ワンメディアが、漫画「左ききのエレン」内で描かれていたパルクールシーンを完全実写化した「EREN THE SOUTHPAW」をプロデュースした。本動画は、ナンバーナインと漫画原作者のかっぴーが立ち上げたクラウドファンディングプロジェクト『【舞台化記念】原作版「左ききのエレン」初の紙版単行本&「0巻」制作プロジェクト!』への支援を通じて制作。2021年6月9日(水)より、左ききのエレン公式YouTubeチャンネルにて公開となった。
「EREN THE SOUTHPAW」は、舞台版「左ききのエレン(バンクシーのゲーム篇)」で、山岸エレン役とルーシー・ピグロー役を演じた棚橋佑実子と泉ひかりを起用。漫画原作、リメイク版の中で描かれているエレンが一躍有名になるきっかけとなったルーシーのパルクールシーンを漫画原作者・かっぴー監修のもと、ワンメディアが完全再現し、実写化した。
「EREN THE SOUTHPAW」は、2005年、YouTubeに突如投稿された。この動画は、ハイブランド「アンナ・キシ」のストリートライン「AK5」のプロモーションの一環としてアーティストである山岸エレンのグラフィティアートと、映画監督ルーシー・ピグローのパルクールを掛け合わせて撮影された。公開された動画はあっという間に100万回再生を超えたが、暫くしてYouTube上から削除されてしまう。しかし、当時「EREN THE SOUTHPAW」を画面録画した無断転載が見つかり、エレンのファンたちは16年ぶりに“あの動画”を目撃する——。
プロデュースの背景は、2020年4月、「左ききのエレン 〜横浜のバスキア篇〜」の舞台化が決定し、デジタルコミックエージェンシーのナンバーナインと漫画家/漫画原作者のかっぴーが、これを記念して原作版「左ききのエレン」の第一部を再編集した紙の単行本制作を目的にクラウドファンディングで『【舞台化記念】原作版「左ききのエレン」初の紙版単行本&「0巻」制作プロジェクト!』を立ち上げた。ワンメディアは、代表の明石をはじめ多くのメンバーが本作のファンであり、数々のメッセージに共感していることから、クラウドファンディングを支援。この度公開となった「EREN THE SOUTHPAW」は、ファイナルストレッチゴールであった支援総額4,500万円を突破し、“あの動画(=パルクールシーン)”の完全実写化が決まったことから実現した。
完全再現された「EREN THE SOUTHPAW」の世界を体験してみては?
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