FEMM、「Falling For A Lullaby」のMV発表&ヨーロッパ・ツアーの全日程が決定

07.July.2022 | MUSIC

フィメール・ラップ・デュオ、FEMM。日本では知る人ぞ知る存在だが、最新アルバム「Tokyo Ex Machina」のパイロット・ソング「We Got Each Other」が、全米の主要ラジオチャート『MEDIABASE / Activator Chart』に12週に渡って連続チャート・イン、最高48位(2022/6/22付)まで浮上した。

 

元々、ガールクラッシュの先駆けとなった代表曲「Fxxk Boyz Get Money」擁する1st アルバムが、全米「Billboard Chart」の「World Albums」でトップ10入り、イギリスでも「HMV」全店で「Best Indies Album」に選出されるなど、欧米を主戦場に唯一無二の活動を続けてきた彼女たち。

 

コロナ禍によって、欧米のフェス出演が全てキャンセルになる中、5年以上の歳月をかけて完成させた渾身の作品が『Tokyo Ex Machina(機械仕掛けの東京という意)』だ。

 

その中から、2018年にリリースされ、後にBTSの「Butter」なども手掛けた『Jenna Andrews』が参加した「Falling For A Lullaby」のミュージックビデオが公開された。サイバーパンク・リバイバルの追い風を背に、アルバムの中で再び傾聴を集めているニューウェイヴな1曲となっている。

 

Falling For A Lullaby(Music Video)

 

映像面でも、これまでに「vice」「Noisey」「DAZED」など、欧米のハイセンスなメディアから高い評価を得てきたFEMM。今回の映像には、盟友で同じく世界中に多くのファンを持つコレクティヴ「BRDG」や日本屈指のレーザー・アーティスト「YAMACHANG」らが参加し、XR分野で何度もタッグを組んできた「AVC」のラボで撮影された光と色の異様さが際立つ作品。

 

抑圧された感情を可視化したノイズの束が、投影された可動式の巨大なLEDウォールが蠢く空間に、檻と螺旋が光彩で描かれる。その様子には『不穏』という言葉がぴったりで、それが、夏の夜の不安定な心を揺さぶる。

 

7月には、イギリス・フランス・ドイツを巡るEUツアーが行われるので、ぜひチェックしてみて。

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    代表曲『Fxxk Boyz Get Money』の過激かつテクニカルなラップが、L.A.のティーンネイジャーを中心にスマッシュ・ヒット。

    ”Perez Hilton (ペレス・ヒルトン)” や “Anna Dello Russo (アンナ・デッロ・ルッソ)” など欧米の超有名インフルエンサーがこぞってシェアし、アメリカ本国の「vice」やイギリスの「DAZED」「Huffington Post」をはじめ世界各国主要メディアから高評価を得てきた日本製マネキン・ラップ・デュオ "FEMM (フェム)“。


    そんな彼女たちが、今のリバイバル・ブームに先行して2015年よりコンセプトに掲げてきたのが「80年代・90年代リバイバルだ。先日、その集大成として、その時代を彩った日本の名曲のみをフューチャー・ポップにカバーしたアルバムのリリースを発表したが、それに先駆けて本日、収録曲のひとつ WINKの『淋しい熱帯魚』のMVを完全コピーした映像が公開された。

     


    FEMM - 淋しい熱帯魚





    『淋しい熱帯魚』は、80年代を席巻したWINKの代表曲で、当時、その ”無表情” ぶりは大きな話題をさらった。しかし、今回はそれをさらに凌ぐマネキンならではの無表情・無感情ぶりを披露している。


    映像制作面でも、1カット毎の構図から細部にわたるダンスの振り付けまで、オリジナルを完璧に再現したものになっており、画面サイズも当然4:3で制作されている。画質や色味に関しても時代考証的に仕上げつつも、曲名テロップは「淋しい熱帯魚(2017)」にするなどの遊び心、ファッション面でのオマージュとナウネスのMIX具合然り、ただの再現ビデオではなく、リバイバルというキーワードを強く感じさせる作品に仕上がっている。


    カバーアルバム『80s/90s J-POP REVIVAL』は、10月18日に配信先行リリース。CDや、これまた80年代を意識したカセットテープは、10月25日に発売となる。



    FEMMの活動から目が離せない!

     

     

    ■Information

    <FEMM Release Info>
    Cover Album『80s/90s J-POP REVIVAL』
    配信リリース:10/18
    CDリリース:10/25

    プレオーダー受付中!
    http://femms.jp/discography/



    01 My Revolution feat. Akina, Anna & Mikako from FAKY
    02 Candy Girl
    03 淋しい熱帯魚
    04 どんなときも。
    05 すみれ September Love
    06 There will be love there -愛のある場所-
    07 Dear Friends
    08 浪漫飛行
    09 卒業
    10 BELIEVE IN LOVE
    11 SEVEN DAYS WAR
    12 今夜はブギー・バック (nice vocal) feat. Lil' Fang from FAKY & Yup'in

    ーーーーー

    <FEMM Info>
    FEMM OFFICIAL WEB:https://femm.jp

     

  • マネキンデュオ “FEMM” が、LIZをフィーチャリングに迎えた新曲「Do It Again」のミュージックビデオ発表

    20.April.2017 | MUSIC

    マネキン・ラップ・デュオの「FEMM」が、アメリカの女性アーティスト「LIZ」をフィーチャリングに迎えた新曲「Do It Again」のミュージック・ビデオを発表した。

    今回の楽曲は、2016年以降、自身の音楽テーマに据えてきた「80年代リバイバル」の集大成とも言える作品。当時、一世を風靡したTVゲームに登場するヒロインたちの心境を歌ったエモーショナルな1曲だ。

    悪者にさらわれ、従順で弱い存在として描かれることが多いヒロインだが、本当は、もっと強くたくましい女性だったのではないか?という現代的な解釈で、FEMMらしい新たなガールズ・アンセムに仕上がっている。

     

    Do It Again feat. LIZ (Fake 3D Music Video)

     

    これまで、イギリスの「DAZED」やアメリカの「creators project (現:creators)」といった世界的メディアからの高評価を得るなど、毎回、映像面でも大きな注目を集めてきた彼女たち。今回も期待を裏切らない「SPLIT DEPTH」という手法を用いた「Fake 3D Music Video」になっており、目の錯覚を利用して奥行きや立体感を感じさせる ”アナログ映像” に仕上がっている。フィーチャリング・アーティストのLIZは、Diplo率いる人気レーベル「MAD DECENT」初の女性契約アーティスト。これまでPharrell Williams、Ryan Hemsworth、Usher、ZEDDといった人気アーティストとのコラボレーションを果たしている。ライターとしても評価の高い彼女は、今作のメロディーと英詞も担当した。

    おなじみのラバー衣装は、世界で最も有名なラバー専門店と言っても過言ではない、本場イギリスの「House of Harlot」製。ロンドン在住のLouby McLoughlinがスタイリングを担当した。そんなFEMMは現在、デンマークとロンドンでの公演のために渡欧中。FEMMの国内外での活躍に注目だ。

     

    ■Information

    デジタルシングル

    Do It Again feat. LIZ

    2017.5.3 Available

    FEMM OFFICIAL WEB:https://femm.jp

     

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