『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』公開記念浮世絵木版画 限定発売

05.April.2022 | ANIME&GAME / FASHION

世界に誇る浮世絵の基礎となる彫りと擦りの伝統工芸技術を継承するために、伝統を守りつつ新しい挑戦を続け、様々な作品をプロデュース・企画・制作する株式会社版三は、2022年3月4日に公開された、『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021』の公開記念 浮世絵木版画を3月30日(水)より発売した。

 

公開記念浮世絵木版画では、ドラえもんやのび太たちが、ひみつ道具「スモールライト」で小さくなり、ピリカ星のパピのもとへ駆けつけるシーンがデザインされた。「スモールライト」から放たれる光には、江戸模様の七宝柄を施しており、この模様はどちらの方向にも限りなく繋がり伸びていく文様であることから、縁起が良いとされている。
また、映画の中でもキーアイテムとなる、ひみつ道具「スモールライト」のシルエットを切り取った特別製の台紙が特徴で、宇宙の雄大さと星々の瞬きを表現した特別額入りの製品となっている。

 

浮世絵木版画制作の様子

 

職人による彫り作業

職人による摺り作業

 

彫り、擦りに使われた版木(はんぎ)の一部。色別に版木を何枚も彫り、その版木の数だけ何度も擦り重ね、やっと一枚の浮世絵木版画作品が完成する。

 

 

 

江戸時代から伝承された彫師、摺師の非常に繊細で高度な技術により、一枚一枚、何とも言えない手づくりの風合いが醸し出される逸品に注目してほしい。

 

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    のび太の部屋をイメージしたシャツが登場!

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