アートと生き物が融合した新感覚水族館「アトア」が神戸に誕生

12.August.2021 | SPOT

神戸・新港突堤西地区に位置する都市型アクアリウム「átoa(アトア)」が2021年10月29日(金)に誕生する。アートと生物展示が融合した新感覚の水族館の全貌が明らかになった。

 

施設名「átoa(アトア)」は、Aquariumu(水族館) to(と) Art(アート)が掛け合わさった造語。その名のとおり、デジタルアートや舞台芸術を駆使したアート空間の中に約100種類3,000点ものいきものたちが共存する。

現代アート美術館のような外観の神戸ポートミュージアム

洞窟の入口のような階段を登り、探検気分で2階入場口へ

海中世界を体現した「MARIN NOTE-生命のゆらぎ」

霧が立ち込める樹海の森「EREMENTS-精霊の森」

切り絵作家 酒井敦美氏による光の切り絵のショー

日本庭園の上を歩く不思議な体験

宇宙空間や深海の世界を体現する「PLANETS」

インスタ映え間違いなしのFOOD&DRINK

神戸ベイエリアを一望できる絶景ポイント

átoa(アトア)オリジナルの商品も販売が予定

 

 

神戸市が位置する六甲の地は100万年前以上の遥か昔、大地の隆起と水の浸食により形成されたと言われおり、átoa(アトア)が収容される施設・神戸ポートミュージアム(KPM)は、そんな神戸の地の成り立ちを体現したアート作品のような外観で訪れる人の目を惹きつける。

 

 

átoa(アトア)の館内は計8つものゾーンにわかれており各ゾーンのテーマに沿った展示と空間演出がなされている。入場口を入ると「CAVE-はじまりの洞窟」が来館者を出迎える。鏡面加工を施された壁面と床面に魚群型の照明が乱反射し、万華鏡の洞窟を歩いているかのような錯覚に陥りながら奥へ奥へと入っていく。

幻想的な洞窟を抜けると海中世界を体現した「MARIN NOTE-生命のゆらぎ」が広がる。空間全体を覆うウェーブ照明と潮の香が漂う香りの演出、さらには円柱型の水槽にトラフザメやチンアナゴなどの海のいきものが展示され、まるで海中を浮遊しているかのような感覚を楽しむことができる。

 

2階の展示の目玉のもう一つである「EREMENTS-精霊の森」は、霧が立ち込める樹海の森、まるでおとぎ話の世界に入り込んだかのような世界が広がり、淡水魚やアルダブラゾウガメなどの両生類、さらには水族館では珍しいウッドチャックなどの可愛いいきものたちとも出会うことができる。átoa(アトア)ではこうした従来の水族館施設では出会うことのないユニークないきものが展示されていることも大きな特徴となっている。

 

 

3階では“劇場型アクアリウム“を存分に楽しめる2つのゾーン「MIYABI」と「PLANETS」に注目してほしい。日本の風光明媚な和の世界を表現するゾーン「MIYABI」では、切り絵作家・酒井敦美による光の切り絵のショーを楽しむことができるほか、足元ではガラスで覆われた床のすぐ下に魚が泳ぎ、まるで日本庭園の上を歩いてるかのような不思議な感覚を味うことができる。

 

「PLANETS」では宇宙空間や深海の世界が体現されており、ゾーンの中央に鎮座する直径3メートル・日本最大級の球体水槽「AQUA TERRA」、床に埋め込まれた光ファイバーと天井から降り注ぐレーザーとミストにより、空間全体が無数の星と光のベールに包まれる。

 

4階の屋外展示「SKYSHORE 空辺の庭」では開放的な空の下、フンボルトペンギンやコツメカワウソなどの可愛い海獣類たちとの出会いに心が癒されること間違いなし。また、4階にはアトアカフェが併設され、思わず写真を撮りたくなるようなインスタ映え間違いなしのフードやドリンク類がラインアップ。

 

さらに、展望デッキ「ROOF TOP」では神戸の絶景が広がり、ハーバーランドやメリケンパークが一つの構図の中に収まり、昼はもちろん夜には神戸ベイエリアの美しい夜景を楽しむことができる。可愛いいきものたちのぬいぐるみのほか、神戸らしいátoa(アトア)オリジナルの商品が並ぶミュージアムショップもお見逃しなく!

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    DANDELION PROJECT

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