渋谷PARCO、ミッキーマウスの”ファンの集い”をテーマにした『Mickey Mouse Now and Future』展開催

04.November.2021 | FASHION / SPOT

パルコは、渋谷PARCO 4F「PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて、ウォルト・ディズニー・ジャパンの協力の下「Mickey Mouse Now and Future」展を2021年11月19日(金)から12月19日(日)までの期間限定で開催する。本展は、ミッキーマウスを愛する世界各地のアーティストたちによる”ファンの集い”をテーマにし、その現在と未来を表したアート・コラボレーション・プロジェクト。本展は、渋谷の現代アートギャラリーNANZUKAがキュレーションを担当した。

 

ミッキーマウスは、ウォルト・ディズニーが大切にしてきた「革新=INNOVATION」、「創造力=CREATIVITY」、「想像力=IMAGINATION」、「物語性=STORYTELLING」の理念を体現する存在で、ウォルト・ディズニー・カンパニーのグローバルアンバサダーとして世界中の人々にインスピレーションを与えてきた。その名前が広く知れ渡ったのは、1928年公開の、ウォルト自身が声優を務めたトーキー映画『蒸気船ウィリー(Steamboat Willie)』。

 



本展にも出展している田名網敬一は、この作品を戦後の幼少期に見た記憶について、次のように語っている。「子どもの頃、目黒駅近くのちっぽけな映画館でウォルト・ディズニーのアニメーション『蒸気船ウィリー』を観た。それまで静止画の漫画しか観たことがなかった私は、軽快に動きまわるミッキーマウスに驚愕し、非常口の薄明かりの下でミッキーの姿をノートに描き写した。帰宅後、線描に沿って着色したミッキーを部屋中に貼り付けると、踊り出したいほどの満足感に酔いしれた」。また、ミッキーマウスを主役とした『ファンタジア』(1940年)は、クラシック・ミュージックの華麗な旋律と、めくるめく色彩、そしてダイナミック且つ繊細優美なモーションを融合させた映画史上類を見ない20世紀最高峰の映像作品として、公開以来つねに人々を魅了し続けてきた。

 



本展には、スペイン出身マラガ在住のハビア・カジェハ(Javier Calleja)、韓国出身NY在住のユーン・ヒュップ(Yoon Hyup)、イギリス出身ロンドン在住のジェームス・ジャービス(James Jarvis)、長野県在住の中村哲也、イギリス出身ロサンゼルス在住のオリバー・ペイン(Oliver Payne)、アメリカ出身ロザンゼルス在住のダレン・ロマネリ(Darren Romanelli)、東京在住の空山基、田名網敬一、Yoshirottenが参加し、それぞれの思い描いたミッキーマウス作品を出展する。また、本展覧会に合わせて、渋谷PARCOの敷地内に、ハビア・カジェハと空山基がそれぞれ制作したミッキーマウスの大型立体作品が、パブリック・アートとして特別展示される。

 

それぞれのアーティストが表現するミッキーマウスへの愛をお見逃しなく。

 

©Disney
Artwork by Yoshirotten

RELATED ENTRIES

  • TOKYO発次世代クリエイティブ・ガールズ・コレクティブ「bala」が本格始動

    04.March.2023 | FASHION / MUSIC

    東京を拠点に活動するガールズ・アーティストとクリエイターによるコレクティブ「bala」がついに本格始動。3月8日に1stシングル「barla」をリリースします。   bala(バラ)は、MANON、SUNNY ONLY 1、DAN、KANOからなる、それぞれにグローバルなバックグラウンドとルーツをもったクリエイティブ集団。世界で同時多発的に進行している様々なZ世代ユースカルチャーと共鳴しながら、DNAに組み込まれた日本発のポップカルチャーと融合させたハイブリッドな表現を求め、グローバルに発信していくことをコンセプトに活動していきます。   3月8日にリリースされるデビュー曲「barla」は、Mondo Grosso名義でも数々のヒット曲を持つ大沢伸一がプロデュースを手掛け、ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)とリリックを共作。Y2Kカルチャーが各所でリヴァイバルするなか、次の音楽トレンドとして復活の兆しを見せている90年代末のフィルターハウス・サウンドをいち早くフィーチャー。次世代のポップカルチャーを牽引していく彼女たちのテーマ曲に相応しいグルーヴィーなダンスチューンとなっています。   <大沢伸一 コメント> 超個性的メンバーが集まったbalaの幕開けに立ち会えて光栄です。ケンモチさんとも事実上初の共作が出来て念願が叶いました。   <ケンモチヒデフミ コメント> balaの皆さん、大沢伸一さん、異色の様々な才能が混ざり合った楽曲に私もご一緒出来てとても嬉しく思っています。今この瞬間にしか出てこない、みんなのエネルギーが詰まった一曲になりました!  
  • 銀杏BOYZなどのジャケットイラストを手掛ける江口寿史のイラストレーション展『東京彼女』が東京ミッドタウン日比谷にて開催

    08.February.2023 | SPOT

    東京ミッドタウン日比谷は、街と人の魅力を伝え続けてきたクリエイター江口寿史氏によるイラストレーション展『東京彼女』を2023年3月14日(火)~4月23日(日)に開催する。当展示のために特別に描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作イラストを中心に大小さまざまな「彼女」の展示を展開していく。

    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

    漫画家・イラストレーターとして活躍する江口寿史氏は、東京という街と街の中で輝く人々の瞬間を克明に描き、街と人の魅力を伝え続けている。今回、東京ミッドタウン日比谷が5周年を迎え、日比谷エリアの様々な場所も周年を迎えることから、日比谷ならではの特別展示として江口寿史イラストレーション展『東京彼女』が実現した。 本展示では、東京ミッドタウン日比谷での展示のために新たに描き下された、日比谷の街にたたずむ「彼女」の新作がお披露目するほか、江口氏が80〜90年代に愛用した画材パントーン・オーバーレイによる初公開の原画作品も多数展示される。

     

    また、期間中はサイン会をはじめ、江口氏本人がその場で対象者の似顔絵を描き下ろす「ライブスケッチ」や、イラストを描くコツを伝授する「ワークショップ」も開催。

      時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?   ©2023 Eguchi Hisashi
  • 渋谷PARCOでクリープハイプのメジャーデビュー10周年を記念した 『クリープハイプの声をシャワーのように浴びる展』 開催

    18.December.2022 | MUSIC / SPOT

    パルコは、2022年12月29日(木)~ 2023年1月16日(月)の19日間、渋谷PARCO4F「PARCO MUSEUM TOKYO」にて、ロックバンド「クリープハイプ」の10周年を記念した展覧会『クリープハイプの声をシャワーのように浴びる展』が開催。 テーマは、声の博物館。   過去の楽曲やライブMC、ラジオMC、さらにはここでしか聞けない仮歌音源などが編集され空間に合わせて「展示」される。 入口から物販まで8つのエリアが登場し、シャワーの蛇口を捻ると声が降り注いだり、扉の向こうから聞こえてくる声を立ち聞きしたり、ごみ箱からボツになったデモ音源が聞こえてきたり、様々な「声」を体験する演出が各エリアごとに施されている。 訪れた人は、声を浴びたり、踏んだり、潜ったり、覗いたり、撃たれたり…あの手のこの手で声を味わうことになり、気づけば声の世界に没入し、その声が体内に侵食してくるような体験が待っている。  

    グッズ(一例)

    缶バッヂ6種

    ステッカーセット3種

    キーホルダー6種

    シガレットケース2種

    Tシャツ2種

    トレーナー2種

     

    展示の構成には『クリープハイプの脳内博覧会「世界館 -MADE BY DIS」』や、『クリープハイプのすべ展』をつくりあげたクリエイティヴチーム「CHOCOLATE」が参画。「声」にちなんだデザインのグッズも登場するのでお楽しみに。

     画像はイメージです。
  • エストニア・タリンのクム美術館でチームラボの個展がオープン

    15.December.2022 | FASHION / SPOT

    アート集団チームラボは、北欧最大級の美術館であるエストニア・タリンのクム美術館にて、2022年11月11日(金)に個展をオープンした。クム美術館は、18世紀以降のエストニア美術の膨大なコレクションを所蔵し、2008年には欧州最優秀美術館賞(The European Museum Forum=EMF)を受賞した、エストニアを代表する美術館となっている。個展は、2023年5月7日(日)まで開催する。  

    チームラボ《teamLab:Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea》 

     teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea」と題した本展では、全てが繋がっている一つの連続した海の中で、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖していく作品群が展示される。来場者は、作品空間に身体ごと没入し、自分と作品との境界のない世界を体験することができる。  
     《Black Waves: Immersive Mass》は、全て繋がっている一つの連続した波でできた作品。始まりも終わりもなく、来場者は、波でできた塊と対峙し、作品空間を進んでいくと、やがては波に引き込まれ、作品空間と連続していく。古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現されるが、線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。 

    チームラボ《Black Waves:Immersive Mass》©チームラボ

     《Black Waves: Immersive Mass》の海の中に現れる作品《増殖する無量の生命》は、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、時間とともに移ろっていく。人々が花々にふれると、花々は散って死んでしまう。 

    チームラボ《増殖する無量の生命》©チームラボ

        本展では、この他に、燃焼する気体の流れによって描いた線の集合で炎を描く作品《憑依する炎》も展示する。この作品は、来場者がアプリ《Distributed Fire》を持って作品の炎に近づくことで、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。持ち帰った炎は、他の人のスマートフォンに近づけると、同じように炎がともり、炎をつなげることができます。炎を誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。 作品は、人々のネットワーク上に分散して存在し、分権型のアートとなっていく時、オリジナルが消滅しても存在し続ける。 

    チームラボ《憑依する炎》©チームラボ

     

     

    クム美術館 Photo:Tõnu Tunnel. Courtesy of the Art Museum of Estonia.

     

     エストニアを代表するクム美術館でチームラボの世界観に飛び込んでみては?
  • W大阪×ネイキッド初コラボ『W Osaka×NAKED, INC. Xmas Garden』開催決定

    12.December.2022 | FASHION / SPOT

    株式会社ネイキッドが、ラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W大阪」と初コラボレーションし、W大阪の4F「WET DECK(ウェットデッキ)」にて、2022年12月15日(木)〜12月25日(日)まで、クリスマスイベント『W Osaka × NAKED, INC. Xmas Garden』の企画・演出・制作を実施する。本イベントを象徴するアートモニュメントそしてクリスマスツリーとして、村松亮太郎 / NAKEDによる、世界と繋がる参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT』(ダンデライオンプロジェクト)がW大阪に初展示される。本展示は、ネイキッドが京都市、宇治市、滋賀県大津市とともに発信する次世代型アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』の一環として行われる  

    注目の「W大阪」に気鋭のアート『DANDELION』が初登場、光のアート空間に

    2021年に開業以来、斬新で革新的なホテルとして注目を集める「W大阪」。本イベントを象徴するアートモニュメントとして、また、クリスマスツリーとして、世界と繋がるインタラクティブアートオブジェ『DANDELION』がW大阪に初登場。通常のDANDELION PROJECTの体験のみならず、W大阪限定でクリスマス演出が楽しめる時間も展開(※20分間が通常体験5分間クリスマス演出体験の合計25分間1セットでのループ)。クリスマス演出はDANDELIONの体験に合わせて、照明演出が連動、音楽はW大阪プロデュースの特別仕様となる。   1年を締めくくり、来る年に向けて平和・平穏を祈るこのホリデーシーズンに、目的地となるホテルを目指し続けるW大阪から、世界に平和の願いを届ける。同期間、日本は平安神宮や世界遺産・仁和寺、京都国立博物館など、また海外はサウジアラビア・リヤドで開催の「アル・ムラバ」にも『DANDELION』が展示中。国や人種、思想に関わらず、世界中がネットワークで繋がり、一人ひとりの平和への願いを乗せた綿毛となって世界各地にタンポポの花を咲かせる。また、DANDELIONの展示だけでなく、会場となるW大阪4Fの「WET DECK」全体が光のアートに包まれるクリスマスの特別仕様にネイキッドが演出。入場者はWET DECKに隣接するバー「WET BAR(ウェットバー)」にて、オリジナルカクテルやシャンパーニュなどの中からワンドリンクを楽しむことができる。  

    DANDELION PROJECT

    『DANDELION PROJECT』は、アーティスト 村松亮太郎による、タンポポのアートオブジェ『DANDELION』を世界各地に植樹し(設置し)、平和の象徴である花を世界中に咲かせていくアートプロジェクト。体験者が『DANDELION』にスマートフォンをかざすと、平和への願いをデジタルのタンポポの綿毛に乗せて、ネットワークで『DANDELION』が植樹されている世界各地に繋がり、リアルタイムでデジタルの花を届けることができる。大阪府での『DANDELION PROJECT』展示は、2021年の『OSAKA 光のルネサンス2021』、2022年10月のうめきた外庭SQUAREに続き、3回目。
  • カフェ&ギフトショップ「ディズニー・ハーベスト・マーケット」新店舗が横浜赤レンガ倉庫にグランドオープン

    12.December.2022 | FOOD / SPOT

    カフェ&ギフトショップ「Disney HARVEST MARKET(ディズニー・ハーベスト・マーケット) By CAFE COMPANY」の新店舗が2022年12月6日(火)より「横浜赤レンガ倉庫」にてオープンした。2021年にオープンした「渋谷ヒカリエ店」に続く2号店となり、神奈川県初出店となる。   当店は、「Japan Local」というブランドコンセプトのもと、生産者と地域の共生を大切にして四季を通じた日本中の「おいしさ」を届けるメニューを提供するカフェとオリジナルグッズも販売するギフトショップを併設している。また、各店舗ごとに地域の特性を尊重したオリジナルな価値を提案する、「横浜」「港町」「海の恵み」から着想したストアコンセプト「Yokohama Fisherman’s Wharf」も誕生。    

    横浜赤レンガ倉庫店 限定メニュー

    海を感じるアフタヌーンティーセット

    シーフードドリアと真っ白ポーチドエッグ

    あさりとたっぷり野菜のふわふわクラムチャウダー

     

    横浜赤レンガ倉庫店 限定販売グッズ一例

    アーモンドチョコレート(ドナルドダックデザイン)

    ボーダーTシャツ(ドナルドダックデザイン / M・L )

    メニュー&グッズ税込3,000円以上購入特典:ポストカード(非売品)

    渋谷ヒカリエ店・横浜赤レンガ倉庫店限定

     

    店内イメージ

      メニューには、「渋谷ヒカリエ店」でもオープン以来人気No.1のアフタヌーンティーセットの「横浜赤レンガ倉庫店」限定バージョン「海を感じるアフタヌーンティーセット」も登場するほか、当店だけの限定メニュー「シーフードドリアと真っ白ポーチドエッグ」「あさりとたっぷり野菜のふわふわクラムチャウダー」などがラインアップ。また、店内には、「純粋無垢」を意味する真っ白なミッキーマウスがハーベストな大地に腰をおろして四季折々の自然を愛でる姿をイメージした高さ2.7mのスタチュー(像)をはじめ、「Fisherman House」をテーマにしたゾーンやミッキー&フレンズをイメージしてデザインされた4室の個室も登場。グッズは当店限定商品もラインアップする。ディズニーの世界観が広がるDisney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY 横浜赤レンガ倉庫店で、家族や友達など、大切な人と過ごすひとときを楽しもう。