沖縄で約600年の歴史がある指定重要無形民俗文化財「種子取祭」に親しむ宿泊プラン登場

31.July.2021 | SPOT

沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」が、2021年9月1日(水)から10月12日(火)までの期間中に、「たなどぅいプログラム」を実施する。国の重要無形民俗文化財に指定されている種子取祭に親しむオリジナルプログラムとなっており、竹富島最大の祭事にまつわるディープな島文化を体験することができる。

 

竹富島は、子孫繁栄と五穀豊穣を祈願する儀式や祭事の伝統食など、独特の文化が色濃く残る島で、中でも種子取祭は、約600年の歴史があると言われる国の重要無形民俗文化財の指定を受けた竹富島最大の祭事だ。毎年、祭事の7、8日目にあたる2日間を中心に、世持御嶽(よもちうたき)に組み立てられる舞台にて、80余りの伝統芸能が神々に奉納される。竹富島には「かしくさや うつぐみどぅまさる(一致協力することが何よりも大切である)」という言葉が島の人々の考え方の基本となっている。島全体が祭り一色になり、皆が協力して準備や練習を行ったり島を離れた人も里帰りをしたりなど「うつぐみの精神」が感じられる機会をお見逃しなく。

 

 

注目ポイント

 

竹富島で大切にされてきた五穀を知り、触れて、味わう「五穀ランチ」

竹富島で五穀といわれる粟、麦、豆、芋、米を使用したランチを提供する。ランチの前には、施設内で育てている芋の収穫体験も行う。珊瑚礁が隆起してできた竹富島は、山や川がなく、作物が育ちにくい環境となっている。かつては物流も盛んではなかったため、作物が育たないことは生きるための食糧がないことを意味した。そのため、種子取祭をはじめとした五穀豊穣を祈願する祭事が生まれ、今でもその文化が大切に受け継がれている。そうした背景や畑文化にまつわる話を交えながら、芋を収穫する。

 

ランチは、五穀の素朴な甘さや味わいを残しながら、フレンチの技法で新しい五穀の楽しみ方を提案するプレートランチ。粟や麦の甘さを感じるリゾット、島豆腐のスープ、収穫した芋のデンガク(角切りにした芋を素揚げし、砂糖や黒糖をまぶした島のおやつ)とジーマミー(落花生)を合わせたデザートを提供し、竹富島で大切にされてきた五穀を知り、触れて、味わうランチとなっている。

 

料金:1名 7,260円(税・サービス料込)
定員:1日2組限定
時間:12:30~14:00
場所:畑、ダイニング

 

島の方々と星のや竹富島が協力して作る「伝統的イイヤチづくり」の見学

イイヤチとは、種子取祭の期間に食べられる、餅のような伝統食。本来、祭事の伝統食には島で栽培された材料が使用されていたが、現在では物流や観光業の発展、農業の衰退により、代用品として他の島で栽培されたきびの使用が主流だ。これまで伝統的イイヤチ作りの手法の継承を試みてきた星のや竹富島で、今年は新たな挑戦として、島の方々と一緒に粟や小豆を栽培し、手法だけでなく材料にもこだわっている。イイヤチは「シンメー鍋」と呼ばれる大きな鍋に材料を入れ、火を大胆に焚いて蒸しあげ、数人でヘラを回しながら練って作られる。この期間だけに行われる島の伝統的な作業を間近で見学できる時間となっている。島の人々にとっても1年に1度の大仕事である伝統的イイヤチ作りを見学し、種子取祭に対する島の熱量やこだわりを感じることができる。


料金:無料
日程:10月7日
場所:東屋の庭

 

てぇどぅん着付け体験

種子取祭の奉納芸能に参加する島の人々が身にまとう伝統衣装の着付けを体験することができる。祭事の時にのみ使用する伝統衣装は、島で代々引き継がれているものであり、通常島の人々以外が着用する機会はない。着用後は記念写真を撮影し、旅の思い出として持ち帰ることができる。


料金:1組 1,210円(税・サービス料込)
時間:10:30~12:30
場所:ゆんたくラウンジ

 

 

てぇどぅんばなし

種子取祭をはじめとした島の文化、歴史について実際の祭事の写真とともに、スタッフが紹介する。約600年もの間大切に受け継がれてきた種子取祭の起源や、「かしくさや うつぐみどまさる」という島の基本精神を学びます。沖縄の原風景が残る竹富島の日々の暮らしや、島の人々の祭事にかける想いを知ることができるプログラムとなっている。


料金:無料
時間:20:45〜21:15
場所:ゆんたくラウンジ

 

島のひととき~イイヤチ~

ゆんたくラウンジで、沖縄のおやつを振舞う催し「島のひととき」にてイイヤチをアレンジしたおやつを提供する。やさしい甘さで素朴な味のイイヤチを揚げて、八重山で親しまれている甘みのある油味噌「アンダンスー」と島の綺麗な海で育った車海老を使用した海老塩の2種類の味付けが用意される。


料金:無料
時間:14:00~16:00
場所:ゆんたくラウンジ

 

種子取祭朝食

粟を始めとした種子取祭にゆかりある食材を詰めた朝食を提供する。粟を混ぜ込んだじゅーしー(炊き込みご飯)や粟味噌アンダンスー、島ニンニクとタコを合わせたピンダコなど種子取祭ならではの朝食を味うことができる。縁起が良いとされるメニューが並ぶ、朝から活力の湧く朝食をお楽しみに。


料金:1名 4,235円(税・サービス料込)
時間:7:00~10:30
場所:ダイニング

 

約600年の歴史がある「種子取祭(タナドゥイ)」を学び体験できる宿泊プランをチェックしてみては?

 

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    那覇で唯一の砂浜の海である波の上うみそら公園の美しいロケーションで、多彩なエンターテイメントを生み出してきた沖縄の地から、新たなエンターテイメントカルチャーを国内、そして世界へ発信していく。

     

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    今後も出演者やコンテンツが随時発表予定。最新情報はイベント公式サイトをチェックしよう!

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    13.February.2023 | SPOT

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    フロントでチェックインして部屋に到着すると、早速ドアの外からBT21キャラクターがゲストを温かく出迎える。一部今回のコラボのためだけに描きおろされたイラストは必見!

    客室内ではBT21のキャラクターが大集合して、ゲストの到着を待つ。キャラクターと一緒にゆっくりくつろいだり、ケーキを食べたり、お茶を飲んだり…自分だけのホカンスを楽しもう。

    バスルームのミラーにはSNS映えバッチリの、BT21のキャラクターと一緒に撮影できる顔出しフォトスポットが用意されているので、記念撮影はお忘れなく!

    さらに夜になって室内を暗くすると、天井からキャラクターたちが覗いているかのような楽しいサプライズも。眠りにつくその瞬間まで、BT21のキャラクターたちにやさしく見守られながら過ごすことができる。

    BT21の5周年を一緒に盛り上げるサポーターとして、2023年から全7社より順次発売される限定カラーのぬいぐるみやマスコットが、#にじいろるーむ 宿泊者先行で特別に展示される。BT21キャラクターに囲まれた部屋で「ぬいどり」を楽しもう!

    当プランを利用した人限定で、ここでしか手に入らないオリジナルノベルティグッズ6種類がプレゼントされる。ホテルならではのグッズから日常使いできるものまで、幅広いラインアップが登場。また、オリジナルノベルティグッズ6種に加えて、寒い季節にぴったりのふわふわ素材のルームウェア付き特別プランも販売される。ホテルステイをさらに充実させてくれること間違いなしの完全オリジナルルームウェアで、くつろぎのホカンスを過ごしてみてはいかが?

     

    ©BT21

  • 「KINGS with BEAMS SPORTS」コンセプトムービーにDJ・Licaxxxが出演

    17.January.2023 | FASHION

    BEAMS SPORTSとプロバスケットボールリーグB.LEAGUE所属の琉球ゴールデンキングスによるコラボレーションプロジェクト「KINGS with BEAMS SPORTS」のコンセプトムービーにDJのLicaxxxが出演した。

     

    本プロジェクトは、スポーツカルチャーの生み出すポジティブなエネルギーを身近に感じるためのきっかけを作るBEAMS SPORTSと、スポーツの潜在的可能性を最大限に引き出し、より良い社会の形成に貢献していくための合言葉「沖縄をもっと元気に!」という活動理念を掲げる琉球ゴールデンキングスが、バスケットボールというスポーツと沖縄カルチャーを通じ、両者を取り巻くコミュニティを拡張していくことを目指すもの。

     

    公開されたコンセプトムービーには、琉球ゴールデンキングスの総合演出を務めるアーティスト・GReeeeNの92が企画・監修に参加し、歌舞伎俳優の尾上松也をはじめとするバスケットボール好きのキャストが出演している。

     

    KINGS with BEAMS SPORTS

    <企画・監修 GReeeeN 92 コメント>
    僕の地元でもある沖縄から日本全国、そして世界へ。
    バスケットの魅力が様々なカルチャーと融合するという希望に満ち溢れたコンセプトだと感じています。
    背景や時代などの文化を新たな形で発信できるとワクワクしています!

     

    <Licaxxx コメント>
    音楽のアーティストにも勿論バスケファンはたくさんいます!
    海外と違って大人しいので目立ちませんが、結構コートサイドに紛れてるんじゃないでしょうか(笑)。
    皆さんも今回のオリジナルファッションアイテムを着て一丸となり、応援したときの熱狂をぜひ楽しんでください!

  • 江戸時代の芝居茶屋のもてなしを現代に再現するプログラム「新春歌舞伎滞在」が星のや東京 にて開催

    08.January.2023 | SPOT

    東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2023年1月5日(木)~7日(土)の3日間限定で、1泊2日の滞在プログラム「新春歌舞伎滞在」を開催する。江戸に暮らす人々は、新年に芝居茶屋のもてなしと共に歌舞伎鑑賞を楽しんでいた。本プログラムでは、歌舞伎にちなんだ室礼が施されたお茶の間ラウンジで、花びら餅や蕎麦に見立てた酒肴を味わうなど、新年を寿ぐ華やかなひとときを過ごすことができる。

     

    江戸に暮らす人々にとって新年の楽しみの一つに歌舞伎観賞があり、粋な過ごし方でもあった。その楽しみ方を支えたのが芝居茶屋だ。観劇チケットの手配に加え、筋書やお茶、菓子、幕の内弁当、酒肴の提供など、至れり尽くせりのサービスで人々を喜ばせていた(*1)。
    *1:富澤慶秀・藤田洋監(2012)『最新歌舞伎大辞典』柏書房

     

    新春の芝居茶屋を表現した空間で、観劇前の一服

    宿泊者が居間のようにくつろげる「お茶の間ラウンジ」を、新春の芝居茶屋をイメージして設えた。定式幕を背景に、押隈や浮世絵、歌舞伎の演目にちなんだ扇を飾り、新年の華やぎを演出する。この特別な室礼で提供するのは、花びら餅と抹茶。長寿延命を願って大根や餅など固いものを食べる宮中の正月行事「歯固めの義」が花びら餅の原点で、江戸時代に、丸餅に紅色に染めた菱餅を重ねた菱葩(ひしはなびら)の形になったとされている。牛蒡(ごぼう)の香りと白味噌餡の甘味、羽二重餅の柔らかな食感が特徴だ。用意された筋書きを読みながら、観劇前のゆったりしたひとときを過ごすことができる。

    蕎麦に見立てたモンブランやデザートワインで、観賞の余韻に浸る

    江戸時代の芝居茶屋では、酒肴や水菓子などが次々に供されていた。本プログラムでは、そうした芝居茶屋のおもてなしに倣い、星のや東京総料理長・浜田統之(のりゆき)監修の酒肴とワインが提供される。「宴遊(えんゆう)日記別録」の記述によると、江戸時代、芝居鑑賞後には夜餉(よるげ)として蕎麦が出されていた。そこから着想を得て考えられたのが、蕎麦に見立てたモンブランとデザートワインのペアリング。江戸漆器の蒸篭(せいろ)で提供されるモンブランには、和栗のペーストが使用され、中にはジェノワーズ(スポンジ生地)、クレームシャンティ、栗の甘露煮が忍んでいる。さらに、豆皿に添えて提供されるのは、蕎麦の薬味に見立てた「七味のメレンゲ」、「生姜のパート・ド・フリュイ」、「山葵のプラリーヌ」。実際の蕎麦の薬味のように、モンブランと一緒に食べることで味に変化が生まれる。これらとペアリングさせるのは、甘味とシャルドネの酸味のバランスが良い貴腐ワイン。樽で熟成された、ほのかな甘く香ばしい香りが特徴で、モンブランの味わいに深みを与える。

    江戸情緒を感じてお参りをしながら、人力車で歌舞伎座へ

    江戸情緒を感じられるコースで歌舞伎座へ向かう。日本橋エリアを通り、はじめに訪れるのは、「福徳神社」。徳川秀忠(ひでただ)が1614年の正月に参詣し、「福徳とはまことにめでたい神号である」と称賛したとされている。続いて訪れる「宝童稲荷神社」は、江戸時代に徳川家の跡継ぎの成長を守るために江戸城内に祀られていた神社。子育てや縁結び、商売繁盛にも利益があるといわれ、現在も多くの信仰を集めている。東京の歴史や地理に詳しい車夫から説明を聞きながら、徒歩よりも高い目線で東京の街を眺める、優雅な時間が提供される。また、人力車での散策をより楽しめるよう、希望者には、鮫小紋や万筋(まんすじ)の江戸小紋、華やかな訪問着など、好みに応じた着物が貸し出される(別料金)。江戸小紋は、武士の礼装「裃(かみしも)」に用いられたのが初めとされ、無地にはない、やわらかな美しさが特徴。おめでたい宝尽くしや歌舞伎にちなんだ柄の帯、五嶋紐(ごとうひも)の帯締めなどをコーディネートし、華やかながらも粋な装いで、芝居観劇を楽しむことができる。

    ここでしか味わえない芝居茶屋のおもてなしを堪能してみては?

  • 築約100年、京都の名宿「四季十楽」がリブランドオープン

    10.December.2022 | SPOT

    10軒の京町家を改装した先鋭的な名宿として知られる「四季十楽」が町家型ホテルとして2022年12月21日(水)にリブランドオープンする。

    築約100年の歴史やこれまで関わった人々の想いを受け継ぎながら、京町家の歴史とホテルの快適さを兼ね備えた宿泊施設として次の時代へ繋ぐ。

     

    「一楽」リビング

    「一楽」ベットルーム

    「七楽」リビング

    「五楽」バスルーム

    「七楽」バスルーム

     

     

    10軒の町家からなる当施設は、ホテルでありながらそれぞれが独立した京町家でもあり、「十室の愉しみ」をコンセプトに、全室が異なる設えとなっている。

     

    サロン全景

    庭とサロン

    「Rinn四季十楽」の象徴ともいえる真っ赤に染められたサロンには、ライブラリーが新設された。また朝食時間からバータイムまでその時間に合わせた様々なドリンクやフードが提供され、宿泊者はそれらを無料で自由に楽しむことができる。庭を眺めながらゆっくりと非日常の時間を過ごしながら、宿泊者同士の交流も深まるような仕掛けが展開されていく。

     

    築約100年の歴史を繋ぐ「Rinn四季十楽」で至福のひと時を過ごしてみては?

  • かまくらの中で甘酒を飲みながら、足湯を楽しむ「かまくら足湯」誕生

    22.November.2022 | SPOT

    アルプスの玄関口・大町温泉郷に佇む宿「界 アルプス」にて、2023年2月1日(水)に雪国の温泉旅館で楽しむ「かまくら足湯」が誕生する。界 アルプスでは、毎年雪国ならではのかまくらを作成し、様々な体験と過ごし方を提案している。地元酒蔵で作られた甘酒、竹あかりのライトアップに加え、2023年は新たにかまくらの中で足湯に浸かることができる「かまくら足湯」が誕生する。幻想的な雪景色を味わいながら、温かい足湯に浸かって快適にかまくらを楽しむことができる。

     

    かまくらの中で足湯に浸かる

    雪が降り積もる2月限定で中庭にかまくらが登場。かまくらの中に足湯を楽しめるスペースが設けられ、寒さを我慢せず温まりながら快適にかまくらを楽しめる。信州の冬の気候を感じながら、温泉で足を温めることで、よく眠れ健康に良いと言われる「頭寒足熱」の状態になる。

     

    地元酒蔵の甘酒

    大町市の酒蔵、北安醸造で作られている「蔵づくりあまざけ」を使用。贅沢に磨いた、自家栽培の酒米のこうじのみで造られた、まるで和菓子のような上品で繊細な甘さの甘酒となっている。温かい甘酒を飲みながら、足湯に入ることで身体の芯から温めよう。

     

    雪景色を照らす竹あかり

    かまくらを優しく包むのは、地元で毎年冬に開催されている安曇野神竹灯を模した竹灯籠のあかり。田舎の原風景に囲まれた界 アルプスでは、周囲のあかりに邪魔されることなく、竹灯籠の温かなあかりを眺めることができる。冬の闇夜に優しいあかりが浮かび上がる中庭で、かまくらでのひとときを過ごすことができる。

  • 京都のホテル「RESI STAY THE KYOTO」にサンリオ「クロミ」のルームがオープン

    20.November.2022 | FASHION / SPOT

    京都の西本願寺と東本願寺の間に位置するコンドミニアム型ホテル「RESI STAY THE KYOTO(レジステイ ザ キョウト)」は、ハローキティ ルームに続いてクロミ ルームを2022年11月1日にオープン。予約受付を開始した。

     

    ピンクプラネット クロミ ルーム

    クロミ ルーム

    オリジナルグッズ

     

    宿泊1部屋につき、RESI STAYオリジナルのクロミ グッズをプレゼント。ここでしか手に入らない限定グッズをチェックしよう。

     

    ゴスロリとプラネット、それぞれ異なるクロミの世界観のかわいい空間を楽しもう!

  • 青森県・温泉旅館「界 津軽」、その日降る雪に合わせた限定酒を愉しむ 「津軽七雪かまくらアペロ」開催

    16.November.2022 | SPOT

    南津軽・大鰐に位置する青森県の温泉旅館「界 津軽」では2023年2月1日(水)から2月28日(火)までの期間、津軽四季の水庭で「津軽七雪かまくらアペロ」を開催する。フランスにはお酒を楽しみながら夕食前のひとときを過ごす「アペロ」という食習慣がある。界 津軽でも津軽七雪こぎん幻燈で彩られたかまくらで、夕食前に伝統工芸品「津軽びいどろ」の酒器で青森の地酒を嗜みながら、薄暮から宵にかけて幻想的な空間で界 津軽ならではの和風アペロを楽しむことができる。

     

    津軽地方出身の文豪「太宰治」は紀行文『津軽』の中で、降る雪を7つの種類に分けて表現した。その時々で変化する津軽の雪を肌で感じ知ってもらいとの思いから、「七雪」になぞらえて「7つ」の地酒が用意され、当日降る雪に合わせた地酒が提供される。夕食をより楽しむために、一面の雪に覆われた幻想的な津軽の水庭の中で、青森の地酒を味わいながら、ここでしか体験できない特別なアペロのひとときを過ごしてみては?

     

    津軽七雪こぎん幻燈

    かまくらの外壁には、koginデザイナーの山端家昌(やまはたいえまさ)氏がデザインした7つの「津軽七雪こぎん幻燈」が設置される。7つの幻燈は全て色・模様が異なり、7種類の雪(こな雪・わた雪・つぶ雪・みず雪・ざらめ雪・こおり雪・かた雪)をそれぞれイメージして「津軽こぎん刺し」のモドコで雪の結晶をかたどっている。幻燈に使用されている7種の色も和の色彩を使い、ぼんやりとした暖かな光で水庭を照らし出す。

  • 星のや京都、屋形舟で紅葉を鑑賞しながら食べる特製朝食「錦秋の朝ごはん舟」開催

    26.October.2022 | SPOT

    京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」では、2022年11月20日(日)~12月5日(月)の期間、山装う渓谷の紅葉を眺めながら特製朝食を味わう「錦秋の朝ごはん舟」を開催する。雅な屋形舟「翡翠(ひすい)」を貸し切り、朝日に輝く渓谷の紅葉を鑑賞しながら、鹿肉のロースにたっぷりのきのこを合わせた「もみじ鍋」をメインにした朝食を味わうアクティビティ。錦の絹織物のような風景を愛でながら、朝の静かな時間に秋の味覚を堪能することで、贅沢な気持ちになれます。

     

    雅な屋形舟「翡翠」から静かに眺める、朝日に輝く紅葉の景色

    穏やかな大堰川(おおいがわ)をゆっくりと進む屋形舟「翡翠」からは、朝日に輝く渓谷の紅葉が水面に映る美しい景色を楽しめる。星のや京都の目の前を流れる大堰川は、日中は多くの観光客でにぎわうが、朝は人出や他の舟が少なく静かな時間が流れているという。かつて嵐山に別荘を構えた平安貴族は、大堰川で四季の風景を愛でる舟遊びを楽しんだ。その風情さながらに、喧騒から離れた穏やかな時間を過ごすことができる。

     

    渓谷を彩る紅葉を愛でながら、秋の味覚を堪能する朝食

    屋形舟「翡翠」では、総料理長特製の朝食が提供される。メインは、平安貴族も舌鼓を打った、鹿肉のロースにたっぷりのきのこを合わせたもみじ鍋。きのこの旨味に加え、赤身独特の滋味深さが楽しめる。その他には栗、銀杏、むかごなど秋の木の実をふんだんに使い昆布出汁で焚き上げた御飯、松茸の佃煮やさんまの有馬煮などがならぶ。甘味は、柿、梨、巨峰などの秋の果物をゼリー寄せにし、秋の味覚を存分に堪能できる朝食。紅葉の一本一本が際立ち、錦の絹織物のように広がる風景を眺めながらゆったりと楽しめる。

     

    雅な屋形舟「翡翠」を貸し切り舟遊び 

    本アクティビティでは屋形舟「翡翠」を貸し切り、かつて四季の風景を愛でながら舟遊びをした平安貴族さながらの優雅な時間を過ごすことができる。翡翠は、京都で古くから親しまれてきた建材や装飾を用いて、伝統工芸に囲まれる雅な空間に仕上げた星のや京都専用の屋形舟。舟枠には書院造に用いられる北山杉やヒノキ材を使用し、舟内には京町屋の犬矢来をイメージした竹の背もたれや、草木花で染め上げた柔らかな風合いのクッションを設えている。また、舟の側面の御簾を降ろすことでプライベートな空間を楽しむこともできるという。翡翠の屋根には特殊なガラスがはめ込まれており、スイッチで白から透明に色が切り替えられる仕様。嵐山の渓谷と青空を見上げて楽しむことができる、これまでにない屋形舟だ。

  • 「かまくら露天風呂」が「界 津軽」に誕生 津軽の四季と伝統工芸を愛でる大浴場 2022年11月にリニューアル

    18.October.2022 | SPOT

    津軽の四季と伝統工芸を愛でる大浴場が、2022年11月にリニューアルオープンする。2022年11月25日弘前の奥座敷として知られる、青森県大鰐温泉に位置する温泉旅館「界 津軽」。今回のリニューアルによって「かまくら露天風呂」と、地域の伝統工芸品を取り入れた設えが誕生する。青森県は、一年を通して季節の移り変わりをはっきり感じられる地域と言われており、湯浴みをしながら、季節の風景と津軽の地に根付いた文化を存分に楽しむことができるという。

     

    「かまくら露天風呂」が誕生

    内湯の外にある水庭に張り出した場所に、湯船を囲うようにアーチがついた「かまくら露天風呂」が誕生する。界 津軽は、例年初雪が11月下旬頃で、厳冬期には1メートルを超える積雪が見込まれるエリアに位置する。この地ならではの気候を活かし、かまくら露天風呂で冬を楽しむ時間を提供する。まるでかまくらの中に入っているような気分で、しんしんと降る雪を眺めながら雪見風呂を満喫できる。古くから湯治場として親しまれてきた大鰐温泉は、肌をしっとりさせる泉質が特徴。雪が舞う寒い冬に温かい温泉にゆっくり体を沈め、心から温まる心地よさは格別。夏には新緑、秋には紅葉と、季節毎に異なる表情も望める。

     

    津軽の文化に触れる「津軽こぎん刺し」

    界 津軽では、美しいシンメトリーの模様が特徴的な伝統工芸品、「津軽こぎん刺し」のデザインを、客室や冬の時期の「津軽四季の水庭」など、館内各所に取り入れている。今回のリニューアルでは、かまくら露天風呂から望む水庭に、津軽こぎん刺しのデザインをあしらった行灯を設えられる。温もりあるデザインと柔らかい光をたずさえ、津軽文化が彩る景色を満喫できる。

  • 1日1組限定「紅ほっぺ」を楽しむ夜のいちご狩り「ナイトストロベリーツアー」開催

    11.October.2022 | FOOD / SPOT

    熱海の絶景と温泉に浸るリゾートホテル「星野リゾート リゾナーレ熱海」では、2023年1月6日~3月30日の偶数日、イルミネーション輝くハウスで行う夜のいちご狩り「ナイトストロベリーツアー」を開催する。1日1組限定で、静岡県生まれのいちご「紅ほっぺ」を心ゆくまで味わうことができる。10回目の開催となる今回は、紅ほっぺを楽しみ尽くすコンディメントが10種登場。摘みたての紅ほっぺを存分に堪能できる、贅沢な体験となっている。

     

    紅ほっぺを楽しみ尽くすコンディメントが10種登場

    自分で摘んだお気に入りの紅ほっぺを楽しみ尽くせるよう、練乳やマスカルポーネ、ピスタチオなど10種のコンディメントを用意。例えば、まろやかな味わいの練乳と、香ばしいピスタチオを合わせると、紅ほっぺのみずみずしく、コクのある甘みがさらに引き立ちます。スタッフから教わる組合せを味わうのはもちろん、自分好みの味わい方を見つけるのもおすすめ。何通りもの組み合わせで、摘みたての紅ほっぺを存分に堪能できる。

     

    イルミネーション輝くハウスを貸切りにして行う夜のいちご狩り

    夕食後、客室に用意されたナイトストロベリーツアーの招待状を持ち、ホテルを出発。イルミネーション輝くハウスに入ると、レッドカーペットが敷かれた、いちごのレーンが。ロゼシャンパンを片手にいちご狩りを楽しめるので、まるでパーティーに来たかのようなワクワクした気分を楽しめる。貸切りのハウスで心ゆくまでいちご狩りが堪能できる。

     

    栽培環境にこだわって生産された紅ほっぺを堪能

    紅ほっぺは、いちごの品種である「章姫(あきひめ)」と「さちのか」を交配して育成された静岡生まれのいちご。ほっぺが落ちるほどコクのある味わいが名前の由来となっている(*)。伊豆ホーリーズの紅ほっぺは、日本全国の優れた産品を表彰する農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポン」にて入賞を果たしている。

     

    *静岡県公式ホームページ参照

  • 天然氷エリアでスケートが楽しめる「ケラ池スケートリンク」12月25日に今年も全面オープン

    04.October.2022 | SPOT

    「軽井沢星野エリア」にある屋外スケート場「ケラ池スケートリンク」では、天然氷エリアが結氷して2022年12月25日(日)に全面オープン予定。同リンクは、冬の寒さに加えて冷却装置の助けを借りる「人工エリア」と、寒さのみで凍らせる「天然氷エリア」によって構成されている。天然氷エリアは冷却装置を使わず、冬の寒さだけで池の水を凍らせているのが特徴で、12月25日頃になると、天然氷エリアが結氷し、約1,080平米ある池の全面が滑走可能になる予定という。天然氷のリンクは、今や希少な存在。古くからスケートが盛んだった軽井沢においても、2022年現在、天然氷のスケートができるのは同リンクのみという。透明度が高くツルツルとよく滑る天然氷エリアは、2月20日(月)頃まで滑ることができる。

    「森を感じるスケートリンク」をコンセプトとする同リンクでは、木々から舞い落ちて氷に閉じ込められた枯れ葉を探したり、冠雪した浅間山を眺めたりしながら、まるで氷上を散歩するかのようにスケートを楽しむことができる。今冬には、天然氷エリアに新たにチェアハンモックが登場。つい足元に目が行きがちなスケートの合間に、澄み切った冬の空をゆったり見上げる時間を提供する。ぜひ冬の軽井沢で、スケートでの「動(どう)」の時間と、チェアハンモックでの「静(せい)」の時間の両方を体験してみては。

     

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