日本人ゲームデザイナーによるボードゲーム「SCOUT」がドイツ年間ゲーム大賞にノミネート

09.June.2022 | ANIME&GAME

オインクゲームズが海外展開をするボードゲーム「SCOUT」(作者:梶野桂)が、2022年5月23日、ボードゲーム界最高峰のドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)にノミネートされた。ボードゲームで最も権威ある賞の一つで、日本人ゲームデザイナーによる作品のノミネートは7年ぶり2回目。


ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)は、1979年から30年以上の歴史をもつ、ボードゲームで最も権威ある賞の一つ。年間ゲーム大賞、年間キッズゲーム大賞、年間エキスパートゲーム大賞の3部門があり、前年にドイツで発売されたボードゲーム作品の中から3作品がノミネート、1作品が大賞となる。日本人ゲームデザイナーによる作品のノミネートは『街コロ』以来、7年ぶり2回目。日本発のメーカーによる作品のノミネートは43年の賞の歴史の中で初めてで、ヨーロッパ・北米以外のメーカーとしても初となる。大賞の発表は2022年7月16日の予定だ。

 

「SCOUT」とは

いきなりサーカスの団長に任命されてしまったあなた。今いるメンバーで、ライバルに勝てるようなショーをなんとか組んでいかなければなりません。チームは適材適所。あなたのサーカスに足りない役割は、ほかのサーカス団からどんどんスカウトしてきましょう!一人加わるだけですばらしい連鎖反応が起き、誰も太刀打ちできないショーを組むこともできるかもしれません。いまいるメンバーで戦うか、今はじっと待ってメンバーを集めるか… 

決断がうまくハマったときが最高に気持ちいい、スピード感あふれるカードゲーム。

 

「SCOUT」は、梶野桂氏による傑作ボードゲーム『SCOUT!』を、オインクゲームズが日本国外流通版としてテーマ・アートワークを一新したもの。日本国内では、オリジナル版の『SCOUT!』がワンモアゲームから発売されており、2022年6月3日現在、日本国内での海外流通版の一般販売はされていない。

 

RANKING

  • DAILY
  • MONTHLY

FOLLOW US