年6月14日(水) リリース

[初回生産限定盤] DVD2枚組 SRBL-1744~5 ¥5,093+税

[通常盤] DVD2枚組 SRBL-1746~7 ¥4,630+税

[Blu-ray] Blu-ray1枚組 SRXL-123 ¥5,556+税

 

<ジミー・イート・ワールド>

Jimmy Eat World / ジミー・イート・ワールド

最新9thアルバム

『Integrity Blues / インテグリティ・ブルース』SICP-4999

発売中 ¥2,200+税

 

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  • 新しい学校のリーダーズ、4人の絆を確かめ合った初の武道館公演で12,000人を圧倒!

    12.January.2024 | MUSIC

    2021年にアジアのカルチャーを世界に発信するレーベル88risingから世界デビューし、昨年末は『NHK紅白歌合戦』の出場、冠番組がスタートするなど注目を集めている新しい学校のリーダーズが1月9日、初となる日本武道館公演「新しい学校のリーダーズ武道館公演『青春襲来』」を開催した。

    360度を観客に囲まれたセンターステージに『Tokyo Calling』のイントロが流れると、会場に集まった12,000人のファンは早くもテンションMAXに。ステージを覆っていたLEDの上昇と共にメンバーが上下赤のセーラー服姿で登場すると割れんばかりの歓声が会場に響く。ライブ序盤から、この日が初解禁となる『Toryanse』のほか『Pineapple Kryptonite Remix』を披露すると、メンバーはMCで「360度新しい学校のリーダーズのファン、見てるか!」「由緒正しいこの場所に4人だけで立つ日を待ち望んでいました」と、ファンへ呼びかけると共に感謝を伝えた。

    SEを挟んだ後には1st,2ndアルバム収録曲を主体にしたブロックに移り、『試験前夜』『透明ボーイ』『恋ゲバ』等、ファンからも人気の高い楽曲を立て続けに、その後は2021年の海外デビュー以降にリリースされた『Freaks』『NAINAINAI』等をメドレー的に披露。RINがフィンガードラムを披露する一幕や、Beastie Boysのカバーである『Intergalactic』では、交通整理員衣装を身に纏いファンを楽しませた。

    『最終人類』では、「武道館、行くぞ!」と観客を煽り、新しい学校のリーダーズならではの肩車やヘッドバンキングなどの激しいパフォーマンスでさらに会場のボルテージを上げ、終盤にはライブでこちらも初披露となる楽曲『BORN TO BE FREE!!!!』を解禁。疾走感のあるサウンドに、こちらも初披露ながら会場の心を掴むと、ライブでの人気も高い『青春を切り裂く波動』で本編を締め括った。

    アンコール1曲目には、TikTok関連動画再生数33億回を突破した話題の楽曲『オトナブルー』を披露すると客席から大歓声が上がり、観客と一体となった首振りダンスを披露した。ラストのMCでは、SUZUKAが「みんな1人で悩まないでほしい。私にはメンバーみんながいる。いつも本当にありがとう」と抱き合い、メンバーとの絆を再確認した涙の場面も。

    『みんなも迷いそうになったら、私たちのライブ、動画、何かで私たちに頼ってほしい』とファンに呼びかけ、新しい学校のリーダーズのライブのラストでお馴染みとなっている『迷えば尊し』でグループ初の日本武道館公演を締め括った。

    本公演内では新ファンクラブのオープンに加え、5都道府県を巡る初のファンクラブツアーが決定したことを発表。さらに、ライブで披露された新曲『Toryanse』が1月26日に配信リリースされることが決定した。

    ■SET LIST

    1. Tokyo Calling
    2. Giri Giri
    3. Toryanse
    4. Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)
    5. 試験前夜
    6. 席替ガットゥーゾ
    7. 透明ボーイ
    8. 恋ゲバ
    9. 毒花
    10. 知りたい
    11. Freaks
    12. NAINAINAI
    13. Fantastico
    14. Pineapple Kryptonite
    15. Intergalactic
    16. 最終人類
    17. じゃないんだよ
    18. BORN TO BE FREE!!!!
    19. 青春を切り裂く波動

     

    <ENCORE>

    1. オトナブルー
    2. ケセラセラ
    3. 迷えば尊し

    TALENT PROFILE

    新しい学校のリーダーズ

    模範的なヤツばかりが評価される時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく 踊るセーラー服と奇行癖。その名も「新しい学校のリーダーズ」 攻めの利いたダンスとサウンド、独特なキャラクターとMCを武器に2015年7月から全国各地でライブ活動する傍ら、コイケヤ、UNIQLO、GooglAndroid、ロッテFit’s等の企業と、はみ出し具合が絶妙なコラボや出演を重ね、じわり若者に刺さりはじめているらしい。むむむ。

  • 新しい学校のリーダーズ、初の海外ツアー開催が決定

    18.August.2023 | MUSIC

    8月16日(水)に最新EP『マ人間』をリリースした新しい学校のリーダーズが、グループ初となる海外ツアー「ATARASHII GAKKO! THE SEISHUN TOUR」を今年11月より開催する。

     

    楽曲「オトナブルー」がTikTokでの関連動画で31億回再生を記録し、SNS総フォロワー数1400万を超えてTikTok上半期トレンド大賞を受賞。5月にニューヨーク、7月にロサンゼルスで開催された音楽フェス「Head in the Clouds」に出演するなど、話題が絶えない新しい学校のリーダーズ。今回の海外ツアーはロサンゼルス・The Fonda Theatreからスタートし、北米、香港、バンコクでの公演も含めた計10公演を予定している。

     

    海外ツアー直前の10月29日(日)には、東京体育館にて初のアリーナワンマンライブを開催。チケットは既に完売しており、国内で観られる貴重なワンマンライブにファンの期待が高まっている。

    TALENT PROFILE

    新しい学校のリーダーズ

    模範的なヤツばかりが評価される時代、くだらない不寛容社会から、個性と自由ではみ出していく 踊るセーラー服と奇行癖。その名も「新しい学校のリーダーズ」 攻めの利いたダンスとサウンド、独特なキャラクターとMCを武器に2015年7月から全国各地でライブ活動する傍ら、コイケヤ、UNIQLO、GooglAndroid、ロッテFit’s等の企業と、はみ出し具合が絶妙なコラボや出演を重ね、じわり若者に刺さりはじめているらしい。むむむ。

  • CANDY TUNE、10月にZepp Shinjuku (TOKYO)で1stワンマンライブ開催決定! 新曲「きゅきゅきゅキュート」配信開始

    28.June.2023 | MUSIC

    今年3月に1stアルバム『CANDY TUNE』でデビューし、この夏多くの主要アイドルフェスへの出演が決定しているCANDY TUNEの初単独ライブが、6月27日、渋谷・Spotify O-WESTにて開催された。

    初お披露目となった新衣装でステージに登場し、アイドル・CANDY TUNEの幕開けを描いた「ナナイロプロローグ」でライブをスタート。「未完な青春」を疾走感たっぷりに歌い上げ、アラビアンなサウンドと魔法のランプをこするような振り付けがキャッチーな「きゅきゅきゅキュート」を初披露すると、会場のボルテージが一気に高まる。

    途中、先日まで行われていた「TIF2023メインステージ争奪LIVE 前哨戦」で披露したインターミッションをパフォーマンスし、前哨戦を振り返って立花琴未は「きゃんちゅー(CANDY TUNE)のみんな、そしてあめちゃん(ファンの呼称)のみなさんと絆がすごく強くなったし、一つ成長できたなと思っています。私たちは前を向いて歩いていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」とメッセージを送り、会場があたたかい拍手に包まれた。アッパーなナンバーの連続に終始大きな盛り上がりを見せたライブ終盤は、TikTokで話題の「キス・ミー・パティシエ」で恒例のコールを繰り広げ、ラストは「hanamaru」で会場に集まったファンへの感謝の想いを大きなはなまるにのせて届け、ライブ本編を笑顔で締めくくった。

    客席からのアンコールに応えてメンバーが再登場すると、今年出演する夏フェスの告知コーナーが始まる。するとスクリーンに「みなさまに大切なお知らせがあります。」という文字が映し出され、メンバーと観客が動揺する中、10月にZepp Shinjuku (TOKYO)での1stワンマンライブ開催がサプライズ発表された。会場には驚きの声と大きな拍手が響き渡り、ステージで涙するメンバーの姿も。福山梨乃は声を詰まらせながら「Zepp Shinjukuはこの前(CANDY TUNEが所属する)KAWAII LAB.の合同ライブで出演させていただいて、先輩のFRUITS ZIPPERさんやIDOLATERさんがいるからこういう景色を見れてるんだなってみんな思っていたので、次にそこを目指せるのが嬉しい」と語り、客席から「おめでとー!」と声援が送られた。

    本日ライブで披露された新曲「きゅきゅきゅキュート」は、6月27日(火)より配信がスタート。楽曲は、元SILENT SIRENのメンバーでCANDY TUNEの前作「CATCH YOU」も手がけたクボナオキのプロデュース、すぅの作詞による、はじけるサウンドが爽快なポップチューン。このナンバーとともに「#きゃんちゅーと初めての夏」を楽しんでほしい。

     

  • きゃりーぱみゅぱみゅ、ヨーロッパ最大級の音楽フェス「Primavera Sound」を含むワールドツアー7公演で世界のファンを魅了!

    14.June.2023 | MUSIC

    きゃりーぱみゅぱみゅが5年ぶりのワールドツアー「KYARY PAMYU PAMYU WORLD TOUR 2023 –POPPP-」で4カ国7都市を駆け抜け、海外の音楽ファンを魅了した。

     

    5月にはニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴの3都市で、フランス出身のDJ/トラックメイカーのMoe Shopをオープニングアクトに迎えアメリカツアーを開催。

     

    6月にはフランス・パリ、イギリス・ロンドンに加え、ヨーロッパ最大級の音楽フェス「Primavera Sound 2023」でスペイン・バルセロナ、マドリードの4都市を巡るヨーロッパツアーを開催した。

    NATHAN GEY – NATHAN GEY

    NATHAN GEY – NATHAN GEY

     

    パリ・Cabaret Sauvage公演、ロンドン・London EartH Hall公演にはフロアを埋め尽くすほど多くの現地ファンが押し寄せ、数年ぶりとなったきゃりーぱみゅぱみゅのライブに熱狂し、アンセム化した「チェリーボンボン」では会場が一体となり大合唱が巻き起こる一幕も。

     

    ロンドン公演はハイパーポップシーンを牽引する英国レーベルPC Musicで活躍するHannah Diamondをオープニングアクトに迎えて開催。世界で活躍を続けるきゃりーぱみゅぱみゅが、その高い音楽性で満員のロンドンのフロアを沸かせた。

    KPOP CONCERT – FANNY LE MONNIER

    JAME WORLD – VANESSA LE PENNEC

     

    スペイン・バルセロナとマドリードで二週に渡り開催されたPrimavera Soundでは、ステージ前に多くの観客が詰めかけ、きゃりーぱみゅぱみゅの独自の世界観と、中田ヤスタカによるエレクトロサウンドでヨーロッパの音楽ファンを魅了した。

     

    ワールドツアーの熱狂は、きゃりーぱみゅぱみゅのTwitter、Instagramで垣間見ることが出来る。SpotifyではPrimavera Soundのセットリストプレイリストも公開されているのでチェックしよう。

     

    7月15日(土)には凱旋ライブともなる日比谷野音ワンマン公演が予定されており、多数の夏フェスへの出演も発表されているきゃりーぱみゅぱみゅ。海外でも活躍するきゃりーのステージを体感しよう。

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

  • アメリカで披露予定だったライブを再現「FRUITS ZIPPER LIVE」オフィシャルレポート

    06.June.2023 | FEATURES / MUSIC

    先日デビュー1周年を迎えたFRUITS ZIPPERが、2023年6月4日にヒューリックホール東京にて「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」を開催した。今回のライブは、6月2・3日に出演予定だったアメリカ・ダラスで開催されたイベント「A-kon」への出演がキャンセルとなってしまい、急遽日本で企画・開催されたもの。アメリカのイベント出演に向けてリハーサルを重ねてきたメンバー達のパフォーマンスを、ライブレポートを通して全世界のふるっぱー(FRUITS ZIPPERファンの愛称)にお届けする。

     

    イベントの告知がイベント開催3日前の6月1日だったにも関わらず、「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」には多くのファンが駆けつけホールはいっぱいに。会場が暗転しSEが流れ、FRUITS ZIPPERがステージに登場すると、客席から大きな歓声が上がった。

    SEに続いて『君の明るい未来を追いかけて』『完璧主義で☆』『ハピチョコ』と、ファンにはお馴染みの3曲を披露し、オーディエンスのボルテージを引き上げる。

     

    「Welcome to ヒューリックホール!We’re FRUITS ZIPPER」

     

    英語のグループ紹介からMCがスタート。鎮西寿々歌の「急遽の開催だったにも関わらず、たくさんの方が来てくれて本当に嬉しいです、ありがとうございます!今日はここ有楽町をアメリカだと思ってライブをしたいんですが、いいですかー!」という掛け声に「Yeah!!」という声援でオーディエンスも応える。

     

    その後、1人ずつ英語で自己紹介を披露。

     

    櫻井優衣「Nice to meet you♡I’ll make everyone fall in love with me in just 5 seconds♡」

     

    月足天音「How are you?I’m happy to meet you!お会いできて嬉しいです!」

     

    鎮西寿々歌「I brought a quick joke as a gift from Japan today! Look at me…♪Like this〜♪Lunchbox〜…Don’t exist!!!  I hope you had a good laugh. 大爆笑 Thank you!」

     

    松本かれん「I will do my best! よろしくお願いします!」

     

    仲川瑠夏「It has been my dream to perform in America, so it’s a dream come true! Thank you!」

     

    早瀬ノエル「I wanna say thank you all your guys for coming today. Even though we announced this live concert 3 days ago and there are so many people here in front of us…I’m so happy. Let’s enjoy our day together, Thank you! 」

     

    真中まな「I’m sorry that we couldn’t go to America this time but I will do my best to improve my performance and meet you all soon! Thank you for your support! ありがとうございます!」

     

    メンバーの中でも、早瀬ノエルは日本語・英語・ドイツ語を話すことができるトリリンガル。「Here we go on the next song,OK?」と流暢な英語でオーディエンスを盛り上げ、『ハートのローラーコースター』、『Re→TRY & FLY』、『ふれふるサマー!』を3曲続けて披露。

    『ふれふるサマー!』では、仲川瑠夏の「Do you have this towel? Are you ready?」の声とともに、メンバーもオーディエンスもマフラータオルを振り回し、夏曲を楽しんだ。

    ノエルが「The next song is going to be harder…Are you guys ready? 」と声を掛け、仲川瑠夏が「More more scream!!!」とさらに煽ったところで『Going!』がスタート。続く『わたしの一番かわいいところ』では櫻井優衣が「Let’s KAWAII dance〜♡」と英語で呼びかける。

    最後はFRUITS ZIPPERのNEW KAWAIIが詰まった『RADIO GALAXY』、最新曲『超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~』を2曲続けて披露。ハンドクラップや”おめでとう”の掛け声で、メンバーとオーディエンスが一体となり、ライブはエンディングを迎えた。

     

    ライブ終了後に撮影する記念撮影も今回はアメリカ仕様。

     

    「We are going to take a picture, and we are going to be used on our official twitter, so if you don’t want to be in a picture please hide your face. カオヲ、カクシテ、クダサ〜イ 」流暢な英語と、カタコトの日本語で早瀬ノエルから撮影の注意事項が伝えられる。ノエルの英語を聞いて「aha〜」とアメリカ仕様の相槌をするメンバー6人がカワイイ。

     

    撮影後、真中まなより、会場に集まったファンへ感謝の気持ちが伝えられた。「今回急遽開催されたライブにも関わらず、みなさんに集まって頂きありがとうございました。アメリカに一緒に行く予定だった方、アメリカ行きを応援してくださった方、みなさんがSNSを通して温かい言葉をかけてくださって、わたしたちの励みになりました。これからも私達は世界にどんどん進出していきたいと思っていますので、これにめげず、今後もFRUITS ZIPPERの応援をお願いします! Thank you for coming today!」

     

    最後はメンバー全員が笑顔で「See you!」と挨拶し、ステージを後にした。

    アメリカのイベント出演がキャンセルとなり、急遽開催された「FRUITS ZIPPER LIVE vol1」「FRUITS ZIPPER LIVE vol.2」。FRUITS ZIPPERがアメリカでのパフォーマンスを心から楽しみにしていた様子が伝わってくると同時に、手を上げ、声を上げ応えるオーディエンスからも、彼女たちのアメリカ進出を心から応援していた気持ちを感じ取ることができる、それぞれの温かい気持ちが詰まったライブだった。

     

    彼女たちの世界進出はこれからも続く。さまざまな経験を経てさらに進化していくFRUTIS ZIPPERのパフォーマンスが、アメリカで、そして全世界で披露される日を楽しみにしていてほしい。

     

    Photo: yoshimoriyuna

  • きゃりーぱみゅぱみゅが5年ぶりにワールドツアー「POPPP」を開催

    03.March.2023 | MUSIC

    今年5月より、きゃりーぱみゅぱみゅのワールドツアー「POPPP」が開催される。

     

    昨年予定されていたワールドツアーが中止となり、5年ぶりの開催となる今回のツアー。開催都市は、アメリカのニューヨークとロサンゼルス、ヨーロッパは6月に出演が決定している大型音楽フェス「Primavera Sound」が開催されるスペイン・バルセロナとマドリード、フランス・パリ、イギリス・ロンドンの6都市となる。

     

    2022年には、アメリカ・カリフォルニア州インディオで開催された世界最大規模の音楽フェスティバル「コーチェラ2022」で2週に渡りGOBI STAGEのトリを飾り、現地アメリカのみならず、世界から称賛を受けたきゃりーぱみゅぱみゅ。今年はアメリカ・グラミー賞を主催するザ・レコーディング・アカデミーが世界中のアーティストを紹介するオリジナルコンテンツ「グラミー・グローバル・スピン」に日本人ソロアーティストとして初めて取り上げられるなど、引き続き注目を集めている。

     

    TALENT PROFILE

    きゃりーぱみゅぱみゅ

    高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」(8/17発売)でメジャーデビュー。2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。 2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。 そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、さらに自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。 そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、『HARAJUKU』のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。

  • 世界的人気ガールズバンド・BAND-MAID、米国大型フェス出演3本を含む5月度の全米ツアー発表

    16.February.2023 | MUSIC

    世界的人気のガールズバンド・BAND-MAIDが、結成10周年を記念した「BAND-MAID 10TH ANNIVERSARY TOUR」のUS TOUR 5月開催公演の詳細を発表した。昨年度は単独全米ツアーで2万人超を動員するなど、アメリカでの人気が爆発しているBAND-MAID20233月より、結成10周年を記念した「BAND-MAID 10TH ANNIVERSARY TOUR」を国内からスタートさせるが、5月・8月で実施予定のアメリカ公演のうち、5月開催分の詳細が決定した。先日発表となった「POINTFEST 2023」や、「Welcome to Rockville」「Sonic Temple 2023」と3本の大型フェス出演のほか、単独6公演を含む全9公演となる。8月開催分は追って発表されるとのこと。


    昨年度の全米ツアーではチケットの即日完売が続出しただけに、今回も争奪戦は必至となるだろう。チケット購入に関する詳細はオフィシャルHPで確認しよう。なお、直近では23日から始まった『THE LAST ROCKSTARS Live Debut 2023 Tokyo – New York – Los Angeles』米国公演のオープニングアクトとして出演するなど話題のBAND-MAID10周年記念ツアーのファイナルとなる1126日は、単独公演では自身最大規模の横浜アリーナでの開催が決定している。世界規模での躍進を続けるBAND-MAIDに今後も注目だ。

  • FRUITS ZIPPERが初ツアーを完走!台湾での単独ライブと、豊洲PIT、なんばHatchでの1周年ライブを発表!

    14.February.2023 | MUSIC

    FRUITS ZIPPERが2023年2月12日LINE CUBE SHIBUYAにて東名阪ツアー「FRUITS ZIPPER 1st LIVE TOUR 2023 -WINTER- ♡BE AT THE HEART♡」のツアーファイナルを開催した。

     

    FRUITS ZIPPERは2022年4月24日にデビュー。4月29日にリリースしたシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokを中心に大バズり。アイドル界を代表する1曲となった。
    メンバー個人に注目すると、鎮西寿々歌は「天才てれびくん」で芸能界デビューをしており、月足天音はHKT48出身、アイドル・アーティストとしても活動歴の長い櫻井優衣、そして仲川瑠夏もアイドル経験者である。そしてデビュー前からTikTokで多くのフォロワーがいる松本かれん、KAWAII MONSTER CAFEにてアイコンガールとして活動していた真中まな、モデルとして活動していた最年少の早瀬ノエルと、さまざまな経歴の7人の個性が集まっているのがFRUITS ZIPPERである。

     

    FRUITS ZIPPERのライブを一目見ようと会場へ詰め掛けたアイドルファンが、ライブ終了後にはフロアから姿を消すという、まるで嵐が訪れ去っていくような光景を2022年夏のアイドルフェスでは幾度と見た。

     

    そんなFRUITS ZIPPERの初となるツアー開催がアナウンスされたのは2022年10月。女性ファンも多い事から、男性限定公演と女性限定公演を開催するという発表には驚き、その2週間後には大阪会場が多数の申し込みにより会場をなんばHatchに変更するという事が発表された。そして程なくしてツアーファイナルをLINE CUBE SHIBUYAで開催するという事が発表された。

     

    結成1年目のグループがツアーを開催する事の難しさというのは理解しているつもりだったが、大阪をなんばHatch、東京をLINE CUBE SHIBUYAで開催するアイドルグループが登場した事、そして開催前にはツアー全公演のチケットが完売した事はアイドル界にとって大事件である。

    超満員となったLINE CUBE SHIBUYA、ライブのSEはこのツアーのためにトラックメイカーのYUC’eによって制作されたもので、ライブタイトル「♡BE AT THE HEART♡」にもあるように心臓のビート(鼓動)で会場内の緊張感は高まっていった。

     

    SEから続いて、こちらもYUC’eによる楽曲「RADIO GALAXY」でFRUITS ZIPPERが登場。グループが掲げている “NEW KAWAII” というコンセプトを表現している1曲でツアーファイナルが幕を開けた。

     

    続いて披露された楽曲はメンバー紹介ソングとして今回のツアーで初披露された「うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!」。メンバー同士で歌詞のアイディアを出し合った楽曲はライブ序盤にピッタリだ。

     

    メンバーの自己紹介MCでは今日のライブにかける思いや、満員のお客様への感謝を述べた。緊張するメンバーが多い中、松本かれんはいつも通りの「一生懸命がんばりまーす!」と笑顔だった。

    MC後には「君の明るい未来を追いかけて」「skyfeelan」「Re→TRY & FLY」「We are Frontier」と、お馴染みとなった楽曲群を続けて披露。

     

    映像を挟んで「世界はキミからはじまる」では歌い出しの櫻井優衣のソロパートでグッとステージに惹き込まれ、こちらもツアーで初披露の「ずっと、ずっと、ずっと!」でFRUITS ZIPPER得意の可愛い世界観を作り上げた。

    MCではFRUITS ZIPPERがOPENREC.tvで毎月1回放送している冠番組「集まれ☆ふるっぱー!」との特別企画として「バレンタイン×キュンセリフコンテスト」と題しシチュエーションに応じたキュンとするセリフを披露した。この模様は「集まれ☆ふるっぱー!」でも放送される予定だ。

     

    ライブはラストスパートに差し掛かり、会場全体でタオルを振る「ふれふるサマー!」、ライブでは定番の「完璧主義で☆」、そしてアンセムとなった「わたしの一番かわいいところ」では会場にハート型のメッセージカードが降り注いだ。

     

    最後に披露されたのは2月1日にリリースされたばかりの「ハピチョコ」。Z世代のバレンタインソングの定番になるようにと制作された楽曲は間近に迫ったバレンタインデーにピッタリ。TikTokでも話題の1曲で本編は幕を下ろした。

     

    鳴り止まない手拍子のアンコールで再度登場したFRUITS ZIPPER、1人ずつ今の思いを語るMCでは、涙を流すメンバーが多い中、仲川瑠夏は「原宿から世界へ!これからもついて来てください!」と熱くファンに呼びかけた。

     

    今日初披露の新曲「超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜」は「わたかわ」のヤマモトショウと宮野弦士のコンビによる楽曲。そして最後に「ハピチョコ」を披露してライブは終了した。

     

    最後のMCでは映像で、台湾での単独ライブ開催、「KAWAII LAB.」のオフィシャルファンクラブ開設、そして1周年ライブを5月4日に豊洲PIT、5月26日になんばHatchにて開催する事が発表された。

     

    LINE CUBE SHIBUYAという会場でのツアーファイナル、そして1周年に向けての発表を受けて「まだ1周年か」というのが率直な感想である。

     

    これから1周年、そして2年目に突入するFRUITS ZIPPERは間違いなくアイドル界の希望だ。

    Text:Mizuki Hasegawa
    Photo:ヨシモリユウナ

    FRUITS ZIPPER 1st Anniversary Photo Book

    「B.L.T.」などテレビ情報誌を発行する株式会社東京ニュース通信社より「FRUITS ZIPPER」の1周年を記念したフォトブックが4月24日(月)に発売決定!

     

    「原宿から世界へ」をコンセプトに2022年4月にデビューした7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」。2ndシングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokで話題となり再生数は6億回を超え、2月に行われた初の東名阪ワンマンライブツアーで「LINE CUBE SHIBUYA」や「なんばHatch」をはじめとした全会場のチケットが完売するなど、いま一番注目を集めているアイドルグループ。そんな彼女たちの1周年を記念したアニバーサリーフォトブックが発売。

     

    FRUITS ZIPPER Live in Taiwan 2023

  • ファイナルは横アリ!BAND-MAID10周年記念ツアー開催&全米ツアー、全米フェス出演決定

    21.January.2023 | MUSIC

    世界的人気のガールズバンド「BAND-MAID」が、2023年1月9日(月)に開催した『BAND-MAID TOKYO GARDEN THEATER OKYUJI』公演で、2023年3月より日本国内・海外含むツアーを行うことを発表した。

     

    『BAND-MAID 10TH ANNIVERSARY TOUR』と題し活動10周年を記念したこのツアーは、3月23日の熊本公演を皮切りに、日本国内は20都市23公演を行う。11月26日に迎えるTOUR FINALは、単独公演としては自身最大規模となる横浜アリーナでの開催となる。5月・8月には大型フェス多数出演を含む全米ツアーも行われる予定で、こちらの詳細は後日発表予定とのこと。

    また、チケット完売となったTOKYO GARDEN THEATER公演のアーカイブ配信も実施中。2月8日までのロングアーカイブ含む各種チケットが用意されているので、会場へ駆けつけられなかった全世界のご主人様・お嬢様(BAND-MAIDファンの呼称)はこちらをチェックしよう。

     

    さらに、10周年を記念しポニーキャニオン移籍後作品のハイレゾ配信も1月10日より各配信サイトにて順次販売開始となる。日本のみならず、全世界規模での躍進を続けるBAND-MAIDに、今後も要注目だ。

  • FRUITS ZIPPER 2ndワンマンライブレポート。アイドル界の最注目グループFRUITS ZIPPERが見せた成長

    19.November.2022 | MUSIC

    TikTokで「わたしの一番かわいいところ」の再生数が5億回を超え、9月に開催した恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブが即完売するなど、大注目のアイドルグループ・FRIUTS ZIPPERの「2ndワンマンライブ -世界はキミからはじまる-」が、11月11日(金)に渋谷WWW Xで開催された。

     

    FRUITS ZIPPERはアソビシステムが発足した新アイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から今年の4月にデビューし、1年目ながら夏の主要アイドルフェスのほぼ全てに出演。また、SUMMER SONIC 2022へも出演した。

    単独ライブのチケットは入手困難で、9月に開催した恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブに続き、今回のライブもチケット販売後に即完売となった。

     

    女性ファンも多いFRUITS ZIPPER、会場内の男女比は半々といったところ。

    開演時間になると、暗くなった会場はメンバーカラーの7色のペンライトで彩られた。

     

    いつものFRUITS ZIPPERの登場SEとは違い、今回のために制作されたSEでメンバーが登場。カントダウンの音と映像・照明、そしてステージ上のメンバーによるダンスが完全にハマった登場は圧巻。常にネクストレベルを見据えたFRUITS ZIPPERに期待が高まる。

     

    ライブでは定番となった「完璧主義で☆」「キミの明るい未来を追いかけて」を続けて披露し、会場内のボルテージが上がっていく。自己紹介のMCでは、会場に詰めかけた満員のファンへの御礼や、ライブでの意気込みなどを話した。

    MC明けからは「We are Frontier」、イントロをREMIXしてダンスパートを加えた「RADIO GALAXY」、「Re→TRY&FLY」と、NEW KAWAIIを提唱するFRUITS ZIPPERの中でもかっこいい一面が見れる楽曲をノンストップで披露した。続けて披露した「ふれふるサマー!」では満員の会場を更に煽り、タオルやペンライトで会場を揺らした。

     

    続いてのMCでは抽選コーナーとして、メンバー全員のチェキをプレゼントする企画も行われ、クジを引くメンバーの表情は普段のライブで魅せるものとは違い、メンバー間の関係性などがわかるような素の表情でファンを楽しませた。

     

    そして次に披露されたのはFRUITS ZIPPERの代表曲であり、2022年に大きなバズを生み出した「わたしの一番かわいいところ」、そしてメンバーのツイートをもとに歌詞が作られた「skyfeelan」の2曲。

    曲が終わると、スクリーンには映像が映し出され、以前から告知されていた2023年2月の「FRUITS ZIPPER 1st LIVE TOUR 2023 WINTER」のツアーファイナル公演を2月12日(日)にLINE CUBE SHIBUYAで開催することが発表された。FRUITS ZIPPERとして過去最大キャパシティとなるホール公演の発表には会場内がざわめいた。

     

    最後の曲としてメンバーそれぞれがセリフとともに登場し、このワンマンライブのタイトルにもなっている「世界はキミからはじまる」を披露。9月のワンマンライブで初披露されたこの曲は11月11日のワンマンライブ当日にデジタルリリースされ、ワンマンライブのエンディングに相応しい壮大な楽曲となっている。

     

    鳴り止まないアンコールの手拍子に応え、ステージに現れたメンバーで「わたしの一番かわいいところ」を再度披露。

     

    間のMCではアンコールの感謝と、来年実施する初のツアーについて。

    松本かれんは「名古屋で矢場とんが食べたい」とリクエスト。

    そしてLINE CUBE SHIBUYAでのファイナルについて仲川瑠夏は「私たちにとって無謀な挑戦な気もする」としながらも、ツアー成功への意気込みを語った。

     

    最後は「世界はキミからはじまる」をパフォーマンスして、ライブは終了した。

    ワンマンライブは大掛かりな演出こそ無かったが、メンバーのパフォーマンス、そして音響・照明チームが一体となって作り上げたステージングは「小細工無しで勝負」という意気込みを感じるライブとなった。そして今までのFRUITS ZIPPERよりもステージ上と客席が一体となって作り上げられ、多幸感のある空間となった。

     

    怒涛の勢いで成長を続けているFRUITS ZIPPER。ライブのキャパシティも広がり、メディアへの露出も増え、注目度も上がっており、「売れるアイドル」の過程が見れる今この瞬間が見逃せない。

     

    text:Tsukasa Hasegawa

    photo:ヨシモリユウナ

  • あいみょん、ツアー『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』のツアーファイナルを大阪城ホールで開催

    06.September.2022 | MUSIC

    2022年8月31日、あいみょんが自身にとって過去最大規模となるアリーナツアー『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』のツアーファイナルを大阪城ホールで開催した。全国14都市28公演が行われた今回のツアーは4月16日に兵庫・ワールド記念ホールからスタートし、当初は7月24日の神奈川・ぴあアリーナMMがファイナルとなる予定だったが、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて大阪と名古屋での公演が延期に。結果として5ヶ月間に渡って全国を回り、再び関西に戻って、遂に大団円を迎えた。

     

     

    マーチングのリズムに導かれての幻想的なオープニングから始まった一曲目は“マシマロ”。勢い良くステージに飛び出してきたあいみょんは、軽快なリズムに乗って、ステージを飛び跳ねながらハンドマイクで歌う。ピンクの照明に照らされた“桜が降る夜は”からはアコギを持ち、3曲目で早くも“マリーゴールド”が披露されると、サビではオーディエンスが一斉に手を振って、早速一体感が生まれて行く。

     

     

    「大阪ファイナルにようこそ!」と呼びかけて、大きな拍手が起こると、 “今夜このまま”を披露。次の“プレゼント”では耳に残るギターフレーズが繰り返され、フォーキーな“ハッピー”ではオルガンがフィーチャーされたりと、バンドメンバーと息の合った演奏を見せつつ、その中心にあるのはあくまであいみょんの歌。消えることのない音楽への愛情を綴った“愛を知るまでは”のボーカルは非常に凛々しく、大サビの頭でブレイクして歌が残る場面は、グッと心をつかまれるものがあった。

     

     

    あいみょんのライブは、MCでのオーディエンスとのコミュニケーションも大きな魅力。今回のツアーではあいみょんの目に留まったオーディエンスをズームアップしてスクリーンに映し出す特別な双眼鏡が用意され、歴代のツアータオルを掲げたり、コミカルな動きでアピールするオーディエンスに対し、ときに感謝を伝え、ときに関西ノリで突っ込んだりするやりとりが実に楽しい。

     

     

    今回のツアー中に発表された最新シングル“初恋が泣いている”では映像演出を使用。円形の枠内にメンバーが映し出された“ユラユラ”に続いては、ドラムとパーカッションのスリリングなセッションから“鯉”に突入して、カラフルな映像がアッパーな曲調をさらに盛り上げる。艶っぽいアカペラから始まった “スーパーガール”は、モノクロの映像がアダルトでムーディーな雰囲気を強調し、サイケデリックな間奏も強烈。“愛を伝えたいだとか”ではステージの両サイドに伸びた花道を使い、オーディエンスとより近い距離で熱量の高いパフォーマンスを繰り広げた。

     

    「今回のツアーでこの曲は必ずやりたいと思った」という“◯◯ちゃん”から後半戦がスタート。アウトロのエモーショナルな盛り上がりから一転、あいみょんが一人ステージに残って披露されたのは、真骨頂とも言うべき弾き語りでの“君がいない夜を越えられやしない”。薄暗い照明の中で歌われる歌謡曲的なメロディーのセンスが抜群だ。さらに“生きていたんだよな”はあいみょんとドラマーの2人だけで演奏し、ソリッドで攻撃的な歌とビートの組み合わせに痺れる。ここから再び雰囲気が変わって、メランコリックな“ひかりもの”を届けると、続いてピアノをフィーチャーした“裸の心”を歌唱。切々と歌われるせつない恋心が胸を打ち、場内は温かな拍手に包まれた。

     

     

    ツアーを一緒に回ってきたバンドメンバーを紹介し、「ここから徐々にみんなと上がって行けたらいいなと思ってます」と呼びかけると、まずはバンド感たっぷりに“ジェニファー”を演奏。「次はみんなの声でアレを聴きたいけど、今日は私に任せて」と言って始まった“ふたりの世界”からは再び花道を行き来して、“夢追いベンガル”で一気に場内はヒートアップ。 “貴方解剖純愛歌”が始まると会場中からクラップが起こり、このときのあいみょんはまさにロックスター。場内に感動的な一体感が生まれた“君はロックを聴かない”では、あいみょんの表情からもこみ上げるものが感じられた。

     

    「まだまだ完璧とは言えないですけど、こうやって100%お客さんが入れられるようになって、みんなと熱い空間を過ごせることがホンマに幸せです。でもここに立てるのは絶対に自分の力だけじゃなくて、一緒にライブを作ってくれてるみなさんのおかげやと思ってます」と感謝を伝えると、高ぶった気持ちを一旦クールダウンするかのように“ハート”をしっとりと届けて、重厚なイントロからこの日最後に演奏されたのは〈君も大人になったら恋をするんだよ〉とポジティブなフィーリングを伝える“双葉”。長かったツアーに想いを馳せながらも、最後は笑顔で歌い切った。

     

     

    花道を回りながら名残惜しそうに挨拶をして、「最高のファイナルでした。ホンマにありがとう」ともう一度感謝を伝えてステージを下りると、あいみょんの自筆による「まある完走 みんなほんまに ありがとう!!」という言葉がスクリーン全面に映し出され、過去最大規模にして過去最高に濃密なツアーが幕を閉じた。

     

    TEXT 金子厚武

    PHOTO 永峰拓也

  • MAN WITH A MISSION、名曲「Emotions」がダート競馬の祭典「JBC2022」に起用

    03.September.2022 | MUSIC

    MAN WITH A MISSIONの人気曲「Emotions」が、ダート競馬の祭典と称されているJBCの「JBC2022スペシャルプロモーションビデオ」に起用された。

    NAR地方競馬全国協会が制作したこの映像は、NARの公式YouTubeチャンネルで公開されるほか、全国の競馬関連施設やインターネットライブ中継で放映され、テレビCMでもオンエアされる。

     

    JBC2022スペシャルプロモーションビデオ60秒篇:https://youtu.be/WSmgBrB-sdM


    「Emotions」はマンウィズ2枚目のシングルとして2013年にリリースされたナンバーで、ドラマティックなイントロから一気に上げていく、ライブには欠かせないキラーチューン。リリース時にはこの曲で「ミュージックステーション」に出演し、初の音楽番組生出演、生演奏を果たしたほか、映画「HK 変態仮面」の主題歌にも起用された。

    サラブレッドの熱い走りに人馬一体で心も身体も躍動し高揚していく様と、マンウィズの楽曲が生み出すグルーブを是非チェックして欲しい。

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