SNSで話題のアニメーターたちがリサイクルをテーマにループアニメを制作

10.June.2021 | ANIME&GAME

サントリー食品インターナショナルが、「ボトル to ボトル」水平リサイクルの啓発を目的に、SNSの人気アニメーターたちにループアニメ制作を依頼し、2021年6月2日(水)より特設サイト「#次のリサイクル考えてみた」にて公開スタート。

 

参加アニメーター

 

あらゐけいいち(@himaraya)
https://twitter.com/himaraya

 

#GIFの伊豆見(@izmizum)
https://twitter.com/izmizum

 

うなばら海里(@kyli_u)
https://twitter.com/kyli_u

 

eieioooo(@eieioooo_tw)
https://twitter.com/eieioooo_tw

 

おーくボ(@terakubonnu)
https://twitter.com/terakubonnu

 

影山紗和子(@batako42)
https://twitter.com/batako42

クマども(アメ)(@a_m_desu)
https://twitter.com/a_m_desu

 

へいはち(@ph4_18c)
https://twitter.com/ph4_18c

 

misato.(@misato08280)
https://twitter.com/misato08280

 

水尻自子(@yoriko)
https://twitter.com/yoriko

 

むぬおね(@munuone)
https://twitter.com/munuone

 

ユージン(@eugene_winter_)
https://twitter.com/eugene_winter_

 

サントリー食品インターナショナルはペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルを、業界に先駆けて取り組んできた。さらにその活動を加速するために、「またあえるボトル」プロジェクトとして、さまざまなステークホルダーと連携しながら「ボトル toボトル」水平リサイクルの有用性を人々に「つたえる」活動を強化している。

今回、その活動の一環として「#次のリサイクル考えてみた」企画を実施、ペットボトルのリサイクルについてのループアニメを12名のアニメーターに制作した。SNSを中心に注目を集めている終わりなく再生される様子を楽しむループアニメを活用し、「資源としてペットボトルが循環する様子」を表現することで、若年層の人々に水平リサイクルについて楽しく知ってもらえることを目指した。制作されたループアニメは特設サイトで公開、「#次のリサイクル考えてみた」というハッシュタグを付けTwitter上でも発表する。また、6月5日(土)より放映開始の日本初のループアニメ専門番組「よるわまわるよ」(毎日放送)においても順次放映される。初回の啓発ループアニメは、6月5日の「世界環境デー」にあわせて5日(土)午前4時10分から放映予定。

 

12名のアニメーターたちが表現する「ペットボトルの水平リサイクル」をループアニメで楽しもう。

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    A LOT, 2021

    Es, 2021

    Id, 2021

    DISCOVER, 2021

    silk moss, 2020

    VISIONS, 2020

      米山は、『新世紀エヴァンゲリオン』を担当したアニメ制作会社ガイナックスにてアニメーターとしてキャリアをスタートした。その後、日本国内外から高い評価を受けるアニメ制作会社トリガーにて『キルラキル』作画監督や『キズナイーバー』キャラクターデザイン等を担当し頭角を現し、2019年に日本で大ヒットしたアニメ映画『プロメア』ではヴィジュアルデベロップメント等の中心的役割を務めるなど、アニメ・イラスト業界において確かな存在感を発揮している。さらに、エヴァンゲリオンアパレルブランド『RADIO EVA』にてメインビジュアル等を手掛けるなど、イラストレーターとしての活躍も目覚ましい。今年2月にはカネボウ化粧品「KATE」綾波レイ編において、作画のみならず、CM監督や撮影を務めたことでも注目を集めた。また、2019年に個展「SHE」、2021年には個展「EGO」を開催し、アーティストとしての活動も本格化している。日本のみならずアジアの要素を含む広く深い感性と、アニメーター出身ならではの卓越した技術に裏打ちされたシチュエーションを伝える表現力が融合した、感情や動きの流れを感じさせる描写が特徴だ。   「START ART FAIR 2021」における米山の出展作品『00:00:00:00』(シーケンス)は、16枚の作品から成る集合作で、それぞれが1枚の作品として完成しながらも、全体で流れを構成する。タイトルの読みである「シーケンス」という語は、アニメを含む映像業界等において、シーンが集まって一つの物語として成立するものといった意味で使われる用語。タイトルに用いられたこの語には、「シーケンスはどんな瞬間にも存在にしていて、誰にも、みんなにも自分にも存在する。瞬間を捉えているモノの連続それ自体が作品」との意味が込められているという。作品のコンセプトについて米山は、「自分にとってアニメーションを描くということは、一瞬の尊さというものを再認識させてくれる行為です。1フレームの瞬間を拡張させそれを何枚も用意し、それを行ったり戻ったりして動きの流れを成立させることで、全ての瞬間がお互い作用しあっている状態が好きなのでそれを作品にしました。」と述べている。   本作品は、まず初めに16の花々とその意味が決められ、それからすべてが描かれている。背景に象徴の花を、前面に少女を配する、この重ねて表現する手法は、アニメーター時代に培った技術や観点が応用されており、単なる絵にとどまること無く、息遣いや感情、生き様、空間など存在そのものが伝わりくるその様は、まさしく「Animator:生命を吹き込む者」のなせる業だ。少女の、フリージアの花言葉の如くあどけなさを残した様子から、無垢でありながらも威厳を湛え、百合の花言葉を体現したような姿へと変わりゆく様を、それぞれの花言葉に添いながら1枚1枚描き出している。どの瞬間も思わず目を惹くような可憐さや美しさを感じさせる完成度であるが、その連なりこそが本作品の真骨頂であり、16枚が並ぶ様は見る者が魅入られ、その場で立ち尽くすほどに壮観だ。   米山を象徴する作品と言える『00:00:00:00』は、世界中のキュレーターが集まるSTART.artにも名を連ねるDimitri Ozerkovのチームに認められたことで話題を呼んでいる。Dimitri Ozerkovは、ロシアの美術史家かつキュレーターであり、2007年以来、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館で現代美術部門の責任者を務め、伝統的な美術館で現代美術を収集して展示するエルミタージュ20/21現代美術プロジェクトの責任者でもある。世界有数の美術館であるエルミタージュのキュレーターであり、一目置かれる存在であるOzerkovに認められたとして、数々の作品が集まる「START ART FAIR 2021」において注目作の一つとなっている。   誇るよりも、先達のお陰で今の自分が在るといった謙虚な姿勢が印象的な米山であるが、その目指すところは、「自分が自分のままで人の心を動かすこと」だという。絵を言語として、絵でコミュニケーションをする者として、言葉や時代、あらゆる境界を超えていくのだろう。アニメーター/イラストレーションアーティスト米山舞の歩みに今後も目が離せない。   ©MAI YONEYAMA