コム・デ・ギャルソンSS18にも採用、ロマンチックな少女画が大人気の巨匠・高橋真琴画集発売

06.November.2021 | ANIME&GAME

星のようにかがやく大きな瞳、やわらかに揺れるヘアスタイル、エレガントなファッション。そんな、誰もが憧れるお姫さまや少女たちの絵を一貫して描き続けてきた、巨匠・高橋真琴は「こういう女の子がいたらいいな」という少年の気持ちで68年描き続けてきた。描かれた少女たちは、みな生き生きと優しく微笑み、今にも話しかけてきそうな瞳は、見る者の心を虜にする。

 

 


高橋は、1953年にデビュー後、『あらしをこえて』や『プリンセス・アン』などの漫画を発表。“瞳の中に星を描く画風”が、後の少女漫画に多大な影響を与えた。1960~70年代には「なかよし」「少女フレンド」「マーガレット」などの少女漫画誌や学年誌の表紙や口絵、挿絵を多数担当した。文房具や布製品のほかに、自転車などのイラストも手がけてきた。



1992年から、定期的に新作個展を開催しており、親善大使を務める千葉県佐倉市内の公共物や、日本を代表するファッションブランドのひとつ「コム・デ・ギャルソン」の2018年SSコレクションで少女画が採用されたり、海外での版画展開催などにも精力的に活動の場を広げ、来年迎える米寿イヤーもますます活躍が期待される。
そしてこの度、高橋真琴の美の世界をぎゅっと綴じ込んだ画集が完成した。1960年代の作品から近作まで約150点の作品を、5色印刷で美しく再現。全232ページ、コンパクトなサイズは、つねにそばに置いて愛でられる、まさに宝石箱のようだ。「可愛い」を愛するすべての人に、乙女気分をじっくり、うっとり味わってほしい一冊となっている。

 

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    「花のエレーヌ」原画

    「花のマドモアゼルII」

    「ひまわりの祈り」原画

     

    高橋真琴氏が少女を描き続ける理由、それは自身の作品を見た時に「多くの方が癒され、心温まり、『多幸感』を得て欲しい。『多幸感』は争いを避け、皆がそれぞれを認め合う気持ちへと繋がり平和へと導くでしょう」。この近年世界は多くの困難に苦しみ、そのような中で高橋氏が今展のために描き下ろしたのは、平和への願いを込めた民族衣装のウクライナの少女「ひまわりの祈り」。 『自分は画家だから絵を描くという表現で平和を願うことを伝えられた。皆さんも、それぞれが出来る方法で平和を願う気持ちを表現してもらえたら』と高橋氏。88歳の作家がこの状況下に描いたこの作品は今展の大きな見所と言えるだろう。

     

    「王子と愛犬」原画

    「メルヘン・ウェディング」原画

      毎回人気で完売する高橋氏の原画作品が、今回は今までで最多点数と豊富なバリエーションで、展示販売される。少女の絵はもちろん、その他のめずらしい絵柄も登場。見どころ満載のラインアップで、1990年代作から2022年の最新作までが出品される豪華な展示内容となっている。  

    グッズ

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    メインビジュアル

    ウィンドウ

      高橋真琴は1950年代から少女漫画家として活躍し、昭和の時代はぬりえやふでばこなどのグッズで少女たちを魅了しており、今もなお、現役で新作を発表するなど精力的に活動し続けている。星の入った大きな瞳、バラ色のほお、豪華なドレス、花や動物で彩られた背景と、その特別な少女画は、4世代にわたって多くの人々の心をつかんでいる。 メインビジュアルにはクリスマスを連想する赤いコスチュームの少女と動物や鳥たちがたくさん登場するキュートな作品「幸運の星」を使用。ノーブルなアイスブルーをキーカラーに、冬のモチーフ雪の結晶と、繊細なレースでクリスマスらしさを演出した。   ウインドウは、レースで縁取られた合計4点の作品が登場。パールやファー、画集『高橋真琴の宝石箱』をウインドウの奥行きを使って立体的に展示する。「幸運の星」に登場する鳥たちがガラス面に登場し、にぎやかに盛り上げる。 津田沼パルコで、MACOTO CHRISTMASを過ごしてみては?  
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    「リトル・プリンセス」(C)MACOTO TAKAHASHI

        期間中、版画作品を購入した先着100名に、購入者の名前と作家直筆サイン入りの「少女絵色紙」が進呈される。   世代を超えて人々を魅了するファン必見の版画展へ足を運んでみては?   ※色紙の少女絵はお選びいただけません。色紙は後日お渡しいたします。