米アーティスト・ダニエル・アーシャムとポケモンがコラボ第三弾「A Ripple in Time」を東京5会場にて開催

07.February.2022 | ANIME&GAME / FASHION / SPOT

アメリカ人アーティスト、ダニエル・アーシャムの展覧会プロジェクト「A Ripple in Time(時の波紋)」は、ポケモンとのコラボレーションによるアートプロジェクトとして、2020年6月から8月にかけて、NANZUKA及びパルコ・ミュージアム・トーキョーにおいて、2つの展覧会を連続開催された第一弾「Relics of Kanto Through Time」、2021年1月にNYのペロタンにおいて開催された個展「Time Dilation」に続く、第三弾の展覧会プロジェクトとなり、過去最大規模となる。本企画用にアーシャムは、合計20点以上の彫刻作品に加えて、アニメーション、ペインティング、ドローイングと多岐にわたる作品を制作した。

 

本展は、NANZUKAの3つのギャラリー、NANZUKA UNDERGROUND(神宮前)、NANZUKA 2G(渋谷パルコ)、3110NZ(中目黒)に加えて、六本木ヒルズ内66プラザにおけるパブリックアート展示、丹下健三が設計した草月会館1Fにあるイサム・ノグチによる石庭を持つ草月プラザと、合計5つの展覧会会場によって構成した。2022年2月5日(土)の六本木ヒルズ 66プラザを皮切りに順次期間限定開催を開始。

 

 

グッズ

 

 

NANZUKA UNDERGROUND では、97年放送のテレビアニメ「ポケットモンスター」から総監督を務め、現在もクリエイティブスーパーバイザーとして後進の取り組みを見守る湯山邦彦とダニエル・アーシャムのコラボレーションによって生まれたアート作品としてのショートアニメーション「“A Ripple in Time” by Pokémon x Daniel Arsham」を発表。1月28日(金)よりティザームービーが公開された。

 

会期中、NANZUKA UNDERGROUNDではエディション作品のほか、結晶化したピカチュウのぬいぐるみを販売し、NANZUKA 2Gでは、本展のために製作された限定コレクションのTシャツやスウェット、キーチェーンなどをラインナップ。ダニエル・アーシャムとEYEFUNNY OBJECTSによる「Japanese Stone Crystalized Mew Card 」も販売する。

 

 

また、2020年にNANZUKAとParco Museum Tokyoで開催された「Relics of Kanto Through Time」にて展示した作品から今回発表する新作、湯山邦彦、ダニエル・アーシャムそれぞれとのインタビューを収録した作品集『ダニエル・アーシャムのポケモン図鑑』が2月4日(金)より発売開始し、こちらも目が離せない。

 

©Daniel Arsham Courtesy of NANZUKA
©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
Special Thanks to ArigaHitoshi and Kotobukiya Co., LTD.
Special Thanks to TOMY COMPANY,

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    銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」CDジャケット(2005)

    大滝 詠一「A LONG VACATION」40th トリビュートイラスト(2021)

     

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      時代を代表するクリエイターの、魅力的な東京の「彼女」たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかが?   ©2023 Eguchi Hisashi
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    チームラボ《teamLab:Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea》 

     teamLab: Impermanent Flowers Floating in a Continuous Sea」と題した本展では、全てが繋がっている一つの連続した海の中で、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖していく作品群が展示される。来場者は、作品空間に身体ごと没入し、自分と作品との境界のない世界を体験することができる。  
     《Black Waves: Immersive Mass》は、全て繋がっている一つの連続した波でできた作品。始まりも終わりもなく、来場者は、波でできた塊と対峙し、作品空間を進んでいくと、やがては波に引き込まれ、作品空間と連続していく。古典的な東アジアの美術の波は、よく線の集合で表現されるが、線の集合でできた波は、それらが流れの中の一部であることを気が付かせてくれる。そして、その線の集合には、波が生き物であるかのように、どこか生命を感じる。 

    チームラボ《Black Waves:Immersive Mass》©チームラボ

     《Black Waves: Immersive Mass》の海の中に現れる作品《増殖する無量の生命》は、花々が誕生と死を繰り返しながら、増殖と死滅を繰り返し、時間とともに移ろっていく。人々が花々にふれると、花々は散って死んでしまう。 

    チームラボ《増殖する無量の生命》©チームラボ

        本展では、この他に、燃焼する気体の流れによって描いた線の集合で炎を描く作品《憑依する炎》も展示する。この作品は、来場者がアプリ《Distributed Fire》を持って作品の炎に近づくことで、スマートフォンに炎がともり、作品を持ち帰ることができる。持ち帰った炎は、他の人のスマートフォンに近づけると、同じように炎がともり、炎をつなげることができます。炎を誰かにつなげ、その炎がまた他の誰かにつながっていくことで、炎は、世界中に広がっていく。 作品は、人々のネットワーク上に分散して存在し、分権型のアートとなっていく時、オリジナルが消滅しても存在し続ける。 

    チームラボ《憑依する炎》©チームラボ

     

     

    クム美術館 Photo:Tõnu Tunnel. Courtesy of the Art Museum of Estonia.

     

     エストニアを代表するクム美術館でチームラボの世界観に飛び込んでみては?