世界遺産・日光山輪王寺にある大猷院(たいゆういん)では、明日8月11日(祝・金)~15日(火)の5日間、釈迦三尊を祀る深秘「隠れ堂」を特別公開する。また、三仏堂境内では「夕涼みマルシェ in日光山輪王寺」も同時開催される。
隠れ堂はこれまで公開されることはなかったが、他の寺院では見られない形式を知ってもらうため、公開されることになった。
徳川3代将軍・家光公の霊廟(墓所)である大猷院の境内には、世界遺産に登録された22件の国宝と重要文化財が建てられているが、今回特別公開する「隠れ堂」は、本殿の裏側から参拝するとても珍しい形。
家光公の「祖父である家康公の墓所(東照宮)を凌いではならない」という遺言を受け、金と黒を基調とした重厚で落ち着いた造りになっている。
国宝に指定されている「拝殿」「相の間」「本殿」は、東照宮の方を向いており家光公の家康公に対する敬意を感じることができる。期間中は1,000名限定で金文字御朱印も登場するので、御朱印集めをしている人はぜひゲットして欲しい。
また、三仏堂境内では「夕涼みマルシェ」も開催。焼きそばや日光高原牛、日光天然氷のかき氷、栃木のビールなど地元栃木のグルメを堪能することができる。
ぜひこの機会に大猷院に足を運んでみよう。
大猷院「隠れ堂」特別公開
期間:2017年8月11日(祝・金)~8月15日(火)
時間:17:00~18:30(19:00閉門)
場所:日光山輪王寺 大猷院
料金:大猷院拝観券 大人550円/小中学生250円
夕涼みマルシェ in日光山輪王寺
期間:2017年8月11日(祝・金)~8月15日(火)
時間:12:00~19:00
場所:日光山輪王寺 三仏堂境内
※夕涼みマルシェ会場(三仏堂境内)と大猷院の間、無料シャトルバスが運行いたします。
(8月11日~8月15日の5日間16:30~19:30で運行予定)
Official site:http://rinnoji.or.jp/precincts/taiyuin
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幕末に京都守護職が本陣を構えた「くろ谷 金戒光明寺」は、2021年11月12日(金)から秋の特別拝観を開催する。幕末に京都守護職(会津藩)の本陣となった金戒光明寺は、新選組ゆかりの寺院。法然上人(浄土宗)が最初に念仏を唱えた寺院で、浄土宗第一号の寺院として念仏発祥の地ともいわれている。
【夜】紫雲の庭
【昼】山門と紅葉
【昼】紫雲の庭
【夜】山門と紅葉
夕暮れ時の境内
虎の間
大方丈庭園
御影堂
琴の生演奏
五劫思惟阿弥陀仏(アフロ仏)
秋の特別拝観では、日中夜間ともに普段非公開の書院と紅葉に彩られた回遊式庭園「紫雲の庭」を公開。書院では、伊藤若冲筆「群鶏図押絵貼屏風(ぐんけいずおしえばりびょうぶ)」や富岡鉄斎筆の屏風などの寺宝や、襖を開閉すると虎の数が変わる「虎の間」などを観覧することができる。「アフロ仏」としてメディアで話題の「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」も有名で、気の遠くなるような長い時間修行をした結果、伸びた髪の毛が渦高く積み重なったという珍しい姿をしており、「寿限無寿限無、五劫の擦り切れ」はここからきている。 日中拝観では、御影堂・大方丈・庭園に加え、市内を一望できる「山門」も特別公開。天気の良い日には大阪のあべのハルカスまで見渡せる山門上からの眺望は絶景だ。また、山門の楼上内部に安置された釈迦三尊像と十六羅漢像、天井一面に描かれた大迫力の「蟠龍図」も観覧可能となっている。 夜間拝観では、毎日3回「お琴や篠笛などの邦楽の生演奏」が方丈前庭園にて行われる。期間中の金・土・日には、通常よりも30分早く入場できる「プレミアム拝観プラン」を開催(ホームページにて事前予約が必要)。御用達職人もしくは庭園コンシェルジュ(植彌加藤造園)の案内つきで拝観することができる例年人気のプランだ。また、「紫雲の庭」の水面に映るライトアップされた紅葉も必見なのでお見逃しなく。Information
秋の特別拝観
浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺
所在地:〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
夜間拝観詳細:https://www.kurodani.jp/lightup/
日中拝観詳細:https://www.kurodani.jp/sp_daytime/
日中拝観
拝観期間:2021年11月12日(金)~12月5日(日)
拝観時間:10:00~16:30(最終入場 16:00)
特別拝観箇所:御影堂・大方丈・庭園 及び 山門の2か所
夜間拝観
拝観期間:2021年11月12日(金)~12月5日(日)
拝観時間:17:30~20:30(最終入場 20:00)
その他:大方丈前庭園にて邦楽の生演奏 毎日17:45~ 18:30~ 19:15~ 3回/日
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岐阜県高山市の街中にある、宿坊「Temple Hotel善光寺」が、無料の休憩スペースと様々な文化、仏教体験ができる場として、「体験カフェ高山善光寺(Activity Cafe Zenko-ji)」を2021年8月10日(火)にグランドオープンした。
風通しよく換気の良いお寺 コーヒーやお茶などドリンクはすべて無料 高山善光寺ラウンジエリア Wi-Fi、電源、トイレも自由にご利用ください 本堂でリモートワークや会議「お寺ワーク」。いつもと違う空間でアイデアも広がります コロナウイルス収束と心身のストレス軽減を願い、期間限定で〝厄除けカフェ善光寺”として2021年4月よりお寺を開放し、地元の方や観光客より好評を得て、継続が決定。 コロナ禍において、心身のバランスを崩す人が増えている中、地域の人のために、また徐々に戻りつつある旅行者のために「こういう時期こそ、お寺が心の平穏に繋がり、人々の拠り所になりたい。そして自分を取り戻し、元気になれる憩いの場を高山につくりたい。観光で賑わう高山が戻ってくることを願い、地域の人と観光客の人が自然に交流でき、ほっと一息できる空間を提供したい」と願う、Temple Hotel善光寺でマネージャーを勤める僧侶の山本海史が体験カフェ高山善光寺を立ち上げ、運営が始まった。 アメリカの大学を卒業し、英語教師の経験を経て出家し、僧侶になった異色のキャリアの山本は瞑想指導者資格を持ち、英語での瞑想指導や仏教プログラムの提供を得意とする。カフェ利用の希望者はお寺ならではの、暗闇のトンネルを歩く修行体験ができる戒壇巡りや、心と体を調える写経や写仏などが提供される。 心身を癒す空間が広がる体験カフェ高山善光寺へ足を運んでみては? Information
体験カフェ高山善光寺
住所:〒506-0025 岐阜県高山市天満町4-3
TEL:0577-32-8470予約不要
Official Site:https://oterastay.com/zenkoji/cafe/
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京都・覚雄山鹿王院は、京福電気鉄道株式会社の協力で、2020年11月14日(土)~12月6日(日)の23日間、秋の夜間特別拝観を実施する。
舎利殿 (2019年撮影)
鹿王院は日本最初の平庭式枯山水庭園が京都市指定名勝に指定されている、嵐電沿線屈指の由緒ある古刹。嵐電「鹿王院」駅から徒歩約4分という嵐山エリア内に位置しながら、嵐山の喧騒を全く感じさせない「静寂の別世界」を、心ゆくまで鑑賞できる夜間拝観として、今年開催5回目を迎える。参道 (2019年撮影) 襖絵が落成した鹿王院客殿
今年は拝観記念品として、記念御朱印を新たに用意。また、今年落成した現代美術作家・藤井隆也氏が描く56面の襖絵と、同氏の作品を展示する「令和の襖絵 五十六面落成記念拝観」も同時開催する。 鹿王院では、来年初頭から約2年9か月をかけて舎利殿の改修工事を予定している。混雑を避けて緑豊かな空間でお参りできる鹿王院夜間特別拝観へは、今年の参拝がオススメ。ぜひ京都に立ち寄る際は足を運んでみて。襖絵の一部 Information
鹿王院夜間特別拝観
開催期間:2020年11月14日(土)~12月6日(日)
開催時間:17時30分~19時30分 *最終受付19時00分
拝観料:ひとり2,000円 *抹茶と茶菓子・拝観記念御朱印付き
定員:平日100名、土日祝日150名
アクセス:嵐電 鹿王院駅下車 徒歩約4分
申込方法:嵐電webサイト専用フォームよりの事前申込 -
カトープレジャーグループは、熱海・河口湖・奈良に続き4施設目ふふブランドとなる「ふふ 日光」を、栃木県日光市・田母沢御用邸付属邸跡地に2020年10月2日(金)に開業する。
歴史と文化が香る日本リゾート
神聖な空気が漂うこの地は、明治時代から由緒ある場所として、現代に続いてきた。エントランスを入るとクラシック音楽が心地よく流れ、天井の高い木造建築から、柔らかさと心地よさが感じられる。その佇まいは、外壁の陰影や照明の温かさ、おごそかに光る金属の装飾が、静かで落ち着いた雰囲気の中に緊張感を演出している。 優雅で気品あふれる味わい
料理、器、共に日本の様式美を意識し、淡い光でおもてなし。四季折々の食材と栃木にまつわる食材を随所に取り入れるだけでなく、江戸時代に「日本三大珍味」といわれた雲丹、唐墨、このわたや「世界三大珍味」キャビア、フォアグラ、トリュフを使い、優雅で気品あふれる日本料理に仕上げる。日本人が好む繊細な味わいを丁寧で美しく表現することにより、和洋折衷の驚きの中にどこか懐かしさも感じられる「ふふ 日光」ならではの日本料理と鉄板焼きを楽しもう。 源泉は田母沢温泉 ふふ日光の湯
全てのお部屋にしつらえられた温泉や大浴場は、日光の大自然を全身に感じられ、露天風呂では力強い田母沢の木々や川のせせらぎ、鳥のさえずりを感じられる。四季で表情を変える風呂からの景色は絶景! 「ふふ日光」で日光の伝統と美を感じてみて。 Information
ふふ日光/FUFU NIKKO JAPAN/馥府 日光
開業予定日:2020年10月2日(金)
住所:栃木県日光市本町1573-8
Official site:https://www.kpg.gr.jp/
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三井不動産株式会社および株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」を2020年9月28日(月)に開業、予約の受付を2020年6月19日(金)より開始した。
このホテルは500年以上の歴史のある浄教寺を三井ガーデンホテルと一体開発することで、その伽藍再建を実現する全国的にも極めて稀有な取り組み。近時の人口減少・檀家離れが進む中、本事業は寺院・ホテルという異業種との共生により、「寺院再生」のモデルケースを示すことを目指しており、「寺院」との共存を意識した運営を実現いく。 ホテルの立地は、「京都河原町」駅に徒歩1分と至近で、昼夜ともに京都滞在を満喫できる四条河原町・先斗町・祇園へ徒歩圏。寺院と共存するホテルならではの特徴として、500年以上歴史のある浄教寺の、伽藍建替時の歴史的保管物を利用したアートや、朝のお勤め体験など、ハード・ソフトの両面で浄教寺との連携を実現する。 エントランスロビー
デザインのコンセプトは「寺のホテル」。ホテルのインテリアデザイナーには株式会社日建スペースデザインを起用し、浄教寺の伽藍の建替え時に保管していた象鼻や古木、金屏風等を館内の随所に配し活用しながら、白と黒のすっきりとしたデザインで、快適かつ上質な空間を創出した。ロビーからは寺院の本堂を垣間見ることができる開口を設け、寺院との一体感を感じられる。 上質でゆとりのある客室設計と大浴場
客室は、スタンダードタイプでも24m2とゆとりを持った設計をした。全室が2名以上で宿泊可能となり、3名対応可能なトリプルタイプの客室も設けている。また、全室で洗面をトイレ・シャワーブースと分離させて設置することで、利便性の高い居室空間を実現した。2階には大浴場を設置し、旅の疲れを癒す。 レストラン
2階のレストランには、福岡県で複数店舗を展開するONO GROUPが、県外初出店となる「僧伽(さんが)小野 京都浄教寺」を運営。ミシュランガイドにも掲載された「僧伽小野 一秀庵」の2号店であり、日本のお米文化、京野菜、鯛茶、西京焼き等の美味の競演を堪能できる。また、昼・夜は、ミシュラン掲載店「赤間茶屋 あ三五」監修の蕎麦も提供する。 浄教寺での体験
浄教寺は、1171年頃、平清盛の長男・平重盛を開基とし、1591年に寺町通に移転後、現在まで続く歴史ある浄土宗の寺院。ホテル開業後は再建された新本堂にて、宿泊者限定で早朝6時30分からの『朝のお勤め体験』や『写経体験』といった体験を実施し、寺院と連携していく予定だ。また、『朝のお勤め体験』に参加した人限定で、住職に御朱印を記帳いただくことができる予定。 浄教寺第44世住職 光山公毅住職 コメント
『香薫る京都ならではの滞在を』 ホテルに連なる伽藍は、約190年前の旧本堂を建て直し、伝統の匠の技に最先端の技術を加え、人々に潤いと安らぎを供する場所となりました。堂内荘厳も伝統と洗練の結晶であり、本尊阿弥陀如来の他、寺宝の浄土曼荼羅や平重盛公像、平家物語所以の琵琶等が現代建築と見事に融け合っています。通常堂内は非公開ですが、日常の充実のために非日常を体感する「佛道修養」をご一緒に体験いたしましょう。皆様と貴重なご縁を結べることを楽しみにしております。 他では体験できない、寺院とホテルが融合した世界をぜひ体験してみて。Information
三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺
住所:京都府京都市下京区寺町通四条下る貞安前之町620
電話:075-354-1131
アクセス:阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩約1分Official site:https://www.gardenhotels.co.jp/kyoto-kawaramachi-jokyoji/
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新型コロナウイルス感染症拡大によるストレス対策のため、誰でもお寺のお坊さんにオンライン相談できるサービス、お寺で「相談の窓口」の個人向けサービスを開始する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の日本国内での感染拡大防止に伴い、在宅勤務の実施等社会の急激な変化によるストレスが増大している中、ストレスや不安を抱える方々に寄り添うサービスとして、誰でもお寺のお坊さんにオンライン相談できるサービスが誕生した。
在宅勤務での不安、子育てに関する不安など、僧侶が悩みを聞き、現代社会が抱える様々な悩みに寄り添う。宗教宗派に関係なく相談可能だが、対応言語は日本語のみ。完全予約制のオンラインサービスとなり、相談料の目安は2,000円だが、相談者が相談後に金額を決めるシステムとなっている。 青江覚峰 緑泉寺住職
遠島光顕 真宗大谷派教願寺副住職
相談できる僧侶は、現代仏教界で精力的に活躍する僧侶を中心に、MBAを持つ僧侶やメンタルヘルスセミナーの開催経験を持つ僧侶など。僧侶は悩みを聞き、場合によっては写経などの修行を通して相談者が自己と向き合う時間を提供、悩みを和らげる手伝いをする。 誰かに話したいけどリアルな知人には話せない・・・不安な気持ちを軽くする1つの方法として、利用してみては。Information
お寺で「相談の窓口」:https://oteranavi.com/kibou_touroku_form/
*対応可能な相談希望数を超えた場合は相談対応できない可能性がございますので御了承ください。