横浜高島屋にてカラフルな伝統工芸品「中門博 輪島塗 7色の影漆彩・絵幻」 開催

02.October.2021 | FASHION

横浜高島屋が、2021年9月29日(水)から10月5日(火)までの期間限定で、輪島の伝統工芸に独自の技法でカラフルな色を加えた「中門博 輪島塗 7色の影漆彩・絵幻」を開催する。

 

 

アンブレラデザートカップ 31,900円

アンブレラデザートカップ 59,400円

コーヒー椀皿 49,500円
 

パスタ皿 30,800円

キューブ花器 26,400円

アンブレラカップ 52,800円

高島屋190周年記念限定品 ワインカップ 67,100円/石目乾漆ぐい呑(小)33,000円/石目乾漆ぐい呑(中)35,200円/オーバルトレー 60,500円

 

昭和元年創業の「中門漆器」は、石川県・輪島市の伝統工芸品「輪島塗」の上塗を専門とする塗師屋。4代目にあたる上塗の伝統工芸士・中門博は「色漆」の第一人者だ。「色漆」は器をキャンパスに見立てて塗りあげる“彩漆”が特徴で、この道40年の経験と感性により、絵画を思わせる漆の奥深さが表現されている。これまでピンクやブルーなど漆の性質を熟知したうえで配合した100色以上の色漆を生み出し、グラデーション塗りなど独創的な技法によってモダンな漆器を制作してきた。従来の輪島塗の概念を打ち破る斬新かつ革命的なこの「色漆」の漆器は、生活様式が変化した現代でも合わせやすいため、若い世代からも支持され始めている。

 

そもそも輪島塗の生産額は、生活スタイルの変化、高齢化、後継者不足等により減少傾向が続いている。加えて新型コロナウイルスの影響により、イベントや観光客が減少、2020年度の輪島塗の生産額は、1991年のピーク時の2割程度に留まり、工房数も職人などの従事者数も年々減り続けている状況にある。そこで、今回開催の「中門博 輪島塗 7色の影漆彩・絵幻」では、カップやお椀などを中心に約140点の「色漆」を販売し、石川県・輪島市の伝統工芸品「輪島塗」の新たな魅力を発信することで産地の活性化にもつなげていく。

 

モダンな伝統工芸品でインテリアデザインを楽しんでみては?

 

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    福島県 会津塗オルゴール

    400年の長い歴史を誇る福島県の会津地方の伝統工芸「会津塗」。夜空のようなつややかな黒の漆塗りにゴールドで描かれたクライシス・ムーン・コンパクトとセーラー10戦士の守護星マークの蓋を開けば、『ムーンライト伝説』のオルゴールが奏でられる。  

    石川県 九谷焼丸皿(3種セット)

    石川県の加賀地方で生産される色絵磁器「九谷焼」。その鮮やかな色彩と縁起の良い伝統柄で、『美少女戦士セーラームーン』の世界を表現。セーラー5戦士の中心に幻の銀水晶があしらわれた丸皿、クライシス・ムーン・コンパクトを中心にちびムーン・コンパクトとセーラー戦士の守護星マークが並んだ丸皿、ルナ・アルテミス・ダイアナのシルエットが浮かぶキュートな丸皿の3種セット。    

    東京都 江戸切子グラス

    江戸の粋な美意識が息づく東京のガラス工芸「江戸切子」の繊細な細工と澄んだ煌めきに、美しい星々の瞬きをうつした江戸切子グラス。セーラー5戦士とスーパーセーラーちびムーンをイメージした薄紅色と、外部太陽系4戦士をイメージした瑠璃色の2種類。  

    香川県 香川漆器 漆塗り椀(ペアセット)

    多彩な色漆を使い繊細で緻密な模様を描き出す手法が特徴の「香川漆器」。朱色と黒色、色漆で鮮やかに彩られたスーパーセーラームーンとタキシード仮面のペアの漆塗り椀。クライシス・ムーン・コンパクトや幻の銀水晶、仮面やゴールデン・クリスタルといった二人のモチーフが金銀豪華な色づかいと伝統的な蒔絵仕上げで、お椀を華やかに飾る。  

    福岡県 博多織長財布

    経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を打ち込んで作られる絹織物「博多織」。その“しなやかでありながら丈夫”という特徴にセーラー戦士たちの美しく力強いイメージを重ねて、伝統の縞柄に守護星マークや幻の銀水晶のモチーフを織り込んだ長財布。       (c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
  • 日本和文化振興プロジェクト「第2回日本和文化グランプリ」結果発表

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    各分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため、2020年5月に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、計5作品の受賞を発表した。   元文化庁長官の近藤誠一が陣頭指揮をとり、副代表にユナイテッドアローズ名誉会長 重松理と、400年の歴史を誇る伊場仙14代目当主 吉田誠男が脇を固める一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、国籍居住地、年齢を問わず、和文化に携わる企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして当グランプリを開催。審査委員はシャネル合同会社 会長リシャールコラスや、モデルの秋元梢など、各界で活躍する11名が務め、栄えある5作品を選出した。  

    グランプリ

    塵取り・箒「Chiritori×Houki」羅琪(ロ チ)ちりとりは、一本一本を手で松本箒の特別な形と合わせて形を整え、それに徳島の天然染料『藍』で染色したものです。箒は、第三代の職人さんが長年の経験を積み重ねた技術とこだわりをもって、自家栽培したホウキモロコシを材料として作った、世界で一つだけの箒です。箒の取手部分とちりとりを完璧に合わせるため、何度も微調整を繰り返すことで、唯一無二の吊れる松本箒ちりとりセットを生み出しました。  

    準グランプリ

    漆芸「Ether」佐々木岳人   【講評】 伝統と革新。和文化の精神と本賞のパーパスが形になって現れたような作品である。ファスナーは開かない。表面は革製品に見えて、革ではない。蓋を開けると、艶やかな漆が広がる。思い込みはあっさりと裏切られた。そして触れる人、使う人の想像力を広げるパワーに満ちている。作り手はこの様子を想像して、にんまりしているのではないか。多くの気配りを施しながら、見事な匠の技が軽やかに決まっている。楽しい驚きを受けた。(田中里沙)酒器「和nagomiの酒器」 藤田和   【講評】 アールヌーボーの、植物に対する観察や繊細な造形化を透明なガラスの生命感と重ねていく精神との共通点をもっている。「和なごみ」では植物の線的な表現はよりライトだがそれがいくつものレイヤーや形の重なりあいによって、その場の雰囲気に浸透していくような共鳴を生み出している。漆や箔などの伝統技法をさりげなく幾重にもつかいながら、そこに「植物という生」のいきづかいをもたらす。現代的なエコロジーのとりこみといえる。(長谷川祐子)  

    優秀賞

    カウンターテーブル 「Floating Boat Counter -舟のように浮かぶカウンターテーブル-」 児玉理文(一級建築士)石川大樹(一級大工技能士/二級建築士)   【講評】 日本建築の伝統的技術である「舟肘木」をモチーフに、住まいの中心である家族のくつろぎの場所で建築と家具を一体化する実用性と日本の木構造の美しさを現代に生かした優れた作品である。舟肘木は日本の伝統的建築の中で住居系の建築、京都御所清涼殿、園城寺光浄院客殿等で使われ、寺社建築の斗栱とは異なる優美で品格のある構造意匠である。その美しく洗練された舟肘木をモチーフに建築と一体化したテーブルとして立体的に構成し、住まいの中心として家族が楽しく集まる美しい空間を作り出している。(堀越英嗣)折りたたみ式正座補助椅子 「patol stool SEIZA」平山日用品店 平山和彦・真喜子   【講評】 折りたたみ式の正座補助椅子であり、すぐにでも実用化できそうなコンセプトで、審査員からも好評であった。畳文化を気軽に楽しむのには、うってつけの補助器具で、めっきり正座の機会の減った現代人には強い味方になりそうだ。椅子の高さやサイズ感、それに細かく折りたためる収納あたりが、いい塩梅で、今までにはなかったものである。身体のサイズに対応したバリエーションや蝶番のデザイン性の検討など、さらに美しくなる可能性を秘めた傑作である。(秋元雄史)   日本の伝統文化と未来の伝統に繋がるアートワークから目が離せない。  
  • BTS「Dynamite」など楽曲モチーフの 『カップ&ソーサーセット』が登場

    09.September.2022 | FASHION / MUSIC

    高級陶磁器メーカー「ノリタケ」は、BTSの人気楽曲からインスピレーションを受けたカラーリングやアートワークでオリジナルデザインを施したカップ&ソーサーセットの『DNA』『Drop』『Dynamite』バージョンは2022年9月6日(火)から、『Boy With Luv』『Butter』バーションは9月21日(水)13時から予約受付を開始する。     カップとソーサーは、磁器の一種であるボーンチャイナの品のある白をベースに、人気楽曲をイメージしたカラーリングとアートワークを配置し、ノリタケならではの美しい“金加飾”が施された重厚感あるデザインになっている。カップとソーサーの裏面には、それぞれのカラーリングでBTSロゴがあしらわれている。BTSの楽曲を聴きながら、素敵なティータイムやコーヒーブレイクを楽しんでみては?   (C) BIGHIT MUSIC. All Rights Reserved.