廃棄物で表現するアートで社会課題の解決を目指すプロジェクト始動

29.July.2021 | FASHION

「ひと と 地球 の未来を描く」をビジョンに掲げ、コンサルティング・物販・飲食事業を通して、様々な社会課題の解決を目指すInnovation Designが、渋谷スクランブルスクエア14階で展開するおみやげを通して社会課題の解決を目指す「haishop」にて、2021年7月21日(水)より「Art For Social Change 」と称したプロジェクトを始動、廃棄物由来の素材から作るアート作品を募集する。

 

環境省によると、令和元年度の全国のごみ総排出量は4,274万トン(東京ドーム約115杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は918グラム。廃棄物は輸出できないため、島国である日本では、約20年後の日本を考え、今、行動を起こすことが必要と考えている。

 

そこで、haishopは、「販売中止になった洗剤のキャップ」や「プラスチックチップ」など様々な廃棄物から生まれたマテリアル素材の販売を行い、購入者と共に廃棄物の在り方の新たな可能性を探っていた。そんな中、アクリル製品を製造・成型する際に余ってしまう部材の購入者が、廃棄物を見事にアートとして蘇らせた。その出会いだけに留まらず、その他も沢山の人から同様の話を聞いた経緯から、今回、プロジェクトを本格的に始動することが決定した。多くの人たちと共にアートの力で社会を変えるメッセージを届けたいという想いを大切に、プロジェクト名を「Art For Social Change 」と称した。

 

“モノが生まれる”までは容易にイメージできるが、”モノを使ったあと”の想像は実はとても難しい。最終処分場の残余容量が年々少なくなっている今、日本に暮らす全ての人がモノを大切にし、寿命を伸ばすアイディアを見出し、新たな循環型社会を構築することが世界でも重要課題だ。このプロジェクトでは、そのようなメッセージを少しでも伝えていきたいと考えている。

 

本プロジェクトの参加条件は、「本プロジェクトの想いに賛同してくれる人」「haishopで販売するマテリアルを使用すること」のみ。プロのアーティストだけでなく、未就学児でも、学生でも、社会人でも、老若男女問わず誰もがアーティストとして自分の作品を世に送り出すことができ、販売することができる。様々な社会問題がある今、1人でも多くの人が現状を認識し、そして行動を起こしていく事が大切だと考える。販売することで、”作った人” ”購入した人”は勿論のこと、haishopに来て作品を見た全ての人が、循環型の社会について真剣に考え、行動を起こす一歩を踏み出す「きっかけ」となることを願い販売される。

 

 

実績

haishopでは、新渡戸文化小学校の4年生の児童と共に、廃棄物由来の素材を使用し” おみやげ “というテーマで作品を作ってもらい、児童が生み出した作品の販売を行っている。売上は、新渡戸文化小学校へ戻し、子供たちと共に新たな循環を生み出す活用方法を考えていく。

 

新渡戸文化小学校の児童の作品販売の様子

洗剤のキャップから生まれたマラカス

 

みんなで取り組むリサイクルアートであなたのアイデアを表現してみては?

 

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    DANDELION PROJECT

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