漆の表現を探求し続ける『丸嘉小坂漆器店』ポップアップが東京ミッドタウンにて開催

14.January.2022 | FASHION / SPOT

サステナブル・エシカルをテーマに日本全国の工芸作家・工房の商品など、暮らしの道具を扱うWISE・WISE tools 東京ミッドタウン店は、2022年1月7日(金)から1月23日(日)までの期間限定で、「丸嘉小坂漆器店」ポップアップを開催中。

重要伝統的建造物群保存地区に選定され、国内有数の漆工の町として知られる、長野県木曽平沢。透き通る硝子に日本的な美を体現する漆を纏わせた、新しい漆器の数々がラインアップする。

 

 

丸嘉小坂漆器店は、木曽漆器の伝統を受け継ぎながら現代の暮らしに映える新たな漆の表現を探求し続ける職人工房。
熟練の職人の手仕事で一色ずつ塗り重ねられていく「漆硝子」は、日本の伝統的な美意識を体現する漆の色彩と透きとおる硝子の素材感が合わさり、伝統と革新が共存する唯一無二の魅力を放つ。

 

木曽漆器の伝統が息づく地で新たな漆の表現の可能性を広げる「丸嘉小坂漆器店」ポップアップへ足を運んでみては?

RELATED ENTRIES

  • 京都の伝統工芸品「京友禅」のデザイン画『草稿』を新たな切り口で表現するコラボNFT登場

    28.November.2022 | FASHION

    NFTマーケットプレイス「HINATA」が2022年11月25日(金)に販売を開始する、伝統工芸・京友禅のデザイン画『草稿』を用いた新たなコラボレーションイラスト作品が公開された。   京友禅『草稿』× 現代の浮世絵師「オノ・タコ」

    使用された草稿(左)と「オノ・タコ」氏の作品 《春の夢路ー陽ー》

      洋の東西を問わず様々なデザインを浮世絵風に描きあげる、現代の浮世絵師「オノ・タコ」。草稿を背景に楚々と佇む美しい女性を、柔和な線で見事に描きあげた。 草稿の線の美しさがより伝わるよう、背景を重視し作画はキャラクターと背景が調和した作品に仕上がっている。 本作は浮世絵だが現代の女性が描かれており、京友禅や浮世絵という伝統的な美と現代的な美を融合した普遍的な美しさや理想が表現されている。 柔らかく暖かな印象の「陽」と、しっとりと静謐な印象の「陰」の2つのバリエーション、合計6作品が販売予定。 オノ・タコ:https://twitter.com/ono800   京友禅『草稿』× イラストレーター「オムレットマト」

    使用された草稿(左)と、「オムレットマト」氏の作品《望月》

      可憐な少女のイラストで人気急上昇中のイラストレーター「オムレットマト」。 日本の自然を美しく描いた3種の草稿を用いて、見返り美人をモチーフとした少女が描かれています。 萌えイラストを手掛けるクリエイターの視点から『京友禅と萌えイラストの共通点』を探り、対極にあるものではなく調和するものとして2つの文化を融合させた作品は、不変の美と、美の進化を同時に感じさせる。 時代を経ても同じように巡る空の表情を表す「黎明」「日の出」「望月」の3つのバリエーション、合計8作品が販売予定。 オムレットマト:http://omutoma.tumblr.com   2人のイラストレーターがそれぞれの切り口から描いた、京友禅×イラストのコラボ作品をお楽しみに。
  • monopo、創業100年を迎える京都西陣織ブランド「織楽浅野」とコラボで日本の伝統工芸の魅力を世界に発信

    21.November.2022 | FASHION

    グローバルクリエイティブエージェンシーmonopoと、創業100年を迎える京都西陣の帯ブランド織楽浅野は、国際的に活躍するクリエーターとのコラボレーションにより、職人の物語をデジタル体験できる「帯」を制作した。新しい視点で切り取った日本の伝統工芸を、楽しむことができる。   QR帯というユニークなストーリーテリングの手法を用い、プロダクトとコンテンツを融合することで西陣織の価値を再定義。帯に織り込まれたQRコードをスマートフォンで読み取り、帯ができる過程やコンセプトをデジタル上で体験できる特設Webサイト・映像を公開した。実際の帯を見ることができなくても、世界中の人々が西陣織の歴史と工芸を目にすることで、京都のものづくり文化について世界中の人々に発信する。古都、京都。日本が誇る伝統や歴史を大切に守り、現代まで継承してきた場所。パンデミック前は、訪日ブームや日本文化の世界的な流行により、 街は大きな賑わいをみせている。しかし2020年に起こった世界的なパンデミックにより、街は一変。祇園周辺に溢れていたたくさんの観光客は姿を消し、各名所も今までが嘘だったかのようにしんと静まりかえった。しかし、日本が国境を開放した今、また注目が集まっている。   伝統を守りながらも時代への挑戦を続ける「織楽浅野」の姿勢と、グローバルとデジタル領域のクリエイティブに強みを持つmonopoがタッグを組むことで、今回のプロジェクトが実現した。プロジェクトでは、帯の制作だけでなく、帯の柄から読み込めるQRコードから閲覧できる特設Webサイト・本プロダクトストーリーを伝える映像コンテンツが公開された。   日本のローカル文化の魅力をグローバルに伝えているmonopoの今後の取り組みから目が離せない。
  • 光と音が織りなす華やかなイルミネーション!「MIDTOWN CHRISTMAS 2022」

    07.October.2022 | SPOT

    東京ミッドタウンでは、2022年11月17日(木)から12月25日(日)の期間にて「MIDTOWN CHRISTMAS 2022(ミッドタウン クリスマス)」を開催する。 今年は“Meets Christmas”をコンセプトに、「大人も子どもも思いっきりクリスマスを楽しんでいただきたい」、そんな願いを込めて、気持ちがワクワクするクリスマスシーンを楽しむことができる。 ゴールドの光が街の木々を彩るツリーイルミネーションや、クリスマスパーティーのクラッカーをイメージしたポップなクリスマスツリー、さらに、多彩な光と音楽の演出でまるで屋外劇場に来たかのような体験ができるイルミネーションが初登場。人気のアイススケートリンクは今年も同日にオープン予定。クリスマスシーズンからアイススケートを楽しめる。とびきりの煌めきをまとった東京ミッドタウンで出会う、特別なクリスマスを過ごしてみては。  

    CHRISTMAS STORY LIGHTSでは、期間限定のしゃぼん玉演出も

     

    巨大ドームと約300個の照明から表現される、屋外劇場のような迫力ある光の舞台

     

    PARTY POPPER TREE 参加型の演出も

  • 30周年『美少女戦士セーラームーン』、日本各地の伝統工芸とコラボアイテム発表

    14.September.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    日本の伝統工芸品とコラボしたキャラクターグッズを多数手がけてきたPREMICO(プレミコ)が、『美少女戦士セーラームーン』の30周年を記念した日本各地の伝統工芸とコラボしたアイテムを、PREMICOオンラインショップにて販売をスタートした。   日本各地の伝統工芸と劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」がコラボした匠の技が光るアニバーサリーアイテム。ラインナップは、福島県・会津塗オルゴール、石川県・九谷焼丸皿、東京都・江戸切子グラス、香川県・香川漆器 漆塗り椀、福岡県・博多織長財布の5アイテム。   ここでしか手に入らないアニバーサリーアイテムをお楽しみに。  

    福島県 会津塗オルゴール

    400年の長い歴史を誇る福島県の会津地方の伝統工芸「会津塗」。夜空のようなつややかな黒の漆塗りにゴールドで描かれたクライシス・ムーン・コンパクトとセーラー10戦士の守護星マークの蓋を開けば、『ムーンライト伝説』のオルゴールが奏でられる。  

    石川県 九谷焼丸皿(3種セット)

    石川県の加賀地方で生産される色絵磁器「九谷焼」。その鮮やかな色彩と縁起の良い伝統柄で、『美少女戦士セーラームーン』の世界を表現。セーラー5戦士の中心に幻の銀水晶があしらわれた丸皿、クライシス・ムーン・コンパクトを中心にちびムーン・コンパクトとセーラー戦士の守護星マークが並んだ丸皿、ルナ・アルテミス・ダイアナのシルエットが浮かぶキュートな丸皿の3種セット。    

    東京都 江戸切子グラス

    江戸の粋な美意識が息づく東京のガラス工芸「江戸切子」の繊細な細工と澄んだ煌めきに、美しい星々の瞬きをうつした江戸切子グラス。セーラー5戦士とスーパーセーラーちびムーンをイメージした薄紅色と、外部太陽系4戦士をイメージした瑠璃色の2種類。  

    香川県 香川漆器 漆塗り椀(ペアセット)

    多彩な色漆を使い繊細で緻密な模様を描き出す手法が特徴の「香川漆器」。朱色と黒色、色漆で鮮やかに彩られたスーパーセーラームーンとタキシード仮面のペアの漆塗り椀。クライシス・ムーン・コンパクトや幻の銀水晶、仮面やゴールデン・クリスタルといった二人のモチーフが金銀豪華な色づかいと伝統的な蒔絵仕上げで、お椀を華やかに飾る。  

    福岡県 博多織長財布

    経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を打ち込んで作られる絹織物「博多織」。その“しなやかでありながら丈夫”という特徴にセーラー戦士たちの美しく力強いイメージを重ねて、伝統の縞柄に守護星マークや幻の銀水晶のモチーフを織り込んだ長財布。       (c)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」製作委員会
  • 日本和文化振興プロジェクト「第2回日本和文化グランプリ」結果発表

    12.September.2022 | FASHION

    各分野の企業、協会、自治体が協業し、持続可能な日本の和文化発展の仕組みを構築・確立するため、2020年5月に設立された一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、「第2回日本和文化グランプリ」を開催し、計5作品の受賞を発表した。   元文化庁長官の近藤誠一が陣頭指揮をとり、副代表にユナイテッドアローズ名誉会長 重松理と、400年の歴史を誇る伊場仙14代目当主 吉田誠男が脇を固める一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトは、国籍居住地、年齢を問わず、和文化に携わる企業・団体・個人を対象に、日本が誇る優れた作品を顕彰するイベントとして当グランプリを開催。審査委員はシャネル合同会社 会長リシャールコラスや、モデルの秋元梢など、各界で活躍する11名が務め、栄えある5作品を選出した。  

    グランプリ

    塵取り・箒「Chiritori×Houki」羅琪(ロ チ)ちりとりは、一本一本を手で松本箒の特別な形と合わせて形を整え、それに徳島の天然染料『藍』で染色したものです。箒は、第三代の職人さんが長年の経験を積み重ねた技術とこだわりをもって、自家栽培したホウキモロコシを材料として作った、世界で一つだけの箒です。箒の取手部分とちりとりを完璧に合わせるため、何度も微調整を繰り返すことで、唯一無二の吊れる松本箒ちりとりセットを生み出しました。  

    準グランプリ

    漆芸「Ether」佐々木岳人   【講評】 伝統と革新。和文化の精神と本賞のパーパスが形になって現れたような作品である。ファスナーは開かない。表面は革製品に見えて、革ではない。蓋を開けると、艶やかな漆が広がる。思い込みはあっさりと裏切られた。そして触れる人、使う人の想像力を広げるパワーに満ちている。作り手はこの様子を想像して、にんまりしているのではないか。多くの気配りを施しながら、見事な匠の技が軽やかに決まっている。楽しい驚きを受けた。(田中里沙)酒器「和nagomiの酒器」 藤田和   【講評】 アールヌーボーの、植物に対する観察や繊細な造形化を透明なガラスの生命感と重ねていく精神との共通点をもっている。「和なごみ」では植物の線的な表現はよりライトだがそれがいくつものレイヤーや形の重なりあいによって、その場の雰囲気に浸透していくような共鳴を生み出している。漆や箔などの伝統技法をさりげなく幾重にもつかいながら、そこに「植物という生」のいきづかいをもたらす。現代的なエコロジーのとりこみといえる。(長谷川祐子)  

    優秀賞

    カウンターテーブル 「Floating Boat Counter -舟のように浮かぶカウンターテーブル-」 児玉理文(一級建築士)石川大樹(一級大工技能士/二級建築士)   【講評】 日本建築の伝統的技術である「舟肘木」をモチーフに、住まいの中心である家族のくつろぎの場所で建築と家具を一体化する実用性と日本の木構造の美しさを現代に生かした優れた作品である。舟肘木は日本の伝統的建築の中で住居系の建築、京都御所清涼殿、園城寺光浄院客殿等で使われ、寺社建築の斗栱とは異なる優美で品格のある構造意匠である。その美しく洗練された舟肘木をモチーフに建築と一体化したテーブルとして立体的に構成し、住まいの中心として家族が楽しく集まる美しい空間を作り出している。(堀越英嗣)折りたたみ式正座補助椅子 「patol stool SEIZA」平山日用品店 平山和彦・真喜子   【講評】 折りたたみ式の正座補助椅子であり、すぐにでも実用化できそうなコンセプトで、審査員からも好評であった。畳文化を気軽に楽しむのには、うってつけの補助器具で、めっきり正座の機会の減った現代人には強い味方になりそうだ。椅子の高さやサイズ感、それに細かく折りたためる収納あたりが、いい塩梅で、今までにはなかったものである。身体のサイズに対応したバリエーションや蝶番のデザイン性の検討など、さらに美しくなる可能性を秘めた傑作である。(秋元雄史)   日本の伝統文化と未来の伝統に繋がるアートワークから目が離せない。  
  • 『初音ミク』デビュー15周年を記念した伝統工芸・江戸切子グラス登場

    28.August.2022 | ANIME&GAME / FASHION

    日本を代表するバーチャル・シンガー『初音ミク』のデビュー15周年を記念した「初音ミク デビュー15周年記念 江戸切子グラス」が、2022年8月17日(水)より、390点限定でPREMICOオンラインショップにて販売開始した。   『初音ミク』をイメージした特注のブルーグリーンの色被せガラスに、透明感のある歌声を精緻な文様で表現。江戸切子は国の伝統的工芸品にも指定されているガラス工芸。光を透過して煌めく美しい表情は、ガラスのアートとなっている。「江戸切子協同組合」に加盟する老舗工房の職人により、一点一点、手作業で作られている。     特製桐箱に収めて届けられる、江戸切子グラスはイラストレーター・岩十氏による、本商品のための描き下ろしイラストを使用したアクリル展示台が付属している。           今しか手にはいらないスペシャル江戸切子グラスをお見逃しなく。     Art by 岩十 (c) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net